JPH0671201U - トラック用ホイールキャップ - Google Patents

トラック用ホイールキャップ

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JPH0671201U
JPH0671201U JP935691U JP935691U JPH0671201U JP H0671201 U JPH0671201 U JP H0671201U JP 935691 U JP935691 U JP 935691U JP 935691 U JP935691 U JP 935691U JP H0671201 U JPH0671201 U JP H0671201U
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wheel
wheel cap
truck
aluminum
aluminum material
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Application number
JP935691U
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English (en)
Inventor
昇 松本
Original Assignee
株式会社マツショウ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】トラックのホイールにホイールキャップを装着
するだけであたかもアルミホイールを装着した状態見え
るようにし、且つ、強度も十分確保し、軽量化も図るこ
と。 【構成】ホイールキャップ1を周縁部分2と固定支持体
3との二つの部材にて形成し、強度がさほど必要ない周
縁部分2は、合成樹脂製、或いはスチール製にし、固定
支持体3の部分を、アルミホイールを装着した状態見え
るように軽量の薄肉アルミ材にて形成し、これらの周縁
部分2と固定支持体3とを一体に固着して形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、トラックにあって、あたかもアルミホイールを装着したかのよう なイメージを醸し出し、軽量で強度的にも優れ、しかも安価にて提供できるトラ ック用ホイールキャップに関する。
【0002】
【従来の技術】
今般、トラック運送業は重要の運送手段としてその業務拡大は上昇の一途をた どっており、毎月数千台のトラックの新規登録がなされ、10年前の低迷時代から 見ると格段の差で増加している。
【0003】 そうすると、当然運転手不足の問題がクローズアップされてくることになり、 運送業が過酷な業務であることとイメージ的に悪いことから、特に、若者の人材 確保が難しく、各社ともに非常に苦労しているのが現状である。
【0004】 そのため、トラックメーカーでは、若者に好まれるようなデザインのものを各 種販売して、いわゆるカッコ良さを強調すべくいろいろ工夫を凝らしている。
【0005】 特に、最近では、客が任意に選んで取付けるオプションパーツが盛んに販売さ れ、そのイメージアップに一役買っている。
【0006】 そのひとつとして、トラックに使用するホイールがある。
【0007】 ところが、トラックに使用するホイールは、トラックが重量物を積載する機能 を有するがため、強度的に優れたものが要求されている。
【0008】 そのため、軽量ではあるものの強度的に劣るアルミホイールはほとんど使用さ れておらず、スチール製の頑強なホイールが使用されている。
【0009】 ところが、このスチール製の頑強なホイールは外観的にみて体裁が悪い。その ために、ホイール部分に、スチール鋼板の表面に金属光沢メッキを施して、ある 程度体裁を良くしたホイールキャップを装着してイメージアップを図っていた。
【0010】 一方では、乗用車と同じように、トラックにアルミホイールを装着すれば、今 までにないイメージアップに繋がると考えられ、強度を十分確保したものも若干 ではあるが既にトラック用のアルミホイールとして市場に提供されている。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、前者のスチール製のホイールキャップは、単にスチール鋼板をプレ ス加工によって成形しその表面に金属光沢メッキを施しただけものであるため、 今もって、10年前とほとんど変化がなく、最近の若者にはあまり人気がないのが 現状であった。
【0012】 一方、乗用車にあっては、既にほとんどの車にアルミホイールが使用されてい て、若者の間では特に人気が高く、こぞってアルミホイールが使用されている。
【0013】 そこで、前述したように、トラックにアルミホイールを装着すれば、今までに ないイメージアップが図れると考えられ、強度を十分確保したものも若干ではあ るが既にトラック用のアルミホイールとして市場に提供されている。
【0014】 しかし、このトラック用のアルミホイールは、前述したように、ホイールの強 度確保のためにデザインは重視されず強度のみが重視されるがため、乗用車に使 用されている優れたデザインのアルミホイールのようなものに形成することは困 難である。
【0015】 従って、どうしても体裁が悪くなってしまうので、若者の人気を確保するには 至らず、運転手確保になかなか貢献できないのが現状であり、販売数も少なけれ ば、いきおい高価になってしまう問題点もあった。
【0016】 そこで、この考案は、上述した各種問題点等に鑑み、トラックにあって、あた かもアルミホイールを装着したかのようなイメージを醸し出して若者に人気のあ るデザインにし、しかも、軽量で強度も十分確保されるトラック用ホイールキャ ップを安価にて提供することを課題として案出されたものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】
この考案は、トラック用ホイールキャップの少なくとも一部を、薄肉アルミ材 にて形成したことにより上述した課題を解決するものである。
【0018】 そして、特に、略円形のトラック用ホイールキャップにおける適幅周縁部分を 合成樹脂材にて形成し、その内側を、薄肉アルミ材にて形成したことにより上述 した課題を解決し、又は、略円形のトラック用ホイールキャップにおける適幅周 縁部分をスチールにて形成し、その内側を、薄肉アルミ材にて形成したことによ り上述した課題を解決するものである。
【0019】 更に、その時に、薄肉アルミ材は、アルミ鋳造にて成形したことにより上述し た課題を解決するものである。
【0020】
【作用】
この考案に係るトラック用ホイールキャップは、少なくとも一部を、軽量材料 である薄肉アルミ材にて形成し、外観上にあっても、薄肉アルミ材にて形成した 部分は、あたかもアルミホイールの一部が露出しているようなイメージを与え、 且つ、軽量となる。
【0021】 特に、略円形のトラック用ホイールキャップにおける適幅周縁部分を合成樹脂 材にて形成し、その内側を、薄肉アルミ材にて形成し、アルミホイールの周縁部 分に、装飾成形が容易な合成樹脂材のカバーを取付けたような形状に見えるよう にし、デザイン的に優れたものとすると共に、軽量化も同時に図る。
【0022】 この場合に、周縁部分のみが合成樹脂材で形成されていて、その内側にホイー ルキャップとしては十分な強度を有するアルミ材を使用しているので、全体の強 度は、ホイールキャップとしては十分に確保される。
【0023】 又、略円形のトラック用ホイールキャップにおける適幅周縁部分をスチールに て形成すれば、強度的に合成樹脂材よりも更に優れており、内側が薄肉アルミ材 であるから、軽量化は、全てがスチール製のホイールキャップよりも格段に図ら れると共に、薄肉アルミ材で形成されている部分は、あたかもアルミホイールの 一部が露出しているようなイメージを与えデザイン的に優れたものとなる。
【0024】 その時に、薄肉アルミ材は、アルミ鋳造にて成形すれば、生産コストの低減化 が図られる。
【0025】
【実施例】
以下、図面を参照してこの考案の一実施例を説明すると次の通りである。
【0026】 すなわち、図に示す符号1はトラック用のホイールキャップであり、少なくと も一部を薄肉アルミ材にて形成してある。
【0027】 特に、具体的には、円形のホイールキャップ1における適幅の周縁部分2を合 成樹脂材にて形成し、その内側である固定支持体3を薄肉アルミ材にて形成して ある。
【0028】 そして、周縁部分2は、外周縁にフランジを形成したラッパ状となるように拡 開成形した形状で、その内周縁には、下方へ向て段差を設けた形状の嵌合取付部 4が形成され、前記固定支持体3をこの嵌合取付部4に嵌入して、例えばリベッ ト12によって固定することで周縁部分2と固定支持体3とを一体に形成するも のである。
【0029】 又、固定支持体3は、前述したように、薄肉アルミ材にて形成され、その形状 は、例えば、前記嵌合取付部4に嵌入され得る径を有した円盤状で、その中央部 分に円形で最も盛り上がった状態に形成した固定部5を配し、その周囲に、例え ば、周方向で均等配分に 8個のホイール取付ナット確認孔6を設け、これらのホ イール取付ナット確認孔6の周りを囲むように略 8つの角を有する星形状の肉厚 部7も形成されている。この場合に、ホイール取付ナット確認孔6は、トラック 用ホイールキャップにあって形成が義務付けられており、このように形成するこ とで、ホイール取付ナット確認孔6自体を取込んでデザイン的に非常に優れたホ イールキャップ1を形成したものである。
【0030】 更に、前記固定部5は、円形に盛り上がった状態に形成されているが、その盛 り上がった部分は特に肉厚にはなっておらず、所定厚さの薄肉板によって膨出し たような状態に形成する。又、この固定部5の盛り上がった部分の表面からは、 例えば、 4個のネジ止め孔8が形成され、このネジ止め孔8の位置には固定部5 の裏面がわに先端に向って若干細くなっているボス10を形成し、このボス10 の中心にネジ止め孔8が貫通するように形成され、そして、このボス10と共に 固定支持体3の裏面前体に亘って、例えば、十字状に補強用のリブ9も形成され ている。
【0031】 このように形成されたホイールキャップ1は、図2に示すように、ホイールキ ャップ取付金具13にボス10の先端面を当接させて取付ネジ11によって固定 することで取付けられる。そして、このホイールキャップ取付金具13は、トラ ックに装着されているホイール(図示せず)に予め固定されており、全体が薄肉 ハット形状でその内側に固定ナット14を固着して、この固定ナット14に前記 取付ネジ11を螺合することでホイールキャップ1は取付けられるものである。
【0032】 尚、図中の符号15は、装飾効果と軽量化を図るための軽量化孔であり、又、 符号16も同様な効果を得るための区画溝16である。
【0033】 このように形成されたホイールキャップ1は、周縁部分2を合成樹脂にて形成 されているから、各種デザイン的に優れたあらゆる形状に成形することが可能で あり、強度を必要とする部分は固定支持体3によって形成されているから、全体 のホイールキャップとしての強度は十分確保されている。
【0034】 又、固定支持体3をアルミ鋳造にて成形することで、前述した形状に容易に成 形することが可能であり、更に、前記周縁部分2を、スチール鋼板をプレス成形 して形成してもよく、この場合にあっても、周縁部分2のみがスチール鋼板にて 形成されているだけで、残りは薄肉アルミ材であるから、全体的に見れば軽量化 が図られるものである。
【0035】 そして、このように形成されたホイールキャップ1は、外観上にあって、薄肉 アルミ材にて形成した部分は、あたかもアルミホイールの一部が露出しているよ うなイメージを与えるものであり、特に、略円形のトラック用ホイールキャップ における適幅周縁部分2を合成樹脂材、或いは、スチールにて形成した構造とす れば、アルミホイールの周縁部分に、装飾成形が容易な合成樹脂材或いはスチー ルのカバーを取付けたような形状に見えるものである。
【0036】 尚、この考案に係るトラック用ホイールキャップ1は、前述した実施例に限定 されることがないことはいうまでもなく、特に、デザイン的には、多種多様のも のが考えられるので、前述した形状に限定されることはない。
【0037】
【考案の効果】
上述の如く構成したこの考案は、少なくとも一部を、軽量材料である薄肉アル ミ材にて形成したホイールキャップ1であるから、外観上にあっても、薄肉アル ミ材にて形成した部分は、あたかもアルミホイールの一部が露出しているような イメージを与え、且つ、軽量となり、特に、略円形のトラック用ホイールキャッ プ1における適幅周縁部分2を合成樹脂材にて形成し、その内側を、薄肉アルミ 材にて形成することで、アルミホイールの周縁部分に、装飾成形が容易な合成樹 脂材のカバーを取付けたような形状に見えるものであり、デザイン的に優れ、且 つ、軽量化も同時に図ることができる。
【0038】 又、この場合に、周縁部分2のみが合成樹脂材で形成されていて、その内側に ホイールキャップ1としては十分な強度を有するアルミ材を使用しているので、 全体の強度は、ホイールキャップ1としては十分に確保することができる。
【0039】 そして、略円形のトラック用ホイールキャップ1における適幅周縁部分2をス チールにて形成すれば、強度的に合成樹脂材よりも更に優れており、内側が薄肉 アルミ材であるから、軽量化は、全てがスチール製のホイールキャップよりも格 段に図られると共に、薄肉アルミ材で形成されている部分は、あたかもアルミホ イールの一部が露出しているようなイメージを与えデザイン的に優れたものとな る。
【0040】 その時に、薄肉アルミ材は、アルミ鋳造にて成形すれば、生産コストの低減化 を図ることができる。
【0041】 このように、この考案によれば、トラックにあって、あたかもアルミホイール を装着したかのようなイメージを醸し出して若者に人気のあるデザインにするこ とができ、しかも、軽量で強度も十分確保されるものであり、更には安価にて提 供することもでき、若者の人材確保にも大きな効果が得られる等の実用上有益な 効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の正面図である。
【図2】取付け状態における図1のA−A矢視線断面図
である。
【図3】この考案の一実施例の分解斜視図である。
【図4】図2におけるB−B矢視線拡大図である。
【図5】図4におけるC−C矢視線断面図である。
【図6】図1におけるD−D矢視線断面拡大図である。
【符号の説明】
1 ホイールキャップ 2 周縁部分 3 固定支持体 4 嵌合取付部 5 固定部 6 ホイール取付ナット確認孔 7 肉厚部 8 ネジ止め孔 9 リブ 10 ボス 11 取付ネジ 12 リベット 13 ホイールキャップ取付金具 14 固定ナット 15 軽量化孔 16 区画溝

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラック用ホイールキャップの少なくと
    も一部を、薄肉アルミ材にて形成したことを特徴とする
    トラック用ホイールキャップ。
  2. 【請求項2】 略円形のトラック用ホイールキャップに
    おける適幅周縁部分を合成樹脂材にて形成し、その内側
    を、薄肉アルミ材にて形成したことを特徴とするトラッ
    ク用ホイールキャップ。
  3. 【請求項3】 略円形のトラック用ホイールキャップに
    おける適幅周縁部分をスチールにて形成し、その内側
    を、薄肉アルミ材にて形成したことを特徴とするトラッ
    ク用ホイールキャップ。
  4. 【請求項4】 薄肉アルミ材は、アルミ鋳造にて成形し
    た請求項1又は2又は3記載のトラック用ホイールキャ
    ップ。
JP935691U 1991-01-31 1991-01-31 トラック用ホイールキャップ Pending JPH0671201U (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55144376A (en) * 1979-04-28 1980-11-11 Kubota Ltd Production of rolling roll
JPS5959266A (ja) * 1982-09-28 1984-04-05 Nippon Paint Co Ltd スプレ−式コイル表面処理におけるタレ跡発生防止方法
JPS5959264A (ja) * 1982-06-14 1984-04-05 プラナトル−クレ−ベテヒニ−ク・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング 高速走行する帯状体のための横膠付け装置

Patent Citations (3)

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970527