JPH0677724U - 臀部ではさむ生理用ナプキン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】身体の凸凹部にフィットする様に生理用ナプキ
ンを立体的に形成し、よじれることがなく、なおかつ外
見上目立ちにくい生理用ナプキンを提供する。 【構成】経血吸収シート（１）の臀部に当る部分（Ａ）
を山に折り、陰部の当る部分（Ｄ）の裏に高分子吸収体
（Ｇ）を埋め、底に液体不透過粘着シート（２）を貼る
ことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、身体の凸凹部にフィットする様にナプキンを立体的に形成し、よじ れることがなく、外見上も使用が目立ちにくい生理用ナプキンである。

【０００２】

【従来の技術】

従来の生理用ナプキンは平面型であった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これは、次のような欠点があった。 （イ）平面型のため使用中に人体の凸凹に合わせてよじれて、形がくずれてしま うため横もれしやすかった。 （ロ）吸収力を多くするために厚みがあったり、長く大きくて外見上目だった。 本考案は、これらの欠点を除くためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決しようとする手段】

図２の如く、経血吸収シート（１）の長手方向に、（Ａ）（Ｂ）（Ｃ）を山に おり（Ｅ）（Ｆ）を横にひらくと、図３の形となる。 図３を裏に返すと、（Ｄ）の部分は三角垂の凹みとなる。 （Ｄ）の裏の三角垂の凹みに高分子吸収体（Ｇ）を埋める。 図３のナプキンの底面に，液体不透過粘着シート（２）を貼り、表側に折る。 本考案は、以上のような構成からなる臀部ではさむ生理用ナプキンである。

【０００５】

【作 用】

（Ａ）の山型を臀部ではさみ、（Ｄ）に陰部を当てる。 経血は（Ｄ）を通り高分子吸収体（Ｇ）に貯えられ、液体不透過粘着シート（ ２）によって漏れることはない。

【０００６】

【実施例】

以下、本考案の実施例について説明する。 （イ）経血吸収シート（１）を長手方向に（Ａ）（Ｂ）（Ｃ）を山に折る。 （ロ）サイドガード（Ｅ）（Ｆ）を横に開く。 （ハ）（Ｄ）の裏の三角垂の凹みに高分子吸収体（Ｇ）を埋める。 （ホ）図２のナプキンの裏側に不透過粘着シート（２）を貼り、表側に折る。 本考案は以上のような構造で、これを使用するときは、山形になった（Ａ）の 部分を臀部ではさみ、（Ｄ）の部分に陰部をあてる。 したがって（Ｄ）の部分は経血の集中するところとなり、経血は（１）の経血 吸収シートを通り高分子吸収体（Ｇ）に貯えられる。 サイドガード（Ｅ）（Ｆ）により横もれを防ぎ、底に不透過粘着シート（２） を貼り、巡りを表側に折ることによってナプキンの形くずれをなくし、経血の横 もれも防止する。 高分子吸収体（Ｇ）は立体型であり吸収力が大きい。 尚、（Ｇ）は高分子吸収体に限らず経血を吸収するシートを重ねて形作ること もできる。 図１のごとく身体の凸凹に合わせた形であるから、よじれたり型くずれは起こ らない。

【０００７】

【考案の効果】

本考案の生理用ナプキンは身体の凸凹に合わせ立体的に作られているため、形 は小さくても吸収力は大きく、外見上も目立たない。 臀部で（Ａ）の凸部をはさむ為、ずれたり、よじれたりせず、どのような動き をしてもナプキンの形が変わることがない。 したがって横もれしない。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図である。

【図２】本考案の平面図である。

【図３】本考案の正面図である。

【図４】本考案の下面図である。

【図５】高分子吸収体（Ｇ）の下面図である

【符号の説明】

（１）は経血吸収シート （２）は液体不透過粘着シート （Ａ）（Ｂ）（Ｃ）は山に折る部分 （Ｅ）（Ｆ）はサイドガード （Ｄ）は経血集中部分 （Ｇ）は高分子吸収体

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 経血吸収シート（１）の臀部に当る部分
   （Ａ）を山に折り、陰部のあたる部分（Ｄ）の裏に高分
   子吸収体（Ｇ）を埋め、底に液体不透過粘着シート
   （２）を貼った臀部ではさむ生理用ナプキン。