JPH0677313U - アンテナ構造 - Google Patents

アンテナ構造

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JPH0677313U
JPH0677313U JP2119293U JP2119293U JPH0677313U JP H0677313 U JPH0677313 U JP H0677313U JP 2119293 U JP2119293 U JP 2119293U JP 2119293 U JP2119293 U JP 2119293U JP H0677313 U JPH0677313 U JP H0677313U
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JP
Japan
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antenna
end portion
base end
mounting
main body
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フレキシブル性を有し、しかもアンテナ本体
を容易に回転乃至固定することができるアンテナ構造を
提供する。 【構成】 コイル状のアンテナ本体11に連続する巻径
の小さなアンテナ基端部12を、アンテナ取付台10に
挿脱可能に嵌装した取付管14内へ挿入し、この基端部
の一端をアンテナ取付台側に引っ張り状態で固定する。
この際、アンテナ本体とアンテナ基端部の段部13が取
付管の端部に引っ掛かり、取付管がアンテナ取付台側へ
付勢されて固定されることになる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、コードレス電話機等に用いられるフレキシブルなアンテナ構造に関 する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、コードレス電話機等においては親機と子機との間の通信を行うために 、例えば図8乃至図10に示すようなアンテナ構造が用いられている。 図8は主に親機に用いられるロッドアンテナ構造を示し、図9はその部分核大 図を示す。このアンテナ構造は、親機は一般的には持ち歩いて使用することはな いことから、導体よりなる中空円筒状、いわゆるロッド状のアンテナ本体1を有 し、この下端部は、旋回固定部材2にネジ3により矢印方向4へ起倒可能にネジ 止められている。そして、この旋回固定部材2は図示しない親機本体に矢印方向 5へ回転可能に取り付けられており、従ってロッド状のアンテナ本体1は、いわ ゆる前後左右方向へ旋回可能としている。
【0003】 一方、持ち歩いて使用される頻度の高い子機に取り付けられるアンテナ構造は 、例えば図10に示すように形成される。すなわち導体よりなる線材のアンテナ 部材6を、全長に対する実効長を稼ぐためにコイル状に巻回してスプリング機能 を持たせ、その外周を軟らかい非導電性のカバー部材7で被ってその下端部には 止め金具8を設けている。そして、この止め金具8を子機本体(図示せず)に取 り付けることにより、いわゆるフレキシブルなアンテナ構造を実現している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、図8及び図9に示すロッド状のアンテナ構造にあっては、ロッドの アンテナ本体4は一応前後左右方向へ旋回可能にはなされてはいるが、図10に 示すフレキシブルアンテナ構造と比較してフレキシブル性に欠けるので、例えば 操作者がロッド状アンテナ本体1に引っ掛けてアンテナ本体1を折ったり電話機 自体を落下させたりする恐れがあった。 更には、アンテナ本体1を旋回可能とするジョイント構造自体にもコストがか なりかかるという問題点がある。
【0005】 また、図10に示すフレキシブルなアンテナ構造にあっては、前述のようにフ レキシブル性がかなり大きいので例えば操作者の身体に触れても力が分散される ので問題は少ないが、止め金具8を本体側へネジ等により固定することとしてい るので、例えば出荷時等にアンテナ部材に梱包する時等において手間がかかると いう問題点がある。 本考案は、以上のような問題点に着目し、これを有効に解決すべく創案された ものであり、その目的はフレキシブル性を有し、しかもアンテナ本体を容易に回 転乃至固定することができるアンテナ構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記問題点を解決するために、所定の大きさの巻径を有するコイル 状のアンテナ本体と、このアンテナ本体にコイル状で連続する前記アンテナ本体 よりも小さな巻径に変化する境目である段部と、この段部にコイル状で接続する 前記小さな巻径を有するアンテナ基端部と、前記アンテナ基端部を内部に挿入す ると共にアンテナ取付台に挿脱可能に嵌装される取付管とを備え、前記アンテナ 本体の端部を前記取付管の端部に係合させた状態で前記アンテナ基端部を前記取 付管内へ挿入すると共に前記アンテナ基端部の一端を前記アンテナ取付台側に引 っ張り状態で固定するようにしたものである。
【0007】
【作用】
本考案は、以上のように構成したので、アンテナ本体はコイル状に形成される と共にアンテナ本体に連続するアンテナ基端部は取付管内に挿入されて、この基 端部を引っ張った状態でアンテナ取付台側へ固定される。この場合、アンテナ本 体の巻径はアンテナ基端部の巻径よりも僅かに大きくなされているので、アンテ ナ本体の端部が取付管の一端と係合して引っ掛かるようになっている。従って、 アンテナ本体自体はフレキシブル性を有し、且つアンテナを回転させる場合には アンテナ基端部の縮退力により取付管は付勢されているので、これを容易に回転 させることが可能となる。
【0008】
【実施例】
以下に、本考案に係るアンテナ構造の一実施例を添付図面に基づいて詳述する 。 図1は本考案に係るアンテナ構造を示す斜視図、図2は図1に示すアンテナ構 造の部分拡大断面図、図3は図1に示すアンテナ本体とアンテナ基端部を示す平 面図、図4はアンテナ構造の取付管の取付状態を示す図、図5は図4に示す取付 管が分離された状態を示す図、図6は図4に示す取付管が回転された状態を示す 図である。
【0009】 本実施例においては、アンテナ構造9を例えば電話機の親機のアンテナ取付台 10に取り付ける場合を例にとって説明する。このアンテナ構造9は、所定の長 さの導体よりなる線材を所定の大きさの巻外直径L1でコイル状乃至スプリング 状に巻回したアンテナ本体11と、このアンテナ本体に連続して上記外直径L1 よりも僅かに小さく設定された外直径L2でコイル状乃至スプリング状に巻回し たアンテナ基端部12とを有しており、これら本体11と基端部12との境界に は段部13が形成される。このようにアンテナ本体11及びアンテナ基端部12 を巻回することにより、これら全体を弾性的に屈曲可能とすると共にその長さ方 向へ弾性的に伸縮可能としている。
【0010】 そして、上記外直径L2の小さなアンテナ基端部12は、例えばL字状の取付 管14内に挿通され、その先端片12Aは、アンテナ取付台10に設けた取付基 台15に締付けネジ16により固定されている。この取付管14の外直径は、上 記アンテナ本体11の外直径L1と略同じ大きさに設定されており、従って、ア ンテナ基端部12を取付管14内へ挿入した時に、アンテナ本体下端の段部13 が取付管14の上端に引っ掛かり、固定されることになる。 そして、上記アンテナ本体11の全体は、例えば弾性部材よりなるカバー部材 17により被われており、その下端部は取付管14の上端部も被っている。また 、上記取付管14の水平屈曲部の外周には、管の長さ方向に沿って延びる突状の 係合片22が、その周方向に沿って例えば180°の等間隔で形成されており、 後述するようにアンテナ取付台10側の係合溝21へ挿入される。
【0011】 一方、上記取付管14を嵌装するために、上記アンテナ取付台10の側壁18 には、フランジ19を有する取付孔20が形成されており、上記取付管14を挿 脱可能に嵌装し得るように構成される。そして、このフランジ19の先端には、 その周方向に沿って例えば180°の等間隔で形成された凹部状の係合溝21( 図5参照)が設けられており、この係合溝21には上記取付管14に形成された 突状の係合片22が挿入されてこれと係合されることになる(図4参照)。そし て、アンテナ基端部12の先端片12Aを締付けネジ16により取付基台15へ 締付け固定する場合には、この弾性を有するアンテナ基端部12を取付基台5側 へ引っ張った状態で取り付け、これによりアンテナ基端部12の縮退力Fにより 取付管14を取付孔20側へ付勢させる。 尚、符号23はアンテナ端子である。
【0012】 次に、以上のように構成された本実施例の動作について説明する。 まず、例えば電話機の使用時においては、図1に示すようにアンテナ本体11 を起立させた状態で使用する。この場合、アンテナ基端部12は取付基台15側 へ引っ張った状態で締付けネジ16により取付け固定され、しかもアンテナ本体 11の外直径L1はアンテナ基端部12の外直径L2よりも僅かに大きくなされ ているので、これらの段部13が取付管14の上端に係合して引っ掛かり、結果 的にアンテナ基端部12の縮退力Fにより取付管14はアンテナ取付台10の側 壁18側へ付勢される。この時、取付管14の周囲に設けた突状の係合片22は フランジ19に設けた係合溝21内へ完全に嵌装固定され(図4参照)、取付管 14はこの状態では回転することがなく、アンテナ本体11は起立状態を維持さ れている。
【0013】 このような状態で、例えば電話の操作者が、アンテナ本体11に引っ掛かって も、これ自体がフレキシブル性を有することからアンテナ本体11自体が弾性的 に自由に屈曲して操作者から容易に外れてしまい、従って例えば電話機本体が机 から落下したりすることを防止でき、耐久性も向上させることができる。 また、操作者が誤ってアンテナ本体11の先端部で目等を突いた場合にあって は、アンテナ本体11に加わる垂直荷重はこれ自体が繞むことによりその力は分 散されてしまい、操作者が大怪我等をすることを未然に防止することが可能とな る。 更に、アンテナ本体11はコイル状に巻回されることからアンテナの実効長に 対する全体の高さを短くすることができ、コンパクト化に対応することができる 。
【0014】 更には、例えば出荷時のように電話機自体を梱包したり或いは持ち運ぶ時のよ うに電話機自体をコンパクト化したい場合には、図6に示すようにアンテナ基端 部12の縮退力Fに抗して取付管14を側壁18から離れる方向24へ引っ張っ て取付管14をフランジ19から離脱させ、この状態で取付管14を90°回転 させることによりアンテナ本体11は水平状態となり、従って、従来構造のよう にネジ等を取り外す必要もなく容易にコンパクト化させることが可能となる。 このように、簡単な構造でアンテナ本体11を回転させることができ、コスト ダウンを図ることも可能となる。
【0015】 尚、上記実施例にあっては、フランジ19に凹部の係合溝21を180°間隔 で2つしか設けなかったがこれに限定されず、例えば90°、30°、15°或 いはそれ以外の任意の角度で等間隔或いは不等間隔で多数の係合溝を設けてアン テナ本体11を任意の角度に設定し得るように構成してもよいし、また、図7に 示すように溝深さの異なる複数の係合溝21A、21Bを設けておき、例えばア ンテナ基端部12を締付けネジ16によりネジ止めする際にネジ止めしやすい位 置を選択し得るようにしてもよい。 更に、上記実施例にあっては段部13を階段状に形成したが、これに限定され ず、巻径が次第に変化する例えばテーパ形状に形成してもよい。
【0016】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のアンテナ構造によれば、次のように優れた作用 効果を発揮することができる。 アンテナ本体にフレキシブル性を持たせたので安全性や耐久性を向上させるこ とができる。 また、アンテナ本体とアンテナ基端部の段部を利用すると共にアンテナ基端部 の弾発力を利用して回転可能に固定するようにしたので、簡単な構造で必要に応 じてアンテナ本体を容易に回転させることができ、しかもコストを削減すること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るアンテナ構造を示す斜視図であ
る。
【図2】図1に示すアンテナ構造の部分拡大断面図であ
る。
【図3】図1に示すアンテナ本体とアンテナ基端部を示
す平面図である。
【図4】アンテナ構造の取付管の取付状態を示す図であ
る。
【図5】図4に示す取付管が分離された状態を示す図で
ある。
【図6】図4に示す取付管が回転された状態を示す図で
ある。
【図7】取付管の変形例を示す平面図である。
【図8】従来のロッド状のアンテナ構造を示す平面図で
ある。
【図9】図8に示すアンテナ構造の部分拡大図である。
【図10】従来のフレキシブルなアンテナ構造を示す平
面図である。
【符号の説明】
9…アンテナ構造、10…アンテナ取付台、11…アン
テナ本体、12…アンテナ基端部、13…段部、14…
取付管、17…カバー部材、19…フランジ、20…取
付孔、21…係合溝、22…係合片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の大きさの巻径を有するコイル状の
    アンテナ本体と、このアンテナ本体にコイル状で連続す
    る前記アンテナ本体よりも小さな巻径に変化する境目で
    ある段部と、この段部にコイル状で接続する前記小さな
    巻径を有するアンテナ基端部と、前記アンテナ基端部を
    内部に挿入すると共にアンテナ取付台に挿脱可能に嵌装
    される取付管とを備え、前記段部を前記取付管の端部に
    係合させた状態で前記アンテナ基端部を前記取付管内へ
    挿入すると共に前記アンテナ基端部の一端を前記アンテ
    ナ取付台側に引っ張り状態で固定するようにしたことを
    特徴とするアンテナ構造。
JP2119293U 1993-03-31 1993-03-31 アンテナ構造 Expired - Lifetime JP2586097Y2 (ja)

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JPH0677313U true JPH0677313U (ja) 1994-10-28
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012060338A (ja) * 2010-09-08 2012-03-22 Nec Access Technica Ltd アンテナ保持構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012060338A (ja) * 2010-09-08 2012-03-22 Nec Access Technica Ltd アンテナ保持構造

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