JPH0675263A - 全光線形フィードバックシフトレジスタ - Google Patents

全光線形フィードバックシフトレジスタ

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JPH0675263A
JPH0675263A JP4319272A JP31927292A JPH0675263A JP H0675263 A JPH0675263 A JP H0675263A JP 4319272 A JP4319272 A JP 4319272A JP 31927292 A JP31927292 A JP 31927292A JP H0675263 A JPH0675263 A JP H0675263A
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    • G02F3/00Optical logic elements; Optical bistable devices
    • GPHYSICS
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
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    • H03K3/84Generating pulses having a predetermined statistical distribution of a parameter, e.g. random pulse generators

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 全て光素子により構成した光巡回シフトレジ
スタを提供する。 【構成】 本発明の全光線形フィードバックシフトレジ
スタは、全光相互作用を利用した符号化手段301と、
第1の所定時間間隔後、前記符号化手段の出力手段から
の符号化クロック信号を前記符号化手段の第1制御手段
に接続する第1遅延手段302と、第2の所定時間間隔
後、前記符号化クロック信号を前記符号化手段の第2制
御手段に接続する第2遅延手段303とからなり、前記
符号化手段は、光クロック信号を受信する手段PWR
と、符号化光クロック信号の第1遅延バージョンを受信
する制御手段I1と、符号化光クロック信号の第2遅延
バージョンを受信する制御手段I2と、符号化光クロッ
ク信号を出力する手段0UT2からなり、前記符号化手
段は、受信クロック信号を前記第1と第2の遅延符号化
クロック信号の排他的0R回路から抽出された値でもっ
て符号化し、前記制御手段から前記出力手段への第3遅
延が所定の時間間隔であることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光デジタル回路に関し、
特に、光巡回シフトレジスタに関する。
【0002】
【従来の技術】全光情報処理は、電子情報処理よりもは
るかに速いスピードを有している。光回路は比較的非直
線性が悪いにも関わらず、石英ガラス光ファイバは、全
光処理システムを実現する最も有望な媒体である。この
光ファイバの損失は極めて低く、その非直線性を補償す
るために、長い距離が用いられている。そして、そのよ
うな光システムを構築するのに、極めてたくさんの既存
の技術が用いられる。全光ファイバサニャック干渉計ス
イッチは様々な形において、そして、極めて高速で動作
できる。そのサニャックスイッチは極めて単純な構造
で、そして周囲の変化に極めて敏感で、沢山の経験を蓄
積して、サニャックループをベースにしたファイバのジ
ャイロスコープが開発された。
【0003】光の三端子サニャックスイッチを形成する
ために、個別の信号ビームとは別の制御ビームを用いる
必要がある。二つの異なる光波長を用いて、制御ビーム
と信号ビームの無損失の結合および分離は、波長依存性
カプラ、あるいはフィルタを用いて行われる。異なる波
長を使用することは、単純なシステム形成には便利であ
るが、システムが複雑になるにつれて問題が発生してく
る。すなわち、同一の素子でもって、システムをカスケ
ード構成することができない。近年、偏光ベースのサニ
ャックスイッチは波長ではなく、偏光を用いて制御ビー
ムと信号ビームとを識別するものが実証されている。安
定した偏光ベースの干渉計は、偏光カプラを用いて、サ
ニャックスイッチ内で簡単に達成できる。光スイッチを
実現するのに進歩はしているが、全光情報処理装置が実
現する前に、たくさんの他の電子回路機能が光環境で実
現される必要がある。尚、本出願の関連出願として整理
番号920213と920214とがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、光巡
回シフトレジスタの構成部品をすべて光素子により構成
することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の光線形フィード
バックシフトレジスタは、光符号化手段を用いて実現さ
れる。この符号化手段は、それぞれ第1と第2の制御ポ
ートで受信した符号化信号の第1遅延信号と第2遅延信
号との排他的OR回路から抽出した値でもって符号化す
る。この結果得られた符号化クロック信号は、出力ポー
トに現れ、その後、第1の遅延手段を介して、前記第1
の制御ポートに接続され、第2の遅延手段を介して、前
記第2の制御ポートに接続される。他の実施例では、光
通信システムは、上記の線形フィードバックシフトレジ
スターを用いて、伝送位置でデータ信号を符号化し、こ
の符号化されたデータ信号を復合するために、受信位置
で同一の線形フィードバックシフトレジスタを用いる。
【0006】
【実施例】図1に本発明を利用した光排他的OR論理ゲ
ートの動作について説明する。光排他的OR論理ゲート
100は二つの制御入力を有するよう変更されたサニャ
ック干渉計スイッチ装置110を用いて実現される。こ
のサニャック干渉計スイッチ装置110の詳細は、米国
特許出願第521774号に記載されている。この光排
他的OR論理ゲート100は、伝送媒体、すなわち、光
ファイバループ10を有し、光ファイバループ10は、
その両端でカプラ20に接続されている。入力信号は、
入力INに入力され、そして、カプラ40に接続され
て、さらに、カプラ20のポート1に接続される。カプ
ラ40はカプラ20のポート1に現れる反射出力OUT
1に接続させる。カプラ20のポート2と4は光ファイ
バループ10の二つの端部に接続される。カプラ20の
ポート3はサニャック干渉計スイッチ装置110の第2
出力OUT2を形成する。光ファイバループ10はルー
プを形成しているので、信号が伝播するバスとも称さ
れ、バスが閉じるような構成となる。
【0007】このサニャック干渉計スイッチ装置110
は、以下のように動作する。ポート1に入力された入力
信号INは二つの部分に分離されて、カプラ20をポー
ト2と4から出て、時計方向に回るマーク(mark)
信号を反時計方向に回るレフ(ref)信号と称する。
このマーク信号とレフ信号は、ループ内を反対方向に伝
播し、カプラ20に再入力して再結合する。通常の環境
下では、マーク信号とレフ信号はループ内を通過すると
きに、同一の条件に曝される。伝播スピードは制御不可
能な、あるいは時間とともに変わるような多くのパラメ
ーターの関数であるが、レフ信号とマーク信号の伝播時
間は非常に短く、そのため、すべてのパラメータは一定
であるとする。従って、二つの方向に伝播した信号への
光ファイバの影響の差は、このループ内には存在しな
い。その結果、レフ信号とマーク信号はカプラ20内で
結合し、ポート1では生成的で、ポート3では非生成的
である。従って、カプラ20のポート1に入る光は、ポ
ート1に全反射され(そして、カプラ40のOUT1と
して現れ)、出力はポート3(OUT2)には現れな
い。
【0008】さらに、図1は、第1制御信号CTL1を
光ファイバループ10のセグメント11に注入するカプ
ラ30を有する。このカプラ30は、ループ内に存在す
るので、第1制御信号CTL1は、ループ内を一方向に
のみ伝播し、そして、カプラ30は、マーク信号と同様
な時計方向にループ内に伝播する制御信号を注入する。
同様に、カプラ50は、第2制御信号CTL2を光ファ
イバループ10のセグメント11内にレフ信号と同様な
反時計方向に伝播するよう注入する。
【0009】これらの制御パルスが、光ファイバループ
10内に入ると、入力生成パルス(基準、あるいは相互
作用パルス)に関し、タイミングが取られ、遅く伝播す
るパルスが速く伝播するパルスに先行する。ループ内を
伝播している間、速いパルスは遅いパルスに追いつき、
そして、完全に追い越して、このため、二つのパルスは
互いに交差(トラバース)する。ここで、用語「交差す
る」とは、両方の意味で用いられ、パルスAがパルスB
を交差するときは、パルスBも、またパルスAを交差す
るともいう。このようにして、制御パルスは、サニャッ
クグループ内を同一方向に伝播するパルスの伝播スピー
ドに影響を及ぼし、それがカプラ20に再入力するとき
に、影響されたパルスの位相を変化させる。この制御パ
ルスの強度が適切に制御されると、制御パルスによって
生成される位相シフト(制御パルスの方向に伝播するパ
ルス)は、そして、カプラ20の入力ポート1には、反
射信号は現れない。
【0010】光ファイバループ10のセグメント11
は、可変屈折率材料で形成され、この材料内を通過する
光ビームの伝播スピードは、そのビームのエネルギーの
関数であるような特徴をもっている。さらに、伝播スピ
ードは、伝播スピードの変化に影響を及ぼすような光ビ
ームに対し変化するだけでなく、同時期にこの材料を通
過する他のビームの伝播スピードをも変化させる。もち
ろん、光ファイバループ10の全長をそのような可変反
射率材料で形成してもよいが、図1では、この材料で製
造されるのは、限られたセグメントのみである。また図
1の光ファイバループ10は、必ずしも光ファイバであ
る必要はなく、光を伝播できるような他の導波路でも構
わない。
【0011】図1の装置は、光ファイバループ10を有
し、光ファイバループ10のセグメント11は、伝播ス
ピードが制御可能な材料で形成されている。マーク(M
ARK)信号とレフ(REF)信号はループ内を反対方
向に伝播し、カプラ20で結合する。第1制御信号CT
L1は、カプラ30で注入されて、マーク信号と同一方
向に伝播する。そして、第2制御信号CTL2は、カプ
ラ50で注入されて、レフ信号と同一方向に伝播する。
制御信号CTL1とCTL2の何れか、または両方が存
在し、互いにおよび入力信号INに対して、適切にタイ
ミングが取られていると、図1の回路は、制御信号CT
L1とCTL2に排他的OR機能を提供する。
【0012】図2に図1の標準の排他的ORゲートを示
す。この排他的OR機能は、入力信号I1とI2の両方
が存在しない場合(論理0)、または両方が存在する場
合(論理1)の場合、出力OUTは0(不存在)であ
る。しかし、入力信号I1、またはI2の何れかが存在
する場合(論理1)、出力OUTが存在する(論理
1)。従って、図1の回路は、制御信号CTL1が入力
I1で、制御信号CTL2が入力I2で、出力すると、
OUT2は、非反転出力で、OUT1は、反転出力とな
るような図2の排他的OR機能を提供する。図1の入力
INは、図2のパワーリードとして示される。電圧が電
子排他的論理ORゲートにパワーを入力すると、本発明
の光の排他的ORゲートは、パルス流(例えば、クロッ
ク)がそれをパワー入力するよう要求する。図1の光論
理ゲートの遅延は、図2の遅延要素Dでもって表され
る。ここで、簡単のために、遅延要素Dは、クロック期
間の一つに等しいとする。出力OUT2とOUT1は、
入力I1とI2から1クロック期間だけ遅延する。この
遅延要素Dは、光ファイバループ10の長さで決まるの
で、どのような時間間隔にも調整できる。
【0013】図1の排他的OR回路の動作を以下に詳述
する。以下において、制御パルスCTL1とCTL2は
ほぼ同一波形(以下に説明するが、制御信号CTL1と
CTL2の全エネルギーは、同一の伝播スピード変化の
影響を有するために、等しい必要がある)と仮定する。
制御信号CTL1とCTL2の両方が存在しない場合、
マーク信号とレフ信号はカプラ20で結合する。ポート
1でスイッチに入る信号は、光ファイバループ10から
反射し、カプラ20のポート1から、そして、カプラ4
0のOUT1から出て行く。かくして、制御信号CTL
1とCTL2の両方が存在しない場合には、ポート3即
ち出力OUT2には信号は現れない。
【0014】しかし、制御信号CTL1のみが存在し
(すなわち、制御信号CTL2が存在しない)、そし
て、セグメント11内のマーク信号と交差する場合、マ
ーク信号の伝播スピードが変化する。かくして、制御信
号は、カプラ20に到着するマーク信号の位相を変化さ
せる。制御信号のエネルギーとセグメント11内の相互
作用間隔(マーク信号と制御信号との間の)が適切に制
御されると、このマーク信号は約πラジアン(180
度)の位相シフトが付加され、、反対方向に進行するー
レフ信号は位相シフトを行わない。このようにして、マ
ーク信号とレフ信号との間の180度の位相差により、
カプラ20内でマーク信号とレフ信号との再結合がポー
ト1では完全で非生成的で、ポート3では完全に生成的
であるようになる。その結果、ポート3(非反射出力ポ
ート)に全エネルギーが存在し、ポート1(反射信号出
力ポート)には存在しない。通過する際に、レフ信号は
セグメント11を通過する際に、そのスピードは制御信
号により幾分影響される。しかし、制御信号CTL1と
レフ信号は反対方向に進行するため、その相互作用時間
は、マーク信号と制御信号CTL1との相互作用時間よ
りもはるかに短い。
【0015】サニャックスイッチの適切な動作(ポート
3に出力するパルスのひずみを最小化する)を保証する
ために、制御信号CTL1は、それが光ファイバループ
10のセグメント11を通過する間、マーク信号と完全
に交差する(すなわち、制御信号CTL1の各部分はマ
ーク信号の各部分と相互作用する)ことが必要である。
この交差は、セグメント11の材料は複屈折特性を有す
ることにより達成される。すなわち、制御信号CTL1
は、マーク信号とは異なる速度で伝播することである。
かくして、制御信号CTLIがマーク信号よりも速い場
合には、制御信号CTL1はループ内にマーク信号より
遅れて入り、セグメント11の端部到達の前に、マーク
信号を通過する。もし、制御信号CTL1がマーク信号
より遅い場合には、制御信号CTL1はマーク信号の直
前にループ内に入り、そして、マーク信号はセグメント
11の端部の前に制御信号CTL1を通過する。
【0016】制御信号CTLIとマーク信号との間の伝
播速度の差は、制御信号CTL1の制御可能なパラメー
タ(例えば、波長、強度、偏光)に関連する。制御信号
CTL1がマーク信号と相互作用しないようにするため
に、異なる波長、あるいは同一波長の場合は異なる偏光
を利用しなければならない。制御信号CTL1が、セグ
メント11内でマーク信号と完全に交差する限り、サニ
ャックスイッチの動作は、制御信号CTL1の形状、あ
るいは、その正確なタイミングには全く影響されず、制
御信号CTL1の全エネルギー(制御パルスの積分値)
にのみ影響される。
【0017】上記の方法と同様に、制御信号CTL2の
みが存在する(制御信号CTL1は存在しない)場合、
制御信号CTL2はレフ信号とともにセグメント11内
を伝播する。これはマーク信号に対し、レフ信号の伝播
スピードを変化させるので、レフ信号とマーク信号との
間の得られた位相差は約πラジアン(180度)で、そ
れにより、カプラ20での結合がポート1では完全に非
生成的、ポート3では完全的生成的であるようになる。
かくして、制御信号CTL1、あるいはCTL2の何れ
かが存在する場合、信号は出力OUT2に現れ、出力O
UT1には現れない。
【0018】制御信号CTL1とCTL2の両方が存在
する(ほぼ等しいエネルギー積分値を有する)場合、レ
フ信号とマーク信号の両方の伝播スピードは、同一の位
相シフトを受ける。その結果、レフ信号とマーク信号
は、光ファイバループ10内を同一の変化したスピード
で、若干の位相差でもって通過する。従って、これによ
りカプラ20内の結合はポート1に関しては、完全に生
成的で、3に関しては完全に非生成的である。かくし
て、制御信号CTL1とCTL2の両方が存在する場
合、信号は出力OUT1に現れ、OUT2には現れな
い。
【0019】かくして、図1の回路の出力リードOUT
2は、制御信号CTL1とCTL2の排他的OR機能を
表す。これは図2に示されている。排他的NOR機能が
必要な場合には、出力OUT1を用いて、出力OUT2
を用いない。図3に図1の光排他的OR論理ゲートを用
いて実現した本発明の全光線形フィードバックシフトレ
ジスタ装置を図示する。図3の線形フィードバックシフ
トレジスタには、光排他的OR論理ゲート301を有
し、この光排他的OR論理ゲート301は、出力OUT
2と入力I1との間に接続された第1長さの第1光ファ
イバ302と、入力I1とI2との間に接続された第2
長さの第2光ファイバ303とを有する。
【0020】光排他的OR論理ゲート301の出力OU
T2(OUT1は図示せず)は、クロック信号から生成
されるので、それはクロック信号と同一波長、同一偏光
を有する。第1光ファイバ302の出力と第2光ファイ
バ303の出力は、それぞれI1とI2への入力信号と
なり、クロック信号と同一波長、同一偏光を有する。し
かし、入力I1とI2は、サニャックスイッチの制御ポ
ートであるので、独自のサニャック動作は、それらが直
交偏光を有し(それらは同一波長であるので)、そし
て、クロック信号と干渉しないようにする必要がある。
かくして、出力OUT2、あるいは入力I1とI2との
何れかの場所で、光ファイバケーブルの接続は90度回
転して、入力I1とI2への信号はクロック信号とは異
なる偏光を有するようにする。
【0021】第1光ファイバ302と第2光ファイバ3
03の長さは、タップ付き遅延線を表す。第1光ファイ
バ302と第2光ファイバ303は、クロック周波数レ
ートCLKでクロックするそれぞれN1ビットとN2ビ
ットの光シフトレジスタと見なすこともできる。このN
1ビットとN2ビットの数は、第1光ファイバ302と
第2光ファイバ303のそれぞれの長さによって決定さ
れ、1クロック時間の間のクロックパレスが、光ファイ
バ内を移動する長さによって分けられる。第1光ファイ
バ302と第2光ファイバ303は、均一の伝播スピー
ドを有するので、図1の光ファイバループ10と同一材
料で形成できる。
【0022】シフトレジスタ(第1光ファイバ302、
第2光ファイバ303)は、所定のデータパターンを有
し(データのロードは以下に記述する)と仮定すると、
線形シフトフィードバックレジスタの動作は以下の通り
である。シフトレジスタ304と305の出力ビット
が、それぞれ入力I2とI1に入力され、光排他的OR
論理ゲート301からの出力が生成され、それが遅延要
素306に記憶される。光排他的OR論理ゲート301
の遅延要素306は、1クロック期間(1ビットタイム
に等しいと仮定した)。すなわち、第1光ファイバ30
2の一部として考えられた1ビットレジスタを表す。次
の1クロック期間後、次のビットは、シフトレジスタ3
04から出力されて、シフトレジスタ305は、光排他
的OR論理ゲート301により排他的OR論理化され、
遅延要素306に記憶される。遅延要素306からの前
のビットは、第1光ファイバ302の部分307内にシ
フトされる。シフトレジスタ305の出力は、第2光フ
ァイバ303の部分310と光排他的OR論理ゲート3
01のI1に入力される。このプロセスは光排他的OR
論理ゲート301の出力OUT2が2進シーケンスを表
すよう続けられる。
【0023】データが、図3の線形フィードバックシフ
トレジスタに入力され、その方法には、1)クロックリ
ードと直列に配置された変調機320、2)出力リード
OUT2に直列配置された変調機330、3)入力リー
ドI1、I2にそれぞれ直列に配置された変調機34
0、350により入力される。
【0024】この線形フィードバックシフトレジスタ
は、非常にたくさんの面白い応用をもっており、その内
の一つは、0と1の最大長疑似ランダム2進シーケンス
を表すこともできる。例えば、P.H.R.Schol
efield、「シフトレジスタ最大長シーケンスを発
生する」、電子技術、1960年10月号、第37巻、
389−394ページ。この疑似ランダムシーケンスは
P−1の長さで、ここで、Pは使用されるシフトレジ
スタのサイズに対応し(P=N+M)、このシーケンス
はすべて対応可能な0と1の組合せを有し、それらはゼ
ロ状態(全ゼロ)を除いて2PオーダのGalois
Field(GF)で定義される。これらの最大長シー
ケンスはGF[2P]以上の原始多項式によって生成さ
れる。様々なテーブルがGF[2P]以上の公知の原始
多項式、および既約3項式のリストとともに存在する。
例えば、W.Stahnke「原始2進多項式」、Ma
thermatical Computation、1
973年10月、第27卷124号、977−980ペ
ージ。ここに開示した線形フィードバックシフトレジス
タは多項式ではなく、GF[2P]の3項式を用いて、
1個の排他的ORゲートのみを用いた構成例を示す。
【0025】図3の疑似乱数生成装置の最大長シーケン
スを得るために、遅延要素306と第1光ファイバ30
2の結合長は、N個のクロックパルスを記憶するために
選択され、第2光ファイバ303の長さは、M個のクロ
ックパルスを記憶するために選択される。ここで、Mは
N未満で、適当なP次の原始3項式(P=M+N)によ
って、Mは決定される。MとNのこれらの値は公知の方
法により決定される。具体的には上記の文献を参照のこ
と。
【0026】図4に、排他的NORゲート400(負の
フィードバックを用いて)、そして、内部リセット(ク
リア回路)を用いた図3の線形フィードバックシフトレ
ジスタの変形例が示されている。この排他的NORゲー
ト400は、ゲート300と同様に動作するが、出力は
反転している。変調機420は、クリアリードが論理1
の時に、シフトレジスタ402と403の中身をクリア
するために使用される。変調機420はクリアリードが
論理0の場合に、ディスエーブルされる。
【0027】クリアモードの間、クリアリードは論理1
で、出力407は論理0である。このクリアモードの
間、シフトレジスタ406、402、403の内容は、
全部シーケンシャルに論理0にクリアされる。しかし、
シフトレジスタ406は、クリアモードの間、論理1の
ままである。シフトレジスタ402、403、406の
すべてが完全にクリアされる後、データは図4の線形フ
ィードバックシフトレジスタに入力される。これは、ク
ロックパルスが線形フィードバックシフトレジスタに入
ることが可能となるように、クリアリードを0に選択的
に切り替えることにより、行われる。第1光ファイバ3
02と第2光ファイバ303がクリアされると、出力4
07は論理1で、シフトレジスタ402に入力され、そ
の後シフトレジスタ403に入力される。データがすべ
て入力された後、クリアリードは論理0にセットされ
る。
【0028】図5に示されるように、線形フィードバッ
クシフトレジスタ500は、正と負の両方のフィードバ
ック、および内部リセットを有する。クリアリードが論
理1の場合に、線形フィードバックシフトレジスタ50
0に入るクロックパルスはなく、レジスタ501と50
2はクリアされる。レジスタ501と502の長さは異
なり、前述したように、適当な原始3項式を用いること
によって決定される。データは変調機503と504を
用いて、それぞれレジスタ501と502に入力され
る。
【0029】図6に図1と同一の線形フィードバックシ
フトレジスタを用いて実現した通信システムが示されて
いる。この線形フィードバックシフトレジスタは伝送
用、あるいは受信用に、同一の疑似乱数生成機を実行す
るのに必要なレジスタサイズを601、602を有す
る。シフトレジスタ(疑似乱数発生機)601の伝播デ
ータと出力は符号化機の入力として提供され、この符号
化機は光排他的OR論理ゲート603を用いて実現され
る。光排他的OR論理ゲート603の出力は通信設備6
05を介して送られ、シフトレジスタ(疑似乱数発生
機)601から出力された疑似乱数シーケンスによって
符号化された伝送データである。受信場所において、符
号化データ信号は、通信設備605を介して受信され、
復号化機によって複合され、この復号化機は、光排他的
OR論理ゲート604を用いて実現し、シフトレジスタ
(疑似乱数発生機)602出力を用いる(シフトレジス
タ601出力と同一である)。光排他的OR論理ゲート
604の受信データ出力はもとの伝送データである。明
かに、シフトレジスタ(疑似乱数発生機)601は伝送
場所において用いられ、それは受信場所で用いられた疑
似乱数発生機602とは異なって機能するものである。
ただし、それらは同期して生成された乱数シーケンスは
同一である。
【0030】図1のサニャックスイッチの機能はMac
h−Zehnderスイッチ、あるいは他の干渉スイッ
チ、例えば、カー効果を用いても実現できる。
【0031】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、光巡
回シフトレジスタの構成部品をすべて光素子により構成
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】サニャックスイッチを用いて実現した光排他的
ORゲートを表す図である。
【図2】図1と等価の排他的ORゲートのブロック図で
ある。
【図3】本発明による光線形フィードバックシフトレジ
スタのブロック図である。
【図4】負のフィードバックを有する光線形フィードバ
ックシフトレジスタを表す図である。
【図5】負と正のフィードバック回路を有する光線形フ
ィードバックシフトレジスタを表す図である。
【図6】図3の線形フィードバックシフトレジスタとと
もに、図1の排他的ORゲートを用いて実現した通信リ
ンクを表す図である。
【符号の説明】
1、2、4 ポート 10 光ファイバループ 11 セグメント 20、30、40、50 カプラ 100 光排他的0R論理ゲート 110 サニャック干渉計スイッチ装置 120 フィードバックパス 140、190 レーザ 150、180 光変調機 160 増幅機 200 光排他的0R論理ゲート 300 ゲート 301 光排他的0R論理ゲート 302 第1光ファイバ 303 第2光ファイバ 304 305 シフトレジスタ 306 遅延要素 320、330、340、350 変調機 CTL1 第1制御信号 CTL2 第2制御信号 400 排他的NORゲート 402、403、406 シフトレジスタ 407 出力 420 変調機 500 線形フィードバックシフトレジスタ 501、502 レジスタ 503、504 変調機 601 線形フィードバックシフトレジスタ(疑似乱数
発生機) 602 線形フィードバックシフトレジスタ(疑似乱数
発生機) 603 光排他的0R論理ゲート 604 光排他的0R論理ゲート 605 通信設備
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヘラクレス アヴラモポウルス アメリカ合衆国 07701 ニュージャージ ー マンマウス カウンティー、レッドバ ンク、マジソン アヴェニュー モーリー ピッチャー ヴィレッジ 30 (72)発明者 アラン フーアン アメリカ合衆国 07748 ニュージャージ ー マンマウス カウンティー、ミドルタ ウン、ハウランド ロード 57 (72)発明者 ノーマン アシュトン ウィティカー ジ ュニア アメリカ合衆国 07716 ニュージャージ ー マンマウス カウンティー、アトラン ティック ハイランズ、4 アヴェニュー 20

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全光相互作用を利用した符号化手段(3
    01)と、 第1の所定時間間隔後、 前記符号化手段の出力手段か
    らの符号化クロック信号を前記符号化手段の第1制御手
    段に接続する第1遅延手段(302)と、 第2の所定時間間隔後、 前記符号化クロック信号を前
    記符号化手段の第2制御手段に接続する第2遅延手段
    (303)と、からなり、 前記符号化手段は、 光クロック信号を受信する手段(PWR)と、 符号化光クロック信号の第1遅延バージョンを受信する
    制御手段(I1)と、 符号化光クロック信号の第2遅延バージョンを受信する
    制御手段(I2)と、 符号化光クロック信号を出力する手段(0UT2)から
    なり、 前記符号化手段は、受信クロック信号を前記第1と第2
    の遅延符号化クロック信号の排他的0R回路から抽出さ
    れた値でもって符号化し、 前記符号化手段による前記制御手段から前記出力手段へ
    の第3遅延が、所定の時間間隔であることを特徴とする
    全光線形フィードバックシフトレジスタ。
  2. 【請求項2】 全光相互作用は、非線形光プロセスを有
    することを特徴とする請求項1のレジスタ。
  3. 【請求項3】 データを線形フィードバックシフトレジ
    スタに入力する手段(340)を更に有することを特徴
    とする請求項1のレジスタ。
  4. 【請求項4】 受信データ信号に応答して、変調光クロ
    ック信号を生成する手段(320)を更に有することを
    特徴とする請求項1のレジスタ。
  5. 【請求項5】 受信データ信号に応答して、符号化クロ
    ック信号を変調する手段(330)を更に有することを
    特徴とする請求項1のレジスタ。
  6. 【請求項6】 受信データ信号を第1制御手段と第2制
    御手段の一方に入力する手段を更に有することを特徴と
    する請求項1のレジスタ。 【請求項6】 前記符号化手段は、前記符号化クロック
    信号を調整するために、受信データ信号を入力する第2
    制御手段(SO)を有することを特徴とする請求項1の
    レジスタ。
  7. 【請求項7】 前記符号化手段は、サニャックスイッチ
    (図1)を含み、 前記受信手段は、前記サニャックスイッチの入力ポート
    (IN)であり、 前記第1制御手段は、前記サニャックスイッチの第1制
    御ポート(CTL1)であり、 前記第2制御手段は、前記サニャックスイッチの第2制
    御ポート(CTL2)であり、 前記遅延手段は、前記サニャックスイッチの出力ポート
    (0UT2)を前記第1制御ポートに接続することを特
    徴とする請求項1のレジスタ。
  8. 【請求項8】 合成した第1所定時間間隔と第2所定時
    間間隔とは、N個のパルスをストアし、 第2所定時間間隔は、M個のパルスをストアし、 ここで、Mは、N未満で、 Mは、P次の原始3項式(primitive trinominal)によ
    り決定され、 ここで、P=M+Nで、 前記符号化クロック信号は、最大長シーケンスであるこ
    とを特徴とする請求項1のレジスタ。
  9. 【請求項9】 全光相互作用を利用した符号化手段(5
    00)と、 第1の所定時間間隔後、 前記符号化手段第1出力手段
    からの符号化クロック信号を前記符号化手段の第1制御
    手段に接続する第1遅延手段(501)と、 前記第1所定時間遅延より長い第2の所定時間間隔後、
    前記反転符号化クロック信号を前記符号化手段の第2
    制御手段に接続する第2遅延手段(502)と、 前記符号化クロック信号を出力するレジスタ出力手段
    (OUTPUT)とからなり、 前記符号化手段は、 光クロック信号を受信する手段(PWR)と、 符号化光クロック信号の第1遅延バージョンを受信する
    制御手段(I1)と、 符号化光クロック信号の反転コピーの第2遅延バージョ
    ンを受信する制御手段(I2)と、 前記符号化光クロック信号を出力する第1手段(0UT
    1と) 前記符号化光クロック信号の反転コピーを出力する第2
    手段(0UT2)とからなり、 前記符号化手段は、受信クロック信号を前記第1遅延符
    号化クロック信号と第2遅延反転符号化クロック信号の
    排他的0R回路から抽出された値でもって符号化し、 前記符号化手段による前記第1と第2制御手段から前記
    出力手段への第3遅延が、所定の時間間隔であることを
    特徴とする全光線形フィードバックシフトレジスタ。
  10. 【請求項10】 前記符号化手段は、サニャックスイッ
    チ(図1)を含み、 前記受信手段は、前記サニャックスイッチの入力ポート
    (IN)であり、 前記第1制御手段は、前記サニャックスイッチの第1制
    御ポート(CTL1)であり、 前記第2制御手段は、前記サニャックスイッチの第2制
    御ポート(CTL2)であり、 前記第1出力手段は、前記サニャックスイッチの第1出
    力ポート(0UT1)であり、 前記第2出力手段は、前記サニャックスイッチの第2出
    力ポート(0UT2)であり、前記第2出力ポートは、
    前記第1出力ポートの出力の反転である出力を有し、 前記第1遅延手段は、前記サニャックスイッチの第1出
    力ポートを前記第1制御ポートに接続し、 前記第2遅延手段は、前記サニャックスイッチの第2出
    力ポートを前記第2制御ポートに接続することを特徴と
    する請求項9のレジスタ。
  11. 【請求項11】 前記遅延手段の1つの遅延手段は、N
    個のパルスをストアし、 前記遅延手段の他の遅延手段は、M個のパルスをストア
    し、 ここで、Mは、N未満で、 Mは、P次の原始3項式により決定され、ここで、P=
    M+Nで、 前記符号化クロック信号は、最大長シーケンスであるこ
    とを特徴とする請求項9のレジスタ。
  12. 【請求項12】 伝搬速度が制御可能な材料製の光伝送
    媒体(11)と、 前記媒体内を一方向に伝搬する相互作用信号と、反対方
    向に伝搬する基準信号とを生成する為に、入力ポートを
    有し、入力パルスを受信し、それを前記媒体中に注入す
    る結合手段(40)と、 前記相互作用パルスが前記媒体内を伝搬している間、第
    1制御パルスと相互作用パルスとが横断するように、相
    互作用パルスとの関係において、制御され、前記媒体内
    を相互作用信号と同方向に伝搬する前記第1制御パルス
    を、前記第1制御パルスのタイミングで、前記媒体中に
    注入する第1注入手段(CTL1)と、 前記基準パルスが前記媒体内を伝搬している間、第2制
    御パルスと基準パルスとが横断するように、基準パルス
    との関係において、制御され、前記媒体内を基準信号と
    同方向に伝搬する前記第2制御パルスを、前記第2制御
    パルスのタイミングで、前記媒体中に注入する第2注入
    手段(CTL1)と、 前記媒体内伝搬した後の前記基準信号と、前記媒体内伝
    搬した後の前記相互作用信号とを結合する手段(20
    1)と、 入力と第1出力との間の第1所定パルス遅延を有し、第
    1所定パルス遅延より短い第2所定パルス遅延を有する
    出力を有する第2光伝送媒体(302、303)と、を
    有し、 第2光伝送媒体の前記入力は、前記結合手段の出力ポー
    トに結合され、 第2光伝送媒体の前記第1出力は、前記第1と第2の注
    入手段の1つに結合され、 第2光伝送媒体の前記第2出力は、前記第1と第2の注
    入手段の他の1つに結合されることを特徴とする光線形
    フィードバックシフトレジスタ(図3)。
  13. 【請求項13】 伝搬速度が制御可能な材料製の光伝送
    媒体(11)と、 前記媒体内を一方向に伝搬する相互作用信号と、反対方
    向に伝搬する基準信号とを生成する為に、入力ポートを
    有し、入力パルスを受信し、それを前記媒体中に注入す
    る結合手段(40)と、 前記相互作用パルスが前記媒体内を伝搬している間、第
    1制御パルスと相互作用パルスとが横断するように、相
    互作用パルスとの関係において、制御され、前記媒体内
    を相互作用信号と同方向に伝搬する前記第1制御パルス
    を、前記第1制御パルスのタイミングで、前記媒体中に
    注入する第1注入手段(CTL1)と、 前記基準パルスが前記媒体内を伝搬している間、第2制
    御パルスと基準パルスとが横断するように、基準パルス
    との関係において、制御され、前記媒体内を基準信号と
    同方向に伝搬する前記第2制御パルスを、前記第2制御
    パルスのタイミングで、前記媒体中に注入する第2注入
    手段(CTL1)と、 結合手段(20)と、 からなり、 前記結合手段は、 前記媒体内伝搬した後の前記基準信号と、前記媒体内伝
    搬した後の前記相互作用信号とを干渉しながら結合する
    ことにより、得られた結合信号を出力する第1出力手段
    (OUT1)と、 反転結合信号を出力する第2出力手段(OUT2)と、 第1所定パルス遅延を有し、前記第1出力手段を前記第
    1と第2の注入手段の1つに結合する第2光伝送手段
    (501)と、 前記第1所定パルス遅延とは異なる第2所定パルス遅延
    を有し、前記第2出力手段を前記第1と第2の注入手段
    の他の1つに結合する第3光伝送手段(502)と か
    らなることを特徴とする光線形フィードバックシフトレ
    ジスタ(図5)。
  14. 【請求項14】 トランスミッタと、レシーバとを有
    し、 前記トランスミッタは、 第1信号を生成する第1光線形フィードバックシフトレ
    ジスタ(801)と、 符号化信号を生成する為に、前記第1信号を用いて、光
    伝送データ信号を符号化する第1排他的OR手段(80
    3)とを有し、 前記レシーバは、 前記第1信号と同一の第2信号を生成する第2光線形フ
    ィードバックシフトレジスタ(802)と、 前記第2信号を用いて、受信した符号化信号を復号化す
    る第2排他的OR手段(804)とここで、前記第1と
    第2のシフトレジスタの少なくとも1つは、光クロック
    信号を受信する手段(PWR1)を有する全光相互作用
    を利用した符号化手段(図4)を有し、 符号化光クロック信号の第1遅延バージョンを受信する
    第1制御手段(I1)と、 符号化光クロック信号の第2遅延バージョンを受信する
    第2制御手段(I2)と、 前記符号化光クロック信号を出力する手段(OUT1)
    とを有し、 ここで、前記符号化手段は、クロック信号を、第1と第
    2の遅延符号化クロック信号の排他的OR出力から得ら
    れた値で、符号化し、前記符号化手段に起因する前記制
    御手段から、前記出力手段への第3遅延は、所定の時間
    間隔であり、 更に、前記出力手段からの符号化クロック信号を、第1
    所定時間後、前記第1制御手段へ結合する第1遅手段
    (402、403)と、 前記符号化クロック信号を、第2所定時間後、前記第2
    制御手段へ結合する第2遅延手段(402)と、 前記符号化クロック信号を出力するレジスタ出力手段と
    を有することを特徴とする光通信システム(図6)。
  15. 【請求項15】 トランスミッタと、レシーバとを有
    し、 前記トランスミッタは、 第1信号を生成する第1光線形フィードバックシフトレ
    ジスタ(801)と、符号化信号を生成する為に、前記
    第1信号を用いて、光伝送データ信号を符号化する第1
    排他的OR手段(803)とを有し、 前記レシーバは、 前記第1信号と同一の第2信号を生成する第2光線形フ
    ィードバックシフトレジスタ(802)と、 前記第2信号を用いて、受信した符号化信号を復号化す
    る第2排他的OR手段(804)とここで、前記第1と
    第2のシフトレジスタの少なくとも1つは、光クロック
    信号を受信する手段(PWR)を有する全光相互作用を
    利用した符号化手段(図5)を有し、 符号化光クロック信号の第1遅延バージョンを受信する
    第1制御手段(I1)と、 符号化光クロック信号の反転コピーの第2遅延バージョ
    ンを受信する第2制御手段(I2)と、 前記符号化光クロック信号を出力する第1出力手段(O
    UT1)と前記符号化光クロック信号の反転コピーを出
    力する第2出力手段(OUT2)とを有し、 ここで、前記符号化手段は、クロック信号を、第1遅延
    符号化クロック信号と第2遅延反転符号化クロック信号
    の排他的OR出力から得られた値で、符号化し、前記第
    2符号化手段に起因する前記第1と第2の制御手段か
    ら、前記第1出力手段への第3遅延は、所定の時間間隔
    であり、 更に、前記第1出力手段からの符号化クロック信号を、
    第1所定時間間隔後、前記第1制御手段へ結合する第1
    遅手段(502)と、 前記反転符号化クロック信号を、第1所定時間より長い
    第2所定時間後、前記第2制御手段へ結合する第2遅延
    手段(504)と、 前記符号化クロック信号を出力するレジスタ出力手段
    (OUTPUT1)とを有することを特徴とする光通信
    システム。
  16. 【請求項16】 受信した光伝送データ信号を、光線形
    フィードバックシフトレジスタ(801)により生成さ
    れたコード信号を用いて、符号化する排他的OR手段
    (803)と、 前記シフトレジスタは、光クロック信号を受信する手段
    (PWR)を有する全光相互作用を利用した符号化手段
    (図4)と、 符号化光クロック信号の第1遅延バージョンを受信する
    第1制御手段(I1)と、 符号化光クロック信号の第2遅延バージョンを受信する
    第2制御手段(I2)と、 前記符号化光クロック信号を出力する出力手段(OUT
    1)とを有し、 ここで、前記符号化手段は、クロック信号を、第1と第
    2の遅延符号化クロック信号の排他的OR出力から得ら
    れた値で、符号化し、前記符号化手段に起因する前記制
    御手段から、前記出力手段への第3遅延は、所定の時間
    間隔であり、 更に、前記出力手段からの符号化クロック信号を、第1
    所定時間後、前記第1制御手段へ結合する第1遅手段
    (402、403)と、 前記符号化クロック信号を、第2所定時間後、前記第2
    制御手段へ結合する第2遅延手段(402)と、 前記符号化クロック信号を出力するレジスタ出力手段と
    を有することを特徴とする光通信システムのトランスミ
    ッタ。
  17. 【請求項17】 受信した光伝送データ信号を、光線形
    フィードバックシフトレジスタ(801)により生成さ
    れたコード信号を用いて、符号化する排他的OR手段
    (803)と、 前記シフトレジスタは、光クロック信号を受信する手段
    (PWR)を有する全光相互作用を利用した符号化手段
    (図5)と、 符号化光クロック信号の第1遅延バージョンを受信する
    第1制御手段(I1)と、 符号化光クロック信号の反転コピーの第2遅延バージョ
    ンを受信する第2制御手段(I2)と、 前記符号化光クロック信号を出力する第1出力手段(O
    UT1)と前記符号化光クロック信号の反転コピーを出
    力する第2出力手段(OUT2)とを有し、 ここで、前記符号化手段は、クロック信号を、第1遅延
    符号化クロック信号と第2遅延反転符号化信号との排他
    的OR出力から得られた値で、符号化し、前記符号化手
    段に起因する前記第1と第2の制御手段から、前記第1
    出力手段への第3遅延は、所定の時間間隔であり、 更に、前記第1出力手段からの符号化クロック信号を、
    第1所定時間間隔後、前記第1制御手段へ結合する第1
    遅手段(502)と、 前記反転符号化クロック信号を、第1所定時間より長い
    第2所定時間後、前記第2制御手段へ結合する第2遅延
    手段(504)と、 前記符号化クロック信号を出力するレジスタ出力手段
    (OUTPUT1)とを有することを特徴とする光通信
    システムのトランスミッタ。
  18. 【請求項18】 受信した光伝送データ信号を、光線形
    フィードバックシフトレジスタ(802)により生成さ
    れたコード信号を用いて、復号化する排他的OR手段
    (804)と、 前記シフトレジスタは、光クロック信号を受信する手段
    (PWR)を有する全光相互作用を利用した符号化手段
    (図4)と、 符号化光クロック信号の第1遅延バージョンを受信する
    第1制御手段(I1)と、 符号化光クロック信号の第2遅延バージョンを受信する
    第2制御手段(I2)と、 前記符号化光クロック信号を出力する出力手段(OUT
    1)とを有し、 ここで、前記符号化手段は、クロック信号を、第1と第
    2の遅延符号化クロック信号の排他的OR出力から得ら
    れた値で、符号化し、前記符号化手段に起因する前記制
    御手段から、前記出力手段への第3遅延は、所定の時間
    間隔であり、 更に、前記出力手段からの符号化クロック信号を、第1
    所定時間後、前記第1制御手段へ結合する第1遅手段
    (402、403)と、 前記符号化クロック信号を、第2所定時間後、前記第2
    制御手段へ結合する第2遅延手段(402)と、 前記符号化クロック信号を出力するレジスタ出力手段と
    を有することを特徴とする光通信システムのレシーバ。
  19. 【請求項19】 受信した光伝送データ信号を、光線形
    フィードバックシフトレジスタ(801)により生成さ
    れたコード信号を用いて、符号化する排他的OR手段
    (803)と、 前記シフトレジスタは、光クロック信号を受信する手段
    (PWR)を有する全光相互作用を利用した符号化手段
    (図5)と、 符号化光クロック信号の第1遅延バージョンを受信する
    第1制御手段(I1)と、 符号化光クロック信号の反転コピーの第2遅延バージョ
    ンを受信する第2制御手段(I2)と、 前記符号化光クロック信号を出力する第1出力手段(O
    UT1)と前記符号化光クロック信号の反転コピーを出
    力する第2出力手段(OUT2)とを有し、 ここで、前記符号化手段は、クロック信号を、第1遅延
    符号化クロック信号と第2遅延反転符号化信号との排他
    的OR出力から得られた値で、符号化し、前記符号化手
    段に起因する前記第1と第2の制御手段から、前記第1
    出力手段への第3遅延は、所定の時間間隔であり、 更に、前記第1出力手段からの符号化クロック信号を、
    第1所定時間間隔後、前記第1制御手段へ結合する第1
    遅手段(502)と、 前記反転符号化クロック信号を、第1所定時間より長い
    第2所定時間後、前記第2制御手段へ結合する第2遅延
    手段(504)と、 前記符号化クロック信号を出力するレジスタ出力手段
    (OUTPUT1)とを有することを特徴とする光通信
    システムのトランスミッタ。
  20. 【請求項20】 2つの入力信号の異なる遅延に対応す
    る2つの出力を生成する遅延媒体(302、303)
    と、 クロック信号と前記遅延媒体の2つの出力に接続された
    2つの制御入力とを有するサニャックループ(301)
    とからなり、 前記制御信号の極性は、前記入力信号の極性とは異な
    り、 前記入力信号の極性は、前記クロック信号の極性と同じ
    であることを特徴とする光線形フィードバックシフトレ
    ジスタ。
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