JPH0672999B2 - カラープリンタ - Google Patents

カラープリンタ

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JPH0672999B2
JPH0672999B2 JP62053853A JP5385387A JPH0672999B2 JP H0672999 B2 JPH0672999 B2 JP H0672999B2 JP 62053853 A JP62053853 A JP 62053853A JP 5385387 A JP5385387 A JP 5385387A JP H0672999 B2 JPH0672999 B2 JP H0672999B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はカラープリンタに係り、特にCRTを用いたフラ
イングスポツトスキヤナで得られた画像情報を画像処理
した後前記CRTの画面上に画像を表示し、表示されたCRT
画面上の画像をカラー印画紙に焼付けるカラープリンタ
に関する。
〔従来の技術〕
従来よりネガフイルムなどに収録されている画像をビデ
オ信号に変換してからカラー印画紙に焼付けるカラープ
リンタは種々提案されている。例えば第7図に示される
カラープリンタは、ネガフイルム10に収録されている画
像をTVカメラ12によって撮像する。このTVカメラ12はR
(赤)、G(緑)、B(青)各色の画像信号を順次画像
処理回路14に出力する。この画像処理回路14では、TVカ
メラ12とカラー印画紙16との分光特性を補正すると共に
カラー印画紙16の色素の不正吸収を補正する。また、色
補正された濃度信号は、カラー印画紙16の階調特性に応
じて信号変換されるようになっている。
階調補正された信号はCRTドライブ回路18に出力され
る。このCRTドライブ回路18は、プリント用白黒CRT20を
駆動して単色画像を白黒画像で表示する。従って、赤色
(R)の画像を明るさの度合いで表示した白黒画像と、
同様に緑色(G)の画像に対応した白黒画像と、青色
(B)の画像に対応した白黒画像とを順次表示し、シヤ
ツタ22が開いている間に白黒CRT20の画面上に表示され
た白黒画像がレンズ24でカラー印画紙16に結像され、焼
付けられる。三色に対応した白黒画像の焼付けの際に
は、R、G、Bの三色フイルタ26がフイルタ切換え装置
28により選択的に挿入され、赤色、緑色、青色の単色画
像に変換されて、カラー印画紙16に順次焼付けられる。
シヤツタ22は、シヤツタ駆動装置30で駆動されるもので
あり、三色フイルタ26の切換え時およびカラー印画紙16
の移送時には閉じられている。
以上のように三色面順次露光方式により、焼付けられた
カラー印画紙16は、現像処理装置32に送られ、図示して
いないが一定コマ数だけ露光されると、カツタで切断さ
れてから現像処理される。この現像処理されたカラー印
画紙16は、カツタ34で1コマずつ切断され、トレイ36に
排出されるようになっている。
また、画像処理回路14は、ビデオ画像、コンピユータグ
ラフイツク(CG)画像、文字画像の画像信号をそれぞれ
ビデオ画像入力部38、CG画像入力部40、文字画像入力部
42から入力することができるようになっており、これら
の画像信号とTVカメラ12より入力したネガフイルム10の
画像信号とを合成し、合成した画像信号をCRTドライブ
回路18に出力することができる。従って、合成された画
像をカラー印画紙16に焼付けることができるようになっ
ている。
また、モニタ44は、合成画像が適切か否かの確認等に用
いられるようになっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来のカラープリンタでは、ネガフイル
ム等の透過原稿あるいは反射原稿に収録されている画像
をカラー印画紙に焼付ける場合には、TVカメラによって
撮像して、CRTの画面上に表示し、表示されたCRTの画面
上の画像をカラー印画紙に焼付けているので、構造が複
雑になると共にコストが高くなる、という問題点があ
る。
本発明は上記問題点を解決すべく成されたもので、白黒
CRTからの一定輝度のスポツトによって原画の透過又は
反射画像に基づいて各色毎の光量を測光し、その後、該
白黒CRTから各色毎の画像を表示し、カラー印画紙を露
光することによって、TVカメラを用いることなく透過原
稿あるいは反射原稿に収録されている画像をカラー印画
紙に焼付け、白黒CRTの走査線の歪みを自動的に補正す
ることができるカラープリンタを提供することを目的と
する。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明は、白黒CRTと該白黒C
RTの光路に選択的に挿入される赤、青、緑の三色フイル
タとを備え、かつ前記白黒CRTの発光面によるフライン
グスポツトで原画を各色毎に順次走査することで構成さ
れるフライングスポツトスキヤナと、走査された原画の
反射光あるいは透過光を各色毎に受光して光電変換する
光電変換素子と、前記白黒CRTからの発光光の進行方向
が前記光電変換素子の配置方向となる第1の位置とカラ
ー印画紙の配置方向となる第2の位置とに選択的に切換
え可能なミラーと、電気信号に変換された各色毎の画像
情報を記憶するフレームメモリと、記憶された画像情報
を画像処理する画像処理回路と、前記画像処理回路によ
って画像処理した情報に基づいて前記白黒CRTを各色毎
に駆動すると共に各色に対応した前記赤、青、緑の三色
フイルタを前記白黒CRTの光路に挿入し、前記ミラーを
第2の位置に切り換える制御手段と、前記三色フイルタ
によって変換された単色画像をカラー印画紙に露光する
手段と、からなることを特徴としている。
〔作用〕
本発明によれば、ミラーを第1の位置に切り換えた状態
で白黒CRTと三色フイルタとを用いてフライングスポツ
トで走査された原画の反射光あるいは透過光が受光され
て光電変換素子によって電気信号に変換される。そし
て、電気信号に変換された各色毎の画像情報がフレーム
メモリに取り込まれた後、画像処理回路によって画像情
報が画像処理され、フライングスポツトした前記白黒CR
Tに画像処理した信号に基づいて三色に対応した白黒画
像が順次表示される。
これと同時にミラーの第1の位置から第2の位置への切
換えによって、白黒CRTからカラー印画紙への光路が形
成されると共にこの白黒画像に対応した現画の走査時に
用いたものと同一の三色フイルタが前記白黒CRTとカラ
ー印画紙との間に順次挿入されて白黒画像が単色画像に
変換されカラー印画紙に露光される。これにより、TVカ
メラを用いることなく透過原稿あるいは反射原稿に収録
されている画像をカラー印画紙に焼付けることができ
る。
また、測光(走査)と露光のための白黒CRTを共通とし
たので、白黒CRTの走査線の歪みを自動的の補正するこ
とができる。
この自動的に補正可能な根拠としては、一般に、CRTの
走査線の密度は画面上で一様ではなく、また、これを構
成する発光点のスピードも一定ではない。この原因は、
CRTの偏向回路出力の非線形や地磁気等の外部磁界の影
響によるもので、各CRT毎にその密度はまちまちとなっ
ている。
仮に、測光(走査)用と露光用とで白黒CRTを別物とす
ると、この非一様性による歪みが二重に発生し、仕上が
ったプリントは歪みを含んだものとなる。これに対し、
本発明では、この2つの用途の白黒CRTを兼用したた
め、画像撮像時に発生した歪みは露光時にちょうどキャ
ンセルされるので、この歪みの発生を自動的に補正する
ことができる。
〔実施例〕
以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図には第1実施例のカラープリンタの構成図が示さ
れている。このカラープリンタは、フライングスポツト
スキヤナでありなおかつカラー印画紙50に焼付ける画像
の表示する白黒CRT52の光路P上にリレーレンズ54、R
(赤色)、G(緑色)、B(青色)の三色フイルタ56、
キヤリア58上にセツトされカラー印画紙50に焼付ける画
像が収録されているネガフイルム60、ミラー62、プリン
タレンズ64、シヤツタ66、カラー印画紙50が順に配置さ
れるようになっている。。三色フイルタ56は、フイルタ
切換え装置68によってそれぞれの色のフイルタが一色ず
つ光路P上にセツトされるようになっている。ネガフイ
ルム60は、白黒CRT52によって走査される時に光路P上
にセツトされる。ミラー62はネガフイルム60が走査され
ている時にミリー駆動装置70によって光路Pに対して約
45゜の傾きで光路P上にセツトされる。シヤツタ66はカ
ラー印画紙50に画像を焼付ける際にシヤツタ駆動装置72
によって光路P上より退避するようになっている。
カラー印画紙50は、焼付けられた後現像処理装置102に
送られ一定コマ数だけ露光されると図示されていないカ
ツタで切断されてから現像処理される。この現像処理さ
れたカラー印画紙50はカツタ104で1コマずつ切断さ
れ、トレイ106に排出される。
また、ミラー62が光路P上にセツトされネガフイルム60
が白黒CRT52によって走査された透過光はミラー62によ
って集光レンズ74、拡散板76を介して受光器78に入力さ
れるようになっている。
受光器78にはアンプ80、アナログ−デジタル(A/D)変
換器82、ダイレクト−メモリ−アクセス(DMA)コント
ローラ84を介してフレームメモリ86が接続されている。
フレームメモリ86には画像処理・制御回路88、CRTドラ
イブ回路90を介して白黒CRT52が接続されている。またC
RTドライブ回路90は画像処理制御回路88からの信号によ
り白黒CRT52を強制的に全面一様発光させることで、ネ
ガフイルム60を走査するようになっている。
A/D変換器82および画像処理・制御回路88には、切換え
回路90を介してモニタ92が接続されている。また、画像
処理・制御回路88には、キーボード94、ビデオ画像入力
部96、コンピユータグラフイツク(CG)画像入力部98、
文字画像入力部100が接続されているとともにフイルタ
切換え装置68、ミラー駆動装置70、シヤツタ駆動装置7
2、現像処理装置102、カツタ104が接続されている。
以上にように構成されたカラープリンタの作動を説明す
る。
まず、キヤリア58上にセツトされたネガフイルム60が光
路P上にセツトされると、キーボード94からの操作信号
によりCRTドライブ回路90を介して白黒CRT52から一定輝
度のスポットを発生させる。白黒CRT52からの一定輝度
のスポツトによりリレーレンズ54を介してネガフイルム
60に結像し走査される。この時には、ミラー駆動装置70
によってミラー62が光路P上に配置される(第1の位
置)。また、フイルタ駆動装置68が駆動され三色フイル
タ56のRフイルタが光路P上に配置され、ネガフイルム
60の画像の赤色部の透過光がミラー62、集光レンズ74、
拡散板76を介して順次受光器78に入力されるようになっ
ている。そして受光器78に入力された透過光は光電変換
され、変換された電気信号はアンプ80によって増幅さ
れ、増幅された電気信号はA/D変換器82によってデジタ
ル信号に変換され、変換されたデジタル信号はDMAコン
トローラ84によって順次フレームメモリ86に記憶される
ようになっている。ネガフイルム60が走査されて赤色の
画像情報がすべてフレームメモリ86に記憶されると、次
にフイルタ駆動装置68はRフイルタを光路Pより退避さ
せてGフイルタを光路P上に配置する。そして再び白黒
CRT52よりネガフイルム60を走査させて前述したように
緑色の画像情報を順次フレームメモリ86に記憶させる。
そして、ネガフイルム60が走査されて緑色の画像情報が
すべてフレームメモリ86に記憶されると次にフイルタ駆
動装置68はGフイルタを光路P上より退避させてBフイ
ルタを光路P上に配置し、再び白黒CRT52によってネガ
フイルム60を走査させて前述したように青色の画像情報
を順次フレームメモリ86に記憶させる。以上のようにネ
ガフイルム60の画像をR、G、B毎の画像情報として順
次フレームメモリ86に記憶させる。R、G、B毎に記憶
されている画像情報は、画像処理・制御回路88によっ
て、白黒CRT52とカラー印画紙50との分光特性の差が補
正されると共にカラー印画紙50の色素の不正吸収を補正
する。また、色補正された濃度信号は、カラー印画紙16
の階調特性に応じて信号変換されるようになっている。
階調補正された信号は、ネガ−ポジ反転されてCRTドラ
イブ回路90に出力される。このCRTドライブ回路90は白
黒CRT52を駆動して単色画像を白黒画像で表示する。従
って、赤色の画像を明るさの度合いで表示した白黒画像
と、同様に緑色の画像に対応した白黒画像と、青色の画
像に対応した白黒画像とを順次表示し、シヤツタ66が開
いている間に白黒CRT52の画面上に表示された白黒画像
がプリンタレンズ64でカラー印画紙50に結像され、焼付
けられる。この三色の白黒画像の焼付けの際には、キヤ
リア58上のネガフイルム60を光路P上より退避させると
共にミラー駆動装置70によってミラー62を光路P上より
退避させる(第2の位置)。また、R、G、Bの三色フ
イルタ56がフイルタ駆動装置68によって赤色に対応した
白黒画像が白黒CRT52上に表示された時にRフイルタが
光路P上に挿入され、青色に対応した白黒画像が白黒CR
T52に表示された時にはGフイルタが光路P上に挿入さ
れ、緑色に対応した白黒画像が白黒CRT52に表示された
時にはBフイルタが光路P上に挿入されて、赤色、緑
色、青色の単色画像に順次変換されて、カラー印画紙50
に焼付けられる。
以上のように焼付けられたカラー印画紙50は現像処理装
置102によって現像処理されてトレイ106に排出されるよ
うになっている。
また、画像処理・制御回路88は、ビデオ画像、CG画像、
文字画像の画像情報をそれぞれビデオ画像入力部96、CG
画像入力部98、文字画像入力部100から入力することが
できる。
ビデオ画像入力部96はビデオテープ、ビデオデイスク、
ビデオフロツピーなどからの画像情報をビデオテープレ
コーダ、ビデオデイスク装置、フロツピー駆動装置など
から読み込むことができる。
CG画像入力部98はデジタイザなどを用いて入力された図
形画像情報をパソコンなどによりフロツピーデイスクに
記憶させ、これをフロツピーデイスク駆動装置によって
読み込むことができる。
文字画像入力部100はパソコンのキー操作などによって
作成された文字情報をフロツピーデイスクに記憶させ、
これをフロツピーデイスク駆動装置によって読み込むこ
とができる。
これら読み込まれたビデオ画像情報、図形画像情報、文
字画像情報を画像処理・制御回路88によってモニタ92に
表示すると共に白黒CRT52の画面上での表示位置をキー
ボード94の操作によってモニタ92の画面を見ながら決め
ることができる。
また、これらの画像情報とネガフイルム60を走査して得
られた画像情報とを合成し、合成した画像情報をCRTド
ライブ回路90に出力することができる。従って、合成さ
れた画像をカラー印画紙50に焼付けることができるよう
になっている。
また、このカラープリンタでは、第2図に示されるよう
に、光路P上にキヤリア58上にセツトされたネガフイル
ム60を白黒CRT52のスポツトで走査してプリンタレンズ6
4によってカラー印画紙50に結像させて直接ネガフイル
ム60の画像をカラー印画紙50に焼付けることができる。
この時には、フイルタ駆動装置68を駆動させてR、G、
Bの各フイルタを順次光路P上に配置して各色毎にカラ
ー印画紙50に露光するようになっている。
第3図には、第2実施例のカラープリンタの構成図が示
されている。第1図と同一構成成分については同一符号
を付して説明を省略する。
このカラープリンタは、白黒CRT52のスポツトをミラー6
2で屈折させた光路上にキヤリア58上にセツトされたネ
ガフイルム60を配置させ、ネガフイルム60に結像し走査
するようになっている。ミラー62を介してネガフイルム
60が走査されると透過光が集光レンズ74、拡散板76を介
して受光器78に入力されるようになっている。
従って、ネガフイルム60の画像を白黒CR T52上に表示
してカラー印画紙50に焼付ける際にはミラー62を光路P
上より退避させるだけでネガフイルム60を退避させる必
要がなくなる。
第4図には、第3実施例のカラープリンタの構成図が示
されており、第1図と同一構成成分については同一符号
を付して説明を省略する。
このカラープリンタは、ミラー62からの反射光を原稿台
110にセツトされた反射原稿112に結像させるためのレン
ズ75を有している。
従って、ミラー62を介して白黒CRT52で走査された反射
原稿112の反射光は受光器78に入力されるようになる。
また、反射原稿112の画像を白黒CRT52上に表示してカラ
ー印画紙50に焼付ける際にはミラー62を光路P上より退
避させて行なうことができる。
第5図および第6図には、第1図および第2図に示した
第1実施例の変形である第4実施例が示されている。第
5図にはネガフイルム60のスキヤニングの状態を示し、
第6図にはネガフイルム60を退去させてカラー印画紙50
にプリントしている状態を示す。
このカラープリンタでは、リレーレンズ54が不要とな
り、ネガフイルム60が白黒CRT52に密着している。従っ
て集光レンズ74の焦点深度を深くすることによりCRT発
光表面とネガフイルムの画像面は同一画面内とみなさ
れ、第1実施例と同様のスキヤニングおよびプリントが
行なえる。
以上説明したように白黒CRTを用いてフライングスポツ
トで走査された透過原稿あるいは反射原稿の透過光ある
いは反射光が光電変換されて順次フレームメモリに記憶
されて、画像処理・制御回路によって画像処理された
後、フライングスポツトした前記の白黒CRTの画面上に
順次画像が表示されてこの白黒CRTの画面上に表示され
た画像がカラー印画紙に露光されるので、TVカメラが不
要となる。また、フライングスポツトした白黒CRTと同
じ白黒CRTに画像が表示されるので白黒CRTの螢光体塗布
ムラによるシェーデング補正ができると共に温度あるい
は電圧の変動による白黒CRT発光量の経時変動補正がで
きる。また、白黒CRTの走査線が歪んでいてもフライン
グスポツトスキヤンされた原画が同じ白黒CRT上に表示
されるので白黒CRTにより発生する走査線の歪の補正が
自動的に行なわれる。
透過原稿あるいは反射原稿の高精細画像入力をTVカメラ
によって撮像して得るには大幅なコストアツプになる白
黒CRTを用いてフライングスポツト走査する際には走査
線を増やすことで簡単に高精細画像を入力することがで
きる。
モニタによって白黒CRTの画面上の画像を看視すること
ができるので合成画像の際、画面の縦横比の検出ができ
る。
また、フライングスポットによる走査系と、白黒CRTに
よるカラー画像の露光系とで、共通可能の部材を共通と
することによって(白黒CRT及びその駆動回路、三色フ
イルタ、レンズ等の結像光学系等)、大幅なコストダウ
ンを計ることができ、装置全体として小型化及び信頼性
の向上が可能となる。
さらに、白黒CRTの発光面の蛍光体塗布むらによるシェ
ーディングを補正することができ、また、白黒CRTの経
時変化によるプリント仕上がり変動を補正することがで
きる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、白黒CRTを用いて
フライングスポツトで走査された原稿の透過光あるいは
反射光が光電変換されてフレームメモリに記憶されて画
像処理された後、フライングスポツトを行なった白黒CR
Tの画面上に原画の画像が表示される。そして、この表
示された白黒CRTの画像がカラー印画紙に露光されるの
でTVカメラが不要となると共に簡単な構造でしかも低コ
ストで高画質の画像をカラー印画紙に露光することがで
きる、という効果が得られる。
また、上記効果に加え、画像の走査時とカラー印画紙へ
の焼付時の白黒CRTを共通としたので、白黒CRTの走査線
の歪みにより発生する画像歪みを自動的に補正すること
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る第1実施例のカラープリンタを示
す概略構成図、第2図は第1実施例のカラープリンタに
おけるネガ焼きを示す概略構成図、第3図は第2実施例
のカラープリンタを示す概略構成図、第4図は第3実施
例のカラープリンタを示す概略構成図、第5図および第
6図は第4実施例のカラープリンタを示す概略構成図、
第7図は従来例のカラープリンタを示す概略構成図であ
る。 52……白黒CRT、 56……三色フイルタ、 60……ネガフイルム、 78……受光器、 86……フレームメモリ、 88……画像処理制御回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】白黒CRTと該白黒CRTの光路に選択的に挿入
    される赤、青、緑の三色フイルタとを備え、かつ前記白
    黒CRTの発光面によるフライングスポツトで原画を各色
    毎に順次走査することで構成されるフライングスポツト
    スキヤナと、 走査された原画の反射光あるいは透過光を各色毎に受光
    して光電変換する光電変換素子と、 前記白黒CRTからの発光光の進行方向が前記光電変換素
    子の配置方向となる第1の位置とカラー印画紙の配置方
    向となる第2の位置とに選択的に切換え可能なミラー
    と、 電気信号に変換された各色毎の画像情報を記憶するフレ
    ームメモリと、 記憶された画像情報を画像処理する画像処理回路と、 前記画像処理回路によって画像処理した情報に基づいて
    前記白黒CRTを各色毎に駆動すると共に各色に対応した
    前記赤、青、緑の三色フイルタを前記白黒CRTの光路に
    挿入し、前記ミラーを第2の位置に切り換える制御手段
    と、 前記三色フイルタによって変換された単色画像をカラー
    印画紙に露光する手段と、 からなることを特徴としたカラープリンタ。
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