JPH0677500A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH0677500A
JPH0677500A JP4248801A JP24880192A JPH0677500A JP H0677500 A JPH0677500 A JP H0677500A JP 4248801 A JP4248801 A JP 4248801A JP 24880192 A JP24880192 A JP 24880192A JP H0677500 A JPH0677500 A JP H0677500A
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JP
Japan
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insulating film
memory cell
gate insulating
layer
region
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JP4248801A
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English (en)
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Shigeki Teramoto
茂樹 寺本
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Sony Corp
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Sony Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B41/00Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates
    • H10B41/20Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates characterised by three-dimensional arrangements, e.g. with cells on different height levels
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B69/00Erasable-and-programmable ROM [EPROM] devices not provided for in groups H10B41/00 - H10B63/00, e.g. ultraviolet erasable-and-programmable ROM [UVEPROM] devices

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  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Non-Volatile Memory (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】記憶容量の大幅な増大を図れる半導体記憶装置
を実現する。 【構成】第1の半導体層13に所定の間隔を隔てて形成
された2つの拡散領域14,15と、第1の半導体層1
3上に第1の絶縁膜16を介して形成された第1のフロ
ーティングゲート17と、第1のフローティングゲート
17上に第2の絶縁膜18を介して形成されたコントロ
ールゲート19と、コントロールゲート19上に第3の
絶縁膜20を介して形成された第2のフローティングゲ
ート21と、第2のフローティングゲート21上に第4
の絶縁膜22を介して積層された第2の半導体層23
に、所定の間隔を隔ててそれぞれ第2のフローティング
ゲート21の端部側に位置するように形成された2つの
拡散領域24,25とを設け、コントロールゲート19
にワード線を接続し、拡散領域14,15および24,
25にビット線を接続して、記憶容量の増大を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体記憶装置に係
り、特にフローティングゲートを有する不揮発性半導体
記憶装置のセル構造の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】不揮発性半導体記憶装置、たとえばEP
ROM(Erasable Programmable ReadOnly Memory)のメ
モリセルには、フローティングゲート不揮発性メモリと
MIOS(Metal Insulator Oxide Semiconductor )不
揮発性メモリとがあり、フローティングゲート不揮発性
メモリには、メモリセル内に素子分離を必要とするもの
と、必要としないものとがある。
【0003】フローティングゲート(以下、FGとい
う)不揮発性メモリは、基本的には図6に示すような構
造を有している。すなわち、p形シリコン基板あるいは
P−Well1上に、n形拡散層からなるソース領域2
とn形拡散層からなるドレイン領域3とが所定間隔をお
いて形成され、これらソース領域2およびドレイン領域
3間上に、SiO2 からなる第1のゲート絶縁膜4を介
してFG5が形成され、さらにこの上にSiO2 および
Si3 4 およびSi02 の3層構造からなる第2のゲ
ート絶縁膜6を介してポリシリコンからなるコントロー
ルゲート(以下、CGという)7が形成された、2層の
ポリシリコンゲートを有する構造となっている。
【0004】このような構造を有するFG不揮発性メモ
リにおいて、FG5は、周囲を完全に絶縁物により完全
に覆われており、書き込みによって注入された電子の保
持用のゲートとして機能する。
【0005】メモリセル内に素子分離領域(LOCO
S)を必要とするFG不揮発性メモリには、インテル型
とNAND型があり、それぞれの基本構造は図7および
図8に示すようになっている。図中、8は素子分離領
域、9はコンタクト領域をそれぞれ示している。
【0006】これに対して、メモリセル内に素子分離を
必要としないFG不揮発性メモリには、フラット型があ
り、その基本構造は図9に示すようになっている。
【0007】実際にメモリマトリクスを構成する場合に
は、たとえばp形シリコン基板1およびソース領域2が
接地され、ドレイン領域3が図示しないコンタクトホー
ルなどを介してビット線に接続される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、半導
体記憶装置の記憶容量の増大および高集積化に対する要
望が強く、不揮発性半導体記憶装置においても高容量化
が進められている。しかし、メモリセル内に素子分離が
必要なインテル型やNAND型のFG不揮発性メモリで
は、素子分離領域8の存在のために高集積化は困難であ
る。一方、フラット型メモリは、メモリセル内に素子分
離領域8が必要でないため、高集積化には向いている。
【0009】しかし、いずれのタイプのセルにしても、
一層の高集積化を図る場合には、FG5を薄くし、面積
を小さくする必要があるが、FG5を薄くしたり、小面
積にすると、CG7との容量結合が小さくなり、電荷の
注入効率、すなわち書き込み効率が低下するなどの不都
合がある。また、第2のゲート絶縁膜6を薄くして容量
結合を大きくすることも考えられるが、絶縁が不十分に
なるため、余り薄くすることもできない。その結果、セ
ルの平面的なサイズの縮小には限界があり、現状では半
導体記憶装置の記憶容量の増大に限界を生じ、たとえ
ば、セル単位で2倍あるいはそれ以上の記憶容量を得る
ことは極めて困難な状況にある。
【0010】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、記憶容量の大幅な増大を図れる
半導体記憶装置を提供することにある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記目的を達成するた
め、本発明の半導体記憶装置では、第1の半導体層に所
定の間隔を隔てて形成された2つの拡散領域と、少なく
とも上記第1の半導体層上に第1の絶縁膜を介して形成
された第1のフローティングゲートと、第1のフローテ
ィングゲート上に第2の絶縁膜を介して形成されたコン
トロールゲートと、コントロールゲート上に第3の絶縁
膜を介して形成された第2のフローティングゲートと、
第2のフローティングゲート上に第4の絶縁膜を介して
積層された第2の半導体層に、所定の間隔を隔ててそれ
ぞれ当該第2のフローティングゲートの端部側に位置す
るように形成された2つの拡散領域とを有するようにし
た。
【0012】本発明の半導体記憶装置では、上記コント
ロールゲートにワード線を接続し、少なくとも上記2つ
の拡散領域にビット線を直接接続した。
【0013】本発明の半導体記憶装置では、上述した半
導体記憶装置を多段に重ねて構成した。
【0014】
【作用】本発明の半導体記憶装置によれば、コントロー
ルゲートを介してメモリセルが選択され、一方の2つの
拡散領域および他方の2つの拡散領域を介して、コント
ロールゲートを共有する2つの単位セルに対するデータ
の書き込みまたは読み出しが行われる。
【0015】本発明の半導体記憶装置によれば、コント
ロールゲートを介してメモリセルが選択され、たとえば
一方の2つの拡散領域に直接接続されたおよび他方の拡
散領域に接続されたビット線を介して、コントロールゲ
ートを共有する2つの単位セルに対するデータの書き込
みまたは読み出しが行われる。
【0016】本発明の半導体記憶装置によれば、コント
ロールゲートを共有する2つのセルからなる単位メモリ
セルが複数個3次元的に多段に重ねあ合わされて1メモ
リセルが構成され、単純計算で、1メモリセル当たりの
記録容量が、従来のメモリセルの記憶容量の2倍以上と
なる。
【0017】
【実施例】図1は本発明に係る半導体記憶装置の一実施
例を示す外観図、図2は図1のA−A線矢視方向の断面
図である。図中、10はp形シリコン基板(図1では省
略)、11はSiO2 からなる絶縁層、12a,12b
は下ビット線、13は第1の半導体層としての下ポリシ
リコン層、14はn形拡散層からなる下ソース領域、1
5はn形拡散層からなる下ドレイン領域、16は第1の
ゲート絶縁膜、17は第1のFG(フローティングゲー
ト)としての下FG、18は第2のゲート絶縁膜、19
はCG(コントロールゲート)、20は第3のゲート絶
縁膜、21は第2のFGとしての上FG、22は第4の
ゲート絶縁膜、23は第2の半導体層としての上ポリシ
リコン層、24はn形拡散層からなる上ソース領域、2
5はn形拡散層からなる上ドレイン領域、26はSiO
2 からなる層間絶縁膜、27a,27bは上ビット線を
それぞれ示している。
【0018】絶縁層11は、p形シリコン基板上にSi
2 を所定の厚さに積層して構成されている。12a,
12bは下ビット線で、たとえばポリシリコンあるいは
W Siからなり、絶縁層11内に、図中に設定したxyz
座標系のy方向に平行となるように埋設されている。な
お、下ビット線12a,12bの上面は、絶縁層12の
上面とほぼ同一平面を構成するように埋設されている。
【0019】下ポリシリコン層13は、絶縁層11の上
面で、かつ、ビット線12aおよび12b間にポリシリ
コンを所定の厚さに積層して構成されている。下ソース
領域14は、下ポリシリコン層13の図中左側に並設さ
れ、その下面は下ビット線12aの上面と接触するよう
に構成されている。この下ソース領域14は、下ポリシ
リコン層13と同一工程で積層されたポリシリコン層の
下ビット線12aの上面に対応する領域を含む領域に対
して、たとればリン(P)などのn形不純物をイオン注
入し、熱拡散することにより形成される。下ドレイン領
域15は、下ポリシリコン層13の図中右側に並設さ
れ、その下面は下ビット線12bの上面と接触するよう
に構成されている。この下ドレイン領域15は、下ポリ
シリコン層13と同一工程で積層されたポリシリコン層
の下ビット線12bの上面に対応する領域を含む領域に
対して、たとればリンなどのn形不純物をイオン注入
し、熱拡散することにより形成される。
【0020】第1のゲート絶縁膜16は、たとえばSi
2 からなり、下ポリシリコン層13,下ソース領域1
4および下ドレイン領域15の上面にSiO2 を所定の
厚さに積層して構成されている。下FG17は、たとえ
ばポリシリコンからなり、第1のゲート絶縁膜16の上
面で、かつ、下ポリシリコン層13の上面および下ソー
ス領域14および下ドレイン領域15の端部上面に対応
するようにポリシリコンを所定の厚さに積層して構成さ
れている。第2のゲート絶縁膜18は、たとえばSiO
2 およびSi3 4 およびSiO2 の3層構造からな
り、下FG17の上面にSiO2 およびSi3 4 を所
定の厚さに積層して構成されている。CG19は、たと
えばポリシリコンからなり、第2のゲート絶縁膜18の
上面で、図中に設定したxyz座標系のx方向に延びる
ようにポリシリコンを所定の厚さに積層して構成されて
いる。
【0021】第3のゲート絶縁膜20は、たとえばSi
2 およびSi3 4 およびSiO2 の3層構造からな
り、CG19の上面にSiO2 およびSi3 4 を所定
の厚さに積層して構成されている。上FG21は、たと
えばポリシリコンからなり、第3のゲート絶縁膜20の
上面で、かつ、その下面が下FG17の上面に対向する
ようにポリシリコンを所定の厚さに積層して構成されて
いる。第4のゲート絶縁膜22は、たとえばSiO2
らなり、上CG21の上面にSiO2 を所定の厚さに積
層して構成されている。
【0022】上ポリシリコン層23は、第4のゲート絶
縁膜22の上面で、かつ、その下面が上FG21の上面
と対向するようにポリシリコンを所定の厚さに積層して
構成されている。上ソース領域24は、上ポリシリコン
層23の図中左側に並設され、その上面は上ビット線2
7aの上面と接触するように構成されている。この上ソ
ース領域24は、上ポリシリコン層23と同一工程で積
層されたポリシリコン層の所定の領域に対して、たとれ
ばリンなどのn形不純物をイオン注入し、熱拡散するこ
とにより形成される。上ドレイン領域25は、上ポリシ
リコン層23の図中右側に並設され、その上面は上ビッ
ト線27bの上面と接触するように構成されている。こ
の上ドレイン領域25は、上ポリシリコン層23と同一
工程で積層されたポリシリコン層の所定の領域に対し
て、たとればリンなどのn形不純物をイオン注入し、熱
拡散することにより形成される。
【0023】層間絶縁膜26は、たとえばSiO2 から
なり、上ポリシリコン層23,上ソース領域24および
上ドレイン領域25の上面にSiO2 を所定の厚さに積
層して構成され、かつ、上ソース領域24および上ドレ
イン領域25の上面部分には、上ソース領域24および
上ドレイン領域25の上面に対して上ビット線27aお
よび27bを接触させるためのいわゆるコンタクトホー
ルとしての略U字形状の溝26a,26bがy方向に互
いに平行に延びるように形成されている。上ビット線2
7aは、たとえばアルミニウム(Al)あるいはW Siか
らなり、その下面が上ソース領域24の上面に対して所
定の面積をもって接触して、y方向に延びるように、層
間絶縁膜26に形成された溝26a内に形成されてい
る。上ビット線27bは、たとえばアルミニウムあるい
はW Siからなり、その下面が上ドレイン領域25の上面
に対して所定の面積をもって接触して、y方向に延びる
ように、層間絶縁膜26に形成された溝26b内に形成
されている。
【0024】このような構造を採用することにより、下
ビット線12a,12b、下ポリシリコン層13、下ソ
ース領域14、下ドレイン領域15、第1のゲート絶縁
膜16、下FG17、第2のゲート絶縁膜18およびC
G19からなる下単位メモリセルLMCと、上ビット線
27a,27b、上ポリシリコン層26、上ソース領域
24、上ドレイン領域25、第3のゲート絶縁膜21、
上FG21、第4のゲート絶縁膜22およびCG19か
らなる上単位メモリセルUMCとの2段メモリセル構造
を実現でき、従来の1段のメモリセルに比べて少なくと
も2倍の記憶容量を実現できる。
【0025】図3は、図1および図2に示すようなメモ
リセルをマトリクス上に配置した半導体記憶装置の等価
回路例を示している。図3において、破線で囲んだ領域
が本発明に係る2段構成の1メモリセル領域を示してい
る。このような構成においては、ワード線としてのCG
19を介して1メモリセルが選択され、下ソース領域1
4,下ドレイン領域15に接続されたビット線12a,
12bおよび上ソース領域24,上ドレイン領域25に
接続されたビット線26a,26bを介して下単位セル
または上単位セルに対するデータの書き込みまたは読み
出しが行われる。このように、上記した構造を有する半
導体記憶装置は、データの書き込み、読み出し時に同一
ワード線上の2単位メモリセルLMCおよびUMCとを
容易に選択することができる。したがって、単純に単位
メモリセルを多段に重ね合わせたメモリセルの場合に比
べて、周辺回路の複雑化を防止できる利点がある。
【0026】次に、図1および図2に示すメモリセルの
製造方法の一例を、図4および図5に基づいて説明す
る。まず、p形シリコン基板10の表面に、熱酸化ある
いはSiO2 のCVD(Chemical Vapour Deposition)に
より絶縁層11を形成した後、図4(a) に示すように、
絶縁層11の表面の所定の位置に、ポリシリコンまたは
W SiのCVDにより、下ビット線12a,12bの形成
およびパターニングを行う。次いで、下ビット線12
a,12bの上面にのみマスクを施し、SiO2 のCV
Dにより、下ビット線12a,12bの絶縁層11に対
す埋め込みおよび平坦化を行う。
【0027】次に、下ビット線12a,12bの上面に
施したマスクを除去した後、これら下ビット線12a,
12bの表面および絶縁層11の上面に対して、アモル
ファスシリコン(a−Si)のCVDによりa−Si層
を積層し、さらにこれを再結晶化することにより、図4
(b) に示すように、ポリシリコン層130を形成する。
【0028】次に、図4(c) に示すように、ポリシリコ
ン層130の上面に対し、SiO2のCVDによりSi
2 を積層し、第1のゲート絶縁膜16を形成する。次
いで、第1のゲート絶縁膜16の上面にa−SiのCV
Dによりa−Si層を積層し、さらにこれを再結晶化す
ることにより、FG層を形成した後、図4(d) に示すよ
うに、たとえば反応性イオンエッチング(RIE)など
によりy方向にカッティングを行って所定パターンに加
工し、下FG17を形成する。
【0029】次に、たとればリンなどのn形不純物をポ
リシリコン層130に対してイオン注入し、熱拡散する
ことにより、下ソース領域14および下ドレイン領域1
5を形成した後、図4(e) に示すように、SiO2 のC
VDにより下FG17の埋め込みおよび平坦化を行う。
なお、下ソース領域14および下ドレイン領域15の形
成によりポリシリコン層130の中央部に下ポリシリコ
ン層13が構成される。
【0030】次に、平坦化した下FG17の上面および
SiO2 層の上面に対し、たとえば熱酸化によりSiO
2 を積層し、さらにSi3 4 のCVDおよびSiO2
のCVDによりSi3 4 およびSiO2 を積層して第
2のゲート絶縁膜18を形成した後、図4(f) に示すよ
うに、その上面に対してa−SiのCVDによりa−S
i層を積層し、さらにこれを再結晶化することにより、
CG19を形成する。これにより、下単位メモリセルL
MCが作製される。
【0031】CG19を形成した後、図5(a) に示すよ
うに、CG19の上面に対し、たとえば熱酸化によりS
iO2 を積層し、さらにSi3 4 のCVDおよびSi
2のCVDによりSiO2 を積層して第3のゲート絶
縁膜20を形成した後、その上面に対してa−SiのC
VDによりa−Si層を積層し、さらにこれを再結晶化
することにより、FG層を形成した後、ワード線方向、
すなわちx方向に下FG17までカッティングを行う。
次いで、SiO2 のCVDにより埋め込みおよび平坦化
を行った後、図5(b)に示すようにビット線方向、すな
わちy方向にカッティングを行って、上FG21のパタ
ーニングを行う。
【0032】次に、SiO2 のCVDにより埋め込みお
よび平坦化を行った後、平坦化した上FG21の上面お
よびSiO2 層の上面に対し、SiO2 のCVDにより
SiO2 を積層して第4のゲート絶縁膜22を形成した
後、第4の絶縁膜22の上面に対して、a−SiのCV
Dによりa−Si層を積層し、さらにこれを再結晶化す
ることにより、ポリシリコン層を形成する。次に、図4
(c) に示すように、たとればリンなどのn形不純物をポ
リシリコン層の所定の領域に対してイオン注入し、熱拡
散することにより、上ソース領域24および上ドレイン
領域25を形成する。これにより、ポリシリコン層の中
央部に上ポリシリコン層23が構成される。
【0033】次に、上ポリシリコン層23、上ソース領
域24および上ドレイン領域25の上面に対し、SiO
2 のCVDによりSiO2 を積層して層間絶縁膜26を
形成し、さらに、図5(d) に示すように、上ソース領域
24および上ドレイン領域25上に位置する層間絶縁膜
26にビット線コンタクト用の溝26a,26bを形成
する。次いで、溝26a,26b内に入り込むように、
上ビット線27a,27bとなるアルミニウム製の金属
配線層をスパッタリングなどにより形成する。これによ
り、図1および図2に示す半導体記憶装置が得られる。
【0034】なお、本発明に係る半導体記憶装置の製造
方法は、上述した製造方法に限定されるものでないこと
はいうまでもない。また、本実施例では、CG19を中
心に上下対称の構造の2つの単位メモリセルにより1メ
モリセルを構成したが、本発明はこの構造に限定される
ものではなく、SOI技術、TFT技術、埋め込み配線
技術を導入することにより、図1の構造のものを複数
組、多段に重ね合わせたものなど、周辺回路が上記した
構造に比べて複雑になるものの、種々の態様が可能であ
り、1メモリセルとしてより大きな記憶容量を得ること
ができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体記
憶装置によれば、従来の1段のメモリセルに比べて1メ
モリセル単位で2倍以上の記憶容量を実現できる。ま
た、コントロールゲートを中心に対称構造の2つの単位
メモリセルにより1メモリセルを構成することにより、
データの書き込み、読み出し時に同一ワード線上の2単
位メモリセルを容易に選択することができる。したがっ
て、単純に単位メモリセルを多段に重ね合わせたメモリ
セルの場合に比べて、周辺回路の複雑化を防止できる利
点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体記憶装置の一実施例を示す
外観図である。
【図2】図1のA−A線矢視方向の断面図である。
【図3】図1および図2に示すようなメモリセルをマト
リクス上に配置した半導体記憶装置の等価回路例を示す
図である。
【図4】図1および図2に示すメモリセルの製造方法の
説明図である。
【図5】図1および図2に示すメモリセルの製造方法の
説明図である。
【図6】従来のnチャネル形FG不揮発性メモリの構成
例を示す断面図である。
【図7】インテル型FG不揮発性メモリの構成例を示す
図である。
【図8】NAND型FG不揮発性メモリの構成例を示す
図である。
【図9】フラット型FG不揮発性メモリの構成例を示す
図である。
【符号の説明】
10…p形シリコン基板 11…絶縁層 12b,12c…下ビット線 13…下ポリシリコン層(第1の半導体層) 14…下ソース領域 15…下ドレイン領域 16…第1のゲート絶縁膜 17…下FG(第1のフローティングゲート) 18…第2のゲート絶縁膜 19…CG(コントロールゲート) 20…第3のゲート絶縁膜 21…上FG(第2のフローティングゲート) 22…第4のゲート絶縁膜 23…上ポリシリコン層(第2の半導体層) 24…上ソース領域 25…上ドレイン領域 26…層間絶縁膜 27a,27b…上ビット線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の半導体層に所定の間隔を隔てて形
    成された2つの拡散領域と、 少なくとも上記第1の半導体層上に第1の絶縁膜を介し
    て形成された第1のフローティングゲートと、 第1のフローティングゲート上に第2の絶縁膜を介して
    形成されたコントロールゲートと、 コントロールゲート上に第3の絶縁膜を介して形成され
    た第2のフローティングゲートと、 第2のフローティングゲート上に第4の絶縁膜を介して
    積層された第2の半導体層に、所定の間隔を隔ててそれ
    ぞれ当該第2のフローティングゲートの端部側に位置す
    るように形成された2つの拡散領域とを有することを特
    徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 上記コントロールゲートにワード線が接
    続され、少なくとも上記2つの拡散領域にビット線が直
    接接続された請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の半導体記
    憶装置を多段に重ねて構成されたことを特徴とする半導
    体記憶装置。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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