JPH0675063A - 目覚し時計 - Google Patents

目覚し時計

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JPH0675063A
JPH0675063A JP25051092A JP25051092A JPH0675063A JP H0675063 A JPH0675063 A JP H0675063A JP 25051092 A JP25051092 A JP 25051092A JP 25051092 A JP25051092 A JP 25051092A JP H0675063 A JPH0675063 A JP H0675063A
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JP
Japan
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ringing
time
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alarm
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JP25051092A
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Kiyoshi Yazawa
清志 矢澤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 目覚し時計に於て、電池の消耗が少なく、か
つ高音量の目覚し音を得る事を第1の目的とし、目覚し
設定忘れを減少させることを第2の目的とする。 【構成】 電気式計時機構と、ゼンマイ式鳴動機構とを
有し、ゼンマイ式鳴動機構は設定時刻に電磁アクチュエ
ータによって電気的に作動を始める構造とした。またゼ
ンマイ式鳴動機構と共に電気式鳴動機構を有しても良
い。 【効果】 運針音のしない正確な時刻表示をさせられる
と共に、ゼンマイによる高音量の鳴動を得ることができ
る。電池の消耗によって鳴動音が低下することがない。
乾電池の寿命が伸びる。鳴動時刻を設定する際に、単な
るスイッチの入り切り動作のみならず、ゼンマイを巻く
動作を伴うので、鳴動時刻の設定忘れを容易に認識する
ことができる。等の効果がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電気式目覚し時計に
関し、さらに詳しくは、電子回路(電気回路)とゼンマ
イ機構とを、共に用いた目覚し時計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より電気式の目覚し時計は種々提供
されており、今日に於ける一般的な目覚し時計の主流を
占めるに至っている。図5に於て、これら従来の電気式
目覚し時計の概略の一例をあらわし、これを説明すれ
ば、本体101の全面には文字盤102が設けられ、長
針103及び短針104にて、時刻を表示する。これら
長針103及び短針104は、電気式計時機構105に
よって駆動されるわけであるが、電気式駆動機構は、例
えば乾電池107を電源とし、水晶振動子(クオーツ)
等の振動子108、分周回路109によって、例えば1
秒に一回のパルスを得、ソレノイドとラチェット機構等
によって構成される、ステップモータ機構110を駆動
させる。このステップモータ機構110によって、歯車
列112が駆動され、短針103、長針104、また必
要により秒針104が時刻表示させるように文字盤10
2上を回転する。
【0003】以上は計時動作の説明であるが、次に目覚
し機構の説明をすれば、文字盤102には、鳴動時刻設
定針116が前述の各指針と同軸に設けられている。こ
の鳴動時刻設定針116の設定時刻に、前述の各指針が
ほぼ一致した時に、鳴動スイッチ117が閉じ、乾電池
107を電源とする電子式ブザー、モーター駆動ベル、
振動器、等の鳴動装置118が作動する。鳴動時刻の設
定は、時刻調整ノブ119によって、鳴動時刻設定針1
16を動かすことにより行われる。またこの時刻調整ノ
ブ119は、前述の指針を調整することもできるが、鳴
動時刻設定用とは別に設けられたものもある。
【0004】このような構成であるので、使用者は、所
望の時刻に鳴動時刻設定針116を合わせることによ
り、鳴動(目覚し音等)を得ることができ、起床時等に
有効である。尚、作動した鳴動は、鳴動設定スイッチ1
20を押すことにより止めることができる。また予めこ
の鳴動時刻設定スイッチ120を押しておくことにより
鳴動動作をさせないようにすることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の目覚し時計では、次のような問題点がある。すな
わち(1)電源に乾電池を使用した場合、目覚し音を大
きくすることが難しい。これは大きな音を出そうとすれ
ば、鳴動装置を作動させる為に大電流を必要とし、例え
ば単1型乾電池でも1ヶ月程度で頻繁に電池交換が必要
となる。(2)電源に乾電池を使用した場合、電池の消
耗に応じて目覚まし音が徐々に弱まるので、例えば起床
時に目覚し音に気づかないことがある。(3)鳴動スイ
ッチは、その機構上、数10分間(10分間位から30
分間位)閉じるので、鳴動設定スイッチを入れた(鳴動
させる)場合には、普通12時間毎に数10分間目覚し
音が鳴り続ける。このため、長期に外出したような場合
には、電池が消耗するまで間欠的に鳴り続け、例えば集
合住宅のような場合、近隣居住者に騒音を及ぼすことが
ある。
【0006】(4)目覚しの設定時において、毎日決ま
った時刻に起床するような場合には、鳴動設定スイッチ
を入れるか、切るか、のわずかな操作であるにすぎない
ので、設定忘れをし易い。思い込み等により、設定を忘
れることは誰もが一度は経験する所であり、このような
場合には、「目覚しが鳴らなかったので、遅刻しまし
た。」という事態が生ずることは、容易に想像できる。
【0007】このような問題は、ゼンマイ式目覚し時計
を用いれば、解消可能である。しかしながら、ゼンマイ
式目覚し時計には、他に多くの問題点(例えば、計時動
作を保つ為に毎日ゼンマイを巻き続けなければならな
い、多数の歯車を有する純機械式であるので、時刻が正
確でなく、毎日指針を調整しなければならない。止まる
等の故障をおこし易い。チクタク等であらわされる、比
較的大きな運針音を有するので、入眠を阻害することが
ある等)を持つため、過去の遺物となっている状態であ
る。したがって、高音量の目覚し音が得られ、かつ電池
の消耗が少ないという、相反する命題を解消させ得る目
覚し時計は、提供されていない。
【0008】本発明は、上述の問題に鑑み、目覚し時計
に於て電池の消耗が少なく、かつ高音量の目覚し音を得
る事を第1の目的とし、目覚し設定忘れを減少させるこ
とを第2の目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成させるた
めに、本発明に係る目覚し時計では以下の手段をとっ
た。すなわち、少なくとも、計時機構と、鳴動時刻設定
手段と、鳴動機構とを有し、前記計時機構によって時刻
を表示すると共に、前記鳴動時刻設定手段によって、前
記鳴動機構を作動させる時刻を設定し得る機能を有する
時計に於て、前記計時機構は電気式計時機構であり、前
記鳴動機構は、ゼンマイ式鳴動機構であることを特徴と
した。
【0010】請求項2では、少なくとも、計時機構と、
鳴動時刻設定手段と、鳴動機構とを有し、前記計時機構
によって時刻を表示すると共に、前記鳴動時刻設定手段
によって、前記鳴動機構を作動させる時刻を設定し得る
機能を有する時計に於て、前記計時機構は、振動子を用
いた基準信号発生器と、当該基準信号発生器によって得
られた電気信号によって指針を動かす指針駆動機構と、
当該指針駆動機構によって同軸上を動く、少なくとも長
針と短針とを有し、前記鳴動時刻設定手段は、少なくと
も前記同軸上に設けられた鳴動時刻設定針と、スイッチ
と、電磁アクチュエータとを有し、前記鳴動時刻設定針
が示す設定時刻と、前記長針と短針とによって表示され
る時刻とが略一致した時に前記スイッチが閉じ、前記電
磁アクチュータを作動させる機構を有し、前記鳴動機構
は、少なくとも手巻式ゼンマイ機構と、巻戻り緩衝機構
と、打鈴機構とを有し、前記電磁アクチュエータによっ
て、前記巻戻り緩衝機構が停止されている時に、前記手
巻式ゼンマイ機構のゼンマイを巻く事を許容し、前記電
磁アクチュエータが作動した時に、前記巻戻り緩衝機構
が作動し、前記ゼンマイが巻き戻ると共に、打鈴機構を
作動させる機構を有する、事を特徴とした。
【0011】請求項3では、請求項1または2に於て、
前記鳴動機構とは別の鳴動機構であり、前記鳴動機構の
作動時より先に、または後に鳴動する電気式鳴動機構を
備えたことを特徴とした。
【0012】要約すれば、電気式計時機構と、ゼンマイ
式鳴動機構とを有し、ゼンマイ式鳴動機構は設定時刻に
電磁アクチュエータによって電気的に作動を始める構造
とした。またゼンマイ式鳴動機構と共に電気式鳴動機構
を有しても良い。
【0013】尚、請求項に於ける用語は、以下の意味を
少なくとも有する。計時機構とは、時刻を表示させるた
めの機構であり、基準時間発生部と、指針等の表示部
と、指針等の駆動部を有する機構であり、電気式計時機
構とは、これらの機構に電気要素を使用した機構であ
り、例えば基準時間発生手段が電気式(または電子式)
であり、水晶、音叉等の振動子と分周回路、コイル駆動
テンプとラチェット機構、液晶表示、発光ダイードによ
る表示等を含む)。
【0014】鳴動とは、人体によって検知し得る音、振
動、視覚への刺激、電気信号による人体への刺激等、ま
たはこれらの2以上の結合であって目覚し作用を得る程
度の強さを有する刺激を意味し、鳴動機構とは、鳴動を
発生させる機構を言い、ゼンマイ式鳴動機構とは、前記
鳴動機構を作動させる為の動力にゼンマイの巻戻り時の
力を使用した機構を意味する。(例えばゼンマイによる
振動打子と共鳴体、ゼンマイ発電機とベルまたは電球、
等である。)
【0015】鳴動時刻設定手段とは、鳴動機構を作動さ
せ始める時刻(鳴動時刻)を設定する鳴動時刻設定手段
と、設定した鳴動時刻に達した時に、鳴動機構を作動さ
せる作動機構とを有する手段であり、前記鳴動時刻設定
手段は、計時機構の指針と機械的に協動して、または単
独機構で、指針が鳴動時刻に達した時に作動する、機械
的作動スイッチを有する機構(ホール素子使用接点、光
電素子等、非接触接点を含む)、又は純電気式(電子
式)のスイッチ(ICを使用したタイマ等)であり、設
定した鳴動時刻を確認できる機構を有する、前記作動機
構は、前記スイッチの作動時に前記鳴動手段の作動を開
始させる機構(電磁アクチュエータ等)を意味する。
【0016】電磁アクチュエータとは、電気を機械力に
変換する機構であり、電磁ソレノイド、モータ、モータ
とギヤとの組合せ、超音波アクチュエータ等を意味す
る。巻戻り緩衝機構とは、巻かれたゼンマイがゆっくり
巻戻るように成した機構であり、多段ギヤ、羽根車式調
速機、フライホイール、またはこれらを液体内に置いた
機構等を意味する。打鈴機構とは、鐘状の共鳴体と、こ
の共鳴体に機械的に接触する(打つ)機構とを有し、作
動時に目覚し音響(目を覚まさせる程の音量、音色を有
する音)を発生させる機構を意味する。
【0017】電気式鳴動機構とは、電力を動力として作
動する鳴動手段を意味し、例えば、電子ブザー、モータ
によって打子を作動させるベル、等である。
【0018】
【作用】上記のように構成されたので請求項1では、電
気式計時機構により時刻表示が行われると共に、鳴動時
刻設定手段によって鳴動時刻になった時に、ゼンマイ式
鳴動機構によって鳴動動作が成される。
【0019】請求項2では、時刻を表示する為の指針
が、振動子を基準とした基準信号発生器により作動する
指針駆動機構によって動かされる。次に指針と同軸に配
された鳴動時刻設定針が示す時刻と指針が示す時刻とが
一致した時に、スイッチが閉じ電磁アクチュエータを作
動させる。ついで作動した電磁アクチュエータによっ
て、巻かれていたゼンマイが開放され巻戻り、この巻戻
りの際に打鈴機構を作動させ鳴動を発生させる。スイッ
チが作動していない時には電磁アクチュエータがゼンマ
イを開放させないので、ゼンマイを巻くことができる。
【0020】請求項3では、ゼンマイ式鳴動機構の作動
前または作動後に、電気式鳴動機構が作動する。
【0021】
【実施例】次に図面を参照して、本発明に係る目覚し時
計の一実施例を説明する。図1は、主要部機構説明図で
あり、本体1には計時機構2によって作動する指針3が
設けられており、鳴動時刻設定針5は、指針3と同軸に
設けられている。指針3は従来の時計同様、乾電池6を
電源とする発振子を使用した計時機構2によって、正確
な時刻を表示する。ここで鳴動時刻設定針5が、指針3
の時刻とほぼ一致したときに鳴動スイッチ7が閉じ、鳴
動設定スイッチ9を入側にあった時に、ソレノイド10
を作動させる。尚、もちろん指針、鳴動時刻設定針に代
えて数字等のデジタル表示でも良い。
【0022】一方、本体1内のゼンマイ式鳴動機構12
は、巻きネジ14によってゼンマイを巻き、手を離せば
ゼンマイの戻りによって緩衝機構15を作動させなが
ら、打子17を振動させ、打子17は本体1内または外
の共鳴部(図2(b)25)を打ち、目覚し音を発生さ
せるが、緩衝機構15の羽根車20がソレノイド10の
棒21によって、その回転を阻止されているため、ゼン
マイの戻りは無く、巻きネジ14はゼンマイの巻き終わ
りまで巻くことができる。尚、ゼンマイ式鳴動機構12
は、従来の周知ゼンマイ式目覚し時計の機構を用いるこ
とが可能であるので、詳細な機構説明は省略する。
【0023】ここで、ソレノイド10が前述のごとく作
動し、棒21が引っ込むことにより、羽根車20は回転
を始め、緩衝機構15が作動することによって、打子1
7が振動する。すなわち目覚し音を発生させる。この目
覚し音はゼンマイ式鳴動機構12のゼンマイが巻き戻る
まで発生し続けるわけでありが、鳴動設定スイッチ9を
切側にすることによって、阻止棒23を羽根車20に当
て、その回転を止めることによって、ゼンマイ式鳴動機
構12の作動を停止させても良い。
【0024】図2は図1に於ける機構を組み込んだ目覚
し時計の外観を示すものであり、図2(a)は斜視によ
り、図2(b)は後面を表している。付した数字は図1
の数字と対応している。27は時刻設定及び鳴動時刻設
定針5を設定する為のノブである。良い。
【0025】図3は、請求項3に係る目覚し時計の一実
施例であり、図1に於ける機構説明図に電気式鳴動機構
30が付け加えられたものである。この電気式鳴動機構
30はゼンマイ式鳴動機構12の作動の直前(例えば5
分前)または直後(例えば5分後)に作動することによ
り、目覚し効果を高めようとするものであるが、ゼンマ
イ式鳴動機構12の巻きネジ14を巻かないことによ
り、電気式鳴動機構30のみを作動させることができる
ので、普段は電気式鳴動機構30のみを目覚しとして使
用し、絶対に遅刻が許されない時、あるいは疲労が激し
く起床が困難であることが予想される時等には、巻きネ
ジ14を巻いてゼンマイ式鳴動機構12の鳴動設定を行
うという使い方ができる。すなわち複数の異なる目覚し
音を発生させることを、一つの目覚し時計で達成させる
ことができる。尚、電気式鳴動機構30の直前作動また
は直後作動は、遅延回路31あるいは第2の鳴動スイッ
チ32を設けることにより、行わせることができる。
【0026】図4は、鳴動時刻にゼンマイ式鳴動機構を
作動させる為の電磁アクチュエータ(電気機械変換手
段)の一例を説明するものであり、図4(a)はゼンマ
イ式鳴動機構非作動時(ゼンマイを巻くことを許容す
る)を示し、図4(b)はゼンマイ式鳴動機構作動時
(緩衝機構作動時)を示している。これを作動と共に説
明すれば、図4(a)に於て、軸40上を回動自在に動
く停止板41は、引きばね42によって、接点44を閉
じると共に、羽根車46を停止させている。したがっ
て、この場合にはゼンマイ式鳴動機構が作動しないと共
にゼンマイを巻くことができる。
【0027】ここで、鳴動スイッチ(前述)が閉じた際
には、電気48が接点44を通り、コイル49に加えら
れる。ここでコイル49により電磁力が発生し、停止板
41の鉄片50を引き寄せ、羽根車46を開放すると共
に、接点44を開き電気48のコイル49への供給も止
まり電磁力は消失する。この時に、引きばね42によっ
て再び停止板41が戻ろうとするが、磁石52によっ
て、停止板41は保持(吸引)される。すなわち一瞬の
電気によって、羽根車46は開放されたままになる。接
点44を設けなくても、羽根車46は開放できるが、常
にコイル49に通電することにより、当然に電池の消耗
が促進されることになる。
【0028】次に図4(b)では、磁石52によって停
止板41が、羽根車46の開放位置に保持されていると
ころをあらわしており、緩衝機構としての羽根車46は
回転し、すなわち目覚し音が発生している状態である。
ここで、鳴動設定スイッチ55を切側にすることによ
り、阻止棒56が停止板41を磁石52から引き離すと
共に、羽根車46を止める。すなわち目覚し音を止め
る。
【0029】以上にあらわした実施例のほかに、本発明
の主旨を脱せぬ範囲に於て各種変形例を持ち得るもので
ある。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る目覚し
時計によれば、少なくとも以下の効果がある。請求項1
及び請求項2では(1)計時機構は電気式であり、鳴動
機構はゼンマイ式であるので、乾電池を時計の電源とし
た場合に、運針音のしない正確な時刻表示をさせられる
と共に、ゼンマイによる高音量の鳴動を得ることができ
る。(2)鳴動動作にゼンマイを使用するので、電池の
消耗によって鳴動音が低下することがない。(3)鳴動
の為に電池を使用しないので、乾電池の寿命が伸びる。
(4)鳴動はゼンマイの巻戻りによって停止するので、
再度ゼンマイを巻かない限り鳴動は発生しない。したが
って鳴動の設定を入れたままにしても例えば12時間毎
に鳴動が作動し続けることがなく、騒音源となることが
ない。(5)鳴動時刻を設定する際に、単なるスイッチ
の入り切り動作のみならず、ゼンマイを巻く動作を伴う
ので、鳴動時刻の設定忘れを容易に認識することがで
き、鳴動時刻の設定忘れが減少する。
【0031】請求項3では、上記の効果に加え、ゼンマ
イ式鳴動機構とは別に作動する、電気式鳴動機構がある
ので、複数の目覚し時計を同時に使用した効果があり、
(6)所望によりゼンマイ式鳴動機構または電気式鳴動
機構のいずれかを作動させることができる。(7)電気
式鳴動機構は、ゼンマイ式鳴動機構の作動前または後に
作動するので、種類の異なる鳴動音を複数回得ることが
でき、起床時に確実に目覚し効果を得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る目覚し時計の機構説明図
【図2】本発明に係る目覚し時計の外観をあらわす説明
【図3】本発明の請求項3に係る目覚し時計の機構説明
【図4】本発明に係る電磁アクチュエータの説明図
【図5】従来の目覚し時計の機構説明図
【符号の説明】
1 本体 2 計時機構 3 指針 7 鳴動スイッチ 9 鳴動設定スイッチ 10 ソレノイド 12 ゼンマイ式鳴動機構 14 巻きネジ 17 打子 20 羽根車

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、計時機構と、鳴動時刻設定
    手段と、鳴動機構とを有し、前記計時機構によって時刻
    を表示すると共に、前記鳴動時刻設定手段によって、前
    記鳴動機構を作動させる時刻を設定し得る機能を有する
    時計に於て、前記計時機構は電気式計時機構であり、前
    記鳴動機構は、ゼンマイ式鳴動機構であることを特徴と
    する、目覚し時計。
  2. 【請求項2】 少なくとも、計時機構と、鳴動時刻設定
    手段と、鳴動機構とを有し、前記計時機構によって時刻
    を表示すると共に、前記鳴動時刻設定手段によって、前
    記鳴動機構を作動させる時刻を設定し得る機能を有する
    時計に於て、 前記計時機構は、振動子を用いた基準信号発生器と、当
    該基準信号発生器によって得られた電気信号によって指
    針を動かす指針駆動機構と、当該指針駆動機構によって
    同軸上を動く、少なくとも長針と短針とを有し、 前記鳴動時刻設定手段は、少なくとも前記同軸上に設け
    られた鳴動時刻設定針と、スイッチと、電磁アクチュエ
    ータとを有し、前記鳴動時刻設定針が示す設定時刻と、
    前記長針と短針とによって表示される時刻とが略一致し
    た時に前記スイッチが閉じ、前記電磁アクチュータを作
    動させる機構を有し、 前記鳴動機構は、少なくとも手巻式ゼンマイ機構と、巻
    戻り緩衝機構と、打鈴機構とを有し、前記電磁アクチュ
    エータによって、前記巻戻り緩衝機構が停止されている
    時に、前記手巻式ゼンマイ機構のゼンマイを巻く事を許
    容し、前記電磁アクチュエータが作動した時に、前記巻
    戻り緩衝機構が作動し、前記ゼンマイが巻き戻ると共
    に、打鈴機構を作動させる機構を有する、 事を特徴とする、目覚し時計。
  3. 【請求項3】 前記鳴動機構とは別の鳴動機構であり、
    前記鳴動機構の作動時より先に、または後に鳴動する電
    気式鳴動機構を備えたことを特徴とする、「請求項1」
    または「請求項2」に記載の目覚し時計。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021122296A (ja) * 2020-01-31 2021-08-30 セイコーインスツル株式会社 定量送り機構及び吐出装置
JP2021122315A (ja) * 2020-01-31 2021-08-30 セイコーインスツル株式会社 薬液ポンプ及び薬液投与装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021122296A (ja) * 2020-01-31 2021-08-30 セイコーインスツル株式会社 定量送り機構及び吐出装置
JP2021122315A (ja) * 2020-01-31 2021-08-30 セイコーインスツル株式会社 薬液ポンプ及び薬液投与装置

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