JPH0677749U - マスク - Google Patents

マスク

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Publication number
JPH0677749U
JPH0677749U JP2623493U JP2623493U JPH0677749U JP H0677749 U JPH0677749 U JP H0677749U JP 2623493 U JP2623493 U JP 2623493U JP 2623493 U JP2623493 U JP 2623493U JP H0677749 U JPH0677749 U JP H0677749U
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JP
Japan
Prior art keywords
mask
head
light
front surface
main body
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Withdrawn
Application number
JP2623493U
Other languages
English (en)
Inventor
正 板垣
繁夫 高村
Original Assignee
正 板垣
アイライフ株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 正 板垣, アイライフ株式会社 filed Critical 正 板垣
Priority to JP2623493U priority Critical patent/JPH0677749U/ja
Publication of JPH0677749U publication Critical patent/JPH0677749U/ja
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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成のマスクを頭部に装着して、眼に
入る光を選択的に遮光し、身体を拘束されることなく、
リラクゼーション効果を得られるようにする。 【構成】 頭部12の前面に密着する遮光性を有するマ
スク本体11の眼13に対向する位置に突出してひさし
部14を設け、ひさし部14に横長のスリット状の開放
窓15を形成し、装着者は外部を見ることができるとと
もに、外部から眼13に入る光を少くする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、人体の頭部に装着して眼に入射する光を選択的に遮光し、リラクゼ ーション効果を得るに好適なマスクに関する。
【0002】
【従来の技術】
心身をリラックスするための健康機器の1つとして、図5に示すようなカプセ ル椅子が知られている。図5において、椅子1の背部2の上部には、半球状の遮 光性を有するカプセルフード3が開閉可能に設けられており、カプセルフード3 の両側には、音響を再生するステレオスピーカ4が取り付けられている。
【0003】 使用者は、椅子1に腰掛けて背部2上に横たわり、カプセルフード3を回転し て頭部を被覆する。この状態で、頭部はカプセルフード3内の小空間内に入り、 外界から入射する光や音を遮断し、ステレオスピーカ4によって再生される音楽 のみをリラックスした状態で楽しむことができる。また、頭部をカプセルフード 3により被覆することにより、精神統一と心身の活性化を図ることができ、特に 精神安定訓練時に必要なα波の計測を容易に行うことができる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のようなカプセル椅子においては、外界の光や音が遮断さ れた小空間が必要となるため、一定容積のカプセルフード3が必要となる。また 通常の椅子に着席するだけのときは、外界を見るためにカプセルフード3を回転 させて頭部を開放しなければならず、このための回転機構が必要となり、カプセ ル強度も増大させなければならない。この結果、カプセルフード3が大型で重い ものとなるという問題があった。
【0005】 特にリラクゼーション効果を高めるために、椅子1に体感振動器を取り付けた 場合、カプセルフード3の重量増による異常振動が発生しやすく、体感振動器に よる心地よい振動が得られなくなる欠点もあった。さらにカプセル内の音響効果 をよくするためには、カプセルフード3の容積を大きくしなければならず、コス ト増の要因となり、保守や輸送のためのコストも増大するという問題もあった。
【0006】 本考案は、このような状況に鑑みてなされたもので、簡単な構造で眼に入射す る光を選択的に遮光することができ、身体が拘束されることなくリラクゼーショ ン効果を得ることができるマスクを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載のマスクは、人体の頭部に装着し、眼に入射する光を選択的に 遮光するマスクであって、頭部12前面に密着し遮光性を有するマスク本体11 と、マスク本体11を頭部12前面に装着した状態における眼13に対向する位 置に、マスク本体11から突出して設けられ、視線の位置に横長のスリット状の 開放窓15が形成されたひさし部14と、マスク本体11を頭部12に保持する 保持部材としてのつる16を備えたことを特徴とする。
【0008】 請求項2に記載のマスクは、開放窓15に着色された透明スクリーン17を着 脱可能に設けたことを特徴とする。
【0009】 請求項3に記載のマスクは、つる16に頭部12前面に接触する脳波検出端子 18を設けたことを特徴とする。
【0010】
【作用】
請求項1に記載のマスクにおいては、マスク本体11は遮光性を有するので、 マスク本体11を通して眼13に入射する光は殆どない。また、ひさし部14に 形成された開放窓15はスリット状であるので、開放窓15を通して眼13に入 射する光は僅かである。従って、遮光されたカプセル効果を得ることができ、瞑 想状態となることができる。しかも、装着者が外部を見ることは可能であり、マ スクの着脱もつる16を介して容易に行うことができる。
【0011】 請求項2に記載のマスクにおいては、開放窓15に着色された透明スクリーン 17を着脱可能に設けたので、装着者は瞑想時に気分の高揚によって色調を変え ることができる。
【0012】 請求項3に記載のマスクにおいては、つる16に前頭葉に密着する脳波検出端 子18を設けたので、マスク装着時に脳波の計測を行うことができる。
【0013】
【実施例】
以下、本考案のマスクの実施例を図面を参照して説明する。
【0014】 図1及び図2に本考案の一実施例の構成を示す。マスク本体11は、スモーク 処理などで遮光性をもたせたプラスチック板で、装着者の頭部12の前面上部に 密着するように形成されている。マスク本体11が装着者の眼13に対向する位 置には、遮光性を有する材料で帽子のツバ状に形成されたひさし部14が横方向 に取り付けられている。また、ひさし部14には横長の開放窓15が厚さ方向に 貫通して形成されており、眼13により開放窓15を通して外部が見えるように なっている。またマスク本体11には、頭部12の両側を挾持する、つる16が 取り付けられている。
【0015】 次に、本実施例の作用を説明する。頭部12の前面は、遮光性を有するマスク 本体11により密着被覆されているので、マスク本体11を通して眼13に光が 入ることはない。また、ひさし部14も遮光性を有する部材で形成されているの で、ひさし部14の外周から眼13に光が入ることはない。ひさし部14に形成 されたスリット状の開放窓15からは光が入るが、スリットの幅が狹いため、眼 13に到達する光の光量は僅かである。従って、マスクを装着した状態では、眼 13には光が殆んど入らず、瞑想状態を保つことが可能となる。しかもマスクを 装着した状態で、開放窓15を通して、装着者は外部を見ることができる。また 、つる16によりマスクの着脱を容易に行うことができる。
【0016】 上記のようなマスクを頭部12に装着した状態では、外側からは、マスク装着 者の視線は見えないので、装着者の知覚意図や個人識別を外部の人に察知される ことがなく、心理的に安定した状態を保つことができる。
【0017】 本実施例によれば、従来のカプセル椅子を用いることなく、身体を拘束されず にリラクゼーション効果を得ることができる。
【0018】 なお、図2に示すように、開放窓15に着色された透明スクリーン17を着脱 可能に設けることにより、色調を選択して瞑想時の気分をさらに高揚することが できる。また、つる16が装着者の前頭部に接する位置に、脳波測定用センサの 端子18を設けることにより、マスク装着時に脳波の測定を行うこともできる。
【0019】 また、図3に示すように、マスク本体11を下方に延長して口元をカバーする ことにより、車両などに乗って睡眠をとるときに、口元をふさぐことができる。 この場合、口元をふさぐ部分11aをマスク本体11に対して着脱可能としても よい。さらに瞑想時に音楽を聴く場合には、図4に示すように、マスクの他にス テレオヘッドホン19を頭部12に装着する。このようにすれば、従来のカプセ ルフード3にステレオスピーカ4を設けた場合と同様に、瞑想状態で音楽を聞く ことができる。
【0020】 なお、本実施例で示したマスクをサングラスの左右1対のフレームに装着する ことにより、ガラスのない遮光性を有するサングラスを構成することができ、ガ ラスの曇りなどにより視野が見えにくくなることを防ぐこともできる。
【0021】 また上記実施例では、保持部材として、つる16を用いた場合について説明し たが、つる16の代りにヘアバンドなどを用いてもよい。
【0022】
【考案の効果】 以上説明したように、請求項1に記載のマスクによれば、頭部前面を被覆する 遮光性のマスクの視線の位置に横長のスリット状の開放窓が形成されたひさし部 を設けたので、頭部に装着したときに眼に入る光をほとんど遮光することができ 、瞑想状態を保つことができ、身体を拘束されずにリラクゼーション効果を得る ことができる。
【0023】 また請求項2に記載のマスクによれば、開放窓に着色された透明スクリーンを 着脱可能に設けたので、開放窓から入射する光の色調を選択して瞑想時の気分を さらに高揚することができる。
【0024】 また請求項3に記載のマスクによれば、保持部材に頭部前面に接触する脳波検 出端子を設けたので、マスク装着時に脳波の測定を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のマスクの一実施例を頭部に装着した状
態を示す斜視図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】本考案のマスクの他の実施例を頭部に装着した
状態を示す正面図である。
【図4】本考案のマスクの一実施例とステレオヘッドホ
ンとを同時に頭部に装着した状態を示す斜視図である。
【図5】従来のカプセル椅子の一例の構成を示す斜視図
である。
【符号の説明】
11 マスク本体 12 頭部 13 眼 14 ひさし部 15 開放窓 16 つる(保持部材) 17 透明スクリーン 18 脳波検出端子

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人体の頭部に装着し、眼に入射する光を
    選択的に遮光するマスクであって、 前記頭部前面に密着し遮光性を有するマスク本体と、前
    記マスク本体を前記頭部前面に装着した状態における前
    記眼に対向する位置に、前記マスク本体から突出して設
    けられ、視線の位置に横長のスリット状の開放窓が形成
    されたひさし部と、 前記マスク本体を前記頭部に保持する保持部材とを備え
    たことを特徴とするマスク。
  2. 【請求項2】 前記開放窓に着色された透明スクリーン
    を着脱可能に設けたことを特徴とする請求項1記載のマ
    スク。
  3. 【請求項3】 前記保持部材に前記頭部前面に接触する
    脳波検出端子を設けたことを特徴とする請求項1記載の
    マスク。
JP2623493U 1993-04-21 1993-04-21 マスク Withdrawn JPH0677749U (ja)

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JP2623493U JPH0677749U (ja) 1993-04-21 1993-04-21 マスク

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JPH0677749U true JPH0677749U (ja) 1994-11-01

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ID=12187642

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19970703