JPH0673519B2 - 採血具における穿刺針の取付構造 - Google Patents

採血具における穿刺針の取付構造

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JPH0673519B2
JPH0673519B2 JP1219534A JP21953489A JPH0673519B2 JP H0673519 B2 JPH0673519 B2 JP H0673519B2 JP 1219534 A JP1219534 A JP 1219534A JP 21953489 A JP21953489 A JP 21953489A JP H0673519 B2 JPH0673519 B2 JP H0673519B2
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puncture needle
puncture
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locking
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達也 斉藤
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 [産業上の利用分野] この発明は人の耳たぶなどに針を穿刺して少量の血液を
流出させ、その血液を用いて血液検査等を行うための採
血具において、その穿刺針の取付構造に関するものであ
る。
[従来の技術] このような穿刺は急速に行って人に痛みを感じさせない
ことが望ましい。そのため、各種穿刺機構が考えられて
いる。
従来、このような採血具の針取付部においては、断面円
形状の挿入孔が設けられ、この挿入孔に断面円形状の穿
刺針が挿着されている。
又、穿刺針の交換を考慮する場合には、針取付部に着脱
可能な連結部材に対し挿入孔が設けられ、この挿入孔に
穿刺針が挿着されている。
[発明が解決しようとする課題] 前述した穿刺針の取付構造では、穿刺針が挿入孔から不
用意に抜け落ちないように穿刺針を挿入孔に対し締りば
めする必要があるため、穿刺針を挿入孔に対し着脱可能
にすることは難しい。そのため、前述したように連結部
材を必要とするが、この連結部材があると、部品点数が
増加し、穿刺針の組付けに手間がかかる問題があった。
本発明は穿刺針を針取付部に直接挿着する構造の採血具
において、針取付部の挿入部分や穿刺針の形状に工夫を
凝らすことにより、穿刺針の抜け落ちを防止するととも
に、穿刺針の着脱をも可能にすることを目的としてい
る。
発明の構成 [課題を解決するための手段] この目的に鑑み本発明に係る採血具は、後記する実施例
の図面に示すように、針取付部7に挿入溝17を設け、一
方、針板15を断面く形状に形成してその先端に針先16を
形成し、この針板15を針取付部7の挿入溝17に挿入した
時、針板15の針先16を針取付部7から突出させるととも
に、針板15の折曲部15aを支える係止部18と、針板15の
両端部15bを支える係止部19とを挿入溝17内に設けて、
針板15の折曲部15a及び両端部15bを挿入溝17の各係止部
18,19に対し針板15の持つ弾性により圧接させたもので
ある。
[作用] 本発明においては、穿刺針14の針板15を針取付部7の挿
入溝17に挿入した時、針板15の折曲部15a及び両端部15b
が挿入溝7内の各係止部18,19に圧接されて支えられ
る。
穿刺針14を交換する場合には、針板5の両端部15bを若
干広げて挿入溝17の両係止部19から離し、これを引き抜
く。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面に従って説明する。
第1〜3図に示すように、ホルダ1の前端部にはキャッ
プ2が嵌着され、同キャップ2の前端に穿刺孔3が形成
されている。ホルダ1及びキャップ2内にはプランジャ
4が長手方向へ移動可能に挿入されている。このプラン
ジャ4は板ばね部6を有する操作部5と、この操作部5
の前端に一体形成された針取付部7と、この操作部5の
後端に一体形成されたばね取付部8とからなる。ばね取
付部8の後端には引戻し部材9が係着され、同引戻し部
材9の後部がホルダ1の後端から突出している。ホルダ
1の前端付近には係止孔10が形成され、前記操作部5の
板ばね部6に形成された係止突起6aがプランジャ4の移
動に伴いこの係止孔10に係脱し得るようになっている。
ホルダ1のほぼ中央部の内周には係止突条11が形成さ
れ、この係止突条11と操作部5の後端との間でばね取付
部8の外周に第1の圧縮コイルばね12が挿嵌されている
とともに、この係止突条11と引戻し部材9の前端との間
でばね取付部8の外周に第2の圧縮コイルばね13が挿嵌
されている。
特に本実施例においては、前記プランジャ4の針取付部
7に対する穿刺針14の取付構造に工夫を凝らしている。
第4,5図に示すように、穿刺針14は断面く形状に折曲し
た針板15からなり、この針板15の先端に針先16が形成さ
れている。一方、針取付部7にはその前端から軸線方向
へ延びるように挿入溝17が形成され、同挿入溝17の前端
側及び両側が開放されている。挿入溝17の相対向する両
内面のうち、一方の内面の中央部には係止溝18が軸線方
向へ延びるように形成されているとともに、他方の内面
の両側縁には係止面19が軸線方向へ延びるように形成さ
れている。そして、穿刺針14の針板15を針取付部7の挿
入溝17に挿入した状態で、針先16を含む針板15の前部が
針取付部7の前端から前方へ突出するとともに、針板15
の両端部15bが挿入溝17の両側から突出する。針板15の
折曲部15aは挿入溝17内において一方の内面の係止溝18
に支持されるとともに、針板15の両端部15bは他方の内
面の両側縁の係止面19に支持される。この時、針板15の
折曲部15a及び両端部15bは針板15の持つ弾性により係止
溝18及び両係止面19に圧接される。
本実施例の穿刺針14は第6図に示すような包装袋20に収
納されている。この包装袋20の一側縁の中央部には切込
み21が形成されている。この切込み21により区分される
一方の袋部20a内には針先16を含む針板15の前部が収納
されているとともに、他方の袋部20b内には針板15の後
部が収納されている。
このように包装袋20内に収納された穿刺針14を前述した
針取付部7に挿着する場合には、まず、一方の袋部20a
を把持し、他方の袋部20bを切込み21で破って両袋部20
a,20bを第7図に示すように分離する。一方の袋部20aか
らは針板15の後部が突出する。この針板15の後部を針取
付部7の挿入溝17に差し込んで前述したように保持す
る。
このように構成された採血具は次のようにして使用す
る。
第1図に示す不使用状態では、第1及び第2の圧縮コイ
ルばね12,13がプランジャ4を付勢していないため、プ
ランジャ4はフリーになっている。穿刺針14はキャップ
2内に位置し、その針先16が穿刺孔3よりも若干内側に
没入している。プランジャ4の操作部5の係止突起6aは
ホルダ1の係止孔10から離れてキャップ2の後端付近に
位置している。
この状態から第2図に示すように引戻し部材9を後方へ
引くと、プランジャ4が後方へ移動し、穿刺針14の針先
16がキャップ2の穿刺孔3から離れるとともに、操作部
5の係止突起6aがホルダ1の係止孔10に係入されてプラ
ンジャ4が第1の圧縮コイルばね12の付勢力に抗してホ
ルダ1内で停止する。
この状態から操作部5の係止突起6aを押すと、第3図に
示すように、同係止突起6aがホルダ1の係止孔10から外
れてプランジャ4が第1の圧縮コイルばね12の付勢力に
より急速に前方へ移動し、穿刺針14の針先16がキャップ
2の穿刺孔3から突出する。この針先16により人の皮膚
が傷付いて少量の血液が流出する。このように針先16が
突出すると、第2の圧縮コイルばね13が圧縮され、その
付勢力によりプランジャ4が急速に後方へ移動する。穿
刺針14の針先16はキャップ2の穿刺孔3から突出した直
後に穿刺孔3内に没入し、前述した第1図の状態に戻
る。
特に本実施例においては、穿刺針14の針板15を針取付部
7の挿入溝17に挿入した時、針板15の折曲部15a及び両
端部15bが挿入溝7の相対向する内面の係止溝18及び両
係止面19に圧接されて支えられるので、穿刺針14を針取
付部7に対し抜け落ちることなく確実に取付ることがで
きる。しかも、穿刺針14を交換する時、針板5の両端部
15bを若干広げて挿入溝17の両係止面19から離し、これ
を引き抜けば、穿刺針14を針取付部7から容易に取外す
ことができる。
発明の効果 本発明によれば、穿刺針14を針取付部7に対し抜け落ち
ることなく確実に取付けることができる。しかも、穿刺
針14を交換する時、穿刺針14を針取付部7から容易に取
外すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例に係る採血具の不使用状態を示す断面
図、第2図は第1図に示す状態から引戻し部材を後方へ
引いた状態を示す断面図、第3図は穿刺針が急速に往復
移動する時その針先が突出した状態を示す断面図、第4
図は第1図に示す採血具においてそのキャップをホルダ
から取外した状態を示す部分斜視図、第5図は針取付部
の拡大断面図、第6図は穿刺針を包装袋に収納した状態
を示す斜視図、第7図はその包装袋を破った状態を示す
斜視図、第8図はその包装袋内の穿刺針を取付ける状態
を示す斜視図である。 7……針取付部、14……穿刺針、15……針板、15a……
折曲部、15b……端部、16……針先、17……挿入溝、18
……係止溝(係止部)、19……係止面(係止部)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】針取付部(7)に挿入溝(17)を設け、一
    方、針板(15)を断面く形状に折曲してその先端に針先
    (16)を形成し、この針板(15)を針取付部(7)の挿
    入溝(17)に挿入した時、針板(15)の針先(16)を針
    取付部(7)から突出させるとともに、針板(15)の折
    曲部(15a)を支える係止部(18)と、針板(15)の両
    端部(15b)を支える係止部(19)とを挿入溝(17)内
    に設けて、針板(15)の折曲部(15a)及び両端部(15
    b)を挿入溝(17)の各係止部(18,19)に対し針板(1
    5)の持つ弾性により圧接させたことを特徴とする採血
    具における穿刺針の取付構造。
JP1219534A 1989-08-25 1989-08-25 採血具における穿刺針の取付構造 Expired - Fee Related JPH0673519B2 (ja)

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