JPH0677397A - 半導体の温度異常検出装置 - Google Patents

半導体の温度異常検出装置

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JPH0677397A
JPH0677397A JP4229019A JP22901992A JPH0677397A JP H0677397 A JPH0677397 A JP H0677397A JP 4229019 A JP4229019 A JP 4229019A JP 22901992 A JP22901992 A JP 22901992A JP H0677397 A JPH0677397 A JP H0677397A
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JP
Japan
Prior art keywords
temperature
semiconductor
ptc effect
effect material
resistance
Prior art date
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Pending
Application number
JP4229019A
Other languages
English (en)
Inventor
Akimitsu Omori
章光 大森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Priority to US08/113,848 priority patent/US5477417A/en
Publication of JPH0677397A publication Critical patent/JPH0677397A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/4805Shape
    • H01L2224/4809Loop shape
    • H01L2224/48091Arched

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  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 本発明は、非直線性な温度−抵抗特性を示す
PTC効果材3と電気的に直列に接続された固定抵抗1
との接続箇所Bから引き出されて電源電圧を分圧し、電
圧信号を反転して出力するインバータゲート4を備えた
半導体の温度異常検出装置である。 【効果】 本発明により、半導体の異常温度上昇を容易
に検出することが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体の温度異常検出
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、IC、LSI等の半導体部品(以
下ICという)は熱に弱く、しかも、Mail Mah
alingam著「接合温度を下げるための各種ICパ
ッケージの熱設計」によると、ICは消費電力はほとん
ど熱となるためIC内部は温度上昇する特性があり、半
導体の動作特性は接合部の温度に左右され、絶縁物の劣
化、配線部、ワイヤボンドの腐食、界面拡散等も温度に
依存する。つまりICの信頼性維持に対し一定値以下の
温度環境が必要であり、また動作維持には半導体の特性
から一定値以下でなければならないことからICの温度
管理が必要である。
【0003】また、温度検出に使用する種類のPTC効
果材(例えば半導性チタン酸バリウムの表面に酸化ビス
マスの膜をつけたもの)には、PTC効果(Posit
ive Temperature Cofficien
t)、即ち、正の温度抵抗急変特性があり、図7に示す
ようなPTC効果材の特性値を示す。本グラフは、P.
W.HAAYMANのBritish Patent
714,965, 1954およびGerman Pa
tent 929,350, 1954から抜粋したも
のであり、PTC効果材は一定温度以上になると抵抗値
が急変し、大きな抵抗値となることが特徴である。また
元の温度になると抵抗値も元の値に戻るものである。ま
たこの特性値は材料添加物の調整により多少の変化可能
なものである。尚、図7において、81はBaSrTi
3、82はBaTiO3、83はBaPbTiO3であ
る。
【0004】そして、前述のとおり、IC等の半導体部
品は自ら発熱するものの、使用時の温度に制約があり、
一定以下の温度となるように冷却する必要があり、また
冷却できていることを保証する必要性もある。
【0005】一方、動作中のIC内部の温度を検知する
には、パッケージの熱抵抗と動作により変動する発熱量
の問題から正確に把握することが出来ない状況にある。
パッケージの表面温度と設定した発熱量から推測する程
度の現状にある。
【0006】また、ICジャンクション部分や、IC内
部の為計測するのは難しく、IC内部(チップ部)の温
度と外部の温度(パッケージ表面)ではパッケージ材料
の熱伝導特性、大きさ、形状、び周囲環境(温度、冷却
流の流量)等さまざまな原因による差が生じる。これを
一般に熱抵抗と呼び、発熱量との関数で表すが、さまざ
まな原因と発熱量のどちらも固定されにくい為、内部温
度を計測、把握することは難しい状況にある。
【0007】また、外装(パッケージ)表面計測による
予測値では誤差が多く、表面温度計測は難しい。また、
測定場所、センサー取り付け状態でばらつきが多く、誤
差も大きく、ヒートシンクが付いた場合測定できず、生
産現場での難しい計測は困難である。
【0008】更に、ICは発熱量が明確でなく、ICの
内部温度は発熱量と熱抵抗で予測しているが、発熱量は
動作により変化するので正確でなく、最大発熱量での予
測はマージンが大きく冷却効率の無駄につながる。
【0009】また、全ての検証は無理であり、一枚のプ
リント板内の全IC、またシステム構成の違いによるプ
リント板数の違いによる変化等全ての場合の検証は無理
である。
【0010】それで、理想的な検出方法として発熱量に
影響されずに異常温度時のみ検出でき、検出信号は通常
のIC回路で利用できるもので、急激、一時的な温度変
化は無視できるものが望まれていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来ICの温
度管理は、自ら自分の現状温度を知る手段が無い為に次
のような問題点があった。
【0012】(1)温度に依存する動作異常がすぐに発
見できず原因不明の動作異常がでる場合がある。
【0013】(2)上記問題点を解決するため、頻繁な
冷却装置、エアーフィルタ等の定期的点検、保守が必要
でコスト高の原因になっている。
【0014】(3)ヒートシンクの取り付け不良、経年
変化、ごみの付着による冷却効率低下等IC個々の問題
は検出不可能で信頼性低下の原因となる。ヒートシンク
の取り付け不良は、製造不良防止となる。経年変化、ご
みの付着等装置管理上の信頼性向上につながる。
【0015】本発明は、これらの問題点を解決する半導
体の温度異常検出装置を提供することを目的としてい
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、半導体部品の
内部、パッケージまたはチップに装着され、前記半導体
の表面温度上昇によって非直線性な温度−抵抗特性を示
すPTC効果材と、このPTC効果材と電気的に直列に
接続された固体抵抗と、この固体抵抗とPTC効果材と
の接続箇所から引き出されて電源電圧を分圧し、しかも
PTC効果材の示す温度−抵抗特性によって出力される
電圧信号を反転して出力するインバータゲートとを具備
し半導体の異常温度上昇を検出することを特徴とした半
導体の温度異常検出装置である。
【0017】
【作用】本発明における半導体の温度異常検出装置で
は、半導体部品の内部、パッケージまたはチップにPT
C効果材を装着し、半導体の表面温度上昇によって非直
線性な温度−抵抗特性を利用し、PTC効果材と電気的
に直列に固体抵抗を接続し、固体抵抗とPTC効果材と
の接続箇所から接続線を引き出して電源電圧を分圧し、
PTC効果材の示す温度−抵抗特性によって出力される
電圧信号を反転して出力し、半導体の異常温度上昇を検
出する。
【0018】
【実施例】次に本発明の一実施例を説明する。図1にお
いて、3は半導体部品の内部、パッケージまたはチップ
に装着され、半導体の表面温度上昇によって非直線性な
温度−抵抗特性を示すPTC効果材、1はPTC効果材
3と電気的に直列に接続された固体抵抗、4は固体抵抗
1とPTC効果材との接続点Bから引き出されて電源電
圧を分圧し、しかもPTC効果材3の示す温度−抵抗特
性によって出力される電圧信号を反転して出力するイン
バータゲートであり、ICの内部(パッケージ、ICチ
ップ内、ICチップの表面を含む)に装着した少なくと
も1個以上の温度検出部品と検出回路及び1本以上の出
力ピンを備えた半導体の温度異常検出装置である。そし
て図2、図3は図1の作用の説明図であり、5、6は電
流の流れを示している。
【0019】即ち、本実施例は、ICパッケージの表面
または内部またはチップ表面上に温度特性の異なる2種
類のPTC効果材を接着等の方法で装着し、IC内部の
温度が、信頼性維持に必要とされる温度以上となった場
合には、一つのPTC効果材の抵抗値が急変し、またさ
らに高温となり動作維持限界温度、または熱的破壊温度
に近づいた場合にはもう一方のPTC効果材の抵抗値が
急変するように設定し、各々のPTC効果材の抵抗値の
変化を検地し外部に信号変化または信号出力で通知でき
る回路と組み合わせ、且つ回路をIC内部に持つこと
で、温度警報通知と温度異常通知のように信号を使い分
け、温度による信頼性低下または温度異常による動作障
害発生を事前に検知、処置を装置側で容易にできるIC
の内部温度検知方式を提供するものである。
【0020】そして、図1において、固定抵抗1はPT
C効果材3の間にTTLまたはCMOSのインバータゲ
ート4を接続し、この接続点を、接続点Bとする。固定
抵抗1の片側には温度検出するICの基準電圧(例えば
5V)を加え、PTC効果材3の片側はアース等の低電
位部に接続し、TTLまたはCMOSのインバータゲー
ト4の先端は警報信号出力とする。通常使用状態ではP
TC効果材3の抵抗値が低いためインバータゲート4の
側には電流は流れずゲートはオンしない。冷却装置等の
原因でICの温度が上昇しPTC効果材3も含めて一定
以上の温度となった場合、PTC効果材は図4に示すグ
ラフ特性のように抵抗値が急変に大きくなる。この時、
接続点Bの電圧は高くなりインバータゲート側に電流が
流れ、ゲートがオンし信号が出力される。この信号は前
述の通りICの温度が一定値以上の場合のみに出力され
る為、一定値以上を温度異常と設定することにより、温
度異常信号とみなすことができる。インバータゲート回
路はヒステリシス特性を持つ素子を採用し、電圧変動に
よるノイズ対策を必要とする場合もある。
【0021】尚、図4において8は設定温度値、9はP
TC効果材の抵抗値、10は接続点Bの温度、11はイ
ンバータゲートの出力信号である。図5は本実施例の斜
視図であり、11はICの外観、12、18はPTC効
果材、13は固定抵抗、14は電源、15はグランド、
16は温度異常出力ピン、17はICのチップ、19は
ICチップ、20はキャップ、21はパッケージ、22
はリードである。図6は図5のA−A矢視断面図であ
る。
【0022】
【発明の効果】本発明により、半導体の異常温度を容易
に検出することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す温度異常検出装置の構
成図である。
【図2】図1の作用説明図である。
【図3】図1の作用説明図である。
【図4】図1の特性説明図である。
【図5】本発明を半導体に適用した場合の斜視図であ
る。
【図6】図5のAA矢視断面図である。
【図7】従来のPTC特性説明図である。
【符号の説明】
1 固定抵抗 3 PTC効果材 4 インバータゲート
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年1月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、半導体部品の
内部、バッケージまたはチップに装着され、前記半導体
の表面温度上昇によって非直線性な温度−抵抗特性を示
すPTC効果材と、このPTC効果材と電気的に直列に
接続された固体抵抗と、この固体抵抗とPTC効果材と
の接続箇所から引き出されて電源電圧を分圧し、しかも
PTC効果材の示す温度−抵抗特性によって出力される
電圧信号を反転して出力するゲートとを具備し半導体の
異常温度上昇を検出することを特徴とした半導体の温度
異常検出装置である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体部品の内部、パッケージまたはチ
    ップに装着され、前記半導体の表面温度上昇によって非
    直線性な温度−抵抗特性を示すPTC効果材と、このP
    TC効果材と電気的に直列に接続された固体抵抗と、こ
    の固体抵抗と前記PTC効果材との接続箇所から引き出
    されて電源電圧を分圧し、しかも前記PTC効果材の示
    す温度−抵抗特性によって出力される電圧信号を反転し
    て出力するインバータゲートとを具備し前記半導体の異
    常温度上昇を検出することを特徴とした半導体の温度異
    常検出装置。
JP4229019A 1992-08-28 1992-08-28 半導体の温度異常検出装置 Pending JPH0677397A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4229019A JPH0677397A (ja) 1992-08-28 1992-08-28 半導体の温度異常検出装置
US08/113,848 US5477417A (en) 1992-08-28 1993-08-27 Electronic equipment having integrated circuit device and temperature sensor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4229019A JPH0677397A (ja) 1992-08-28 1992-08-28 半導体の温度異常検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0677397A true JPH0677397A (ja) 1994-03-18

Family

ID=16885482

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4229019A Pending JPH0677397A (ja) 1992-08-28 1992-08-28 半導体の温度異常検出装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH0677397A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7554173B2 (en) 2004-12-22 2009-06-30 Mitsubishi Electric Corporation Semiconductor device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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