JPH06778A - ロッドブレーカ装置 - Google Patents

ロッドブレーカ装置

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Publication number
JPH06778A
JPH06778A JP18622292A JP18622292A JPH06778A JP H06778 A JPH06778 A JP H06778A JP 18622292 A JP18622292 A JP 18622292A JP 18622292 A JP18622292 A JP 18622292A JP H06778 A JPH06778 A JP H06778A
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JP
Japan
Prior art keywords
tip
arm
rod
piece
base end
Prior art date
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Pending
Application number
JP18622292A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsutoshi Aoki
木 勝 利 青
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KANOBOORING KK
Original Assignee
KANOBOORING KK
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH06778A publication Critical patent/JPH06778A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 二重管ロッドの内・外管をチャックピースを
取り替えないで、それぞれのねじ継手をゆるめる。 【構成】 U字形のフックジョー100の先端内側に2
段刃のチャックピース110が取り付けられ、基端には
ロータリアクチュエータ120が装着され、かつその回
動軸が回動自在に枢着されている。そして、基端がピー
ス310に枢着されたアーム200の先端近くが前記回
動軸にキー止めされ、アーム200の先端にはチャック
ピース210が取り付けてある。ロータリアクチュエー
タ120の作動で2段刃のチャックピース110とアー
ム200先端のチャックピース210を内管3または外
管2にあてがい、ピストンロッド310を縮めることに
より、継手のねじをゆるめる。内管3と外管2の把持の
切換は、レバー430を手動で移動させることにより、
アーム200基端のピン220を上下方向にガイドする
ガイド板410を前後にスライドさせて行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は削孔機等の機台に設けら
れ、ロッドクランプで把持されたボーリングロッドのね
じ継手をゆるめるためのロッドブレーカ装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のロッドブレーカ装置は図12、図
13に示すようなものがあった。図に示すように、機台
1に立設されたブレーカブラケット20に内装された円
弧状ガイド長孔21にそってピストンロッド31がアー
ム基端を上下動させ、このアーム40先端のピース41
とフックジョー50先端のピース51とでボーリングロ
ッド1を把持していた。フックジョー50基端はアーム
40の先端近くでロータリアクチュエータ42の回動軸
(図示せず)にキー止めされ、前記フックジョー50は
ロータリアクチュエータ42の駆動により先端が左右に
回動するようになっていた。
【0003】このロッドブレーカ装置を用いてボーリン
グロッド1のねじ接手をゆるめるには、先ずフックジョ
ー50の先端が上った図示しない状態(ピース41、5
1はボーリングロッド1を把持していない)からロータ
リアクチュエータ42を作動させてフックジョー50の
先端を左方向に回動させると、図13に示すようにピー
ス41、51がボーリングロッド1を把持する。
【0004】次に、シリンダ30を駆動してピストンロ
ッド31を縮めると、アーム40の基端は円弧状ガイド
長孔21にそって下降するのでボーリングロッド1はピ
ース41、51間で把持されて右回転する。この場合ピ
ース41、51で把持されたねじ継手の相手の部分、即
ち他のボーリングロッド先端部を、図示しないロッドク
ランプで把持していると、締め付けられたねじ継手はゆ
るむ。引続きピストンロッド31を伸縮することによ
り、パイプレンチと同様の理屈でねじがゆるめられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、前記ロッド
ブレーカ装置は単管のねじ継手をゆるめることはできた
が、二重管ロッドの内外管をゆるめるためにはピースの
取り替えが必要で、その作業は手間のかかるものであっ
た。
【0006】本発明は前記した問題点を解決するもの
で、ガイド板を前後に移動させることにより、ピースを
取り替えることなく、二重管ロッドの内外管のねじ継手
をゆるめることのできるロッドブレーカ装置を提供する
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のロッドブレーカ
装置は、U字形に形成され、一方端の内側に2段刃ピー
スが取り付けられ、他方端にロータリアクチュエータが
装着され、かつその回動軸が回動自在に装着されたフッ
クジョーと、先端にピースが取り付けられ、基端がピス
トンロッド先端に枢着され、先端近くが前記回動軸にキ
ー止めされたアームと、前記ピストンロッドを伸縮させ
て、前記アーム基端を上下動させるシリンダと、
【0008】機台に立設され、前記アーム基端のピンを
ガイドする上下方向の円弧状長孔を有し、かつ上下端が
ガイド孔に沿って前後方向に移動するガイド板が内装さ
れ、該ガイド板を前後方向に動かせるリンク装置を動か
すレバーを具備したブレーカブラケットとより成ること
を特徴とする。
【0009】
【作用】レバーを前後動させてガイド板を後部位置と前
部位置とにセットすることにより、外管、内管がそれぞ
れ把持され、それぞれのねじ継手をゆるめることができ
る。
【0010】
【実施例】以下添付図に基づいて本発明の実施例を説明
する。図1は本発明の一実施例を示す一部切断した平面
図、図2は本発明の一実施例を示す一部切断した正面
図、図3は本発明の一実施例を示すブレーカブラケット
の正面図、図4〜図7は本発明の一実施例を示すボーリ
ングロッドの外管をゆるめる動作の説明図、図8〜図1
1は本発明の一実施例を示すボーリングロッド内管をゆ
るめる動作の説明図である。
【0011】図1〜図3において、100はフックジョ
ーで、U字形に形成され、一方端の内側に外管用と内管
用の2枚刃を有する2段刃ピース110が取り付けられ
ている。また、他方端にはロータリアクチュエータ12
0が装着され、その回動軸121はブッシュ130、1
30を介して回動自在に枢着されている。(図1)。
【0012】200はアームで、先端にピース210が
取り付けられ、基端はピストンロッド310の先端にピ
ン220で枢着されている。そして、前記アーム200
の先端近くは、前記ロータリアクチュエータ120の回
動軸121にキー140止めされている。(図1)。3
00はシリンダで油圧、空圧等の流体圧により、ピスト
ンロッド310を伸縮させて、前記アーム200の基端
を上下動させる。
【0013】400はブレーカブラケットで、ガイド板
410が内装され、このガイド板410はレバー430
を前後方向に移動させることにより、リンク装置420
を介して後部位置(図2の位置)と前部位置とにセット
されるようになっている。前記ガイド板410は上・下
端がブレーカブラケット400の両側面に設けられたガ
イド孔440、440にそって前後に動くようになって
おり、この前後動はブレーカブラケット400両側のリ
ンク421、421を、レバー430を前後させて移動
させる(図3)。
【0014】リンク421、421はS字状の屈折部が
レバー430の下端に枢着されており、レバー430の
途中はブレーカブラケット400にピン450で枢着さ
れている。従って、レバー430を前後動させると、レ
バー430の下端はピン450を中心にして後方及び前
方に動くので、リンク421、421は後方位置、前方
位置に動き、レバー430のノック431でそれぞれの
位置を規正されるので、後方位置と前方位置で動かない
ようにセットされる。本実施例の場合はフックジョー2
00がロータリアクチュエータ120の回動軸121に
対し回動自在でアーム200が回動軸120にキー止め
されているが、その反対の構造にしても良い。
【0015】次に、本装置の作動を説明する。二重管ロ
ッドの外管2のねじ継手をゆるめる場合はレバー430
を前方に位置させ、ガイド板410は後方位置にセット
される。図4の状態から同一回路を経て圧油を送り、ア
クチュエータ120をシリンダより先に作動させると、
フックジョー100は左回転して(アクチュエータの回
動軸を右回転させるとアーム200にキー止めされた回
動軸の反力で左回転する)、図5の状態を経て、図6に
示すように外管2を把持する。この状態でシリンダ30
0を作動させると、ピストンロッド310が縮むのでア
ーム200の基端がガイド板410の円弧状ガイド板4
11にそって下降し、図7に示すように外管2を右方向
に回転させねじ継手をゆるめる。
【0016】この状態で、ピストンロッド310を上下
動させると外管2は少しづつ右回転し、ねじ継手がゆる
む。図4に示す最初の作業前姿勢(収納時)に戻すには
ロータリアクチュエータ120の回動軸を左回転させる
と、フックジョー100が右回転して先端が立ち上り、
フックジョー100の上背面はストッパー460に、ア
ーム200の下端は機台10の突起11に当接して停止
する。
【0017】内管3のねじ継手をゆるめる場合はレバー
430を後方位置させ、ガイド板410は後方位置にセ
ットされる。こうすることにより、従来同様にロータリ
アクチュエータ120を作動させることにより、図8の
作業前姿勢から図9〜図10に示すようにフックジョー
100が回動して2段刃ピース110の内側の刃111
とアーム基端のピース210とで内管3を把持する。後
の動作は外管の場合と同じである。
【0018】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、二重管ロ
ッドのねじ継手をピースを取り替えることなく、レバー
を移動させる操作だけでゆるめることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す一部切断した平面図で
ある。
【図2】本発明の一実施例を示す一部切断した正面図で
ある。
【図3】本発明の一実施例を示すブレーカブラケットの
正面図である。
【図4】本発明の一実施例を示すボーリングロッドの外
管をゆるめる動作の説明図である。
【図5】本発明の一実施例を示すボーリングロッドの外
管をゆるめる動作の説明図である。
【図6】本発明の一実施例を示すボーリングロッドの外
管をゆるめる動作の説明図である。
【図7】本発明の一実施例を示すボーリングロッドの外
管をゆるめる動作の説明図である。
【図8】本発明の一実施例を示すボーリングロッドの内
管をゆるめる動作の説明図である。
【図9】本発明の一実施例を示すボーリングロッドの内
管をゆるめる動作の説明図である。
【図10】本発明の一実施例を示すボーリングロッドの
内管をゆるめる動作の説明図である。
【図11】本発明の一実施例を示すボーリングロッドの
内管をゆるめる動作の説明図である。
【図12】従来のロッドブレーカ装置の平面図である。
【図13】従来のロッドブレーカ装置の一部切断した正
面図である。
【符号の説明】
2 外管 3 外管 10 機台 11 突起 100 ブックジョー 110 2段刃ピース 111 内側の刃 120 ロータリアクチュエータ 121 回動軸 130 ブッシュ 200 アーム 210 ピース 220 ピン 300 シリンダ 310 ピストンロッド 400 ブレーカブラケット 410 ガイド板 411 円弧状ガイド長孔 420 リンク装置 421 リンク 430 レバー 431 ノック 440 ガイド孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 U字形に形成され、一方端の内側に2段
    刃ピースが取り付けられ、他方端にロータリアクチュエ
    ータが装着され、かつその回動軸が回動自在に枢着され
    たフックジョーと、 先端にピースが取り付けられ、基端がピストンロッド先
    端に枢着され、先端近くが前記回動軸にキー止めされた
    アームと、前記ピストンロッドを伸縮させて、前記アー
    ム基端を上下動させるシリンダと、 機台に立設され、前記アーム基端のピンをガイドする上
    下方向の円弧上長孔を有し、かつ上下端がガイド孔にそ
    って前後方向に移動するガイド板が内装され、該ガイド
    板を前後方向に移動させるリンク装置を動かすレバーを
    具備したブレーカブラケットとより成ることを特徴とす
    るロッドブレーカ装置。
JP18622292A 1992-06-19 1992-06-19 ロッドブレーカ装置 Pending JPH06778A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002194984A (ja) * 2000-12-27 2002-07-10 Furukawa Co Ltd ロッドのねじ弛め装置
CN102259326A (zh) * 2010-05-28 2011-11-30 株式会社大宇建设 自动耦合器连接设备和使用该设备机械地连接部件的方法

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