JPH0676176A - ビームセンサ - Google Patents

ビームセンサ

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JPH0676176A
JPH0676176A JP4225917A JP22591792A JPH0676176A JP H0676176 A JPH0676176 A JP H0676176A JP 4225917 A JP4225917 A JP 4225917A JP 22591792 A JP22591792 A JP 22591792A JP H0676176 A JPH0676176 A JP H0676176A
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Yoshimasa Suzuki
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビームセンサシステムにおいて光軸調整を容
易に行う。 【構成】 制御部4は、受光信号処理部3での受光レベ
ルをレベルメータ7に表示すると共に、受光したパルス
列を復号化してその値をレベルメータ6に表示する。更
に、受光信号処理部3での受光レベルを符号化して投光
手段T1 から投光させる。同様に制御部11は、受光信
号処理部10での受光レベルをレベルメータ13に表示
すると共に、受光したパルス列を復号化してその値をレ
ベルメータ14に表示する。更に受光信号処理部10で
の受光レベルを符号化して投光手段T2 から投光させ
る。従って、作業者はレベルメータ6,7,13,14
に表示される値が最大となるようにT1 ,R1 ,T2
2 の各光学系の角度調整を行うことによって光軸調整
を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、侵入者検知を行うため
のビームセンサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、侵入者検知を行うシステムの一つ
として、赤外線ビーム(以下、単にビームと称す)を投
光するビームセンサ、即ち投光器と、投光器からのビー
ムを受光するビームセンサ、即ち受光器とを対向させて
配置するビームセンサシステムが知られており、このビ
ームセンサシステムにおいては受光器に入射する赤外線
量によって侵入者の有無を検知している。従って、ビー
ムセンサシステムにおいては投光器の投光光学系と受光
器の受光光学系を正しく対向させるために光軸調整の作
業が必要であり、そのため従来においては、次のような
作業を行っていた。
【0003】投光器側と受光器側にそれぞれ作業者が付
き、それぞれ目視あるいは照準器により概略の光軸合わ
せを行った後、投光器からビームを投光した状態で、例
えばまず投光器の投光光学系の左右角度微調整摘みをド
ライバー等により徐々に所定の方向に回転させる。そし
てそのとき受光器側の作業者は、受光器における赤外線
受光レベルをテスター等で測定し、受光レベルが最大と
なる位置を通過して低下し始めると投光器側の作業者に
対して当該微調整摘みを逆方向に回転させるようにトラ
ンシーバー等により連絡する。
【0004】この連絡を受けると投光器側の作業者は当
該微調整摘みを先程とは逆方向に徐々に回転させる。こ
のとき受光器側の作業者は受光レベルを測定し、先程と
同様に、受光レベルが最大となる位置を通過して低下し
始めると投光器側の作業者に対して当該微調整摘みを逆
方向に回転させるように連絡する。以上の操作を何回か
繰り返し行うことによって投光器側の作業者は投光光学
系の左右角度を受光器の受光レベルが略最大となる位置
に固定する。次にその位置で投光光学系の上下角度微調
整摘みをドライバー等により操作し、上述したと同様に
して投光光学系の上下角度を受光器の受光レベルが略最
大となる位置に固定する。
【0005】以上の作業が終了すると投光器側の作業者
はその旨を受光器側の作業者に連絡する。これによって
受光器側の作業者は受光レベルを測定しながら、例えば
まず受光光学系の左右角度微調整摘みをドライバー等に
より操作して受光レベルが略最大となる位置を定め、次
にその位置で受光レベルを測定しながら検出レベルが略
最大となるように受光光学系の上下角度を定める。以上
の作業を通常は2回または3回行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のビームセンサの光軸調整に際しては少なくとも二人の
作業者が必要であり、しかも時間がかかるばかりでな
く、作業には高度の熟練が要求されるものであった。こ
れは特に投光器と受光器の距離が離れる程顕著である。
従って作業効率の改善が強く望まれていた。
【0007】本発明は、上記の課題を解決するものであ
って、一人で容易に光軸調整を行うことができるビーム
センサを提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のビームセンサは、投光手段と、受光手段
と、前記受光手段における受光レベルを符号化し、その
符号化した信号により赤外線ビームを変調して前記投光
手段から投光する処理を行う信号処理手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0009】また、本発明のビームセンサは、第1の光
学系の略焦点位置に配置された第1投光手段及び第1受
光手段と、第2の光学系の略焦点位置に配置された第2
投光手段及び第2受光手段と、前記第1受光手段におけ
る受光レベルを符号化し、その符号化した信号により赤
外線ビームを変調して前記第1投光手段から投光すると
共に、前記第2受光手段における受光レベルを符号化
し、その符号化した信号により赤外線ビームを変調して
前記第2投光手段から投光する処理を行う信号処理手段
とを備えることを特徴とする。
【0010】
【作用及び発明の効果】請求項1記載のビームセンサ
は、投光手段と、受光手段と、信号処理手段とを備え
る。そして、信号処理手段は、受光手段における受光レ
ベルを符号化し、その符号化した信号により赤外線ビー
ムを変調して投光手段から投光する処理を行う。
【0011】従って、このビームセンサを対向して配置
して構築したビームセンサシステムにおいては、光軸調
整に際しては対向するビームセンサの投光手段から投光
された符号化された赤外線ビームを受光し、その符号を
復号化し、表示することによって、対向するビームセン
サにおける受光レベルを知ることができるので、一人で
も確実に光軸調整を行うことができる。
【0012】また、請求項4記載のビームセンサは、第
1投光手段、第2投光手段、第1受光手段、第2受光手
段及び信号処理手段を備える。第1投光手段と第1受光
手段とは第1の光学系の略焦点位置に配置されてなり、
第2投光手段と第2受光手段とは第2の光学系の略焦点
位置に配置されている。そして、信号処理手段は、第1
受光手段における受光レベルを符号化し、その符号化し
た信号により赤外線ビームを変調して第1投光手段から
投光すると共に、第2受光手段における受光レベルを符
号化し、その符号化した信号により赤外線ビームを変調
して第2投光手段から投光する処理を行う。
【0013】従って、このビームセンサを対向して配置
して構築したビームセンサシステムにおいては、光軸調
整に際しては対向するビームセンサの二つの投光手段か
ら投光された符号化された赤外線ビームを受光し、その
符号を復号化し、表示することによって、対向するビー
ムセンサにおける受光レベルを知ることができるので、
一人でも確実に光軸調整を行うことができる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照しつつ実施例を説明する。
図1は本発明に係るビームセンサを用いて構築されるビ
ームセンサシステムの一実施例の構成を示す図であり、
図中、1は第1ビームセンサ、2は信号処理手段、3は
受光信号処理部、4は制御部、5は駆動部、6、7はレ
ベルメータ、8は第2ビームセンサ、9は信号処理手
段、10は受光信号処理部、11は制御部、12は駆動
部、13、14はレベルメータ、T1 ,T2 は投光手
段、R1 ,R2 は受光手段を示す。
【0015】投光手段T1 は赤外線発光素子及び反射鏡
等で構成される投光光学系を備えており、駆動部5から
供給される駆動パルスによりビームを投光する。駆動部
5は制御部4により駆動されるが、その制御の態様につ
いては後述する。受光手段R1 は受光素子及び反射鏡等
で構成される受光光学系を備えており、受光素子から出
力される受光信号は受光信号処理部3で処理される。
【0016】受光信号処理部3は、例えば図2に示すよ
うに、受光手段R1 からの受光信号を増幅する増幅器4
0、受光信号のピーク値を検出するためのピーク検波回
路41、周知の構成からなる波形整形回路42で構成さ
れる。これらのピーク検波回路41及び波形整形回路4
2の出力は共に制御部4に供給される。なお、ピーク検
波回路41の出力信号は受光手段R1 での受光レベルを
示し、波形整形回路42の出力信号は受光したパルス列
を示していることは明かである。
【0017】制御部4は、マイクロプロセッサ及びその
周辺回路で構成され、受光信号処理部3の出力に基づい
て駆動部5を制御したり、レベルメータ6、7に受光信
号のレベルの表示を行ったりする。その動作の詳細につ
いては後述する。レベルメータ6、7はレベル表示を行
うことができるものであればどのようなものでもよく、
例えば針式のものでもよく、あるいは発光ダイオード等
の発光素子が複数個配置されたもの、または数値を表示
できるものを用いることもできるものである。なお、レ
ベルメータ6、7は第1ビームセンサ1に固定的に設け
られていてもよく、あるいは第1ビームセンサ1に着脱
自在に取り付け可能となされていてもよいものである。
【0018】投光手段T2 は受光手段R1 と対向して配
置されるものであって、赤外線発光素子及び反射鏡等で
構成される投光光学系を備えており、駆動部12から供
給される駆動パルスによりビームを投光する。駆動部1
2は制御部11により駆動されるが、その制御の態様に
ついては後述する。受光手段R2 は投光手段T1 と対向
して配置されるものであって、受光素子及び反射鏡等で
構成される受光光学系を備えており、受光素子から出力
される受光信号は受光信号処理部10で処理される。受
光信号処理部10の構成は受光信号処理部3と同様であ
る。
【0019】制御部11は、マイクロプロセッサ及びそ
の周辺回路で構成され、受光信号処理部10の出力に基
づいて駆動部12を制御したり、レベルメータ13,1
4に受光レベルの表示を行ったりする。また、制御部1
1は侵入者ありと判断した場合には警報信号を出力する
が、これらの動作の詳細については後述する。レベルメ
ータ13,14についてはレベルメータ6、7と同様で
ある。
【0020】次に、図1に示す構成の動作について説明
する。まず光軸調整時の動作については次のようであ
る。なお、光軸調整に先立って第1ビームセンサ1及び
第2ビームセンサ8は目視あるいは照準器により概略の
光軸合わせが行われていることは当然である。また、光
軸調整の際には第1ビームセンサ1の制御部4及び第2
ビームセンサ8の制御部11は光軸調整のためのモード
にセットされる。
【0021】この状態において、制御部4は次の動作を
行う。制御部4は、受光信号処理部3からの受光レベル
を取り込み、その受光レベルをレベルメータ7に表示す
る。これによってレベルメータ7には投光手段T2 から
投光されたビームを受光手段R1 で受光した際の受光レ
ベルが表示され、このことによって受光手段R1 と投光
手段T2 との光軸調整の度合いを知ることができる。
【0022】また制御部4は、受光信号処理部3の波形
整形回路42から受光信号のパルス列を取り込み、その
パルス列で定められている符号を復号してその値をレベ
ルメータ6に表示する。これによって、後述するところ
から明らかなように、レベルメータ6には投光手段T1
から投光されたビームを受光手段R2 で受光した際の受
光レベルが表示され、このことによって投光手段T1
受光手段R2 との光軸調整の度合いを知ることができ
る。
【0023】更に制御部4は、受光信号処理部3から取
り込んだ受光レベルを所定の方式に従って符号化し、そ
の符号化した信号を駆動部5に与える。駆動部5は与え
られた符号化信号に対応したパルス列を有する駆動信号
を生成し、投光手段T1 に供給する。これによって投光
手段T1 からは、受光手段R1 における受光レベルの情
報を含むビームが投光される。
【0024】ここで、受光手段R1 での受光レベルと駆
動信号のパルス列とをどのように対応させるかは任意で
ある。例えば、受光レベルを所定のビット数、例えば4
ビットに符号化し、その4ビットの符号でビームを変調
する方法が考えられる。図3はその一例を示す図であ
り、受光レベルが4ビットで「0110」で表される場
合の駆動信号のパルス列の例を示している。図3におい
ては、4ビットの符号の開始を示す先頭パルスに続いて
各ビットの値が最上位ビットから順次配列されており、
このような駆動信号を所定の周期で繰り返し発生させる
ことによって、受光手段R1 での受光レベルを第2セン
サ8に伝送することができる。なお、図3において破線
で示すパルスは値が「0」のビット、即ちビームの投光
が行われないビットを示している。
【0025】また他の方法としては、受光レベルに応じ
て駆動信号のパルスの周波数を異ならせるようにしても
よいものである。例えば図4に示すように、受光レベル
Rと駆動信号のパルスの周波数とを対応付けたテーブ
ルを制御部4に備えておき、受光レベルを検知した場合
にこのテーブルを参照して駆動信号のパルスの周波数を
求め、当該周波数のパルス列を有する駆動信号の発生を
駆動部5に指示するようにしてもよいものである。例え
ば図4に示す例の場合、受光レベルVR がV1以上、V2
未満の場合には制御部4は当該テーブルから駆動信号
の周波数としてf2 を求め、駆動部5に対して周波数f
2 の駆動信号の発生を指示する。これによって投光手段
1 からは(1/f2 )の繰り返し周期を有するパルス
列のビームが投光される。以上のようにして投光手段T
1 から投光されたビームは受光手段R2 に受光される。
【0026】次に第2ビームセンサ8の制御部11の動
作について説明する。制御部11は、受光信号処理部1
0からの受光レベルを取り込み、その受光レベルをレベ
ルメータ13に表示する。これによってレベルメータ1
3には投光手段T1 から投光されたビームを受光手段R
2 で受光した際の受光レベルが表示され、このことによ
って投光手段T1 と受光手段R2 との光軸調整の度合い
を知ることができる。
【0027】また制御部11は、受光信号処理部10か
ら受光信号のパルス列を取り込み、そのパルス列で定め
られている符号を復号してその値をレベルメータ14に
表示する。これによって、レベルメータ14には投光手
段T2 から投光されたビームを受光手段R1 で受光した
際の受光レベルが表示され、このことによって受光手段
1 と投光手段T2 との光軸調整の度合いを知ることが
できる。
【0028】更に制御部11は、受光信号処理部10か
ら取り込んだ受光レベルを所定の方式に従って符号化
し、その符号化した信号を駆動部12に与える。駆動部
12は与えられた符号化信号に対応したパルス列を有す
る駆動信号を生成し、投光手段T2 に供給する。これに
よって投光手段T2 からは、受光手段R2 における受光
レベルの情報を含むビームが投光される。ここで、受光
手段R2 での受光レベルと駆動信号のパルス列との対応
付けについては上述したと同様である。以上のようにし
て投光手段T2 から投光されたビームは受光手段R1
受光される。
【0029】従って、第1ビームセンサ1の光軸調整を
行う場合において、投光手段T1 の光軸調整を行うに際
しては、作業者はレベルメータ6に表示される値が最大
になるように投光手段T1 の投光光学系の上下左右の角
度を調整すればよく、また受光手段R1 の光軸調整を行
うに際しては、作業者はレベルメータ7に表示される値
が最大になるように受光手段R1 の受光光学系の上下左
右の角度を調整すればよい。
【0030】同様に第2ビームセンサ8の光軸調整を行
う場合において、投光手段T2 の光軸調整を行うに際し
ては、作業者はレベルメータ14に表示される値が最大
になるように投光手段T2 の投光光学系の上下左右の角
度を調整すればよく、また受光手段R2 の光軸調整を行
うに際しては、作業者はレベルメータ13に表示される
値が最大になるように受光手段R2 の受光光学系の上下
左右の角度を調整すればよい。
【0031】なお、第1ビームセンサ1と第2ビームセ
ンサ8の光軸調整が行われていない状態であっても投光
手段T1 ,T2 から投光されるビームは距離と共に広が
るので、概略対向していれば受光レベルは小さいが受光
手段R1 は投光手段T2 からのビームを、受光手段R2
は投光手段T1 からのビームを受光することができるも
のである。以上のようにして一人の作業者でも容易に光
軸調整を行うことができるので、作業効率を大幅に改善
することができる。
【0032】次に通常運用時の動作について説明する。
通常運用時の動作には次の二つの態様があり、ディップ
スイッチ等によりいずれかの動作が選択できるようにな
されている。
【0033】まず第1の態様については次のようであ
る。制御部11は第1の態様が設定されると駆動部12
に対して予め定められている通常運用時の駆動パルスの
発生を指示する。これにより投光手段T2 からは所定の
形態のビームが投光される。また、制御部11は、受光
信号処理部10から取り込んだ受光レベルにより受光手
段R2 において投光手段T1 からのビームが受光されて
いると判断される場合には警報信号を出力しないが、投
光手段T1 からのビームが所定時間以上、例えば30msec
〜50msec以上の時間に渡って受光されないことを検知す
ると、侵入者ありと判断して警報信号を出力する。な
お、この30msec〜50msecという時間は侵入者がビームを
横切るときの最短時間として従来広く採用されている時
間である。
【0034】また制御部4は第1の態様が設定された場
合には、受光信号処理部3から取り込んだ受光レベルに
より、受光手段R1 において投光手段T2 からのビーム
が受光されていると判断される場合には駆動部5に対し
て通常運用時の駆動パルスの発生を指示するが、投光手
段T2 からのビームが受光されていないと判断される場
合には駆動部5に対して駆動パルスの発生を禁止する。
【0035】従って、投光手段T1 からのビームが所定
時間以上遮断された場合には勿論のこと、投光手段T2
からの赤外線ビームが所定時間以上遮断された場合にも
受光手段R2 では正常な受光は行われないので、制御部
11は警報信号を出力する。
【0036】以上が第1の態様であり、次に第2の態様
について説明する。第2の態様においては制御部11の
動作は上記の第1の態様と同じであり、制御部4の動作
のみが異なっている。即ち、第2の態様が設定された場
合には制御部4は、受光手段R1 での受光レベルの如何
に拘らず、駆動部5に対して常時駆動パルスの発生を指
示する。従って第2の態様においては、投光手段T1
らのビームが所定時間以上遮断された場合にのみ制御部
11から警報信号が出力され、投光手段T2 からのビー
ムのみが遮断された場合には受光手段R2 では正常な受
光が行われるので警報信号は出力されないことになる。
【0037】以上、本発明に係るビームセンサを用いた
ビームセンサシステムの一実施例について説明したが、
次に図5を参照して本発明に係るビームセンサを用いた
ビームセンサシステムの他の実施例について説明する。
【0038】図5において、第1ビームセンサ20は、
センサユニットS1 ,S2 、信号処理手段28、レベル
メータ26、27を備えている。センサユニットS1
一つの光学系と、赤外線発光素子及び赤外線受光素子を
備えている。そしてこの赤外線発光素子及び赤外線受光
素子は共に光学系の略焦点の位置に配置されている。即
ち、投光手段T1 及び受光手段R1 は一つの光学系を共
用している。センサユニットS2 についても同様であ
る。
【0039】信号処理手段28は、制御部21、投光手
段T1 を駆動するための駆動部22、受光手段R1 から
の信号を処理するための受光信号処理部23、投光手段
2を駆動するための駆動部24、受光手段R2 からの
信号を処理するための受光信号処理部25を備えてい
る。制御部21はマイクロプロセッサ及びその周辺回路
で構成され、受光信号処理部23、25の出力に基づい
て駆動部22,24を制御したり、レベルメータ26,
27に受光レベルの表示を行ったりする。その動作の詳
細については後述する。レベルメータ26,27につい
ては上述した実施例で述べたと同様である。また受光信
号処理部23、25についても上記の実施例で説明した
と同様に図2に示す構成を備えている。
【0040】また、第2ビームセンサ30は、第1セン
サ20のセンサユニットS1 ,S2とそれぞれ対向して
配置されるセンサユニットS3 ,S4 、信号処理手段3
1、レベルメータ36,37を備えている。センサユニ
ットS3 ,S4 の構成はセンサユニットS1 と同じであ
る。
【0041】信号処理手段38は、制御部31、投光手
段T3 を駆動するための駆動部32、受光手段R3 から
の信号を処理するための受光信号処理部33、投光手段
4を駆動するための駆動部34、受光手段R4 からの
信号を処理するための受光信号処理部35を備えてい
る。制御部31は受光信号処理部33、35の出力に基
づいて駆動部32,34を制御したり、レベルメータ3
6,37に受光レベルの表示を行ったり、警報信号を出
力したりする。その動作の詳細については後述する。受
光信号処理部33,35及びレベルメータ36,37に
ついては上述したと同様である。
【0042】次に、図5に示す構成の動作について説明
する。まず光軸調整時の動作については次のようであ
る。なお、光軸調整に先立ってセンサユニットS1 とS
3 、及びセンサユニットS2 とS4 は目視あるいは照準
器により概略の光軸合わせが行われていること、及び第
1ビームセンサ20の制御部21、第2ビームセンサ3
0の制御部31が光軸調整のためのモードにセットされ
ることは上述したと同様である。
【0043】この状態において、制御部21は次の動作
を行う。制御部21は、受光信号処理部23の波形整形
回路から受光信号のパルス列を取り込み、そのパルス列
で定められている符号を復号してその値をレベルメータ
26に表示する。これによって、後述するところから明
らかなように、レベルメータ26には投光手段T1 から
投光されたビームを受光手段R3 で受光した際の受光レ
ベルが表示され、このことによってセンサユニットS1
とセンサユニットS3 との光軸調整の度合いを知ること
ができる。
【0044】また制御部21は、受光信号処理部23か
ら取り込んだ受光レベルを所定の方式に従って符号化
し、その符号化した信号を駆動部22に与える。駆動部
22は与えられた符号化信号に対応したパルス列を有す
る駆動信号を生成し、投光手段T1 に供給する。これに
よって投光手段T1 からは、受光手段R1 における受光
レベルの情報を含むビームが投光される。なお、受光手
段R1 での受光レベルと駆動信号のパルス列との対応付
けについては上述した第1の実施例で説明したと同様で
ある。以下、同様である。
【0045】以上はセンサユニットS1 に関する処理で
あるが、制御部21はセンサユニットS2 に関しても同
じ処理を行う。即ち、制御部21は、受光信号処理部2
5から受光信号のパルス列を取り込み、そのパルス列で
定められている符号を復号してその値をレベルメータ2
7に表示する。これによって、レベルメータ27には投
光手段T2 から投光されたビームを受光手段R4 で受光
した際の受光レベルが表示され、このことによってセン
サユニットS2 とセンサユニットS4 との光軸調整の度
合いを知ることができる。
【0046】また制御部21は、受光信号処理部25か
ら取り込んだ受光レベルを所定の方式に従って符号化
し、その符号化した信号を駆動部24に与える。これに
よって投光手段T2 からは、受光手段R2 における受光
レベルの情報を含むビームが投光される。以上のように
して投光手段T1 ,T2 から投光されたビームはそれぞ
れ受光手段R3 ,R4 に受光される。
【0047】次に第2ビームセンサ30の制御部31の
動作について説明する。制御部31は、受光信号処理部
33の波形整形回路から受光信号のパルス列を取り込
み、そのパルス列で定められている符号を復号してその
値をレベルメータ36に表示する。これによって、レベ
ルメータ36には投光手段T3 から投光されたビームを
受光手段R1 で受光した際の受光レベルが表示され、こ
のことによってセンサユニットS1 とセンサユニットS
3 との光軸調整の度合いを知ることができる。
【0048】また制御部31は、受光信号処理部33か
ら取り込んだ受光レベルを所定の方式に従って符号化
し、その符号化した信号を駆動部32に与える。駆動部
32は与えられた符号化信号に対応したパルス列を有す
る駆動信号を生成し、投光手段T3 に供給する。これに
よって投光手段T3 からは、受光手段R3 における受光
レベルの情報を含むビームが投光される。
【0049】以上はセンサユニットS3 に関する処理で
あるが、制御部31はセンサユニットS4 に関しても同
じ処理を行う。即ち、制御部31は、受光信号処理部3
5から受光信号のパルス列を取り込み、そのパルス列で
定められている符号を復号してその値をレベルメータ3
7に表示する。これによって、レベルメータ37には投
光手段T4 から投光されたビームを受光手段R2 で受光
した際の受光レベルが表示され、このことによってセン
サユニットS2 とセンサユニットS4 との光軸調整の度
合いを知ることができる。
【0050】また制御部31は、受光信号処理部35か
ら取り込んだ受光レベルを所定の方式に従って符号化
し、その符号化した信号を駆動部34に与える。これに
よって投光手段T4 からは、受光手段R4 における受光
レベルの情報を含むビームが投光される。以上のように
して投光手段T3 ,T4 から投光されたビームはそれぞ
れ受光手段R1 ,R2 に受光される。
【0051】従って、第1ビームセンサ20の光軸調整
を行う場合において、センサユニットS1 の光軸調整を
行うに際しては、作業者はレベルメータ26に表示され
る値が最大になるようにセンサユニットS1 の光学系の
上下左右の角度を調整すればよく、またセンサユニット
2 の光軸調整を行うに際しては、作業者はレベルメー
タ27に表示される値が最大になるようにセンサユニッ
トS2 の光学系の上下左右の角度を調整すればよい。
【0052】同様に第2ビームセンサ30の光軸調整を
行う場合において、センサユニットS3 の光軸調整を行
うに際しては、作業者はレベルメータ36に表示される
値が最大になるようにセンサユニットS3 の光学系の上
下左右の角度を調整すればよく、またセンサユニットS
4 の光軸調整を行うに際しては、作業者はレベルメータ
37に表示される値が最大になるようにセンサユニット
4 の光学系の上下左右の角度を調整すればよい。
【0053】以上のようにして一人の作業者でも容易に
光軸調整を行うことができるので、作業効率を大幅に改
善することができる。
【0054】次に通常運用時の動作について説明する。
なお、以下においては侵入者によりビームが遮断される
場合には、対向するセンサユニットの間に張られる2本
のビームは同時に遮断されるものとする。この妥当性は
明かである。なぜなら上述したように各センサユニット
の投光手段と受光手段は一つの光学系を共用しているか
ら、センサユニットS1 とS3 との間に張られる2本の
ビーム及びセンサユニットS2 とS4 との間に張られる
2本のビームの間隔は非常に狭いものであるからであ
る。
【0055】通常運用時には制御部21は、受光信号処
理部23からの受光レベルにより、受光手段R1 におい
て投光手段T3 からのビームが受光されていると判断さ
れる場合には駆動部22に対して通常運用時の駆動パル
スの発生を指示するが、投光手段T3 からのビームが受
光されていないと判断される場合には駆動部22に対し
て駆動パルスの発生を禁止する。同様に、受光手段R2
において投光手段T4からのビームが受光されていると
判断される場合には駆動部24に対して通常運用時の駆
動パルスの発生を指示するが、投光手段T4 からのビー
ムが受光されていないと判断される場合には駆動部24
に対して駆動パルスの発生を禁止する。
【0056】これに対して制御部31は、常時、駆動部
32,34に対して予め定められている通常運用時の駆
動パルスの発生を指示する。これにより投光手段T3
4からは所定の形態のビームが投光される。また、制
御部31は侵入者有りを示す警報信号を出力するが、ど
のような場合に警報信号を出力させるかについては、受
光信号処理部33,35からの受光レベルにより、投光
手段T1 ,T2 からのビームが共に所定時間以上受光さ
れない場合にのみ警報信号を出力させる(以下、これを
第1態様と称す)ように設定することもできるし、投光
手段T1 ,T2からのビームの一方のビームが所定時間
以上受光されない場合に警報信号を出力させる(以下、
これを第2態様と称す)ように設定することもできる。
これらの設定はディップスイッチ等により行うことがで
きることは当業者に明かである。
【0057】従って、制御部31が第1態様に設定され
た場合においては、センサユニットS1 とS3 との間に
張られるビーム及びセンサユニットS2 とS4 との間に
張られるビームの両方のビームが共に所定時間以上遮断
された場合にのみ警報信号が出力され、また、制御部3
1が第2態様に設定された場合においては、センサユニ
ットS1 とS3 との間に張られるビームのみが所定時間
以上遮断された場合にも警報信号が出力され、センサユ
ニットS2 とS4 との間に張られるビームのみが所定時
間以上遮断された場合にも警報信号が出力される。
【0058】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種
々の変形が可能であることは当業者に明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の構成を示す図である。
【図2】 受光信号処理部の構成例を示す図である。
【図3】 受光レベルと駆動パルスとの対応付けの一例
を示す図である。
【図4】 受光レベルと駆動パルスとの対応付けの他の
例を示す図である。
【図5】 本発明の他の実施例の構成を示す図である。
【符号の説明】
1…第1ビームセンサ、2…信号処理手段、3…受光信
号処理部、4…制御部、5…駆動部、6、7…レベルメ
ータ、8…第2ビームセンサ、9…信号処理手段、10
…受光信号処理部、11…制御部、12…駆動部、1
3、14…レベルメータ、T1 ,T2 …投光手段、R
1 ,R2 …受光手段。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投光手段と、受光手段と、前記受光手段
    における受光レベルを符号化し、その符号化した信号に
    より赤外線ビームを変調して前記投光手段から投光する
    処理を行う信号処理手段とを備えることを特徴とするビ
    ームセンサ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のビームセンサにおいて、
    二つのレベル表示手段が着脱可能にあるいは固定的に備
    えられてなり、前記信号処理手段は前記受光手段で受光
    した符号化された信号を復号して一方のレベル表示手段
    に表示すると共に、前記受光手段における受光レベルを
    他方のレベル表示手段に表示することを特徴とするビー
    ムセンサ。
  3. 【請求項3】 前記信号処理手段は赤外線ビームを所定
    時間を越えて受光しない場合に侵入者有りを示す信号を
    出力することを特徴とする請求項1または2記載のビー
    ムセンサ。
  4. 【請求項4】 第1の光学系の略焦点位置に配置された
    第1投光手段及び第1受光手段と、第2の光学系の略焦
    点位置に配置された第2投光手段及び第2受光手段と、
    前記第1受光手段における受光レベルを符号化し、その
    符号化した信号により赤外線ビームを変調して前記第1
    投光手段から投光すると共に、前記第2受光手段におけ
    る受光レベルを符号化し、その符号化した信号により赤
    外線ビームを変調して前記第2投光手段から投光する処
    理を行う信号処理手段とを備えることを特徴とするビー
    ムセンサ。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のビームセンサにおいて、
    二つのレベル表示手段が着脱可能にあるいは固定的に備
    えられてなり、前記信号処理手段は前記第1受光手段で
    受光した符号化された信号を復号して一方のレベル表示
    手段に表示すると共に、前記第2受光手段で受光した符
    号化された信号を復号して他方のレベル表示手段に表示
    することを特徴とするビームセンサ。
  6. 【請求項6】 前記信号処理手段は、前記第1受光手段
    及び/または第2受光手段で赤外線ビームを所定時間を
    越えて受光しない場合に侵入者有りを示す信号を出力す
    ることを特徴とする請求項4または5記載のビームセン
    サ。
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