JPH0676363U - メッキ液洗浄回収装置 - Google Patents
メッキ液洗浄回収装置Info
- Publication number
- JPH0676363U JPH0676363U JP1667393U JP1667393U JPH0676363U JP H0676363 U JPH0676363 U JP H0676363U JP 1667393 U JP1667393 U JP 1667393U JP 1667393 U JP1667393 U JP 1667393U JP H0676363 U JPH0676363 U JP H0676363U
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- panel
- plating
- cleaning
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 より少ない人員でより多くのパネルを迅速
に処理することが出来、かつ装置の設置面積が少なくて
すみ、更にはメッキ処理液等をより安いコストで回収す
ることが出来るメッキ液洗浄回収装置を提供すること。 【構成】 本考案によるメッキ液洗浄回収装置はメッ
キ液回収セル1とパネル洗浄セル2から成る。メッキ処
理槽から引き上げられた処理済みのワ−クパネルは先
ず、メッキ液回収セルの保持ロ−ラ4の回転駆動するロ
−ラ間に挟まれて垂直に保持されたまま絞りロ−ラ5に
送られ、そこでパネルに付着しているメッキ液等の残留
成分が絞り取られる。除去されたメッキ液は、メッキ液
回収セルの下部に設けられた回収タンク6に収納され
る。メッキ液を除去されたパネルは、パネル洗浄セル2
に送られる。同セルにおいてワ−クパネルは、パネルの
両側に配置された洗浄水噴射用ノズル9から噴射される
水により洗浄され、絞りロ−ラ10によりパネル上に付
着している洗浄水を除去される。
に処理することが出来、かつ装置の設置面積が少なくて
すみ、更にはメッキ処理液等をより安いコストで回収す
ることが出来るメッキ液洗浄回収装置を提供すること。 【構成】 本考案によるメッキ液洗浄回収装置はメッ
キ液回収セル1とパネル洗浄セル2から成る。メッキ処
理槽から引き上げられた処理済みのワ−クパネルは先
ず、メッキ液回収セルの保持ロ−ラ4の回転駆動するロ
−ラ間に挟まれて垂直に保持されたまま絞りロ−ラ5に
送られ、そこでパネルに付着しているメッキ液等の残留
成分が絞り取られる。除去されたメッキ液は、メッキ液
回収セルの下部に設けられた回収タンク6に収納され
る。メッキ液を除去されたパネルは、パネル洗浄セル2
に送られる。同セルにおいてワ−クパネルは、パネルの
両側に配置された洗浄水噴射用ノズル9から噴射される
水により洗浄され、絞りロ−ラ10によりパネル上に付
着している洗浄水を除去される。
Description
【0001】
本考案は、処理済みのワ−クパネル上に付着するメッキ液等の残留成分を水洗 除去し回収するための装置に関する。
【0002】
一般に、ワ−クパネルを洗浄処理するためには、パネルを単位枚数バスケット に収納したり、ラックハンガ−に懸架したり或はまた水平型コンベア−上に横た えて水洗槽に通す。また、メッキ処理を施したPCボ−ドなどを水洗洗浄してメ ッキ液を回収する場合、洗浄槽を2段、3段に配置してメッキ浴から出てきたワ −クパネルを順次浸漬して、洗浄水で洗浄するとともにメッキ液を希釈して回収 を行う。
【0003】
上記のような従来法でワ−クパネルの洗浄処理を行う場合の問題点としては、 パネルをバスケットに収納したり、ラックハンガ−に懸架して処理を行う方法に おいては、処理の前後においてパネルをバスケットに収納したり、ハンガ−に懸 架を行う人的作業を伴うために、より多くの作業員を配置しなければならない。 また、パネルをコンベア−上に横たえて水洗槽に通して処理を行う方法は、より 少ない人員で迅速により多くのパネルを処理する方法としては優れているが、処 理槽の大きさが他方法に比べると格段に大きくなるためにより広い装置の設置面 積が必要となり、またコンベア−による処理液の持ち出し量も多くなる。
【0004】 一方、メッキ処理液等の回収を行う場合、上述のような多段洗浄方式の問題点 は、先ずより多くの時間と人手及びより広い装置の設置面積を必要とし、またメ ッキ処理液が洗浄水によって希釈されるのでその回収のために濃縮が必要であり 、より多くのユティリティコストが掛かるということである。
【0005】 従って、本考案の目的は、人手がかからず迅速により多くのパネルを処理する ことが出来、装置の設置面積が少なくてすみ、かつメッキ処理液等の回収をより 安いコストで出来るメッキ液洗浄回収装置を提供することである。
【0006】
上記目的は、処理済みのワ−クパネルに付着するメッキ液等の残留成分を洗浄 回収する装置であって、 1)メッキ処理槽から引き上げられた処理済みのワ−クパネルを垂直に保持し たまま横向きに移動するように回転駆動する保持ロ−ラ、 2)上記保持ロ−ラにより横向きに送られてきたワ−クパネルを回転駆動する ロ−ラ間に挟みこんで、ワ−クパネルに付着しているメッキ液等の残留成分を絞 りとる絞りロ−ラ、 3)絞りロ−ラにより絞りとられたメッキ液をその下端に設けられた漏斗 を介して受け取る回収タンク、 4)絞りロ−ラにより送られてきたワ−クパネルを回転駆動するロ−ラ間に挟 みこんで送るピンチロ−ラ、 5)ピンチロ−ラから送られてきたワ−クパネルを回転駆動するロ−ラ間に挟 みこんで次の工程に送るとともに水洗水の飛沫を防止する遮蔽ロ−ラ、 6)遮蔽ロ−ラにより送られてくるワ−クパネルの進行方向の垂直面上に、ワ −クパネルに触触せずに両側から挟み込むように配置された洗浄水噴射用ノズル 、 7)洗浄されたワ−クパネルを回転駆動するロ−ラ間に挟みこんで、ワ−クパネ ルに残留している洗浄水を絞りとる絞りロ−ラ、及び 8)絞りロ−ラから出てきたワ−クパネルを回転駆動するロ−ラ間に挟みこん で次の工程に送るための送りロ−ラ、から成るメッキ液回収装置によって達成さ れた。
【0007】
以下、本考案によるメッキ液洗浄回収装置の一実施例を図によって説明する。 本考案によるメッキ液洗浄回収装置の横断面を図1に示す。上記回収装置はメ ッキ液回収セル1とパネル洗浄セル2に大別される。メッキ液回収セル1は、ワ −クパネル3を垂直に保持するための保持ロ−ラ4、ワ−クパネルに付着してい るメッキ液等の残留成分を絞りとる絞りロ−ラ5、絞りとられたメッキ液を受け 取る回収タンク6、及びワ−クパネルを次の工程に送るピンチロ−ラ7から成っ ている。垂直に配置された1対のロ−ラより成る保持ロ−ラ4は、メッキ処理槽 から引き上げられた処理済みのワ−クパネルを回転駆動するロ−ラ間に挟み込ん で垂直に保持したまま絞りロ−ラ5に送り出す。同様に垂直に配置された1対の ロ−ラより成る絞りロ−ラは、保持ロ−ラにより横向きに送られてきたワ−クパ ネルを回転駆動するロ−ラ間に挟みこんで、ワ−クパネルに付着しているメッキ 液等の残留成分を絞りとる。ワ−クパネルより除去されたメッキ液は、メッキ液 回収セルの下部に設けられた漏斗を通して回収タンク6に収納される。メッキ液 を除去されたワ−クパネルは、ピンチロ−ラ7を経由してパネル洗浄セル2に送 られる。同セルにおいてワ−クパネルは遮蔽ロ−ラ8により次の工程に送られる が、この遮蔽ロ−ラは洗浄水の飛沫を防止する機能を有している。遮蔽ロ−ラか ら出たワ−クパネルは、その進行方向の垂直面上にワ−クパネルに接触せずに両 側からパネルを挟み込むように配置された洗浄水噴射用ノズル9から噴射される 水により洗浄され、次に配置された絞りロ−ラ10によりワ−クパネル上に付着 している洗浄水を除去されて、送りロ−ラ11を経由して次の工程に送られる。
【0008】
本考案のメッキ液洗浄回収装置により、より少ない人員でより多くのパネルを 迅速に処理することが出来る。また従来方法による装置に比べると、本考案の装 置はは格段に小型化されているので、装置の設置面積が少なくてすむ。更に大き な利点としては、排出される洗浄液量が従来法に比べると大幅に低減されるので 、メッキ処理液等をより安いコストで回収することが出来る。
【図1】本考案によるメッキ液洗浄回収装置の側面図で
ある。
ある。
【図2】同装置を上方から見た図である。
1. メッキ液回収セル 2. パネル洗浄セル 3. ワ−クパネル 4. 保持ローラ 5. 絞りロ−ラ 6. 回収タンク 7. ピンチロ−ラ 8. 遮蔽ロ−ラ 9. 洗浄水噴射ノズル 10.絞りロ−ラ 11.送りロ−ラ 12.パネル挿入口 13.パネル出口
Claims (1)
- 【請求項1】処理済みのワ−クパネル上に付着するメッ
キ液等の残留成分を洗浄回収する装置であって、 1)メッキ処理槽から引き上げられた処理済みのワ−ク
パネルを垂直に保持したまま横向きに移動するように回
転駆動する保持ロ−ラ、 2)上記保持ロ−ラにより横向きに送られてきたワ−ク
パネルを回転駆動するロ−ラ間に挟みこんで、ワ−クパ
ネルに付着しているメッキ液等の残留成分を絞りとる絞
りロ−ラ、 3)絞りロ−ラにより絞りとられたメッキ液をその下端
に設けられた漏斗を介して受け取る回収タンク、 4)絞りロ−ラにより送られてきたワ−クパネルを回転
駆動するロ−ラ間に挟みこんで送るピンチロ−ラ、 5)ピンチロ−ラから送られてきたワ−クパネルを回転
駆動するロ−ラ間に挟みこんで次の工程に送るとともに
水洗水の飛沫を防止する遮蔽ロ−ラ、 6)遮蔽ロ−ラにより送られてくるワ−クパネルの進行
方向の垂直面上に、ワ−クパネルに接触せずに両側から
挟み込むように配置された洗浄水噴射用ノズル、 7)洗浄されたワ−クパネルを回転駆動するロ−ラ間に
挟みこんで、ワ−クパネルに残留している洗浄水を絞り
とる絞りロ−ラ、及び 8)絞りロ−ラから出てきたワ−クパネルを回転駆動す
るロ−ラ間に挟みこんで次の工程に送るための送りロ−
ラ、から成るメッキ液洗浄回収装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1667393U JP2582875Y2 (ja) | 1993-04-05 | 1993-04-05 | メッキ液洗浄回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1667393U JP2582875Y2 (ja) | 1993-04-05 | 1993-04-05 | メッキ液洗浄回収装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0676363U true JPH0676363U (ja) | 1994-10-28 |
JP2582875Y2 JP2582875Y2 (ja) | 1998-10-15 |
Family
ID=11922835
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1667393U Expired - Lifetime JP2582875Y2 (ja) | 1993-04-05 | 1993-04-05 | メッキ液洗浄回収装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2582875Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100954691B1 (ko) * | 2010-02-04 | 2010-04-27 | 이성주 | 박스세척기 |
-
1993
- 1993-04-05 JP JP1667393U patent/JP2582875Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100954691B1 (ko) * | 2010-02-04 | 2010-04-27 | 이성주 | 박스세척기 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2582875Y2 (ja) | 1998-10-15 |
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