JPH0672427U - コーナー用収納家具 - Google Patents
コーナー用収納家具Info
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- JPH0672427U JPH0672427U JP2084093U JP2084093U JPH0672427U JP H0672427 U JPH0672427 U JP H0672427U JP 2084093 U JP2084093 U JP 2084093U JP 2084093 U JP2084093 U JP 2084093U JP H0672427 U JPH0672427 U JP H0672427U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 設置しようとする室内のコーナーの形状に左
右されずにどのようなコーナーにも設置可能であり、か
つ物品等を整然と収容できるようする。 【構成】 コーナー用収納家具1は、前面開口部Aに対
して、2個の中空箱体B、Cを、後両側方に45度の傾
斜角度をなして延出するように連設することにより、後
部中央にV字状の凹部Dを形成し、この凹部Dを室内10
の出隅部や入隅部11に設けられた柱部12等に嵌合するこ
とにより、室内10の出隅部や入隅部11等のコーナー部に
ぴったりと設置することができるとともに、隅部に設置
したコーナー用収納家具1の両側部に他の家具14を整然
と並べて配置することができ、また内部の2個の中空箱
体内に書籍16等を整然と収容することができる。
右されずにどのようなコーナーにも設置可能であり、か
つ物品等を整然と収容できるようする。 【構成】 コーナー用収納家具1は、前面開口部Aに対
して、2個の中空箱体B、Cを、後両側方に45度の傾
斜角度をなして延出するように連設することにより、後
部中央にV字状の凹部Dを形成し、この凹部Dを室内10
の出隅部や入隅部11に設けられた柱部12等に嵌合するこ
とにより、室内10の出隅部や入隅部11等のコーナー部に
ぴったりと設置することができるとともに、隅部に設置
したコーナー用収納家具1の両側部に他の家具14を整然
と並べて配置することができ、また内部の2個の中空箱
体内に書籍16等を整然と収容することができる。
Description
【0001】
本考案は、部屋のコーナーに配置して、物品を収納するコーナー用収納家具に 関する。
【0002】
従来のこの種のコーナー用収納家具としては、例えば実開昭59-8638号公報、 実開昭58-82138号公報等に開示されているように、直方形の中空箱体の一角部を 、他の側面に対して45度の傾斜角度をなす垂直面で切断して、収納物取り出し 用の開口とした、平面形がほぼ五角形のものが多い。
【0003】
しかし、前記した従来のコーナー用家具はその形態により前側板の幅と後側板 の幅とが極端に相違するため、そのコーナー用家具に隣設する通常の家具の奥行 きが一定の場合は、入隅用と出隅用とで全く大きさの異なるコーナー用家具を製 作しなければならなかった。また室内によって入隅部に逆に突出する柱部分が存 在することもあり、その場合、前記従来のコーナー用家具は設置できないという 欠点があった。
【0004】 一方、これらコーナー用家具の収納部について、その収納部を書籍・バインダ ー等定型物品の収納場所として利用することを想定したものは、前記実開昭59-8 638号のように家具収納部に外側板とは別に収納部形成部材を配し、前面開口に 対して正面を向く矩形の収納部を形成していた。
【0005】 これによると、構成材料を多く使用するためコストアップにつながるだけでな く、収納量も極端に少なくなってしまうとう欠点がある。なお、平面視形状は実 開昭59-8638号と同様にしてその内容をすべて収納部となるようにその形状を合 致させた棚板を配したものもあるが、その場合、花瓶等装飾品的な不定型のもの を余裕をもって飾るのに差し障りはないが、前記のような書籍・バインダー等定 型物品を並べて収納するには不具合が生ずる。
【0006】 本考案は、上記した従来の欠点を解消すべくなされたもので、設置しようとす る室内のコーナーの形状に左右されずにどのようなコーナーにも設置可能であり 、かつ物品等を整然と収容できるようにしたコーナー用収納家具を提供すること を目的としている。
【0007】
上記目的を達成するため、本考案のコーナー用収納家具は、前面開口部に対し て、2個の中空箱体を、後両側方に45度の傾斜角度をなして延出するように連 設することにより、後部中央にV字状の凹部を形成したことを特徴としている。
【0008】 2個の中空箱体は、左右対称とするのがよく、また2個の中空箱体を連設する ことにより形成される両前側板と両後側板の寸法は同一とするのがよい。
【0009】
本考案のコーナー用収納家具は、前面開口部に対して、2個の中空箱体を、後 両側方に45度の傾斜角度をなして延出するように連設することにより、後部中 央にV字状の凹部を形成し、この凹部を室内の出隅部や入隅部に設けられた柱部 等に嵌合することにより、室内の出隅部や入隅部等のコーナー部にぴったりと設 置することができるとともに、隅部に設置したコーナー用収納家具の両側部に他 の家具を整然と並べて配置することができ、また内部の2個の中空箱体内に書籍 等を整然と収容することができる。
【0010】
次に、本考案の一実施例を、添付図面を参照して説明する。 図1及び図2において、(1)は、本考案に係るコーナー用収納家具である。こ のコーナー用収納家具(1)は、前面開口部(A)に対して、左右対称の2個の中空 箱体(B)(C)を、後両側方に45度の傾斜角度をなして延出するように連設する ことにより、後部中央にV字状の凹部(D)を形成したものよりなっている。
【0011】 すなわち、2個の中空箱体(B)(C)を連設することにより、前面開口部(A)の 両側より45度の傾斜角度をなして後外向きに延出する前側板(2)と、両前側板 (2)の外側端より直角をなして後内向きに延出する後側板(3)と、両後側板(3) の後端より直角をなして前内向きに延出し、かつ前端同士が互いに直角に接合さ れた後板(4)と、それらの側板(2)(3)及び後板(4)の上下面を覆う概ねV字状 の天板(5)及び底板(6)とからなるコーナー用収納家具(1)が形成されている。
【0012】 前側板(2)と後側板(3)と後板(4)との上下及び左右の寸法は、すべて同一と するのがよい。
【0013】 前面開口部(A)には、扉(7)が、一方の前側板(2)の前縁に蝶番(図示略)をも って枢着することにより、開閉可能に装着されている。
【0014】 コーナー用収納家具(1)内には、必要に応じて、底板(6)とほぼ同一形状か、 又は各中空箱体(B)(C)内に嵌合しうる方形板とした棚板(図示略)を適宜の高さ に係止しうるようにするのがよい。
【0015】 本実施例は、上述のような構成としたので、図1及び図2に示すように、後部 中央に形成されたV字状の凹部(D)を、部屋(10)の入隅部(11)に形成された角柱 状の隅柱部(12)に嵌合し、かつ両後側板(3)が入隅部(11)を挾む両側壁(13)に密 接又は近接するようにして、コーナー用収納家具(1)を入隅部(11)にぴったりと 配設することができる。
【0016】 また、そのときのコーナー用収納家具(1)の両前側板(2)に、奥行き寸法を前 側板(2)と同一とした他の家具(14)の側面を密接又は近接させて、他の家具(14) を各側壁(13)に沿って整然と配設することができる。
【0017】 図2に示すように、コーナー用収納家具(1)の凹部(D)と隅柱部(12)との間に 間隙が形成される場合は、この間隙を利用して、隅柱部(12)の下部のコンセント (14)等に接続した電気配線その他のコード類(15)を上方に引き出すことができる 。
【0018】 さらに、図1に示すように、コーナー用収納家具(1)内には、各中空箱体(B) (C)毎に、書籍(16)等を整然と収容することができる。
【0019】 図3〜図7は、本実施例の他の設置例を示すもので、各図において、上述の符 号と同一の符号は、上述のものと同一の部材を示す。
【0020】 本実施例によると、図3に示すように、図1に示すような隅柱部(12)のない入 隅部(11')にも、図1に示すものと同様にして設置することができ、図1に示す 設置例と同様の効果を奏することができる。
【0021】 また、図4に示すように、凹部(D)を部屋(20)の出隅部(21)に嵌合させて、コ ーナー用収納家具(1)を出隅部(21)に配設し、かつ両後側板(3)に、奥行き寸法 を後側板(3)と同一とした他の家具(22)の側面を密接又は近接させて、他の家具 (22)を出隅部(21)を挾む両側壁(23)に沿って整然と配設することができる。
【0022】 図5に示すように、出隅部(31)と入隅部(32)とが所要の間隔を置いて連続する 部屋(30)においては、第1のコーナー用収納家具(1)の凹部(D)を出隅部(31)に 嵌合し、かつその第1のコーナー用収納家具(1)の一方の後側板(3)に第2のコ ーナー用収納家具(1)の一方の前側板(2)が密接するようにして、第2のコーナ ー用収納家具(1)を入隅部(32)に嵌合し、さらに第1のコーナー用収納家具(1) の他方の後側板(3)と、第2のコーナー用収納家具(1)の他方の前側板(2)とに 、他の家具(33)の側面が密接するようにして、他の家具(33)を、出隅部(31)及び 入隅部(32)に連続する側壁(34)(35)に沿って整然と配設することができる。
【0023】 図6に示すように、側壁(41)の中間に、角柱状の柱部(42)が突出するように設 けられた部屋(40)においては、2個のコーナー用収納家具(1)を、その一方の後 側板(3)同士を互いに突合せ、かつ他方の後側板(3)が柱部(42)の両側の側壁(4 1)に密接するようにして、柱部(42)を囲むように配設し、かつ各コーナー用収納 家具(1)の外側の前側板(2)に、他の家具(43)の側面が密接するようにして、他 の家具(43)を側壁(41)に沿って整然と配設することができる。
【0024】 さらに、図7に示すように、出隅部(51)に角柱状の柱部(52)が突出するように 設けられた部屋(50)においては、3個のコーナー用収納家具(1)を、その互いに 隣接する後側板(3)同士を突合せ、かつ最も外側のコーナー用収納家具(1)にお ける残りの後側板(3)が柱部(52)を挾む両側壁(53)に密接するようにして、柱部 (42)を囲むように配設し、かつ最も外側のコーナー用収納家具(1)における外側 の前側板(2)に、他の家具(54)の側面が密接するようにして、他の家具(54)を側 壁(53)に沿って整然と配設することができる。
【0025】 しかも収納量をさほど損うことなく、書籍、バインダー等の定型物品を見易く 、かつ取出し易く、効率的に並べて収納することが可能となる。
【0026】
本考案によると、次のような効果を奏することができる。 (a) 本考案のコーナー用収納家具は、前面開口部に対して、2個の中空箱体 を、後両側方に45度の傾斜角度をなして延出するように連設することにより、 後部中央にV字状の凹部を形成し、この凹部を室内の出隅部や入隅部に設けられ た柱部等に嵌合することにより、室内の出隅部や入隅部等のコーナー部にぴった りと設置することができるとともに、隅部に設置したコーナー用収納家具の両側 部に他の家具を整然と並べて配置することができ、室内の壁面に並べて使用され るシステム収納家具のコーナー用ユニットとして最適である。
【0027】 (b) 単純な出隅部や入隅部だけでなく、複数のコーナー用収納家具を用いる ことにより、上述の使用例のように、室内の状況に応じた豊富な設置態様が可能 である。
【0028】 (c) 単一のコーナー用収納家具を、入隅部と出隅部の両方に使用できるので 、入隅部用と出隅部用の2種類用意する必要がなく、経済性が良い。
【0029】 (d) コーナー用収納家具内に形成される2個の中空箱体のそれぞれに、書籍 やバインダー等の定型物品を効率よく整然と収納することができ、それらの出し 入れも容易である。
【図1】本考案の一実施例の横断平面図である。
【図2】上記実施例の第1の設置例を示す斜視図であ
る。
る。
【図3】上記実施例の第2の設置例を示す横断平面図で
ある。
ある。
【図4】上記実施例の第3の設置例を示す横断平面図で
ある。
ある。
【図5】上記実施例の第4の設置例を示す横断平面図で
ある。
ある。
【図6】上記実施例の第5の設置例を示す横断平面図で
ある。
ある。
【図7】上記実施例の第6の設置例を示す横断平面図で
ある。
ある。
(1)コーナー用収納家具 (2)前側
板 (3)後側板 (4)後板 (5)天板 (6)底板 (7)扉 (10)(20)(30)(40)(50)部屋 (11)(1
1')(32)入隅部 (12)隅柱部 (13)(23)
(34)(35)(41)(53)側壁 (14)(22)(33)(43)(54)他の家具 (15)コー
ド類 (16)書籍 (42)(52)
柱部 (21)(31)(51)出隅部 (A)前面開口部 (B)(C)
中空箱体 (D)凹部
板 (3)後側板 (4)後板 (5)天板 (6)底板 (7)扉 (10)(20)(30)(40)(50)部屋 (11)(1
1')(32)入隅部 (12)隅柱部 (13)(23)
(34)(35)(41)(53)側壁 (14)(22)(33)(43)(54)他の家具 (15)コー
ド類 (16)書籍 (42)(52)
柱部 (21)(31)(51)出隅部 (A)前面開口部 (B)(C)
中空箱体 (D)凹部
Claims (3)
- 【請求項1】 前面開口部に対して、2個の中空箱体
を、後両側方に45度の傾斜角度をなして延出するよう
に連設することにより、後部中央にV字状の凹部を形成
したことを特徴とするコーナー用収納家具。 - 【請求項2】 2個の中空箱体を、左右対称とした請求
項1記載のコーナー用収納家具。 - 【請求項3】 2個の中空箱体を連設することにより形
成される両前側板と両後側板の寸法を同一とした請求項
1又は2記載のコーナー用収納家具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993020840U JPH0753544Y2 (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | コーナー用収納家具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993020840U JPH0753544Y2 (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | コーナー用収納家具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0672427U true JPH0672427U (ja) | 1994-10-11 |
JPH0753544Y2 JPH0753544Y2 (ja) | 1995-12-13 |
Family
ID=12038277
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993020840U Expired - Fee Related JPH0753544Y2 (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | コーナー用収納家具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0753544Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003135175A (ja) * | 2001-11-02 | 2003-05-13 | Kurayoshi Kogei:Kk | クローゼット等の収納用ユニットとその施工方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6039364A (ja) * | 1983-08-10 | 1985-03-01 | Mitsubishi Electric Corp | サイリスタ点弧回路 |
JPH0274836U (ja) * | 1988-11-25 | 1990-06-07 |
-
1993
- 1993-03-31 JP JP1993020840U patent/JPH0753544Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6039364A (ja) * | 1983-08-10 | 1985-03-01 | Mitsubishi Electric Corp | サイリスタ点弧回路 |
JPH0274836U (ja) * | 1988-11-25 | 1990-06-07 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003135175A (ja) * | 2001-11-02 | 2003-05-13 | Kurayoshi Kogei:Kk | クローゼット等の収納用ユニットとその施工方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0753544Y2 (ja) | 1995-12-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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