JPH0674628U - 汚濁拡散防止装置を備えた水中地盤改良装置 - Google Patents

汚濁拡散防止装置を備えた水中地盤改良装置

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Publication number
JPH0674628U
JPH0674628U JP1541493U JP1541493U JPH0674628U JP H0674628 U JPH0674628 U JP H0674628U JP 1541493 U JP1541493 U JP 1541493U JP 1541493 U JP1541493 U JP 1541493U JP H0674628 U JPH0674628 U JP H0674628U
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JP
Japan
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pollution
ground improvement
bottom mud
pollution diffusion
diffusion prevention
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Application number
JP1541493U
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English (en)
Inventor
恭二 越智
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Onoda Chemico Co Ltd
Original Assignee
Onoda Chemico Co Ltd
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Publication date
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  • Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 底泥を水中改良する場合において混合による
底泥の舞い上がりなどによる周辺への汚濁拡散の防止を
図る。 【構成】 回転軸を上下動させ、かつ土壌改良材を攪拌
混合し土壌改良工事を行なう水中地盤装置において、上
面を閉止し、下面を開放した中空筒体であって、且つ前
記上面７に複数個の水抜き孔８を設けた笠形状の汚濁拡
散防止装置５を形成し、その汚濁拡散防止装置５を下万
に攪拌翼２を備えた水中地盤改良装置１の回転軸３に遊
嵌した地盤改良装置に構成する。改良部ｃの攪拌により
舞い上がった底泥は笠形状の汚濁拡散防止装置５により
舞上がりを阻止される。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
この考案は、地盤改良装置を用いて水中の地盤の改良工事を行う際に、発生す る汚濁の拡散を防止する装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
地盤改良装置を用いて底泥を水中改良する場合、攪拌混合による底泥の舞い上 がりなどにより、周辺が汚濁される可能性がある。
【０００３】 上記の作業中に発生する汚濁拡散防止方法として箱体や多数のひも状体、又は 帯状体をつなぎ合わせて、のれん状の汚濁拡散用フェンスを形成し、該フェンス で固化区域を区画し、その内部で底泥の混合改良する方法がとられている。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、これらの方法は、いづれも大掛かりになって吊り具や重錘などの補助 具が必要となり多大の労力を費やすことになる。
【０００５】 この考案は、この問題点を解決するために小型で軽量、且つ取扱いが簡便な汚 濁拡散防止装置を備えた水中地盤改良装置を提供するものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
この考案は水中地盤改良装置において、上面を閉止し、下面を開放した中空筒 体であって、且つ前記上面に複数固の透孔を設けた笠形状の泥濁拡散防止装置を 形成し、該泥濁拡散防止装置を下端に攪拌翼を備えた回転軸に遊嵌合した泥濁拡 散防止装置を備えた水中地盤改良装置に構成し、また回転軸に遊嵌される笠形状 の泥濁拡散防止装置は、上面を傾斜面とし、また回転軸の先端に設けた攪拌翼に より掛止されるように形成する。 また、笠形状の泥濁拡散防止装置を分割可能に構成する。
【０００７】
【作用】
回転軸に遊嵌され攪拌翼の突起物に掛止された汚濁拡散防止装置は回転軸の下 降にともなって回転軸と一体で下降し、底泥に着底すると静止状態となり改良予 定地盤上面に蓋をした形となる。 その状態で回転軸は所定深度まで下降し、攪拌翼などで底泥と固化材を混合する 。
【０００８】 この改良作業により舞い上った底泥は上方にある笠形状の汚濁拡散防止装置の 空間部内に吸収されるので汚濁の拡散を防止できる。また汚濁拡散防止装置の上 面天井は傾斜面に構成されているため、舞い上がりによる底泥の堆積を減少でき る。
【０００９】
【実施例】
この考案の汚濁拡散防止装置を備えた水中地盤改良装置の一実施例を図面に基 づいて説明する。
【００１０】 図１は、この考案の汚濁拡散防止装置を備えた水中地盤改良装置の要部の斜視 図であり、図２は本装置の使用状態の側面図である。 図１において、１は水中地盤改良装置であり、先端に攪拌翼２を設けた回転軸 ３を昇降自在に保持する。 ４は前記回転軸３を駆動する駆動装置である。回転軸上を摺動可能に取り付ける 汚濁拡散防止装置５は上面を閉じ、下面を開放した円筒体に形成され、該円筒体 の側壁６につらなる頂壁７は、円錐台状のような傾斜面からなり、この傾斜面に 複数個の水抜き孔８を設けたもので、いわゆる笠形状に構成されている。
【００１１】 また、この笠形状の汚濁拡散防止装置５を、実施例では、二分割構成にしたが 、これに限定されるものではない。なお図中９は接合部、１０は工事現場の水面 Ａに浮かべた船台、Ｂは水中の底泥、Ｃは改良部である。
【００１２】 回転軸３に遊嵌され、攪拌翼２あるいは回転軸３に設けた突起物（図示せず） に掛止された汚濁拡散防止装置５は回転軸３の下降にともなって回転軸と一体で 下降し、水中Ａの底泥Ｂに着底すると静止状態となり底泥Ｂの改良部Ｃの上面に 蓋をした形となる。
【００１３】 回転軸３は、所定深度まで下降し、攪拌翼２などで底泥と回転軸から吐出され た固化材とを混合する。回転軸の上昇時には底泥上の汚濁拡散防止装置は再び攪 拌翼あるいは回転軸の突起物に掛止され、回転軸と一体で上昇し、次の改良部に 移動する。
【００１４】
【考案の効果】
この考案は上述のとおりであり、汚濁拡散防止装置は分割可能な構成となって いるので簡単に回転軸に遊嵌でき、また回転軸の突起物に掛止されているので回 転軸と一体で昇降し、別個なの吊具を用意することを必要としない。
【００１５】 さらに、笠形状の汚濁拡散防止装置の頂壁には水抜き孔を設けてあるので、水 中での昇降が容易であり、しかも頂壁は傾斜しているため、攪拌混合によって舞 い上がった底泥の頂壁への堆積を減少できる。
【００１６】 水中の土壌改良工事は底泥を原位置でそのまま水中改良する工事が要求され、 さらに施工時には周辺への汚濁拡散防止が要求されるので、狭隘な場所での施工 などは色々な制約条件が発生するが、本考案の汚濁拡散防止装置は小型で軽量で 、且つ取扱いが簡単であるので、これらの問題点を解消するのに非常に有効な装 置である。
【図面の簡単な説明】
【図１】この考案の泥濁拡散防止装置の斜視図である。
【図２】同装置の使用状態の全体側面図である。
【符号の説明】
１ 水中地盤改良装置 ２ 攪拌翼 ３ 回転軸 ４ 駆動装置 ５ 汚濁拡散防止装置 ６ 側壁 ７ 頂壁 ８ 水抜き孔 ９ 接合部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 回転軸を上下動させ、かつ土壌改良材を
    高圧噴射し水中の底泥を改良する方式あるいは攪拌混合
    方式により底泥を水中改良する作業に用いる水中地盤改
    良装置において、上面を閉止し、下面を開放した中空筒
    体であって、且つ前記上面に複数個の透孔を設けた笠形
    状の汚濁拡散防止装置を形成し、該汚濁拡散防止装置を
    下端に攪拌翼を備えた回転軸に遊嵌したことを特徴とす
    る汚濁拡散防止装置を備えた水中地盤改良装置。
  2. 【請求項２】 笠形状の汚濁拡散防止装置の上面が傾斜
    面に形成されていることを特徴とする請求項１記載の汚
    濁拡散防止装置を備えた水中地盤改良装置。
  3. 【請求項３】 笠形状の汚濁拡散防止装置が分割可能に
    形成されていることを特徴とする請求項１記載の汚濁拡
    散防止装置を備えた水中地盤改良装置。
JP1541493U 1993-03-30 1993-03-30 汚濁拡散防止装置を備えた水中地盤改良装置 Pending JPH0674628U (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004044148A (ja) * 2002-07-10 2004-02-12 Kajima Corp 地盤改良工法
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CN104846847A (zh) * 2014-02-13 2015-08-19 株式会社不动堤土乐 地基改良装置以及使用该装置的地基改良方法

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