JPH0675055U - Icカード装脱装置 - Google Patents
Icカード装脱装置Info
- Publication number
- JPH0675055U JPH0675055U JP1863393U JP1863393U JPH0675055U JP H0675055 U JPH0675055 U JP H0675055U JP 1863393 U JP1863393 U JP 1863393U JP 1863393 U JP1863393 U JP 1863393U JP H0675055 U JPH0675055 U JP H0675055U
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- card
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電子機器に対するICカードの装脱と、IC
カードと回路基板との電気的接続とを確実にする。 【構成】 機器ケース1の回路基板2にICカード装着
用のフレーム10を設ける。フレーム10の裏側にIC
カードを排出するイジェクト機構を設ける。イジェクト
機構を回路基板2に設けるため、ICカードの装脱と回
路基板2の電気的接続を相関させることができ作動が確
実となる。
カードと回路基板との電気的接続とを確実にする。 【構成】 機器ケース1の回路基板2にICカード装着
用のフレーム10を設ける。フレーム10の裏側にIC
カードを排出するイジェクト機構を設ける。イジェクト
機構を回路基板2に設けるため、ICカードの装脱と回
路基板2の電気的接続を相関させることができ作動が確
実となる。
Description
【0001】
本考案は、各種電子機器に装着されるICカードの装脱装置に関する。
【0002】
電子手帳などの電子機器は、挿脱口を有した機器ケース内に回路基板が配され ており、挿脱口から機器ケース内にICカードが装着されることにより、ICカ ードと回路基板とが電気的に接続されて電気信号のアクセスが行われる。このI Cカードを機器ケースから排出するイジェクト機構は、従来、機器ケースを構成 するロアケース、その他の箇所に配されている。このイジェクト機構は回路基板 との電気的な接続を断って、ICカードを挿脱口まで引き出すように作動する。
【0003】
既述のように、イジェクト機構は、ICカードと電気的に接続される回路基板 と相関的に作動する必要があるところから、確実に作動する構造とする必要があ ると共に、機器ケースへの組み付けが面倒となっていた。また、機器ケースが変 形したり、製造時に誤差を生じた場合には、正常に動作しなくなる不都合を有し ていた。
【0004】 本考案は、上記事情を考慮してなされたものであり、イジェクト機構の回路基 板との相関的な作動を確実に行うことができると共に、機器ケースへの組み付け も容易に行うことが可能なICカード装脱装置を提供することを目的とする。
【0005】
上記目的を達成するため、本考案は、ICカードと電気的接続を行う接続部材 と、ICカードを排出するイジェクト機構とがICカードと電気信号をアクセス する回路基板に配設されていることを特徴とするものである。
【0006】
上記構成では、イジェクト機構を回路基板上に設けているため、イジェクト機 構と回路基板とを確実に相関させることができ、作動が確実となる。
【0007】
図1は本考案の一実施例を示し、機器ケース1と、回路基板2と、裏蓋3とに よって電子手帳などの電子機器が構成されている。機器ケース1は、偏平な矩形 形状に成形されると共に、下面が開放されており、開放された下面から回路基板 2が挿入された後、裏蓋3が取り付けられる。この機器ケース1の前側の側面に は、ICカード4(図2参照)が差し込みおよび抜き取られる挿脱口5が形成さ れると共に、後述するロックレバー6がスライド可能に挿入されるスリット7が 形成されている。また機器ケース1の側方の側面には、後述するイジェクトレバ ー8がスライド可能に挿入されるスリット9が形成されている。
【0008】 回路基板2は、装着されたICカード4との間で電気信号がアクセスされ、こ れにより電子機器の作動を制御するものであり、所定の回路が形成されると共に 、LSI,チップコンデンサ,チップ抵抗(いずれも図示省略)などの電子部品 が実装されている。
【0009】 本考案において、ICカード4は、回路基板2に直接に装着されるものであり 、機器ケース1の挿脱口5と対応した回路基板2上には、ICカード4の装脱軌 道を構成するフレーム10が設けられている。また、回路基板2におけるフレー ム10の後端側との対向部位には、接続用フレーム11が設けられ、この接続用 フレーム11にピンコネクタからなる複数の接続部材12が取り付けられている 。 かかる接続部材12に対し、ICカード4の先端面4a(図2参照)には、接 続部材12が挿入されるホールコネクタ(図示省略)が設けられ、ホールコネク タへの接続部材12の挿入により回路基板2とICカード4との電気的な接続が 行われ、これらの間で電気信号のアクセスが行われる。
【0010】 回路基板2に装着されたICカード4を排出するイジェクト機構はフレーム1 0の裏側に設けられてる。以下、図2および図2の裏面図である図3を参照して イジェクト機構を説明する。これらの図において、21は略T字形状に成形され たイジェクトプレートであり、ICカード4の挿脱方向と同一方向にスライドす るようにフレーム10の裏面に取り付けられている。このイジェクトプレート2 1の先端ヘッド部分は、フレーム10と接続用フレーム11との間に進入すると 共に、その左右両側には立ち上がり状の当接片21aが形成されており、この当 接片21aがICカード4の先端面4aに当接した状態でフレーム10,11間 を往復方向へスライドすることにより、ICカード4の装脱が行われる。 かかるイジェクトプレート21のスライドを安定的に行うため、ヘッド部分に 連設するイジェクトプレート21の脚部分の一側面には、ガイド片22が形成さ れると共に、フレーム10にはガイド片22がスライド可能に挿入されるガイド 孔23が形成されている。
【0011】 イジェクトプレート21はイジェクトレバー8と連結されることによりICカ ード排出方向へのスライドが行われる。イジェクトレバー8は、ピン24によっ てフレーム10に回動可能に取り付けられていると共に、ピン24から両側に延 びており、一方の延設端部8aがフレーム10から抜き出されて、機器ケース1 のスリット9内に挿入されている。 これに対し、他方の延設端部8bは、イジェクトプレート21に起立状に設け られたレバー受片25内に挿入され、これにより、イジェクトプレート21とイ ジェクトレバー8とが連結されている。このような構成では、イジェクトレバー 8の一方の延設端部8aをスライド操作することにより、ICカード4の排出方 向にイジェクトプレート21がスライドして、その排出を行うことができる。
【0012】 かかるICカード4の回路基板2への装着状態を維持するため、フレーム10 にはばねからなる弾性部材27が取り付けられている。この弾性部材27は、一 端側がイジェクトプレート21のフックピン28に掛止され、これによりICカ ード4の挿入方向にイジェクトプレート21を付勢している。この弾性部材27 に加えて、ICカード4を回路基板2への装着状態にロックするロック機構が設 けられている。このロック機構は、ICカード4の挿入方向と直交する方向にス ライドするようにフレーム10に設けられたロックプレート31と、ロックプレ ート31をスライドするためのロックレバー6と、ロックプレート31における ICカード4への接近方向へのスライドでICカード4に係合するロック片32 とを備えている。
【0013】 一方、ICカード4の後端側の側面にはロック片32が係合するロック溝33 (図2参照)が形成され、これらの係合によりICカード4自体のフレーム10 上での移動がロックされている。34はロックプレート31に一体的に形成され たロックアームである。このロックアーム34は、ロックプレート31のスライ ドによってイジェクト機構におけるイジェクトプレート21の後端面と当接する ように一体的にスライドする。これにより、イジェクトプレート21のICカー ド排出方向へのスライドもロックされるため、ICカード4の不用意な排出を確 実に防止することができる。35は、ロックプレート31のスライドに節度感を 付与するため、ロックプレート31とフレーム10とに形成されたクリック部で ある。また、36は、かかるロック機構によるロックおよび解除を検出するため 、ロックプレート31が部分的に接触および離反するマイクロスイッチであり、 回路基板2におけるフレーム10の隣接位置に配設されている。
【0014】 上記構成において、挿脱口5からICカード4を機器ケース1内に差し入れる と、ICカード4はフレーム10に案内されて回路基板2上をスライドする。こ のとき、イジェクト機構のイジェクトプレート21の当接片21aにICカード 4の先端が当接するため、ジェクトプレート21はICカード4の挿入方向へ一 体的に移動する。そして、ICカード4のホールコネクタに接続部材12が挿入 されると、ICカード4と回路基板2との電気的な接続が行われる。このICカ ード4の差し入れ終了後にロック機構のロックレバー6を操作して、そのロック プレート31を、ICカード4への接近方向にスライドさせる。これによりロッ ク片32が、ICカード4のロック溝33に係合すると共に、ロックアーム34 がイジェクト機構のイジェクトプレート21に当接するため、ICカード4の排 出方向への移動がロックされる。
【0015】 一方、ICカード4を排出する場合には、ロックレバー6を反対方向に操作し て、ロック片32およびロックアーム34によるロックを解除した後、イジェク トレバー8を操作してジェクトプレート21をスライドさせる。これにより、イ ジェクトプレート21の当接片21aがICカード4を差し入れ方向と反対方向 にスライドさせるため、ICカード4が挿脱口5から部分的に抜き出されてその 排出が可能となる。
【0016】 このような本実施例では、ICカードを排出するイジェクト機構を回基板に配 設したため、これらを確実に相関させることができ、確実な作動ができると共に 組み立ても簡単となる。
【0017】
本考案は、上記実施例に限定されることなく、種々変更が可能であり、例えば イジェクト機構が回路基板に配設されるものであれば、イジェクト機構の構造を 変更することができる。また、ICカードとの電気的接続を行う接続部材として 、ピンコネクタ以外の構造を適用することもできる。
【図1】本考案の一実施例の斜視図である。
【図2】回路基板に対するイジェクト機構の構造を示す
平面図である。
平面図である。
【図3】イジェクト機構の裏面図である。
1 機器ケース 2 回路基板 8 イジェクトレバー 12 接続部材 21 イジェクトプレート
Claims (1)
- 【請求項1】 ICカードと電気的接続を行う接続部材
と、ICカードを排出するイジェクト機構とがICカー
ドと電気信号をアクセスする回路基板に配設されている
ことを特徴とするICカード装脱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1863393U JPH0675055U (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | Icカード装脱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1863393U JPH0675055U (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | Icカード装脱装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0675055U true JPH0675055U (ja) | 1994-10-21 |
Family
ID=11977023
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1863393U Pending JPH0675055U (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | Icカード装脱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0675055U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030076911A (ko) * | 2002-03-23 | 2003-09-29 | 엘퍼스크 주식회사 | 착탈형 스마트 카드 리더 |
-
1993
- 1993-03-19 JP JP1863393U patent/JPH0675055U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030076911A (ko) * | 2002-03-23 | 2003-09-29 | 엘퍼스크 주식회사 | 착탈형 스마트 카드 리더 |
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