JPH0672598B2 - 食品工業及び薬品工業用無給油式回転形圧縮機ユニット装置 - Google Patents

食品工業及び薬品工業用無給油式回転形圧縮機ユニット装置

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JPH0672598B2
JPH0672598B2 JP61025881A JP2588186A JPH0672598B2 JP H0672598 B2 JPH0672598 B2 JP H0672598B2 JP 61025881 A JP61025881 A JP 61025881A JP 2588186 A JP2588186 A JP 2588186A JP H0672598 B2 JPH0672598 B2 JP H0672598B2
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JP
Japan
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cooling
radiator
oil
cooler
compressor
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優和 青木
昭 鈴木
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、食品工業や薬品工業において用いられるクリ
ーンな圧縮空気をつくるのに好適な無給油式回転形圧縮
機のユニット装置に関する。
[従来の技術] 従来の装置は、特開昭59-93985号公報に開示されている
ように圧縮機本体およびプレクーラの冷却媒体として水
が用いられ、しかもこの冷却水は使い捨てとなってい
た。
[発明が解決しようとする問題点] そのため冷却水が得られない所や水質の悪い地域では運
転できない上、水は腐食性を有するため、腐食によって
発生する錆やスラッジによりクーラの早期目づまりな
ど、圧縮機のメンテナンス上で問題があった。また、水
は冬期凍結のおそれがあり、エチレングリコール等の不
凍液を用いることも考えられるが、毒性があるためエチ
レングリコールを使用することは好ましくない。
本発明の目的は、冷却水が得られない地域で使用可能な
無公害の食品工業及び薬品工業用無給油式回転形圧縮機
ユニット装置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明による食品工業及び薬
品工業用無給油式回転形圧縮機ユニット装置は、冷却ジ
ャケットを有するケーシング内に互いに噛み合って回転
するように収められた雄ロータ及び雌ロータを有する無
給油回転形圧縮機と、 該圧縮機からの高温吐出ガスを冷却するためのプレクー
ラ及びアフタークーラと、 前記冷却ジャケットに通す冷却媒体液を冷却するための
ラジエータと、 前記アフタークーラ及びラジエータを空気冷却するため
の冷却ファンと、を備え、 前記冷却ジャケットとプレクーラとラジエータとを接続
して冷却媒体液の閉循環路を形成し、前記ラジエータに
おいて空気冷却された冷却媒体液を前記冷却ジャケット
に通して前記圧縮機を液冷却するとともに、前記圧縮機
からの高温吐出ガスをプレクーラにおいて冷却媒体液に
より冷却し次いでアフタークーラにおいて空気冷却する
ように構成し、前記冷却媒体液にはプロピレングリコー
ルを含有する水溶液を用いたことを特徴とするものであ
る。
[作 用] このように、ラジエータ、プレクーラ及び圧縮機の冷却
ジャケットによって閉循環路を形成し、この循環路回路
内に冷却媒体を循環させているので、冷却水が得られな
い地域でも圧縮機本体の熱を放出することができるとと
とに、圧縮機からの高温吐出ガスは、冷却媒体により冷
却されるプレクーラ並びにラジエータと共用の冷却ファ
ンで冷却されるアフタークーラによって熱を放出するこ
とができ、さらに、冷却媒体液として食品添加剤として
認められた無公害のプロピレングリコールを用いたの
で、冷却媒体が漏れても公害の心配はない。
[実施例] 以下本発明の一実施例を図により説明する。
単段無給油式回転形圧縮機は、圧縮機本体1,主電動機2,
Vベルト3,吸気閉塞弁4,プレクーラ5,アフタークーラ6,
逆止弁7,オイルクーラ8,フィルター9,冷却ファン10,増
速機構11,給油ポンプ12,ラジエータ13,クーラントポン
プ14などから構成されている。
圧縮機本体1は、吸入口1A、吐出口(図示省略)および
ジャケット1Cを有するケーシング1D、互いに噛み合って
回転するようにケーシング1D内に収められた雄ロータ1E
と雌ロータ1F、雄ロータ1E及び雌ロータ1Fの軸部に結合
された同期歯車1Gから成る。吸気閉塞弁4は、シリンダ
ー4A、このシリンダー4Aの中に摺動自在に納められたピ
ストン4B、ばね4C、ピストン4Bに結合され、圧縮機本体
1の吸入ガス通路中に配置された閉塞弁4D、シリンダー
4Aの中に操作空気を給排するための配管4E,4F、電磁弁4
G,4Hから成る。プレクーラ5はシェル5A、シェル5A内に
配置された伝熱管5Bからなり、吐出配管15を介して圧縮
機本体1の吐出口に連結されている。アフタークーラ6
は、プレクーラ5の伝熱管5Bの出口に連結され、アフタ
ークーラ6の出口には、ドレイン分離器16が設置されて
いる。逆止弁7は、プレクーラ5とアフタークーラ6と
の間に設置されている。オイルクーラ8は、給油ポンプ
12の出口に配管16Aを介して連絡され、このオイルクー
ラ8の出口は、配管16Bを介して圧縮機本体1の被潤滑
部(同期歯車1G、軸受)に連絡されている。圧縮機本体
1の被潤滑部からの油は、配管17を経由して増速機構11
の油溜め11Aに戻る。冷却ファン10は、ファンケーシン
グ10A、羽根車10Bからなり、羽根車10Bは、モータ18に
結合されている。増速機構11は、油溜め11Aを有するギ
ヤケーシング11B、雄ロータ1Eに結合されたピニオンギ
ヤ11C、ピニオンギヤ11Cに噛み合う駆動ギヤ11Dから成
る。給油ポンプ12は、駆動ギヤ11Dの軸にギヤを介して
連結され、吸入口が配管を介して油溜め11Aに連通して
いる。
ラジエータ13の出口は、配管19A、クーラントポンプ14
および配管19Bを介してジャケット1Cに連絡され、ラジ
エータ13の入口は、配管19Cを介してプレクーラ5のシ
エル5A内に連絡され、プレクーラ5のシエル5A内に連絡
され、プレクーラ5のシエル5A内は、配管19Dを介して
ジャケット1Cに連絡されている。クーラントポンプ14
は、モータ18に結合されている。冷却ファン10の吸入側
は、ダクト20によってプレクーラ5、アフタークーラ6
およびオイルクーラ8の空気出口と連絡され、冷却ファ
ン10には、プレクーラ5、アフタークーラ6およびオイ
ルクーラ8を通過した後の空気が吸入されるようになっ
ている。
上記の各機器は、防音カバー21によって囲われており、
全体として一つのユニットを構成している。この防音カ
バー21には、圧縮空気取り入れ口21A、主電動機2の冷
却空気取り入れ口21B、換気空気取り入れ口21C、冷却空
気出口21Dが形成されている。ダクト20には、防音カバ
ー21内の空気を冷却ファン10に吸入させるための空気取
り入れ口20Aが形成されている。プレクーラ5の伝熱管5
Bの出口から放気クーラの伝熱管22Aが分岐しており、こ
の伝熱管22Aはシエル5A内に納められている。この伝熱
管22Aの出口は、配管24Aを介しては放気弁23に連結され
ている。放気弁23には、配管24Bを介してサインレンサ
ー25が連絡されている。ラジエータ13、ジャケット1C、
プレクーラ5、クーラントポンプ14及びこれらを結ぶ配
管の内部には、プロピレングリコールを主成分とし、こ
れに金属防食剤(銅、アルミニウム、鉄に対するもの)
を添加したクーラント液または、さらに水を30〜50%加
えたクーラント液が注入されている。
次に動作を説明する。
主電動機2の回転は、Vベルト3,駆動ギヤ11D,ピニオン
ギヤ11Cを介して雄ロータ1Eに伝達され、雄ロータ1Eか
ら同期歯車1Gを介して雌ロータ1Fに伝達され、両ロータ
1E、1Fは、同期して回転し、ガス(空気)を吸入し圧縮
して吐出口から吐出する。この圧縮ガスは、320℃程度
であり、吐出配管15を経てプレクーラ5の伝熱管5B内を
通過し、ここで、アフタークーラ6に流入しても支障の
ない温度まで予冷された後アフタークーラ6に流れ、ア
フタークーラ6で最終温度(45℃程度)まで冷却され
る。
ラジエータ13からでたクーラント液は、配管19A、クー
ラントポンプ14および配管19Bを通り、ジャケット1Cに
流入し、ここで圧縮機本体1から熱を奪う。熱を奪った
後のクーラント液は、配管19Dを経てプレクーラ5のシ
ェル5Aに流入し、ここで伝熱管5B内を通る圧縮ガスを予
冷し、その後配管19Cを通ってラジエータ13に戻る。ラ
ジエータ13では、冷却空気により熱を大気中に放出し、
クーラント液を冷却可能な温度とする。冷却空気の発生
は冷却ファン10によって行なわれる。
[発明の効果] 以上のように本発明の食品工業及び薬品工業用無給油式
回転形圧縮機ユニット装置は、その全体が防音カバーに
より一つのユニットとして構成され、ジャケットとプレ
クーラとラジエータとを接続して冷却媒体液の閉循環路
を形成し、この閉循環路内に冷却媒体液を循環させるの
で、冷却水が得られない地域でもその地域に1ユニット
として簡単に搬送して運転し、圧縮機本体及びプレクー
ラの熱を放出することができ、圧縮機からの高温吐出ガ
スは、冷却媒体液により冷却されるプレクーラ並びにラ
ジエータと共用の冷却ファンで冷却されるアフタークー
ラによって熱を2段階で効率的に放出することができ、
さらに、冷却媒体液として食品添加剤として認められた
無公害のプロピレングリコールを用いたので、冷却媒体
液が漏れて圧縮空気に混入することがあっても問題を生
ずることはない。このように、本発明によれば、冷却水
が得られない所で使用可能であるとともに公害発生のお
それがなく、食品工業や薬品工業において用いられるク
リーンな圧縮空気を作ることができる。
【図面の簡単な説明】
図は、本発明の一実施例の系統図である。 1……圧縮機本体、5……プレクーラ 6……アフタークーラ、10……冷却ファン 13……ラジエータ 19A,19B,19C,19D……配管
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−93985(JP,A) 特開 昭60−60178(JP,A) 実開 昭50−136014(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷却ジャケットを有するケーシング内に互
    いに噛み合って回転するように収められた雄ロータ及び
    雌ロータを有する無給油回転形圧縮機と、 該圧縮機からの高温吐出ガスを冷却するためのプレクー
    ラ及びアフタークーラと、 前記冷却ジャケットに通す冷却媒体液を冷却するための
    ラジエータと、 前記アフタークーラ及びラジエータを空気冷却するため
    の冷却ファンと、を備え、 前記冷却ジャケットとプレクーラとラジエータとを接続
    して冷却媒体液の閉循環路を形成し、前記ラジエータに
    おいて空気冷却された冷却媒体液を前記冷却ジャケット
    に通して前記圧縮機を液冷却するとともに、前記圧縮機
    からの高温吐出ガスをプレクーラにおいて冷却媒体液に
    より冷却し次いでアフタークーラにおいて空気冷却する
    ように構成し、前記冷却媒体液にはプロピレングリコー
    ルを含有する水溶液を用いたことを特徴とする食品工業
    及び薬品工業用無給油式回転形圧縮機ユニット装置。
JP61025881A 1985-10-09 1986-02-10 食品工業及び薬品工業用無給油式回転形圧縮機ユニット装置 Expired - Lifetime JPH0672598B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61025881A JPH0672598B2 (ja) 1986-02-10 1986-02-10 食品工業及び薬品工業用無給油式回転形圧縮機ユニット装置
CA000515990A CA1279856C (en) 1985-10-09 1986-08-14 Oilless rotary type compressor system
US06/917,036 US4725210A (en) 1985-10-09 1986-10-09 Oilless rotary-type compressor system

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JP61025881A JPH0672598B2 (ja) 1986-02-10 1986-02-10 食品工業及び薬品工業用無給油式回転形圧縮機ユニット装置

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JPS62186093A JPS62186093A (ja) 1987-08-14
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JP61025881A Expired - Lifetime JPH0672598B2 (ja) 1985-10-09 1986-02-10 食品工業及び薬品工業用無給油式回転形圧縮機ユニット装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4929161A (en) * 1987-10-28 1990-05-29 Hitachi, Ltd. Air-cooled oil-free rotary-type compressor
US20110183025A1 (en) * 2010-01-25 2011-07-28 Funka Jr Thomas M Scoop incorporating a heat transfer fluid

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JPS5993985A (ja) * 1982-11-22 1984-05-30 Hitachi Ltd 圧縮機の吐出配管系
JPS6060178A (ja) * 1983-09-13 1985-04-06 Chuo Kagaku Kogyo Kk ボイラ−用熱媒体

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JPS62186093A (ja) 1987-08-14

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