JPH0672278U - 電気機器収納用箱体におけるパネル取り付け構造 - Google Patents

電気機器収納用箱体におけるパネル取り付け構造

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JPH0672278U
JPH0672278U JP1916593U JP1916593U JPH0672278U JP H0672278 U JPH0672278 U JP H0672278U JP 1916593 U JP1916593 U JP 1916593U JP 1916593 U JP1916593 U JP 1916593U JP H0672278 U JPH0672278 U JP H0672278U
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JP
Japan
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rail
mounting
panel
box
electrical equipment
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Application number
JP1916593U
Other languages
English (en)
Inventor
洋一郎 高橋
Original Assignee
河村電器産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構造で安全且つ確実にパネルを電気機
器収納用箱体本体内部に取り付けることを目的とする。 【構成】 電気機器収納用箱体1は、レール支承金具2
と、レール取り付け金具3と、対向させたレール4,4
に機器取り付け板5を取り付けて成るパネル6とを備え
ている。レール4は底面及び両端開口の断面コ字状の筒
状レールであり、このレールの上下端部にはボルト挿通
孔4a,4bと、表面には機器取り付け板5を取り付け
るための取り付け孔4cとを備え、レール支承金具2は
レール4の下端部を係止すると共に、レール4を電気機
器収納用箱体1のパネル取り付け位置にスライド可能と
するスライドレール2aを備え、このスライドレール2
aは折り畳み自在で、折り畳んだ状態でレール4に嵌合
固定される。また、レール取り付け金具3は中央部に突
設面3aを有し、この突設面3aにボルト頭部挿入孔3
bとそれに隣接するボルト頭部係止孔3cとを備えてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電気機器収納用箱体におけるパネル取り付け構造の改良に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
従来、電気機器収納用箱体におけるパネル取り付け構造としては各種のものが あり、最も一般的なものは、パネルを構成するレールの両端部を電気機器収納用 箱体本体にボルト止めしただけのものであった。しかし、電気機器収納用箱体の 縦寸法が1200mm以上に長くなると、レール長も長くなり、両端の固定のみ では中央部の強度が不足し、分電盤に何等かの衝撃が加わるとレールに振動が発 生し、レールに機器取り付け板を介して取り付けられているブレーカのハンドル が破損する等内部電気機器へ悪影響を及ぼすことがあった。そのため、レールの 中間部のレール取り付け金具を利用して補強したり、或いは図4示の補強枠体2 0をレール21の中間部内側に装着して、レール21にねじ止めしていた。
【0003】 また、実開昭64−50611号公報には、フレームをボックスにボルト止め するボルトの挿通孔と、フレームの両下端が載置される載置片と、フレームの外 側に位置する固定片とからなり、フレームの長手方向に所定の長さを有する中間 固定板を、ボックスに挿通孔を介してボルト止めし、この中間固定板の固定片に 固定具を設け、機器取り付け板をこの固定具を介してフレームにねじ止めして成 るものが開示されていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の電気機器収納用箱体におけるパネル取り付け構造において、電気機 器収納用箱体の縦寸法が長く、パネルを構成するレールの中間部のレール取り付 け金具を利用して補強したものは、そのレール取り付け金具を固定するボルトナ ットに、機器取り付け板のボルトが重なることがあって、機器取り付け板の取り 付けが制約されるので実用的でなかった。また、図4示のように、補強枠体20 をレール21の中間部内側に装着してレール21にネジ止めしたものは、レール 21の落ち込み防止には有効であるが、補強枠体20が電気機器収納用箱体に固 定されていないため、補強が不十分でレール21に振動が発生し易く、また、外 部衝撃に弱く、ブレーカ等の内部電気機器や扉等を損傷させることがあった。
【0005】 そして、実開昭64−50611号公報に記載のものは、フレームの長手方向 に所定の長さを有する中間固定板を電気機器収納用箱体にボルト止めし、その中 間固定板にフレームと取り付け板とを固定具によってねじ止めして、中間固定板 をフレームの中間部に設けるものの、フレームは、電気機器収納用箱体にボルト 止めした中間固定板に直接固着されておらず、固定具を介して固着されているこ と、及びフレームが中間固定板の載置片に載置され、電気機器収納用箱体から離 れた位置に設けられていることからして、耐振動性の点で問題があり、更に部品 点数が多く、且つ固定具とフレームと機器取り付け板との位置合わせをしてねじ 止めする作業が面倒である等の欠点を有していた。
【0006】 また、何れの場合も電気機器収納用箱体本体にパネルを取り付ける際には、レ ール取り付け金具に直接レールを止着しなければならず、作業性が悪いと共に、 作業中にバランスを崩して事故を起こす可能性があり、非常に危険であった。こ の可能性は電気機器収納用箱体の大型化、即ちパネルの寸法が大型になるほど増 大するものであった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記従来の電気機器収納用箱体のパネル取り付け構造の問題点に鑑み 、簡単な構造で安全且つ確実にパネルを電気機器収納用箱体本体内部に取り付け ることを目的とするもので、その構成は、レール支承金具と、レール取り付け金 具と、対向させたレールに機器取り付け板を取り付けて成るパネルとを備えた電 気機器収納用箱体において、レールは底面及び両端開口の断面コ字状の筒状レー ルであり、該レールには上下端部にボルト挿通孔と、表面には機器取り付け板を 取り付けるための取り付け孔とを備え、レール支承金具は前記レールの下端部を 係止すると共に、レールを前記電気機器収納用箱体のパネル取り付け位置にスラ イド可能とするスライドレールを備え、該スライドレールは折り畳み自在で、折 り畳んだ状態で前記レールに嵌合固定され、レール取り付け金具は中央部に突設 面を有し、該突設面にボルト頭部挿入孔とそれに隣接するボルト頭部係止孔とを 備え、ボルトをボルト頭部挿入孔に挿入した後ボルト頭部係止孔に係止させ、前 記レールの上端部にボルト軸部を係止し、ナットで固着し前記パネルを前記電気 機器収納用箱体内部に固定したことである。
【0008】
【作用】
パネルのレール下端部をレール支承金具のスライドレール上に載置し、このス ライドレール上を電気機器収納用箱体のパネル取り付け位置までスライドさせ、 その後スライドレールを折り畳みボルトで固着する。一方、パネルのレール上端 部のボルト挿通孔にはレール取り付け金具に取り付けたボルトの軸部を係止させ 、これをナットで固着することにより、パネルは電気機器収納用箱体に取り付け られる。
【0009】
【実施例】
本考案に係る電気機器収納用箱体におけるパネル取り付け構造を図1〜図3に 基づいて説明する。
【0010】 電気機器収納用箱体1は、レール支承金具2と、レール取り付け金具3と、対 向させたレール4,4に機器取り付け板5を取り付けて成るパネル6とを備えて いる。レール4は底面及び両端開口の断面コ字状の筒状レールであり、このレー ルの上下端部にはボルト挿通孔4a,4bと、表面には機器取り付け板5を取り 付けるための取り付け孔4cとを備え、レール支承金具2はレール4の下端部を 係止すると共に、レール4を電気機器収納用箱体1のパネル取り付け位置にスラ イド可能とするスライドレール2aを備え、このスライドレール2aは折り畳み 自在で、折り畳んだ状態でレール4に嵌合固定される。また、レール取り付け金 具3は中央部に突設面3aを有し、この突設面3aにボルト頭部挿入孔3bとそ れに隣接するボルト頭部係止孔3cとを備えている。
【0011】 パネル6のレール4の下端部4bをレール支承金具2のスライドレール2a上 に載置し、このスライドレール2a上を電気機器収納用箱体1のパネル取り付け 位置までスライドさせ、その後スライドレール2aを折り畳み、レール4の表面 側から嵌合させ固定する。レール4の幅よりもスライドレールの内側の幅の方が 僅かに広いために嵌合可能であり、レール4及びスライドレール2aの少なくと も一方に嵌合状態で固定可能な例えば係合突起体2bが設けてあるので簡易に固 定が可能である。一方、パネル6のレール4の上端部のボルト挿通孔4aにはレ ール取り付け金具3に取り付けたボルト8の軸部8aを係止させ、これをナット 9で固着することにより、パネル6は電気機器収納用箱体1に取り付けられる。
【0012】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係る電気機器収納用箱体のパネル取り付け構造 は、レール支承金具と、レール取り付け金具と、対向させたレールに機器取り付 け板を取り付けて成るパネルとを備えた電気機器収納用箱体において、レールは 底面及び両端開口の断面コ字状の筒状レールであり、該レールには上下端部にボ ルト挿通孔と、表面には機器取り付け板を取り付けるための取り付け孔とを備え 、レール支承金具は前記レールの下端部を係止すると共に、レールを前記電気機 器収納用箱体のパネル取り付け位置にスライド可能とするスライドレールを備え 、該スライドレールは折り畳み自在で、折り畳んだ状態で前記レールに嵌合固定 され、レール取り付け金具は中央部に突設面を有し、該突設面にボルト頭部挿入 孔とそれに隣接するボルト頭部係止孔とを備え、ボルトをボルト頭部挿入孔に挿 入した後ボルト頭部係止孔に係止させ、前記レールの上端部にボルト軸部を係止 し、ナットで固着し前記パネルを前記電気機器収納用箱体に固定したことにより 、レール上端部の2箇所のナットを締め付けるだけで簡単にパネルを電気機器収 納用箱体内部に取り付けることができるという効果がある。また、振動や外部衝 撃によってブレーカ等の内部電気機器や扉等を損傷させることがない。また、パ ネルを電気機器収納用箱体内部に取り付けるに際してレール下端部をレール支承 金具に係止させることによって仮止めができるので、パネルが大型なものであっ ても安全且つ確実に取り付けることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る電気機器収納用箱体のレール取り
付け構造の実施例を示す説明図である。
【図2】本考案に係るレール支承金具の要部拡大図であ
る。
【図3】本考案に係るレール取り付け金具の要部拡大図
である。
【図4】従来の電気機器収納用箱体のレール取り付け構
造の説明図である。
【符号の説明】
1・・・電気機器収納用箱体、2・・・レール支承金
具、2a・・・スライドレール、2b・・・係合突起
体、3・・・レール取り付け金具、3a・・・突設面、
3b・・・ボルト頭部挿入孔、3c・・・ボルト頭部係
止孔、4・・・レール、4a・・・ボルト挿通孔、4b
・・・ボルト挿通孔、4c・・・取り付け孔、5・・・
機器取り付け板、6・・・パネル、8・・・ボルト、9
・・・ナット。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レール支承金具と、レール取り付け金具
    と、対向させたレールに機器取り付け板を取り付けて成
    るパネルとを備えた電気機器収納用箱体において、レー
    ルは底面及び両端開口の断面コ字状の筒状レールであ
    り、該レールには上下端部にボルト挿通孔と、表面には
    機器取り付け板を取り付けるための取り付け孔とを備
    え、レール支承金具は前記レールの下端部を係止すると
    共に、レールを前記電気機器収納用箱体のパネル取り付
    け位置にスライド可能とするスライドレールを備え、該
    スライドレールは折り畳み自在で、折り畳んだ状態で前
    記レールに嵌合固定され、レール取り付け金具は中央部
    に突設面を有し、該突設面にボルト頭部挿入孔とそれに
    隣接するボルト頭部係止孔とを備え、ボルトをボルト頭
    部挿入孔に挿入した後ボルト頭部係止孔に係止させ、前
    記レールの上端部にボルト軸部を係止し、ナットで固着
    し前記パネルを前記電気機器収納用箱体内部に固定した
    ことを特徴とする電気機器収納用箱体におけるパネル取
    り付け構造。
JP1916593U 1993-03-23 1993-03-23 電気機器収納用箱体におけるパネル取り付け構造 Pending JPH0672278U (ja)

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