JPH0674313U - ウレタンフォ−ム成形型 - Google Patents

ウレタンフォ−ム成形型

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JPH0674313U
JPH0674313U JP2173093U JP2173093U JPH0674313U JP H0674313 U JPH0674313 U JP H0674313U JP 2173093 U JP2173093 U JP 2173093U JP 2173093 U JP2173093 U JP 2173093U JP H0674313 U JPH0674313 U JP H0674313U
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JP
Japan
Prior art keywords
molding die
mold
urethane foam
present
hinge
Prior art date
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Pending
Application number
JP2173093U
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English (en)
Inventor
博之 窪田
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、クッション体その他のウレタンフ
ォ−ム成形体の製造に用いられる成形型に関するもので
ある。 【構成】 クッション体の外形を区画するキャビティを
有する上下の分割成形型と、これを連結するヒンジとか
らなるウレタンフォ−ム成形型であって、上記分割成形
型を閉じるロック機構を、前記ヒンジに対して成形型の
両側に振り分けて備えたことを特徴とするウレタンフォ
−ム成形型。 【効果】 本考案は、成型型のロック機構を作業者の手
前からなくしたために、各作業がスム−ズに行うことが
可能となったもので、効率的な作業を楽に行うことがで
きることとなったものである。

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、クッション体その他のウレタンフォ−ム成形体の製造に用いられる 成形型に関するものである。
【0001】
【従来の技術】
近年、特に車両の座席に用いられるクッション体はほとんどウレタンフォ−ム が用いられており、これは分割成形型内にウレタンフォ−ム原液を注入し、フォ −ム化及び架橋を完成させて型内より取り出している。
【0002】 このようなウレタンフォ−ム成形型の代表例を図1に示す。 即ち、得ようとするクッション体の外形を構成するキャビティ1、2を備えた 上下の分割成形型3、4が、ヒンジ5によって連結されており、分割成形型1、 2を閉じるためのロック機構6、7がヒンジ3の反対側に取りつけられた成形型 の構造になっている。
【0003】 このような成形型をもって製品を製造する際には、作業者はロック機構の前に 立ち、分割成形型(上型)3を開放し、このキャビティ1、2内の所定の位置に 副資材をセットする作業を行うこととなる。 又、成形型内より製品を取り出す作業やキャビティ内の清掃作業を行う場合で あっても、作業者は同様な位置に立って作業を行うこととなる。
【0004】 しかるに、上記したような各作業にあって、成形型3、4より突出するロック 機構が作業者のすぐ前に備えられているため、これが邪魔になり、常に各作業を 行う際にこのロック機構を避けることを考慮しなければならない。 又、このロック機構が備えられている分だけ、キャビティ1、2は成形型3、 4の前方の奥に成形されることとなる。このため、分割成形型(下型)4のキャ ビテイ2内にフォ−ム原液を注入する際にも、このロック機構をさけることは勿 論のこと、成形型の奥の方まで原液注入機を移動しなければならないという問題 も生じる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、このような従来の成形型がもつ問題点に鑑み、これらの問題点を 解決し、製品の製造作業をより効率的に行い易くした成形型を提供しようとする ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本考案は次のような構成を採用したものである。 即ち、本考案の要旨は、クッション体の外形を区画するキャビティを有する上 下の分割成形型と、これを連結するヒンジとからなるウレタンフォ−ム成形型で あって、上記分割成形型を閉じるロック機構を、前記ヒンジに対して成形型の両 側に振り分けて備えたことを特徴とするウレタンフォ−ム成形型にかかるもので ある。
【0007】
【作用】
本考案は以上のような構成を有するウレタンフォ−ム成形型であって、その上 下分割成形型を閉じるロック機構を、ヒンジに対向する側、即ち作業者の前に備 えられているのではなく、ヒンジに対して両側に振り分けて備えたことを特徴と するものである。 このため、作業者はこのロック機構を考慮することなく、製品の取り出し作業 、キャビティ内の清掃作業、副資材のセット作業等を行うこととなり、更にはウ レタンフォ−ム原液の注入時等の作業を極めてスム−ズに行うことができること となったものである。
【0008】
【実施例】
以下、本考案を実施例に基づいて更に詳細に説明する。 図2は、この考案の成形型の第1実施例Aを示す斜視図である。 この成形型Aは、クッション体の外形を区画するキャビティ1、2を備えた分 割成形型、即ち上型3と下型4がヒンジ5によって開閉自在に連結されている。 そして、上型3がこのヒンジ5の作用によって開閉されることとなるが、下型 4のキャビティ2の両側にフック11、12が振り分けて取り付けられている。 そして、これと対になって上型3にクランプ13、14が取り付けられ、これが 前記したフック11、12と係合することによって上型3を閉じるロック機構と されている。尚、このフック11、12とクランプ13、14とは、各型に逆に 取り付けられていてもよいことは勿論である。
【0009】 図3は、この考案の成形型の第2実施例Bを示す斜視図である。 この成形型Bは、上型3の側面に切り欠き部15を持つ凸部16が形成され、 一方の下型4には可動ねじ17が備えられ、この可動ねじ17が切り欠き部15 に係合されてロック機構を構成するものである。尚、この例にあってもt凸部1 6と可動ねじ17とが逆の位置に備えられてもよいことは勿論である。
【0010】 図4は、この考案の成形型の第3実施例Cを示す斜視図である。 この成形型Cは、上型3の手前側に一定のストロ−クをもって図のX方向に回 転するように取り付けられたロ−ラ18を有し、又そのロ−ラ18とクランプ1 9はロ−ラ18のX方向の回転が連動するようにステ−20によって連結されて いる。
【0011】 この成形型Cを用いて製品を生産するときには、このロ−ラ18を持ち上げた り下げたりするガイドレ−ル21に沿って成形型C全体を横方向に異動させ、開 閉を行うこととなる。即ち、ロ−ラ18がガイドレ−ル21によって持ち上げら れると、最初はロ−ラ18が一定量だけX方向に回転する。その回転がステ−2 0によって連動し、クランプ19がフック22よりはずれる。更にロ−ラ18が 持ち上げられると、ロ−ラ18のX方向の回転が止まり、上型3を持ち上げるよ うになる。又、上型3を閉めるときにはガイドレ−ル21が図示するように徐々 に下がり、ロ−ラ18を降ろしていく。そして、ガイドレ−ル21がロ−ラ18 を下に押し込むことによってクランプ19がフック22に完全に固定されること になる。
【0012】 このように、本発明の成形型Cを用いて製品を生産する際、手前側に該機構部 の干渉がなく、効率的な作業を楽に行うことが可能となり、それだけでなく、型 の開閉の工程が自動的に行えるのである。
【0013】
【考案の効果】
本考案は、以上に記載したようにロック機構を作業者の手前からなくしたため に、各作業がスム−ズに行うことが可能となったもので、効率的な作業を楽に行 うことができることとなったものである。
【提出日】平成5年5月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【実施例】
以下、本考案を実施例に基づいて更に詳細に説明する。 図2は、この考案の成形型の第1実施例Aを示す斜視図である。 この成形型Aは、クッション体の外形を区画するキャビティ1、2を備えた分 割成形型、即ち上型3と下型4がヒンジ5によって開閉自在に連結されている。 そして、上型3がこのヒンジ5の作用によって開閉されることとなるが、下型 4のキャビティ2の両側にフック11、12が振り分けて取り付けられている。 そして、これと対になって上型3にクランプ13、14が取り付けられ、これが 前記したフック11、12と係合することによって上型3を閉じるロック機構と されている。尚、このフック11、12とクランプ13、14とは、各型に逆に 取り付けられていてもよいことは勿論である。 図で分かるように、この成形型Aの作業者側の部位(点線部分)はそれだけ短 くなり、前記したように作業者にとってキャビティ2内への副資材のセット、発 泡液の注入が容易になり、又、キャビティ2内からの成形品の取り出し、キャビ ティ2内の清掃も楽な姿勢で行えることとなったものである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】 図3は、この考案の成形型の第2実施例Bを示す斜視図である。 この成形型Bは、上型3の側面に切り欠き部15を持つ凸部16が形成され、 一方の下型4には可動ねじ17が備えられ、この可動ねじ17が切り欠き部15 に係合されてロック機構を構成するものである。尚、この例にあっても凸部16 と可動ねじ17とが逆の位置に備えられてもよいことは勿論である。 この例にあっても、図2と同様に成形型Bの点線部分が省略されることとなり 、前記と同様の効果が得られるものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】 この成形型Cを用いて製品を生産するときには、このローラ18を持ち上げた り下げたりするガイドレール21に沿って成形型C全体を横方向に異動させ、開 閉を行うこととなる。即ち、ローラ18がガイドレール21によって持ち上げら れると、最初はローラ18が一定量だけX方向に回転する。その回転がステー2 0によって連動し、クランプ19がフック22よりはずれる。更にローラ18が 持ち上げられると、ローラ18のX方向の回転が止まり、上型3を持ち上げるよ うになる。又、上型3を閉めるときにはガイドレール21が図示するように徐々 に下がり、ローラ18を降ろしていく。そして、新たなガイドレール21を備 えることによってローラ18を下に押し込み、これによってクランプ19がフッ ク22に完全に固定されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は従来より用いられているウレタンフォ−
ム成形型の斜視図である。
【図2】図2は本考案の成形型の第1実施例Aを示す斜
視図である。
【図3】図3は本考案の成形型の第2実施例Bを示す斜
視図である。
【図4】図4は本考案の成形型の第3実施例Cを示す斜
視図である。
【符号の説明】
1、2‥‥キャビティ、 3‥‥分割成形型(上型)、 4‥‥分割成形型(下型)、 5‥‥ヒンジ、 6、7‥‥ロック機構、 11、12、22‥‥フック、 13、14、19‥‥クランプ、 15‥‥切り欠き部、 16‥‥切り欠き部を持つ凸部、 17‥‥可動ねじ、 18‥‥ロ−ラ、 20‥‥ステ−、 21‥‥ガイドレ−ル。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年5月27日
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は従来より用いられているウレタンフォー
ム成形型の斜視図である。
【図2】図2は本考案の成形型の第1実施例Aを示す斜
視図である。
【図3】図3は本考案の成形型の第2実施例Bを示す斜
視図である。
【図4】図4は本考案の成形型の第3実施例Cを示す斜
視図である。
【符号の説明】 1、2・・・・キャビティ、 3・・・・分割成形型(上型)、 4・・・・分割成形型(下型)、 5・・・・ヒンジ、 6、7・・・・ロック機構、 11、12、22・・・・フック、 13、14、19・・・・クランプ、 15・・・・切り欠き部、 16・・・・切り欠き部を持つ凸部、 17・・・・可動ねじ、 18・・・・ローラ、 20・・・・ステー、 21、21・・・・ガイドレール。
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クッション体の外形を区画するキャビテ
    ィを有する上下の分割成形型と、これを連結するヒンジ
    とからなるウレタンフォ−ム成形型であって、上記分割
    成形型を閉じるロック機構を、前記ヒンジに対して成形
    型の両側に振り分けて備えたことを特徴とするウレタン
    フォ−ム成形型。
JP2173093U 1993-03-31 1993-03-31 ウレタンフォ−ム成形型 Pending JPH0674313U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2173093U JPH0674313U (ja) 1993-03-31 1993-03-31 ウレタンフォ−ム成形型

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2173093U JPH0674313U (ja) 1993-03-31 1993-03-31 ウレタンフォ−ム成形型

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Publication Number Publication Date
JPH0674313U true JPH0674313U (ja) 1994-10-21

Family

ID=12063200

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2173093U Pending JPH0674313U (ja) 1993-03-31 1993-03-31 ウレタンフォ−ム成形型

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