JP3038782U - 耳当て音声制御具を備えたアイマスク - Google Patents

耳当て音声制御具を備えたアイマスク

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JP3038782U
JP3038782U JP1996012850U JP1285096U JP3038782U JP 3038782 U JP3038782 U JP 3038782U JP 1996012850 U JP1996012850 U JP 1996012850U JP 1285096 U JP1285096 U JP 1285096U JP 3038782 U JP3038782 U JP 3038782U
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JP
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eye mask
voice control
control device
eye
ear
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JP1996012850U
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English (en)
Inventor
康雄 花見
Original Assignee
東和集成材工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来、アイマスクを着用し、必要に応じて耳栓
をする際には、それぞれ別個に用意したものを別々に着
用するため、利便性が良くなかったので、これらを一体
に構成した新規なアイマスクを提供すること。 【解決手段】アイマスク着用時の両耳に対応する位置の
アイマスク基帯に、耳栓やイヤホーンなどの耳当て音声
制御具を備えさせたものであり、また、耳当て音声制御
具が保持部材によって担持され、該保持部材がアイマス
ク基帯に位置調節のため移動可能に設けたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、両眼の瞼を閉じて睡眠をとる際に完全に外光の刺激を遮断するため に使われる、いわゆるアイマスクに関するものであって、詳しくは耳栓やイヤホ ーンなどをも一体に取り付けられた新規なアイマスクに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、社会構造の変化に伴い、新しい情報ツールを介した情報交換や人間関係 も複雑化し、生活に利便性をもたらす一方では、個々人には心理的ストレスの負 荷による内因性の疾病が指摘されてきている。 メニエール症候群は、内耳につながる血管の血流異常による内リンパ液の昇圧 が原因でリンパ水腫が発現するものであり、症状としては、目眩、吐き気、耳鳴 り又は難聴などの聴覚障害が起きることが知られている、いわゆる現代病の一つ である。この治療法には、発症が重篤な場合では安静にして床につかせることが 必要であり、自律神経安定剤、精神安定剤及び抹消血管拡張剤などの薬剤を投与 したりすることもある。 この疾病の様に、安静や情緒・精神の安定を確保することがその治療や予防に 有効な病気は数多く知られ、このため十分な安静と睡眠を確保するために旅行先 のみならず自宅においても外光の影響を完全に遮断するアイマスクを利用する人 たちが増加している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、外界からの他の刺激である騒音のなどの音声に対しては耳栓が用い られることから、同時に両方を利用する人も少なくない。このためには、先ず耳 栓とアイマスクを別個に着脱するので、面倒である共に両者を絶えず同時に携帯 ・保持しなければならないという煩雑さがあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】 前記課題を解決するため、本考案は次の技術手段を採用したものである。 本考案の第一は、両眼を被蓋し頭周に巻き付けて着用するアイマスクにおいて 、アイマスク着用時の両耳に対応する位置のアイマスク基帯に耳当て音声制御具 を備えたことを特徴とするアイマスクであり、 本考案の第二は、第一の考案のアイマスクにおいて、耳当て音声制御具が保持 部材によって担持され、該保持部材がアイマスク基帯に位置調節のため移動可能 に設けたアイマスクであり、 本考案の第三は、第一又は第二の考案のいずれか記載のアイマスクにおいて、 耳当て音声制御具を、外部からの音声を遮断する耳栓としたアイマスクであり、 本考案の第四は、第一又は第二の考案のいずれか記載のアイマスクにおいて、 耳当て音声制御具を、選択された特定音声を外部から導入するイヤホーンとした アイマスクである。
【0005】
【作用】
アイマスク基帯には、アイマスク着用時の両耳に対接する位置に音声制御具が 付設されているので、アイマスク着用時には既に音声制御具が耳元にフィットさ れるか、少なくとも若干の調整のみで同時に被着することができる。また、取り 外す際には、アイマスク基帯を従来どおり取り外す様に操作するだけで音声制御 具をも同時に外すことができる。音声制御具の取り付けをアイマスク基帯に対し て、移動可能に取り付けた場合には、各個人の頭の大きさに適合するよう調整さ れる。音声制御具を取り外し可能に付設することで、音声制御具を耳栓にしたり 、心を和ませる音楽を聞くためのイヤホーン、ヘッドホーンに適宜取り替える ことができる。
【0006】
【考案の実施の形態】
本考案の実施の形態を、図1乃至図4に基づき説明する。図1は、本考案のア イマスクの斜視図であり、そのアイマスク1の前方となる図面左方に向けて、一 対のアイマスク主体3、3’が、従来のアイマスクどおり眼帯様にアイマスク基 帯2に一体に設けられている。眼に対接するアイマスク主体3、3’の裏面には 、草花、景色又は花火など着用者が好む絵画が取り替え可能に装着されている。 図4にこれらの装着構造が示されている。それぞれの絵画9は、プラスチックな どの平面材10に描かれており、アイマスク主体3、3’は、これら平面材10 を受け入れるように上部に開口11を形成し、側面及び底面を断面コ字形のフレ ーム12とし前後に貫通孔13を形成している。装着に当たっては、好みの絵画 の描かれた平面材10を開口11から挿入しフレーム12にスライドさせれば良 い。また、平面材10一枚では、十分な遮光性が得られない場合には、前後に開 口せず後方(接続側)のみを開口させても良い。更には、平面材の図柄によって 適当な遮光性が得られる場合にはアイマスク主体3、3’に透明なプラスチック 部材を用いることが出来る。これら絵画は、着用者が、自らの視界及び自己の存 在がこれらの世界へ入り込むことを暗示させるため用いられ、心理的療法の一助 となるものである。音声制御具としての一対の耳栓7、7’が保持部材8、8’ に取り付けられており、保持部材8、8’には一対の開口4、4’(図3参照) が設けられている。 この一対の開口4、4’には、アイマスク基帯2が貫通しており、保持部材8 、8’及び耳栓7、7’をその長手方向に移動可能に保持する。アイマスク基帯 2は、頭部の周囲に巻かれ後頭部にて、互いにテープファスナー5、5' の密着 によって締め付け固定される。これらアイマスク全体の展開図をその裏面から見 た様子が、その一部を省略して図2に示され、テープファスナー5はアイマスク 基帯2の左端の表に、テープファスナー5' はアイマスク基帯2の右端の裏にそ れぞれ設けられており、互いに押接した時容易に貼り合わされる。 図3は、耳栓7が保持部材8に固定された状態を頭部上方から見た視図であり 、一対の開口4、4’に挿通するアイマスク基帯2が想像線で示されているが、 アイマスクの巻き付け時には緊張されて頭部と共に耳栓保持部材8を耳に押圧保 持する。耳栓7と保持部材8との固定は、耳栓7がゴム等の弾性材であるため、 接着剤により固着されている。 このアイマスクを着用する場合は、アイマスク主体3、3' の裏面の自分の好 みに応じた絵画6、6' を眺めて一種の自己暗示をかけ、目を被蓋して頭全体に 廻して軽くテープファスナー5、5' で仮止めする。その後、耳栓7、7' の位 置合わせをして適度に巻き止める。 以上の、実施の態様のほか、耳栓に代えてイヤホーンやヘッドホーンなどを同 じく保持部材を介してアイマスク基帯に移動可能に設けることができる。この時 、着用者は、無音の世界から安らかな音楽の世界へ向うことができるが、音源を 切ることで耳栓の代替とすることも可能である。
【0007】
【考案の効果】
本考案のアイマスクは、外音を遮断する耳栓や好みに応じた音楽を選択できる イヤホーンなどの音声制御具を一体に構成したので、外光の完全な遮断と外音の コントロールを同一の器具でもって同時かつ容易に行うことができ、また、これ らを携帯・保存するにも都合が良い。音声制御具の取り付けをアイマスク基帯に 対して、移動可能に取り付けた場合には、各個人の頭の大きさ等身体特性に容易 に適合するよう調整できるので、帽子の様に商品として各種のサイズを設ける必 要もない。音声制御具を取り外し可能に付設することで、音声制御具を耳栓にし たり、心を和ませる音楽を聞くためのイヤホーン、ヘッドホーンに適宜取り替え ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本考案の一実施の態様を示す、アイマ
スクの斜視図である。
【図2】図2は、図1のアイマスクの展開し、内側(着
用者側)から見た平面図である。
【図3】図3は、図1のアイマスクの耳栓及びその保持
部材を上部から見た視図である。
【図4】図4は、アイマスク主体に絵図の描かれた平面
材を装着する状態を説明するためのこれらの斜視図であ
る。
【符号の説明】
1・・・・・・・ アイマスク 2・・・・・・・ アイマスク基体 3・・・・・・・ アイマスク主体 4、4'・・・開口 5、5'・・・テープファスナー 6、6'・・・絵画 7、7' ・・耳栓 8、8' ・・保持部材 9・・・・・・・ 絵図 10・・・・・・平面材 11・・・・・・開口 12・・・・・・フレーム 13・・・・・・貫通孔

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】両眼を被蓋し頭周に巻き付けて着用するア
    イマスクにおいて、アイマスク着用時の両耳に対応する
    位置のアイマスク基帯に耳当て音声制御具を備えたこと
    を特徴とするアイマスク。
  2. 【請求項2】請求項1のアイマスクにおいて、耳当て音
    声制御具が保持部材によって担持され、該保持部材がア
    イマスク基帯に位置調節のため移動可能に付設されてい
    ることを特徴とする請求項1記載のアイマスク。
  3. 【請求項3】耳当て音声制御具が、外部からの音声を遮
    断する耳栓であることを特徴とする請求項1又は請求項
    2いずれか記載のアイマスク。
  4. 【請求項4】耳当て音声制御具が、選択された特定音声
    を外部から導入するイヤホーンであることを特徴とする
    請求項1又は請求項2いずれか記載のアイマスク。
JP1996012850U 1996-12-17 1996-12-17 耳当て音声制御具を備えたアイマスク Expired - Lifetime JP3038782U (ja)

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