JPH0674476A - 湯沸器 - Google Patents

湯沸器

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JPH0674476A
JPH0674476A JP4232394A JP23239492A JPH0674476A JP H0674476 A JPH0674476 A JP H0674476A JP 4232394 A JP4232394 A JP 4232394A JP 23239492 A JP23239492 A JP 23239492A JP H0674476 A JPH0674476 A JP H0674476A
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JP
Japan
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water
hot water
supply
pipe
heater
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JP4232394A
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Inventor
Norio Yumoto
範夫 湯本
Norihiko Suzuki
法彦 鈴木
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Hosoyama Nekki Co Ltd
Original Assignee
Hosoyama Nekki Co Ltd
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  • Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱湯以外に、容易にかつ安全に、食器洗い、
手洗い、洗面等にて使用して好適な比較的低い温度の温
水を供給可能とする。 【構成】 湯沸器水槽41内へ水を供給する給水管路5
4に水引き出し管路64の一端部を接続する。湯沸器水
槽41に熱湯引き出し管路61の一端部を接続する。水
引き出し管路64及び熱湯引き出し管路61のそれぞれ
の他端部を、水引き出し管路64から流入する水へ熱湯
引き出し管路61から引き込まれる熱湯を混合させる自
動混合器62へ接続する。自動混合器62に、水と熱湯
とを混合させてなる温水が送り込まれる温水供給管路6
5を接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、貯蔵式沸騰機能付き
湯沸器に係り、特に、多目的に使用することが可能な湯
沸器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、先に図4(特願平1−18
6549号)および図5(特願平2−281594号)
に示す湯沸器を発明し、すでに特許出願している。
【0003】前記図4に示す従来の湯沸器は、上部に空
気槽Sを有する湯沸器水槽1と、この湯沸器水槽1の上
部の空気槽Sに面する側部に接続されている開放管路2
と、湯沸器水槽1内下部に設けられている電気ヒータ3
と、湯沸器水槽1の底板を貫通してその内部に挿入して
設けられ、この湯沸器水槽1内の湯を給湯栓4に供給す
る供給管路5と、この供給管路5に介設されている加圧
手段6と、湯沸器水槽1内に水を送り込む給水手段7と
から構成されている。
【0004】前記加圧手段6は給湯の流れ方向に沿って
圧送ポンプ8、逆止弁9、流量検出スイッチ10、圧力
スイッチ11の順で設けられている。また、給水手段7
は、湯沸器水槽1の側部を貫通する給水管路12と、そ
の先端に使用水量に応じて水が補給されるようにするた
めのボールタップ13と、上部の熱湯と補給水とが交わ
らないように補給水を湯沸器水槽1の底部近傍に導く縦
管路14とから構成されている。
【0005】前記従来の湯沸器における湯の供給は、給
湯栓4を開くことにより行われ、このとき給湯栓4から
湯が排出されるのに伴い供給管路5の圧力が下がって圧
力スイッチ11がオンになり、これに基づき圧送ポンプ
8が作動状態となって給湯栓4からの給湯が継続され
る。また、給湯栓4を閉めると供給管路5内の圧力が上
がり圧力スイッチ11がオフになり、流量検出スイッチ
10もオフとなり、圧送ポンプ8は停止する。
【0006】一方、図5に示す湯沸器は、湯沸器水槽2
0、開放管路21、電気ヒータ22、湯沸器水給湯栓2
3、供給管路24、加圧手段25と、給水手段26とか
ら構成されている。
【0007】この湯沸器では、湯沸器水槽20内の湯を
外部に供給する操作を加圧手段25により行っている。
この加圧手段25は、供給管路24と、圧送ポンプ27
と、この圧送ポンプ27の吐出側に設けられている逆止
弁28と、圧力スイッチ29と、中間部にダイヤフラム
30を有する空気室31とから構成されている。この加
圧手段25によれば、圧送ポンプ27以降の供給管路2
4の圧力が下がれば圧力スイッチ29がその旨検知し、
圧送ポンプ27を作動させてダイヤフラム30の橈みを
利用して空気室31の空気を圧縮し、供給管路24の系
内を所定圧力に保持する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記湯沸器
にあっては、給湯栓から流出する湯の温度が常に高温
(熱湯)であるため、例えば、食器洗い、手洗いあるい
は洗面等において比較的低温の湯(温水)を使用する場
合には、湯沸器から一旦流しあるいは洗面器等へ熱湯を
注ぎ、この熱湯へ水を入れて温度を調節するという極め
て手間がかかるとともに危険性をともなう作業を行わざ
るを得なかった。
【0009】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、容易にかつ安全に温水を使用することが可能な湯
沸器を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明の湯沸器は、
内部に貯湯部を有する湯沸器水槽と、該湯沸器水槽に配
設され、その内部の貯湯部に水を供給する給水管路と、
貯湯部内に供給された水を加熱する熱源と、該貯湯部内
の湯を給湯栓に供給する供給管路と、該供給管路に介設
されたポンプとを備えた開放型の湯沸器において、前記
給水管路に接続された水引き出し管路と、前記貯湯部に
接続された熱湯引き出し管路と、これら水引き出し管路
及び熱湯引き出し管路とが接続された自動混合器と、こ
の自動混合器に接続された温水供給管路とを有してな
り、前記自動混合器は、前記水引き込み管路から送り込
まれる水の流れによって前記熱湯引き出し管路から熱湯
を引き込み、これら水と熱湯とを混合させて前記温水供
給管路へ送り出すことを特徴としている。
【0011】第2の発明の湯沸器は、第1の発明の自動
混合器に、前記温水供給管路が接続された開口部からな
る弁座と、該弁座との間に流路を形成する弁体と、この
弁体を前記弁座に対して近接離間方向へ移動させる移動
部材とを有する温度調節機構が設けられてなり、前記移
動部材は、前記温水供給管路へ送り出される温水の温度
が所定温度以上になった際に、その熱変化力によって前
記弁体を前記弁座方向へ移動させて、これら弁体と弁座
との間に形成される流路を狭めることを特徴としてい
る。
【0012】
【作用】第1の発明の湯沸器によれば、自動混合器内に
て、水引き出し管路から送り込まれる水の流れによって
熱湯引き出し管路から熱湯が引き込まれて水と混合され
て温水とされ、さらにこの温水が温水供給管路へ送り出
される。即ち、熱湯のほかに食器洗い、手洗い、洗面等
に使用して好適な温水が別途に供給される。
【0013】第2の発明の湯沸器によれば、自動混合器
内にて混合された水と熱湯とからなる温水の温度が所定
温度以上に達すると、移動部材の形状が変化し、その力
によって弁体が弁座方向へ移動され、これら弁体と弁座
との間に形成される流路が狭められ、弁の上流側の圧力
が上昇する。この内圧力上昇により熱湯引き出し管路か
らの熱湯の引き込み量が減少し自動的に一定の温水が供
給される。即ち、自動混合器に内蔵された温度調節弁に
よって、供給される温水の温度が所定温度に保持される
ため、温水の使用者の快適性及び安全性が確実に確保さ
れる。また、送り出される温水の温度が所定温度以下と
なると、移動部材が変形し、この状態において、流路を
通過する温水による弁体の弁座から離間する方向への力
によってこの弁体が、弁座から離間する方向へ移動し、
これら弁体と弁座との間の流路が広がり、熱湯の引き込
み量が増加する。
【0014】
【実施例】以下、本発明の湯沸器の一実施例を図によっ
て説明する。図1は、本発明の一実施例である湯沸器を
示すもので、図中符号41は、湯沸器水槽であり、この
湯沸器水槽41内部には、その上部に空気槽Sを有した
状態で水(湯)が貯留されるようになっている。
【0015】湯沸器水槽41の上部であり空気槽Sに面
する側部には開放管路42の基端側が取り付けられ、こ
の開放管路42には冷却器45が設けられている。
【0016】符号46はヒータであり、湯沸器水槽41
内に貯留されている水を加熱できるようになっている。
前記湯沸器水槽41内の水面下、空気槽Sおよび開放管
路42の基端部等の部位に温度センサを配設して(図示
略)、前記ヒータ46の加熱中この温度センサが沸騰を
感知したときに、感知時から所定時間後に停止するよう
に制御されるような構成とするのが好ましい。
【0017】湯沸器水槽41には供給管路48が取り付
けられ、その先端が水面下所定深さに位置するように配
設されている。この供給管路48の湯沸器水槽41外方
部分には、圧送ポンプ49、逆止弁50、水流検出装置
51が供給管路48の給湯の流れ方向に沿って順に設け
られ、さらにこの供給管路48は給湯栓52の位置まで
延びている。なお、この給湯栓52の位置(給湯位置)
は湯沸器水槽41よりも高い位置に設けても良い。
【0018】湯沸器水槽41の下方の側部には、給水口
53が形成されており、この給水口53には、給水管路
54の一端が接続されている。さらにこの給水管路54
の他端側には給水源55が接続されている。また、給水
管路54は、給水源55から給水口53に至る途中の分
岐点Pにおいて分岐し、この給水管路54より分岐した
分岐管路56は、湯沸器水槽41を貫通する熱交換器5
7の流入口57aに接続されている。
【0019】また、前記熱交換器57の流出口57b
は、分岐管路58を介して上述した供給管路48の逆止
弁50の装設部位と、水流検出装置51装設部位の間の
記号Rで示される部位に接続されている。また、さらに
前記給水管路54の給水口53と分岐点Pの間には、給
水弁59が介設され、分岐管路56の分岐点Pと熱交換
器57の間には減圧弁60が介設されている。
【0020】減圧弁60は、前記供給管路48と前記分
岐管路56の合流部分に供給される分岐管路56側から
の供給水(湯)の圧力が前記ポンプ49運転後の前記供
給管路48側からの供給水(湯)の圧力よりも低くなる
ように、ポンプ49の吐出圧とのバランスを考慮しなが
ら設定される。
【0021】また、湯沸器水槽41の側部には、熱湯引
き出し管路61の一端が接続されており、この熱湯引き
出し管路61の他端部は、自動混合器62の側部に接続
されている。
【0022】また、この熱湯引き出し管路61には、そ
の途中に調節弁63と逆止弁66とが設けられており、
この熱湯引き出し管路61を流れる熱湯の流量が調節さ
れ、さらに熱湯の流れる方向が一方方向へ規制されてい
る。
【0023】また、前記自動混合器62には、その一端
部側に前記給水源55からの水が供給される水引き出し
管路64が接続されており、同他端部側には、温水供給
管路65が接続されている。即ち、前記熱湯引き出し管
路61及び水引き出し管路64からそれぞれ送り込まれ
る熱湯及び水がこの自動混合器62にて混合されて、温
水供給管路65へ送り出されるようになっている。
【0024】また、自動混合器62に接続された水引き
出し管路64は、その接続端が、図2に示すように、先
細に形成されており、この先細の端部によって、送り込
まれる水の流速が速められるようになっている。そし
て、速められた水の流れによって熱湯引き出し管路61
からの熱湯側が負圧となり、熱湯が引き込まれて水と混
合されるようになっている。即ち、水引き出し管路64
から供給される水の流量が多くなると、この水の流速が
さらに速められることにより、熱湯の引き出し量も多く
なる。
【0025】また、自動混合器62には、その下流側に
温度調節機構71が設けられている。この温度調節機構
71は、自動混合器62の端部にて、前記温水供給管路
65との接続部からなる弁座72と、複数の流路75
a、75aが形成された支持部材75によって前記弁座
72に対して近接離間方向へ移動可能に支持された弁体
73と、この弁体73と支持部材75との間に設けられ
た移動部材74とから構成されたものである。
【0026】移動部材74は、温水の温度により膨張収
縮を繰り返すもので、この移動部材74の膨張収縮によ
り、前記弁体73と弁座72との間隔が調整され、温水
供給管路65への温水の温度が一定に保たれる。
【0027】そして、この弁の通過面積が絞られると弁
上流側の圧力が上昇し、これにともない、水の流れによ
って引き込まれる熱湯側の負圧が少なくなり熱湯の量が
減少し、水に対する熱湯の混合量が少なくなり、温水供
給管路65へ送り出される温水の温度が下げられる。
【0028】また、符号75は、温水供給管路65の端
部にて、この温水供給管路65の開閉を行う給湯栓であ
り、この給湯栓75によって温水供給管路65の流路を
開口することにより、この温水供給管路65から最適温
度の温水が流出するようになっている。また、水引き込
み管路64の途中には、バルブ77が設けられており、
温水を使用しない場合に、このバルブ77を閉鎖するこ
とにより、給水源55からの水の引き込みを禁止させて
温水の供給を停止させることができるようになってい
る。
【0029】次に、上記構造の湯沸器の使用方法を説明
する。まず、熱湯を使用する場合には、給湯栓52を開
く。このようにすると、給水源55からの給水圧により
分岐管路56内の水が、減圧弁60を通って熱交換器5
7内に流入する。これにより熱交換器57内の加熱され
た湯が、分岐管路58を通って供給管路48内に送り込
まれ水流検出装置51を通過して湯沸器外に供給され
る。
【0030】このとき、湯の流れが水流検出装置51に
よって感知され、圧送ポンプ49のスイッチがオンにさ
れて、この圧送ポンプ49が駆動される。そして、この
圧送ポンプ49の駆動により湯沸器水槽41内の湯が、
供給管路48を通り圧送ポンプ49、逆止弁50、水流
検出装置51の順で通過して給湯栓52から放出され
る。また、湯沸器水槽41への給水は図示しないレベル
センサからの信号に基づき上述した給水弁59を開くこ
とにより行う。
【0031】ここで、分岐管路56に減圧弁60を介装
させて、供給管路48と分岐管路56の合流部分に供給
される分岐管路56側からの供給水(湯)の圧力よりも
低くなるように設定しているので、上記の如くポンプ4
9が駆動されて湯沸器水槽41内の湯がこのポンプ49
によって供給管路48に圧送されるときには、分岐管路
56側からの供給管路48への水(湯)の供給は自動的
に停止される。このため、供給管路48には湯沸器水槽
41内の湯のみが供給されることとなって、給水管路5
4側からの湯(水)が供給管路48に混入することはな
く、したがって、給湯栓52からは湯沸器水槽41内の
熱湯が供給される。
【0032】なお、前記ヒータ46によって湯沸器水槽
41内の温度が上昇すると、この湯沸器水槽41内部の
貯留水の蒸発が進み、これにより生じたカルキ分を多く
含んだ蒸気は、開放管路42等を介して外部へ排出され
る。ただしこのとき、前記開放管路42内を通過する蒸
気は、開放管路42の外周に設けられている冷却器45
によって冷却されるので、この開放管路42内において
凝縮されて凝縮水となり、その後排水管路43から速や
かに排出される。
【0033】次に、温水を使用する場合について説明す
る。例えば、食器洗い、手洗い、洗面等の比較的低い温
度(約40℃)の湯を使用する場合には、給湯栓75を
開く、このようにすると、給水源55から水引き込み管
路64へ水が送り込まれ、自動混合器62内へ流入され
る。そして、この水引き込み管路64から流入する水の
流れによって自動混合器62の側部に接続された熱湯引
き込み管路61から熱湯が引き込まれ、この自動混合器
62内にてこれら熱湯と水とが混合され、温度調節機構
71の弁座72と弁体73との間に形成された流路を通
過し、温水供給管路65へ送り出され、給湯栓75から
適温の温水が流出される。
【0034】ここで、給湯栓75から流出する温水は、
自動混合器62に内蔵された温度調節機構71によって
その高温化が防止され、温水の使用者の安全が確実に確
保される。つまり、この温度調節機構71は、水と熱湯
とが混合された温水の温度が所定温度に達した場合、移
動部材74の形状が変化する。即ち、この移動部材74
が変化すると、この力によって弁体73と弁座72との
流路が調整される。
【0035】したがって、この自動混合器62の温度調
節機構71の上流側の圧力が変化し、この圧力の変化に
伴い、水の流れによって引き込まれる熱湯側の負圧(−
圧力)が変化し、熱湯の引き込み量が水の供給量の変化
量よりもさらに変化され、これにより、水と熱湯との混
合された温水の温度が一定に保たれる。
【0036】そして、この温水の温度が所定温度以下と
なると、弁体73と弁座72の間の流路を通過する温水
によって弁体73に、弁座72から離間する方向へ力が
作用し、この力によって移動部材74が変形し、弁体7
2が弁座73から離間し、弁体73と弁座72との間の
流路が広げられる。
【0037】このように、上記実施例の湯沸器によれ
ば、熱湯以外に、食器洗い、手洗い、洗面等に使用して
好適な温度に設定された温水を極めて容易に流出させる
ことができ、その使用目的をさらに広げることができ
る。また、自動混合器62内に設けられた温度調節機構
71によって使用希望温度よりも高い温度の温水の供給
が禁止されるようになっているので、使用者の確実な安
全性及び快適性を確保することができる。
【0038】また、この実施例の湯沸器によれば、給水
管路54の給水源55から給水口53に至る途中の分岐
点Pにおいて、分岐管路56を分岐させ、この分岐管路
56の先端を湯沸器水槽41を貫通する熱交換器57の
流入口57aに接続しさらに前記熱交換器57の流出口
57bを、管路58を介して供給管路48の逆止弁50
装設部位と、水流検出装置51装設部位の間の記号Rで
示される部位に接続した構成としたので、給湯初動時
は、前記熱交換器57内で湯沸器水槽41内の湯温近傍
にまで加温された湯が給湯栓52から放出されるため、
給湯時当初から高温の湯を供給することができる。
【0039】また、前記分岐管路56の分岐点Pと熱交
換器57の間に減圧弁60を介設し、給湯初期の供給管
路48内の湯の流れを感知して圧送ポンプ49のスイッ
チをオンにして、この圧送ポンプ49を駆動させる構成
としたので、供給管路48内の水圧が変化しても先に述
べた従来例のように圧送ポンプ49は空作動しない。し
たがって、前記圧送ポンプ49等の機器の長寿命化を図
ることができ、また、これにより電力の浪費を防止する
ことができる。
【0040】また、供給管路48と前記分岐管路56の
合流部分に供給される分岐管路56側からの供給水の圧
力が、ポンプ運転後の供給管路48側からの供給水の圧
力よりも低くするばねの減圧弁60は、必ずしも分岐管
路56に設ける必要はなく、図3に示すように、給水管
路54の分岐部Pの給水源55側に設けても良く、分岐
管路58に設けても良い。
【0041】なお、上記実施例の温度調節機構71を構
成する移動部材74の形状は、実施例に限定されること
なく、所定温度にて変化した際に、その力によって弁体
73を弁座72方向へ移動させることができれば、いか
なる形状であっても良いことは勿論である。また、上記
実施例の湯沸器の具体的な構成及び配管構造は、実施例
に限定されない。
【0042】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の湯沸器
によれば、下記の効果を得ることができる。熱湯以外
に、食器洗い、手洗い、洗面等に使用して好適な温度に
設定された温水を極めて容易に流出させることができ
る。即ち、従来のように、熱湯を一旦流しあるいは洗面
器等へ注ぎ入れてさらに水を混入させて適切な温度に調
節するような手間のかかる作業をすることなく、極めて
容易に温水を使用することができる。また、自動混合器
内に設けられた温度調節機構によって、食器洗い、手洗
い、洗面等に最適な温度以上の温水の供給が禁止される
ので、使用者の快適性及び安全性を確実に確保すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の湯沸器の構成を説明する湯
沸器の概略配管図である。
【図2】自動貯設弁の構造を説明する自動混合器の断面
図である。
【図3】本発明の他の実施例の湯沸器の構成を説明する
湯沸器の概略配管図である。
【図4】従来の湯沸器の構成を説明する湯沸器の概略配
管図である。
【図5】従来の他の湯沸器の構成を説明する湯沸器の概
略配管図である。
【符号の説明】
41 湯沸器水槽 46 ヒータ(熱源) 48 供給管路 49 圧送ポンプ(ポンプ) 54 給水管路 61 熱湯引き出し管路 62 自動混合器 64 水引き出し管路 65 温水供給管路 71 温度調節機構 72 弁座 73 弁体 74 移動部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に貯湯部を有する湯沸器水槽と、該
    湯沸器水槽に配設され、その内部の貯湯部に水を供給す
    る給水管路と、貯湯部内に供給された水を加熱する熱源
    と、該貯湯部内の湯を給湯栓に供給する供給管路と、該
    供給管路に介設されたポンプとを備えた開放型の湯沸器
    において、 前記給水管路に接続された水引き出し管路と、前記貯湯
    部に接続された熱湯引き出し管路と、これら水引き出し
    管路及び熱湯引き出し管路とが接続された自動混合器
    と、この自動混合器に接続された温水供給管路とを有し
    てなり、 前記自動混合器は、前記水引き込み管路から送り込まれ
    る水の流れによって前記熱湯引き出し管路から熱湯を引
    き込み、これら水と熱湯とを混合させて前記温水供給管
    路へ送り出すことを特徴とする湯沸器。
  2. 【請求項2】 前記自動混合器には、前記温水供給管路
    が接続された開口部からなる弁座と、該弁座との間に流
    路を形成する弁体と、この弁体を前記弁座に対して近接
    離間方向へ移動させる移動部材とを有する温度調節機構
    が設けられてなり、前記移動部材は、前記温水供給管路
    へ送り出される温水の温度が所定温度以上になった際
    に、その熱変化力によって前記弁体を前記弁座方向へ移
    動させて、これら弁体と弁座との間に形成される流路を
    狭めることを特徴とする請求項1記載の湯沸器。
JP4232394A 1992-08-31 1992-08-31 湯沸器 Pending JPH0674476A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5565847A (en) * 1978-11-10 1980-05-17 Ckd Corp Method and apparatus for controlling hot water temperature of shower

Patent Citations (1)

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JPS5565847A (en) * 1978-11-10 1980-05-17 Ckd Corp Method and apparatus for controlling hot water temperature of shower

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