JPH0677553B2 - 自動製パン機 - Google Patents

自動製パン機

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JPH0677553B2
JPH0677553B2 JP62284504A JP28450487A JPH0677553B2 JP H0677553 B2 JPH0677553 B2 JP H0677553B2 JP 62284504 A JP62284504 A JP 62284504A JP 28450487 A JP28450487 A JP 28450487A JP H0677553 B2 JPH0677553 B2 JP H0677553B2
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守雄 柴田
弘文 仲倉
幸利 国広
康治 河合
遜 荒尾
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、所定材料を投入するだけで混練,発酵,焼成
の一連の工程を自動的に行い、所望時に焼きたてのパン
ができ上がるようにした自動製パン機に関するものであ
る。
従来の技術 最近、練り,発酵,オーブン機能をセンサーを利用した
制御手段により一連の工程を遂行し、従来の煩雑な手間
をなくし、手軽に焼きたてのパンがつくれる家庭用の製
パン機が考えられている。その例を第3図にもとづいて
説明する。
この第3図において、焼成容器31内に練り羽根32を装着
し、次いで小麦粉,水等の材料を入れた練り容器33をセ
ットし、蓋34を閉めると、内蓋43が焼成容器を密閉して
付勢される。またイースト容器35には所定量のイースト
を入れておく。この状態でスイッチパネル36のスイッチ
を操作してスタートさせると、モーター37の力で練り羽
根32を回転させて練り容器33内の材料を練る。一定時間
経過後、イースト容器35からイーストが練り容器33内に
落下し、容器33内の材料と混練された後、制御装置38の
プロセスにもとづき、センサー部39の情報を入力しなが
らヒーター40の通断電で温度コントロールして一次発
酵,ガス抜き,整形発酵,焼成という一連の工程を実施
し、設定時間後にパンができ上がるものであった。ここ
でイースト容器35は機体のコンパクト化とデザイン性及
び本体からの部分的突出が操作時の不用意なひっかかり
を招くなどの不安全性を避ける配慮から上蓋面と略同一
位置にして蓋34の開口穴aに組み込むものであった。
発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、投入蓋41の操作をし易くす
るために、第3図に示すように、操作側で蓋34の上面に
水平もしくは右下がりに傾斜した凹部面42を形成して、
指が入りやすい形にして改善していた。しかしながら、
内蓋43は焼成容器31を付勢するために、ある程度回転自
在に組み込んであり、蓋34の開口穴aとの隙間は接触し
ないように、ある程度余裕のある隙間寸法に設定する必
要があるとともに、イーストの使用量そのものは約3g前
後とわずかであり、それほど大きなイースト容器35では
ない。ここでイースト容器35と蓋34の開口穴a間の隙間
は、イースト投入時に誤って落としたイーストが蓋34内
に入り込み不衛生となる反面、パン焼成時に焼きついて
異具が発生するという問題や、回動自在な内蓋43の構成
がイースト容器35の回動を伴い、投入蓋41の指操作時、
前記開口穴aの隙間に指がはさまって指を痛める問題が
あった。さらに蓋34の開口穴aの配置は、ポリプロピレ
ン等の熱可塑性樹脂よりなる蓋の採用により、安価に得
られる反面、成型時の不安定さを招き、強度が低下する
とともに、熱変形やソリを生じて品位を落とす原因とな
るものであった。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたもので、機体の
コンパクト化、デザイン性を阻害することなく、安全衛
生面での使用操作性を高めるとともに、蓋自体の強度ア
ンプを図り得る自動製パン機を提供することを目的とす
るものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明は、モーターにより
回転駆動される練り羽根を有する練り容器を装脱自在に
収容した焼成容器上を覆う開閉自在の蓋体下部に前記焼
成容器を密閉するための内蓋を設け、この内蓋上に上部
が前記蓋体開口部を貫通し、下端面に開閉板を、上端面
に後部軸支の前部回転自在な投入蓋を有したイースト容
器を配置し、このイースト容器の投入蓋は前記蓋体の上
面と略同一に位置するように構成するとともに、前記蓋
体には上面が開口穴前方よりイースト容器の略中央部に
向って傾斜する陥没した凹部溝を形成して投入蓋を指で
操作する場合の案内面とし、かつこの凹部溝案内面の開
口穴側縁部には案内面より上方に向ってなだらかに立ち
上がらせた形の仕切り壁を形成したものである。
作 用 上記構成によれば、仕切り壁が凹部溝案内面と開口穴と
を仕切っているため、誤ってイーストを容器外にこぼし
ても、そのイーストは凹部溝案内面上に溜まり、開口部
より蓋内に落下することはない。また投入蓋操作時の指
案内においても、仕切り壁が案内面と開口穴との隙間に
指が食い込むことを阻止し、むしろ上方の投入端端面へ
の案内の働きをして指を痛めることなく、スムーズな投
入蓋操作を容易に行なえるとともに、イースト容器を蓋
上面と略同一に位置させているため、機体のコンパクト
化デザイン的一体感を高めることができ、しかも前記仕
切り壁は蓋自体の強度アップも図れる等、種々の実用的
効果が得られるものである。
実施例 以下、本発明の一実施例を第1図及び第2図にもとづい
て説明する。図において、パン製造機は焼成容器1を有
し、上方より装脱自在な練り容器2を収容可能な本体3
と、この本体3の上面で一端を軸支し、かつ他端(前
部)を開放自在な蓋体4より成る。
前記本体3内にはモーター5、制御装置6及び焼成容器
1内に配置したヒーター7とセンサー等が組み込まれて
おり、モーター5の回転を練り容器2の下部に設けた練
り羽根8に伝えてパン材料を練るベルト等を含む混練手
段、ヒーター7を制御する焼成手段及びセンサーにより
混練,ねかし,発酵,焼成の各パン製造プロセスをコン
トロールする制御手段を有する。
9は前記蓋体4の下部に回転自在に組み込まれている内
蓋で、この内蓋9は蓋体4の閉成時、焼成容器1の上面
を付勢し密閉するようになっている。またこの内蓋9の
上面には下端面にバネ付勢される開閉板10と、上面に後
部軸支で前方より回転できる投入蓋11を組み込んだイー
スト容器12が前記練り容器1の上方に位置して取付けら
れ、かつ前記イースト容器12の上面には投入蓋11を蓋体
4の上面と略同一に位置させている。
前記蓋体4には内蓋9に取付けられたイースト容器12を
機外へ突出させるために開口穴13を有し、かつイースト
容器12の投入蓋11の開閉操作を容易にするために、開口
穴13におけるイースト容器12の前方を蓋体4の上面り一
段落とした陥没した形の凹部溝案内面14を設けるととも
に、開口穴13の側縁部には上下に延設した仕切り壁15を
形成している。
したがって上記実施例においては、蓋体4の上面に設け
た凹部溝案内面14がイースト投入時の蓋11の指操作を容
易にするため、イースト容器12を蓋体4より上方に突出
させる必要がなく、梱包,収納の点で効果の高い機体の
コンパクト化及び製品としての一体感が生じて商品イメ
ージが高まるとともに、蓋体4からの突出は不用意な引
っかかりを生じて危険であるが、この点がなく安全であ
る。
さらにイーストのイースト容器12への投入に際して誤っ
て蓋体4上に落とした場合、特に前面にある凹部溝案内
面14への落下が多く、また凹部形状のため、処理しずら
い形状を有するが、この点仕切り壁15により凹部溝案内
面14からイースト容器12の外方の開口穴13より蓋体4内
に落下することがなく、その結果、蓋体4内は常に清潔
で、落下したイーストも容易に凹部溝案内面14に溜まっ
たものを処理でき、衛生的である。
またこの凹部溝案内面14に落下したイーストの処理は、
仕切り壁15の近傍の最下面に集中して集めて処理できる
ものはもちろんの事、そのために蓋体4の回動を利用し
て、幾分蓋体4を持ち上げれば、容易に最下面となる仕
切り壁15の近傍に集まり、その場合、仕切り壁15が蓋体
4内への落下侵入を充分に阻止して効果が高まる。
そしてまた凹部溝案内面14と開口穴13縁部での上方への
仕切り壁15の効果は、投入蓋11の操作時の指動作を凹部
溝案内面14で誘い、イースト容器12の近傍で仕切り壁15
が上方へガイドし、上端面にのる投入蓋11の先端への接
触を容易にするため、指操作が確実に案内されて投入蓋
11の先端に移動されるもので、その操作性はスムーズで
感触も良くなる効果を発揮する。
また蓋体4に対して回動容易に設けられた内蓋9上のイ
ースト容器12は開口穴13でのイースト容器12の外周隙間
が変化しやすい状態にあり、上記仕切り壁15がない場
合、指の操作時その隙間に指の一部がかみこんでしまう
という問題があるが、仕切り壁15は指を上方に押し上げ
る形となるため、指のかみ込みをなくすることができ
る。
さらに、蓋体4は通常、ポリプロピレン製の熱可塑性樹
脂で形成されており、したがって成型性と耐熱強度に留
意を要する問題に対しても、本実施例のような蓋体4の
開口穴13の配置は特に蓋体4のソリ・変形を招いて商品
価値を下げる欠点となるが、この点に関しても不必要な
対応リブを設けて蓋体4の上面のヒケを逆に増やすこと
なく、仕切り壁15の配設により、開口穴13の強度を高め
て成型時のソリに対する補強効果はもちろんの事、パン
焼成に伴う高温度使用においても耐熱効果を補強するも
のである。
なお、上記実施例においては、凹部溝案内面14と仕切り
壁15を区別して説明したが、両者をより滑らかに結び、
湾曲した凹部平面としても同様の効果を有し、また凹部
溝案内面の配置方向も投入蓋11の開閉閉方向に合わせて
前部としたが、左右方向でも良く、本要旨を逸脱しない
範囲で適宜変更して採用しても良いものである。
発明の効果 以上のように本発明によれば、モーターにより回転駆動
される練り羽根を有する練り容器を装脱自在に収容した
焼成容器上を覆う開閉自在な蓋体下部に前記焼成容器を
密閉するための内蓋を設け、この内蓋上に上部が前記蓋
体開口部を貫通し、下端面に開閉板を、上端面に後部軸
支の前部回転自在な投入蓋を有したイースト容器を配置
し、このイースト容器の投入蓋は前記蓋体の上面と略同
一に位置するように構成するとともに、前記蓋体には上
面が開口穴前方よりイースト容器の略中央部に向って傾
斜する陥没した凹部溝を形成した投入蓋を指操作する場
合の案内面とし、かつこの凹部溝案内面の開口穴側縁部
には案内面より上方に向ってなだらかに立ち上がらせた
形の仕切り壁を形成しているもので、この構成により、
蓋体からのイースト菌容器の突設をなくして機体のコン
パクト化,デザイン性及び突設による不安全さをなくし
た商品の価値を有することになり、また不用意に落した
凹部溝案内面のイーストが蓋体内へ落下侵入するのを阻
止し、かつ、その除去処理を容易にして衛生効果を高め
ることができ、さらにイースト容器外周の隙間への指の
入りこみをなくし、かつ凹部溝案内面と仕切り壁とが指
の案内をよくして投入蓋の操作をし易くして使用操作性
を高めることができるとともに、仕切り壁は蓋体のソリ
防止や強度アップもはかることができる等、種々のすぐ
れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す自動製パン機の縦断面
図、第2図(a)(b)は同自動製パン機の蓋体開口部
分の前側の部分断面図および蓋体のみの部分斜視図、第
3図は従来の自動製パン機の縦断面図である。 1……焼成容器、2……練り容器、4……蓋体、5……
モーター、8……練り羽根、9……内蓋、10……開閉
板、11……投入蓋、12……イースト容器、13……蓋体の
開口穴、14……凹部溝案内面、15……仕切り壁。
フロントページの続き (72)発明者 国広 幸利 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 河合 康治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 荒尾 遜 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モーターにより回転駆動される練り羽根を
    有する練り容器を装脱自在に収容した焼成容器上を覆う
    開閉自在の蓋体下部に前記焼成容器を密閉するための内
    蓋を設け、この内蓋上に上部が前記蓋体開口部を貫通
    し、下端面に開閉板を、上端面に後部軸支の前部回転自
    在な投入蓋を有したイースト容器を配置し、このイース
    ト容器の投入蓋は前記蓋体の上面と略同一に位置するよ
    うに構成するとともに、前記蓋体には上面が開口穴前方
    よりイースト容器の略中央部に向って傾斜する陥没した
    凹部溝を形成して投入蓋を指操作する場合の案内面と
    し、かつこの凹部溝案内面の開口穴側縁部には案内面よ
    り上方に向ってなだらかに立ち上がらせた形の仕切り壁
    を形成してなる自動製パン機。
JP62284504A 1987-11-11 1987-11-11 自動製パン機 Expired - Fee Related JPH0677553B2 (ja)

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