JPH0672975U - 真空内治具移動装置 - Google Patents

真空内治具移動装置

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Publication number
JPH0672975U
JPH0672975U JP1754293U JP1754293U JPH0672975U JP H0672975 U JPH0672975 U JP H0672975U JP 1754293 U JP1754293 U JP 1754293U JP 1754293 U JP1754293 U JP 1754293U JP H0672975 U JPH0672975 U JP H0672975U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw rod
jig
slider
vacuum
vacuum chamber
Prior art date
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Pending
Application number
JP1754293U
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English (en)
Inventor
元一 金沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Kokusai Electric Inc
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
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Publication date
Application filed by Hitachi Kokusai Electric Inc filed Critical Hitachi Kokusai Electric Inc
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】小型で保守の必要の少ない真空内治具移動装置
を提供する。 【構成】真空室内にガイド軸6を設け、該ガイド軸にス
ライダ8を摺動自在に設け、前記ガイド軸に平行にスク
リューロッド10を回転自在に設け、該スクリューロッ
ドと前記スライダとをナットブロック9を介して連結
し、前記スクリューロッドの一端を前記真空室より突出
させ、該スクリューロッドの貫通部を真空シール17す
ると共にスクリューロッドの突出端にモータ13を連結
し、前記スライダに治具を取付け可能な治具テーブル5
を設け、モータによりスクリューロッドを回転させ、ナ
ットブロック、スライダ、治具テーブルを介して治具を
所望の方向に移動させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、半導体製造設備の基板搬送装置の一部をなす真空内治具移動装置、 特に真空室内で治具の昇降を行う真空内治具移動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
半導体製造設備では、基板表面に薄膜生成、エッチング等をして半導体素子を 製造するが、これらの処理は真空雰囲気、或は減圧反応ガス雰囲気で行われる。 又、基板搬送装置の真空室内にモータ等の駆動源を設置することは、発塵、駆動 源自体のシール等の問題から好ましくなく又困難である。従って、従来より駆動 源は真空室の外部に設けている。
【0003】 図2に於いて、従来の真空内治具移動装置を説明する。
【0004】 図中、1は真空室、2は基板3を所定の枚数水平姿勢で保持する治具であり、 該治具2は後述する真空内治具移動装置4の治具テーブル5に載置される。
【0005】 該真空内治具移動装置4を説明する。
【0006】 前記真空室1の底板にガイド軸6が設けられ、該ガイド軸6にスライド軸受7 を介してスライダ8が昇降自在に設けられ、該スライダ8にはナットブロック9 が設けられる。前記ガイド軸6に平行に且回転自在に設けられたスクリューロッ ド10に前記ナットブロック9が螺合し、更に前記スクリューロッド10には軸 継手11、減速器12を介してモータ13が連結されている。前記スライダ8に は前記真空室1の底板を貫通する支持軸14が設けられ、該支持軸14を覆い上 端が真空室1の下面に気密に固着され、下端が前記スライダ8に気密に固着され ている金属製のベローズ15を設け、前記支持軸14の真空室1貫通箇所を気密 にシールドする。
【0007】 而して、前記モータ13を駆動すると減速器12、軸継手11を介して前記ス クリューロッド10が回転し、前記ナットブロック9を介して前記スライダ8が 昇降する。前記支持軸14は前記スライダ8と一体に昇降し、前記治具テーブル 5に載置された治具2を昇降する。又、図示しないが該治具2の保持する基板3 を水平方向に移載する移載機が設けられ、該移載機と真空内治具移動装置4の協 働で治具2の保持する基板3を他の真空室内に、又他の真空室内から治具2へそ れぞれ基板3の移載を行う。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
上記した従来の真空内治具移動装置では、昇降機構部を真空室1の室外下方に 、特にスクリューロッド10を室外に設けているので、昇降動作を伝達する支持 軸14が前記真空室1を貫通し、貫通部のシールの為ベローズ15が設けられる 構造となっている。該ベローズ15は高価であると共に繰返し伸縮させた場合に は寿命があり、所要期間経過後には交換しなければならないという不具合があっ た。更に、真空内治具移動装置4の昇降機構部が真空室1の室外下方に設けられ ているので、占有スペースが大きく装置の小型化の妨げとなっていた。
【0009】 本考案は斯かる実情に鑑み、小型で保守の必要の少ない真空内治具移動装置を 提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案は、真空室内にガイド軸を設け、該ガイド軸にスライダを摺動自在に設 け、前記ガイド軸に平行にスクリューロッドを回転自在に設け、該スクリューロ ッドと前記スライダとをナットブロックを介して連結し、前記スクリューロッド の一端を前記真空室より突出させ、該スクリューロッドの貫通部を真空シールす ると共にスクリューロッドの突出端にモータを連結し、前記スライダに治具を取 付け可能な治具テーブルを設けたことを特徴とするものである。
【0011】
【作用】
モータによりスクリューロッドを回転すると、該スクリューロッドの回転はナ ットブロック、スライダを介して治具テーブルに直進運動が伝達され、治具を所 望の方向に移動させる。
【0012】
【実施例】
以下、図面に基づき本考案の一実施例について説明する。
【0013】 図1で示す実施例に於いて、図2中で示したものと同一の機能を有するものに は同符号を付してある。
【0014】 真空室1の内部に矩形の枠体16を立設し、該枠体16の上下に掛亘り、左右 1対のガイド軸6を設け、該ガイド軸6にナットブロック9を介してスライダ8 を設け、該スライダ8に治具テーブル5を取付ける。該治具テーブル5には治具 2を載置する。前記ガイド軸6と平行にスクリューロッド10を回転自在に設け 、該スクリューロッド10の下端部は前記真空室1の底板を貫通させ下方に突出 させる。該スクリューロッド10の前記真空室1の底板貫通箇所には気密シール 部材、例えば磁性流体シール17を設け、該貫通箇所を気密にシールする。
【0015】 前記真空室1の下面にはモータ13を設け、該モータ13の出力軸に駆動プー リ18を設ける。前記スクリューロッド10の下端に被動プーリ19を設け、前 記駆動プーリ18と該被動プーリ19とにベルト20を掛回す。
【0016】 而して、前記モータ13を駆動すると駆動プーリ18、ベルト20、被動プー リ19を介して前記スクリューロッド10が回転し、このスクリューロッド10 の回転はナットブロック9により昇降動作に変換され、前記スライダ8、治具テ ーブル5を介して前記治具2が昇降する。
【0017】 上記構成で明らかな様に、本実施例の真空内治具移動装置では室外に露出する のはモータ13と前記スクリューロッド10の一部であり、而も治具2はガイド 軸6の側方を昇降する。従って、装置全体の高さが低くなり、スペースの有効利 用が図れる。
【0018】 尚、上記実施例では治具の昇降について説明したが、治具の水平方向の移動に ついても同様に実施可能であることは言う迄もない。
【0019】
【考案の効果】
以上述べた如く本考案によれば、装置の高さを低くでき、スペースの有効利用 が図れると共にベローズ等を使用しないので保守性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す説明図である。
【図2】従来例の立面図である。
【符号の説明】
2 治具 5 治具テーブル 6 ガイド軸 8 スライダ 9 ナットブロック 10 スクリューロッド 13 モータ 17 磁性流体シール

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空室内にガイド軸を設け、該ガイド軸
    にスライダを摺動自在に設け、前記ガイド軸に平行にス
    クリューロッドを回転自在に設け、該スクリューロッド
    と前記スライダとをナットブロックを介して連結し、前
    記スクリューロッドの一端を前記真空室より突出させ、
    該スクリューロッドの貫通部を真空シールすると共にス
    クリューロッドの突出端にモータを連結し、前記スライ
    ダに治具を取付け可能な治具テーブルを設けたことを特
    徴とする真空内治具移動装置。
JP1754293U 1993-03-16 1993-03-16 真空内治具移動装置 Pending JPH0672975U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1754293U JPH0672975U (ja) 1993-03-16 1993-03-16 真空内治具移動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1754293U JPH0672975U (ja) 1993-03-16 1993-03-16 真空内治具移動装置

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Publication Number Publication Date
JPH0672975U true JPH0672975U (ja) 1994-10-11

Family

ID=11946811

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JP1754293U Pending JPH0672975U (ja) 1993-03-16 1993-03-16 真空内治具移動装置

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