JPH0673647B2 - 静電塗装用フロアコンベア− - Google Patents

静電塗装用フロアコンベア−

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JPH0673647B2
JPH0673647B2 JP26646085A JP26646085A JPH0673647B2 JP H0673647 B2 JPH0673647 B2 JP H0673647B2 JP 26646085 A JP26646085 A JP 26646085A JP 26646085 A JP26646085 A JP 26646085A JP H0673647 B2 JPH0673647 B2 JP H0673647B2
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JP
Japan
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coated
floor conveyor
electrostatic coating
liquid tank
coating
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JP26646085A
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久雄 中西
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Yamaha Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は静電塗装用フロアコンベアーに関するもので
あり、更に詳しくは上走帯と下走帯とからなるフロアコ
ンベアー上に被塗装物を支持して周行させてその上方か
ら静電塗装機により塗料粒子を吐出することにより塗装
を行うシステムの改良に関するものである。
(従来技術とその問題点) 上記のようなフロアコンベアーを用いた静電塗装システ
ムにあっては、板状被塗装物の両面を一度に塗装してし
まうことは不可能であり、片面づつ塗装するのが一般で
ある。即ちまづ被塗装物の一面(表面)を塗装し、次い
で他の面(裏面)を塗装するという、2段階の作業を行
っている。
ところがこのような作業態様をとった場合、例えば被塗
装物の表面を塗装するときに塗料粒子が裏面にまでまわ
りこんでしまい、裏面上に不完全な塗膜を形成すること
を免れず、塗装効果上誠に不都合である。
かゝる不都合を回避するため、例えば被塗装物の表面を
塗装する際には、マスキング用の離型紙を貼ったり、ベ
ニア合板を当てるなどして裏面を覆ってフロアコンベア
ーに載せることが行われている。しかし紙の場合にはこ
の貼りつけ、剥ぎとりなどに非常に手間が掛る。またベ
ニア合板の場合には、種々の仕様(形状、寸法)の被塗
装物のそれぞれにしかも多数のベニア合板を必要とする
から、そのための費用がかなりなものとなり、備品管理
の点からして非常に不利である。更にこれらの被覆材を
用いることにより確かに被塗装物の裏面への塗料粒子の
付着は防止できるとしても、被覆材そのものには塗料粒
子が付着するのは免れない。このためフロアコンベアー
から外して次の工程に移すときに、作業員の身体や周り
の設備が塗料粒子で塗れることになる。
(発明の要旨) この発明は、被塗装物の静電塗装中における裏面への塗
料粒子の付着を防止し、しかもそのために作業や備品の
増加および関連設備や作業員の塗料粒子による汚染を招
かないことを目的とする。
このためこの発明においては被塗装物を支持するフロア
コンベアーの上走帯をして導電性液の液槽を通過せし
め、このとき被塗装物と液槽内液面との間の距離を所定
の値以下に保つことを要旨とするものである。
(実施態様) 第1図において床上に水平に設けられたフロアコンベア
ー10は上走帯10aと下走帯10bとこれらの周行のためのガ
イドホイール11とを有しており、図中矢印Aの方向に周
行するものとする。なおフロアコンベアー10はこの他に
も多数のガイドレールや補助ガイドホイールを有してい
るが、これらは公知のものであるので図中には省略す
る。またガイドホイール11の内一方は図示しない適宜な
公知の回転駆動源に連結されている。またいずれか一方
のガイドホイール11はアース12されている。フロアコン
ベアー10の表面には一定間隔で外側に向けて突出するホ
ルダー13が設けられており、上走帯10aにおいてこれら
のホルダー13上に被塗装物Mを載置する。また上走帯10
の上方には下方に向けて塗料粒子を吐出すべく公知の静
電塗装機14が設けられている。以上の構成は公知のフロ
アコンベアーと同じである。
この発明においては第1、2図に示すように、ガイドホ
イール11間の中央部に液槽20を形成し、フロアコンベア
ー10の上走帯10aをしてこの液槽20内を通過するように
導くものである。この液槽20には導電性の液21(例えば
水)を収容し、その液面と被塗装物Mとの間の距離を、
使用する塗料およびその塗布量によって定まる一定の値
以下に、常時維持する。また液槽20の両側には排気ダク
ト22を設けて空気を排出する。
以上の構成において、フロアコンベアー10を周行させな
がら静電塗装機14から塗料を吐出すると、塗料粒子は被
塗装物Mの表面ばかりでなく本来なら静電効果のため裏
面にもまわりこんで付着しようとする。しかしこの発明
のように液槽20内の導電性液21の液面と被塗装物Mとの
間の距離を所定の値以下に保っておくと、塗料粒子は液
面に引寄せられるので、被塗装物Mの裏面には全く付着
しない。
(実施例) ポリエチレン製の液槽に水を入れ、被塗装物の支持には
鉄製ホルダーを用いた。ベル型静電塗装を用い被塗装物
の30cm上方から90000Vでポリエステル塗料粒子を吐出し
た。被塗装物と液槽内液面との距離が5cm以内のときは
被塗装物の裏面への塗料粒子の付着はなかったが、7cm
にしたときはかなりの塗料粒子が裏面側に回りこんで付
着した。
(発明の効果) フロアコンベアーの周行中に被塗装物を導電性液に近づ
けるだけで被塗装物裏面への塗料粒子の付着が防止でき
るので、離型紙などによるマスキング作業は全く必要と
せず、生産能率を向上するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のフロアコンベアーの側面図、第2図
はその液槽周りの横断面図である。 10…フロアコンベアー 14…静電塗装機 20…液槽、M…被塗装物

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】導電性の液を収容する液槽(20)と、 被塗装物(M)を支持するフロアコンベアー上走帯(10
    a)をしてこの液槽を通過させる機構と、 通過中の被塗装物と液槽内の液面との間の距離を塗料お
    よびその塗布量によって定まる所定の値以下に保つ ことを含んでなる静電塗装用フロアコンベアー。
JP26646085A 1985-11-26 1985-11-26 静電塗装用フロアコンベア− Expired - Lifetime JPH0673647B2 (ja)

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JPS62125873A JPS62125873A (ja) 1987-06-08
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