JPH0674486U - タンクローリ - Google Patents

タンクローリ

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JPH0674486U
JPH0674486U JP1581493U JP1581493U JPH0674486U JP H0674486 U JPH0674486 U JP H0674486U JP 1581493 U JP1581493 U JP 1581493U JP 1581493 U JP1581493 U JP 1581493U JP H0674486 U JPH0674486 U JP H0674486U
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JP
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sluice valve
tank
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storage chambers
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JP1581493U
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敦男 白澤
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Shinmaywa Industries Ltd
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Shinmaywa Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】仕切弁の開閉状態が容易に把握できるととも
に、仕切弁を締め忘れた場合でも走行状態に入ると仕切
弁を閉塞することでこの仕切弁の開放による液体の混合
事故を防止することができるタンクローリを提供する。 【構成】液体を貯留するタンクが複数の収容室に仕切ら
れてなるタンクローリにおいて、複数の底弁2a〜2fがタ
ンクに対して前側と後側とに2グループに分けられ、こ
のグループ分けの境界となる底弁間の連通管3には仕切
弁4が設けられ、仕切弁4は、適宜なアクチュエータに
より開閉作動されるとともに、運転席に設けられたシフ
トレバー15の操作に連係して閉塞するように構成され、
さらに、仕切弁4には該仕切弁4の開閉を検出する検出
器13が設けられ、この検出器13の検出に基づいて運転席
内もしくは運転席外に設けられた表示装置14に仕切弁4
の開閉状態が表示されてなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、複数の収容室を有するタンクが搭載されたタンクローリに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、液体を貯留するタンクが複数の収容室に仕切られ、該複数の収容室には それぞれ底弁が設けられるとともに、該複数の底弁は連通管により連通され、複 数の収容室に貯留された液体がこれら底弁、連通管を介して排出口から排出可能 に配管されたタンクローリが提供されており、前記複数の底弁をタンクに対して 前側と後側とに2グループに分け、このグループ分けの境界となる前記連通管に 仕切弁を設けることで、各底弁を介して排出される上記グループ分けした前側と 後側との液体が混合しないように構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のものでは、仕切弁の開閉を作業者の手動操作で行っ ているため、作業者の不注意による仕切弁の締め忘れによりグループ分けした前 側と後側との液体が混合するという事態を招くとともに、仕切弁の開閉状態を客 観的に把握する手段がなく、上述した仕切弁の締め忘れに気付かないまま作業を 進めることがあり、これにより液体の混合を招くという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案のタンクローリは、液体を貯留するタンクが複数の収容室に仕切られ、 該複数の収容室にはそれぞれ底弁が設けられるとともに、該複数の底弁が連通管 により連通され、複数の収容室に貯留された液体がこれら底弁、連通管を介して 適宜な排出口から排出可能に構成されたタンクローリにおいて、前記複数の底弁 がタンクに対して前側と後側とに2グループに分けられ、このグループ分けの境 界となる底弁間の上記連通管には仕切弁が設けられ、該仕切弁は、適宜なアクチ ュエータにより開閉作動されるとともに、運転席に設けられたシフトレバーの操 作に連係して閉塞するように構成され、さらに、上記仕切弁には該仕切弁の開閉 を検出する検出器が設けられ、この検出器の検出に基づいて運転席内もしくは運 転席外に設けられた表示装置に仕切弁の開閉状態が表示されるものである。
【0005】
【作用】
検出器により仕切弁の開閉状態を運転席内もしくは運転席外に設けられた表示 装置に表示することで、仕切弁の開閉状態を容易に把握できるとともに、運転席 に設けられたシフトレバーの操作に連係して仕切弁を閉塞することで、仕切弁を 締め忘れた場合でも走行状態に入ると仕切弁が閉塞され、仕切弁が開放されたま まにならない。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
【0007】 図1は本考案に係るタンクローリの配管系及び制御系を示す図である。
【0008】 図において1は、図示しない車体上に搭載されたタンクで、タンク1は複数の 収容室(図示例では6個)1a,1b,1c,1d,1e,1fに仕切られてい る。
【0009】 この複数の収容室(図示例では6個)1a,1b,1c,1d,1e,1fに は、それぞれ底弁2a,2b,2c,2d,2e,2fが設けられている。
【0010】 各底弁2a,2b,2c,2d,2e,2fは、連通管3によって連通される とともに、この連通管3の底弁2cと底弁2dとの間となる連通管3に仕切弁4 が介装され、この仕切弁4によって前側の底弁2a,2b,2c群と後側の底弁 2d,2e,2f群との2グループに分けられている。
【0011】 前記仕切弁4と底弁2dとの間に位置する連通管3からは分岐管5が分岐され タンク1の左右両側に配設された吐出口5a,5bに連通されるとともに、この 分岐管5から分岐された分岐管6によりタンク1の後方に配設された吐出口6a に連通されている。
【0012】 また、前記底弁2bと底弁2cとの間となる連通管3からは分岐管7が分岐さ れ4方弁8を介してタンク1の左右両側に配設された吐出口7a,7bに連通さ れるとともに、この分岐管7から分岐された分岐管9によりタンク1の後方に配 設された吐出口9aに連通されている。
【0013】 前記仕切弁4は、適宜なアクチュエータ10により開閉自在に構成されたもの で、タンク1もしくは車体の適所に設けられた操作スイッチ11により制御部1 2を介して開閉制御される。
【0014】 また、仕切弁4には、該仕切弁4の開閉を検出する近接スイッチやリミットス イッチ等からなる検出器13が設けられており、検出器13で検出された検出検 出結果が制御部12を介して表示装置14に表示される。表示装置14は、運転 席内に設けられるとともに、タンク1もしくは車体の適所にも設けられており、 モニタやランプ等によって構成されている。これにより作業者は、表示装置を見 ることで仕切弁4の開閉状態が容易且つ確実に把握できる。
【0015】 さらに、仕切弁4は、運転席のシフトレバー15を操作した際に閉塞するよう 回路構成されており、タンク1からの液体の排出後に仕切弁4を締め忘れた状態 で車輌を走行させようとした場合にこの仕切弁4を閉塞することができる。
【0016】 前記4方弁8は、図示しないポンプが連接されており、ハンドル8aにより、 タンク1内の液体を強制的に排出する動力排出、タンク1内の液体を重力の作用 で自然に排出する重力排出、タンク1内に液体を貯留する吸引、及び停止を操作 することができる。
【0017】 なお、図中符号16〜23はタンク1内の液体の排出及び吸引経路を適宜に選 択するための開閉弁である。
【0018】 次に、各収容室1a,1b,1c,1d,1e,1fに貯留された液体を排出 する場合について説明する。
【0019】 まず、収容室1a,1b,1cに貯留された液体を排出する場合には、仕切弁 4を閉塞状態として、排出しようとする収容室1a,1b,1cの底弁2a,2 b,2cを開放するとともに、開閉弁16〜23を排出箇所に対応させてそれぞ れ開状態、閉状態にし、ポンプを作動させることで、タンク1の収容室1a,1 b,1cから所望の液体を排出させることができる。
【0020】 また、収容室1d,1e,1fに貯留された液体を排出する場合には、収容室 1a,1b,1cの底弁2a,2b,2cを閉塞するとともに、仕切弁4を開放 状態として、排出しようとする収容室1d,1e,1fの底弁2d,2e,2f を開放するとともに、開閉弁16〜23を排出箇所に対応させてそれぞれ開状態 、閉状態にし、ポンプを作動させることで、タンク1の収容室1d,1e,1f から所望の液体を排出させることができる。なお、この排出時において、収容室 1a,1b,1cの底弁2a,2b,2cは閉塞されているので、前側の収容室 1a,1b,1cと後側の収容室1d,1e,1fとの間での液体の混合事故は ない。
【0021】 このように仕切弁4の開閉操作により前側の収容室1a,1b,1cと後側の 収容室1d,1e,1fとの間での液体の混合事故を防止できる。ここで、仕切 弁4は検出器13によりその開閉状態を運転席内もしくは運転席外に設けられた 表示装置14に表示されており、これにより作業者が仕切弁4の開閉状態を容易 に把握できる。また、この仕切弁4は、運転席のシフトレバー15の操作に連係 して閉塞するようにしたため、仕切弁4を締め忘れた場合でも走行状態に入ると 仕切弁4が閉塞されることになり、この仕切弁4の開放による液体の混合事故を 防止することができる。
【0022】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案によれば、検出器により仕切弁の開閉状態を運転席 内もしくは運転席外に設けられた表示装置に表示することで、仕切弁の開閉状態 が容易に把握でき、仕切弁を締め忘れた時でも容易に気付き迅速に対処すること ができる。また、運転席に設けられたシフトレバーの操作に連係して仕切弁を閉 塞するようにしたため、仕切弁を締め忘れた場合でも走行状態に入ると仕切弁が 閉塞されることになり、この仕切弁の開放による液体の混合事故を防止すること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るタンクローリの配管系及び制御系
を示す図である。
【符号の説明】
1 タンク 1a,1b,1c,1d,1e,1f 収容室 2a,2b,2c,2d,2e,2f 底弁 3 連通管 4 仕切弁 13 検出器 14 表示装置 15 シフトレバー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体を貯留するタンクが複数の収容室に
    仕切られ、該複数の収容室にはそれぞれ底弁が設けられ
    るとともに、該複数の底弁が連通管により連通され、複
    数の収容室に貯留された液体がこれら底弁、連通管を介
    して適宜な排出口から排出可能に構成されたタンクロー
    リにおいて、 前記複数の底弁がタンクに対して前側と後側とに2グル
    ープに分けられ、このグループ分けの境界となる底弁間
    の上記連通管には仕切弁が設けられ、該仕切弁は、適宜
    なアクチュエータにより開閉作動されるとともに、運転
    席に設けられたシフトレバーの操作に連係して閉塞する
    ように構成され、さらに、上記仕切弁には該仕切弁の開
    閉を検出する検出器が設けられ、この検出器の検出に基
    づいて運転席内もしくは運転席外に設けられた表示装置
    に仕切弁の開閉状態が表示されることを特徴とするタン
    クローリ。
JP1581493U 1993-03-31 1993-03-31 タンクローリ Expired - Lifetime JP2569219Y2 (ja)

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JPH0674486U true JPH0674486U (ja) 1994-10-21
JP2569219Y2 JP2569219Y2 (ja) 1998-04-22

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10236600A (ja) * 1997-02-26 1998-09-08 Showa Aircraft Ind Co Ltd タンクローリの配管構造の中間仕切弁

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10236600A (ja) * 1997-02-26 1998-09-08 Showa Aircraft Ind Co Ltd タンクローリの配管構造の中間仕切弁

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JP2569219Y2 (ja) 1998-04-22

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