JPH0673109U - 旅行に便利なズボン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案は紙幣や常に携帯しなくてはならな
い海外旅行時のパスポートなどの貴重品を何気なく人に
気が付かれないように身に付け、落とす心配もなく、出
し入れ自由で行動の妨げにならない前方大腿部の隠しポ
ケットに常時保管していられる事を目的とし考案した。 【構成】 前方大腿部に口（くち）が付いて、口（く
ち）の所にファスナーを取り付け内側にポケット
を付けたズボン。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、『旅行に便利なズボン』に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

これまでのズボンのポケットは腰の部分周辺にあったが、ポケットの大きさも 小さく紙幣やパスポートなどの貴重品をしまう場所が少なく、入ったとしても深 さが足りなかったり、落としやすく、目も届きにくく、スリなとに狙われやすい 。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

今まで外出するときに紙幣やパスポートなど大切な貴重品のしまい場所に大変 困りました。上着やズボンのポケットそして手に持つハンドバックやポシェット とどれを取ってもスリやひったくり・置き忘れや落としてしまったりさまざまな 心配もあります。特に近年では外国に行く機会も増え、治安の良い日本では考え られない様なトラブルにも遭遇することがあります。特に外国では『日本人の持 っているハンドバックやポシェットは金庫が歩いているように見える』とも聞き ます。腹巻のなかでは出し入れがしにくい、特に若い女性は体型を気にします。 そこで、この考案が解決しようとしている課題は貴重品を常に体に身に付け、座 ったときも立っている時も出し入れ自由で、見た目にも貴重品を持っていない様 に見える方法は無いかと思い、この考案を考えました。

【０００４】

【課題を解決しようとする為の手段】

ズボンの前方大腿部に、付けたいポケットの大きさにおおじた一定の長さを 切り開いて口とし、口の部分にはファスナーを目立たぬ様に取り付ける。 口の内部にはポケットを付ける。

【０００５】

【作用】 この『旅行に便利なズボン』は、前方大腿部にポケットを造る事によって財布 やパスポートなどかなりの大きさのものまでポケットに入れる事ができ、座る ことも、立つことにも影響されずに出し入れ自由で落とす心配もありせん。人に 気が付かれず持ち歩くことも出来、置き忘れや落とす心配もなく両手とも自由に 使うことができます。

【０００６】

【実施例１】 図１は実施例１を示す表面図である。実施例１は、ズボンの右前大腿部に口 を切り開きファスナーを取り付けポケットを内側に付けた例である。

【実施例２】 図２は実施例２を示す表面図である。実施例２は、左右の前大腿部に口を開 けてファスナーを左右に取り付ける。左右共にポケットを内側より付けた図 である。

【実施例３】 図３は実施例３を示す表面図である。実施例３は、前方大腿部にある口の部 分の上下で表皮を切り替える事によって、さらにファスナーの存在をわかり難く した例である。

【実施例４】 図４は実施例１のファスナーを開いた時の表面図である。前方大腿部にある口 のファスナーを開き貴重品をしまう。

【０００７】

【考案の効果】

この考案の『旅行に便利なズボン』は、今まで体に身に付けておくことのでき なかった紙幣や海外旅行時のパスポートなどの貴重品を他人には気が付かれずに 携帯することによりスリやひったくりを防ぎ、またファスナーが着いていること で座ったときに落とす心配もない。常に自分の目の届くところにあり、座った状 態でも立った状態でも自由に出し入れが出来き、安全かつ便利なズボンである。

【図面の簡単な説明】

【図１】実施例１を示す図面である。ズボンの右前方
大腿部に口を切り開き、開口部にファスナーを取り
付け、ポケットを内側に付けた図である。

【図２】実施例２を示す表面図である。

【図３】実施例３を示す表面図である。

【図４】実施例１の使用方法を示した図である。

【符号の説明】 ズボン ポケット口（くち） ポケット口（くち）ファスナー ポケット

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ズボンの前方大腿部の部分に一定の長
   さだけ切り開き、開いた部分を口（くち）とし、口
   の所にファスナーを取り付け、その内部にポケット
   を取り付けた、『旅行に便利なズボン』である。