JPH067195U - 高周波加熱装置 - Google Patents

高周波加熱装置

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Publication number
JPH067195U
JPH067195U JP4541792U JP4541792U JPH067195U JP H067195 U JPH067195 U JP H067195U JP 4541792 U JP4541792 U JP 4541792U JP 4541792 U JP4541792 U JP 4541792U JP H067195 U JPH067195 U JP H067195U
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JP
Japan
Prior art keywords
maximum current
cooking
high frequency
heating
setting means
Prior art date
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Pending
Application number
JP4541792U
Other languages
English (en)
Inventor
正己 中村
文夫 湯浅
聖 小沢
Original Assignee
株式会社日立ホームテック
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社日立ホームテック filed Critical 株式会社日立ホームテック
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Publication of JPH067195U publication Critical patent/JPH067195U/ja
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  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 最大消費電流量の選択可能な高周波加熱装置
を提供するにある。 【構成】 被加熱物を加熱調理する加熱室1内に高周波
を供給するマグネトロン2に高周波の高電圧を供給する
インバータ電源部3に被加熱物の調理内容に応じて消費
電力量がほぼ一定になるように所定のパワーデータを送
信するマイクロコンピュータ4と、加熱調理に供する最
大消費電流を設定する最大電流設定手段5の設定内容を
停電回復後も記憶している読み/書き可能な不揮発性メ
モリ7とで構成されている。 【効果】 最大消費電流が容易に設定値に収まるように
高周波出力量を制御出来るのでブレーカが遮断するため
に使用出来なかった電気製品との並列運転が可能にな
り、一時停電の再通電後も設定値の再設定が不必要で使
い勝手が向上する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、商用周波数よりも高い周波数の高電圧を発生するインバータ電源で マグネトロンを駆動して被加熱物を加熱調理する電子レンジなどの高周波加熱装 置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電源の重量が大幅に軽量化できることやマグネトロンの高周波出力を可変でき るなどの長所により、マグネトロンの駆動をインバータ電源で行う多くの機種の 電子レンジが現在発売されている。
【0003】 また調理時間を短縮するためのハイパワー化の要求も強く、このためインバー タ電源のスイッチング素子の温度が低い調理初期などに高周波出力を定常時より も大きくすることなども提案されている。(特開平1-194287号公報参照)
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前述のように電子レンジや炊飯器などは、調理時間の短縮とハイパワーによる 調理性能の向上のため、最大消費電流は年々増加の傾向にある。
【0005】 さらに電磁調理器、食器乾燥器等の電気製品の普及により、一般家庭の最大消 費電力は近年大幅に増加の傾向を示している。
【0006】 しかし一般家庭における電力会社との契約電流量は15Aから30Aというのが
大 多数を占めており、一般家庭において大電力電気製品を複数同時に使用した場合 には、ブレーカが度々遮断するおそれがある。
【0007】 このため使用電流の多い電子レンジを使用するときには、他の電気製品の使用 を一時中断したり、また他の電気製品の稼働が終了するのを待つなどの工夫をこ らしたりしているなど、使い勝手が非常に不便であった。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前述の課題を解決するために、加熱調理に供する最大消費電流を設定する最大 電流設定手段の設定内容を記憶する読み/書き可能な不揮発性メモリを備えると ともにマグネトロンに高周波の高電圧を供給するインバータ電源部に調理内容に 応じて所定のパワーデータを送信するマイクロコンピュータによって加熱調理に 供する消費電力量が前述の設定内容に応じてほぼ一定になるように調理時間を調 節するようにしたものである。
【0009】
【作用】
電子レンジの最大消費電流は、最大電流設定手段により容易に設定及び設定変 更することができる設定値に収まるように高周波出力量を制御出来るとともに前 述の設定値は不揮発性メモリに記憶されているため、一時の停電やブレーカ遮断 後の再通電時においても前述の設定値の再設定が不用である。
【0010】
【実施例】
以下本考案の一実施例を図面を用いて説明する。
【0011】 図1は本考案の一実施例による高周波加熱装置のシステムブロック図である。 図において1は被加熱物を加熱調理する加熱室で、この加熱室1に高周波を供 給するマグネトロン2が前述加熱室1に付設されている。
【0012】 3はインバータ電源部で、マイクロコンピュータ4より送信される前述被加熱 物の調理内容に応じて所定のパワーデータを受信して前述マグネトロン2に高周 波の高電圧を供給し、そのパワーデータに応じた所定の高周波出力が得られるよ うに制御されるものである。
【0013】 5は最大電流設定手段で、前述の被加熱物の調理時に供給出来る電流量を設定 の都度、前述マイクロコンピュータ4にその電流量の設定信号を送信するもので ある。
【0014】 6はる表示手段で、前述最大電流設定手段5によって設定される設定内容が前 述マイクロコンピュータ4を介して表示される部位である。
【0015】 7は読み/書き可能な不揮発性メモリで、前述マイクロコンピュータ4を介し て前述最大電流設定手段5によって設定された設定内容を記憶するものである。 この不揮発性メモリがマイクロコンピュータに内蔵されている場合には、本実 施例の如くマイクロコンピュータとは別途に設けなくてもよい。
【0016】 図2は前述表示手段6に表示される表示内容の推移の一例を示す。
【0017】 図中(a)は最大電流量設定時(例えば15A)、(b)は電流量12A設定時、(c)は 電流量10A設定時の各表示内容の時を示す。
【0018】 この表示手段6は最大電流設定手段5のスイッチ(図示省略)を操作する毎に、 (a)→(b)→(c)→(a)→ ……………のように前述マイクロコンピュータ4を 介して表示内容が順次切り替わるようになっている。
【0019】 次に前述の構成による動作について説明する。
【0020】 使用者は、調理時に被加熱物を加熱室1に入れて操作パネル(図示省略)の設定 を例えば(強出力、4分)と設定しスタートボタン(図示省略)を押すと加熱調理が スタートする。
【0021】 通常、最大電流設定手段5の設定値を最大にした場合には図2(a)の表示状態 にあり、この時前述の調理は高周波出力約700 Wが出力され、電源電流としては 約14Aが流れてほぼ4分で調理が終了する。(14A×240SEC=3360 A.SEC) 次に、最大電流設定手段5の設定を12Aに設定した場合には、図2(b)のよう に電流制限12Aの機能が動作中であることを表示する。
【0022】 この時前述の調理は高周波出力約600 Wが出力され、電源電流としては約12A が流れ、しかも調理時間はマイクロコンピュータ4内で演算されて約4分40秒に 延長される。(12A×280SEC=3360 A.SEC) 同様にして、最大電流設定手段5を10Aに設定した場合には、図2(c)のよう に電流制限10Aの機能が動作中であることを表示する。
【0023】 この時前述の調理は高周波出力約500 Wが出力され、電源電流としては約10A が流れ、同様に調理時間はマイクロコンピュータ4内で演算されて約5分36秒に 延長される。(10A×336SEC=3360 A.SEC) 以上の如く前述最大電流設定手段5によって設定された前述図2(a)または図 2(b)または図2(c)何れの表示手段6に表示された設定内容の時にあっても、 同一の被加熱物の加熱調理時には約3360 A.SECと一定の電力量になる。
【0024】 使用者は家庭内の電気製品の使用状況や電力会社との契約状況に応じ、最大電 流の設定値を最大(14A)または制限状態(12Aまたは10A)に設定すればよい。
【0025】 この設定は常時制限状態にすることも可能であり、他の電気製品を使用すると きにのみ制限状態にしてもよい。
【0026】 また前述最大電流設定手段5によって設定された設定値は不揮発性メモリ7に 記憶されているため、例えば10A制限の設定状態の時に停電または過大な電力使 用によるブレーカ遮断などが発生した場合にあっても、停電の復帰時には前述の 設定値が表示手段6に持続表示されており、前述の設定値に再度設定しなくても そのまま継続調理に移行してもよい。
【0027】 更に被加熱物の加熱調理に要する調理時間は、前述最大電流設定手段5による 前述加熱調理に供する消費電流の設定時にマイクロコンピュータ4によって電流 制限状態に自動的に調節されるため、使用者は同種の被加熱物の加熱調理にあっ ては電流制限状態を意識せずに、前述の設定値に応じたほぼ同一の仕上がり状態 の調理結果が得られる。
【0028】
【考案の効果】
加熱調理時には最大電流設定手段の設定内容に応じて加熱調理時の消費電力量 がほぼ一定になるようにマイクロコンピュータによって調理時間を調節するよう にしたことにより、最大消費電流は容易に設定及び設定変更することができる設 定値に収まるように高周波出力量を制御出来るようになってブレーカが遮断する ために従来使用出来なかった電気製品との並列運転が可能になった。
【0029】 また最大消費電流の設定値は最大電流設定手段の設定内容が読み/書き可能な 不揮発性メモリに記憶されることにより、一時停電やブレーカ遮断後の再通電時 においても前述の設定値を再度定しなくてもよいなど操作手順も簡単で、使い勝 手も向上した高周波加熱装置を提供出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による高周波加熱装置のシス
テムブロック図である。
【図2】同表示手段に表示される表示内容の推移の一例
を示す図である。
【符号の説明】
1 加熱室 2 マグネトロン 3 インバータ電源部 4 マイクロコンピュータ 5 最大電流設定手段 7 不揮発性メモリ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加熱物を加熱調理する加熱室(1)と、
    前記加熱室内に高周波を供給するマグネトロン(2)と、
    前記マグネトロンに高周波の高電圧を供給するインバー
    タ電源部(3)と、前記インバータ電源部に調理内容に応
    じて所定のパワーデータを送信するマイクロコンピュー
    タ(4)と、前記加熱調理に供する最大消費電流を設定す
    る最大電流設定手段(5)と、前記最大電流設定手段の設
    定内容を停電回復後も記憶している読み/書き可能な不
    揮発性メモリ(7)とで構成されたことを特徴とする高周
    波加熱装置。
  2. 【請求項2】 前記マイクロコンピュータによって前記
    加熱調理に供する消費電力量が前記最大電流設定手段の
    設定内容に応じてほぼ一定になるように調理時間を調節
    する請求項1記載の高周波加熱装置。
JP4541792U 1992-06-30 1992-06-30 高周波加熱装置 Pending JPH067195U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4541792U JPH067195U (ja) 1992-06-30 1992-06-30 高周波加熱装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP4541792U JPH067195U (ja) 1992-06-30 1992-06-30 高周波加熱装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH067195U true JPH067195U (ja) 1994-01-28

Family

ID=12718691

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4541792U Pending JPH067195U (ja) 1992-06-30 1992-06-30 高周波加熱装置

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JP (1) JPH067195U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013160482A (ja) * 2012-02-08 2013-08-19 Sharp Corp 加熱調理器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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