JPH0671006A - ゴルフシミュレーション装置 - Google Patents
ゴルフシミュレーション装置Info
- Publication number
- JPH0671006A JPH0671006A JP17760092A JP17760092A JPH0671006A JP H0671006 A JPH0671006 A JP H0671006A JP 17760092 A JP17760092 A JP 17760092A JP 17760092 A JP17760092 A JP 17760092A JP H0671006 A JPH0671006 A JP H0671006A
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- JP
- Japan
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- ball
- pipes
- hit
- shot
- golf
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 発明の目的は、比較的簡易な構成で打球の方
向性を計測して次のショット画面を迅速に写し出せるよ
うにしたゴルフシミュレーション装置を提供することで
ある。 【構成】 ゴルフボールのショット位置の前方に設置さ
れたパイプと、前記パイプの両端に装着された第1及び
第2のマイクロホンと、前記ショット位置に設置された
ショットセンサと、前記第1及び第2のマイクロホン及
び前記ショットセンサの各信号を入力して前記ゴルフボ
ールの方向性を演算する演算部とを設けている。
向性を計測して次のショット画面を迅速に写し出せるよ
うにしたゴルフシミュレーション装置を提供することで
ある。 【構成】 ゴルフボールのショット位置の前方に設置さ
れたパイプと、前記パイプの両端に装着された第1及び
第2のマイクロホンと、前記ショット位置に設置された
ショットセンサと、前記第1及び第2のマイクロホン及
び前記ショットセンサの各信号を入力して前記ゴルフボ
ールの方向性を演算する演算部とを設けている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、スクリーンに写し出
されたゴルフコースの映像画面を見ながらショットし、
打球の方向性を測定してその飛球結果を求め、その位置
におけるシーンを写すと共に、その飛球到達位置から順
次ゴルフプレイを繰返すようになっているゴルフシミュ
レーション装置に関する。
されたゴルフコースの映像画面を見ながらショットし、
打球の方向性を測定してその飛球結果を求め、その位置
におけるシーンを写すと共に、その飛球到達位置から順
次ゴルフプレイを繰返すようになっているゴルフシミュ
レーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近ゴルフシミュレーションとして、ス
クリーンにティーグランドからのゴルフコースシーンを
映像し、静置されたゴルフボールをクラブで実際に打
ち、打球の飛距離及び方向により次のシーン(セカン
ド)を映像し、そこから再びグリーン等をねらって打
ち、その時のボールの飛距離及び方向によりサードショ
ットのシーンを写したり、打球がグリーンに乗れば実際
のグリーンでパッティングを行なうようなゴルフシミュ
レーション装置(ゲーム装置)が実現している。このよ
うなシミュレーション装置ではボールをショットしたと
きの方向性を高速度に確実に検出する必要があり、従来
は図8に示すようにスクリーンの映像画面100とプレ
イヤーのショット位置101との間に光学マトリックス
102を設けている。光学マトリックス102は、例え
ば縦方向N個の光線スイッチ、横方向M個の光線スイッ
チで構成されており、いずれかの光線スイッチを打球が
遮ぎった時のボールの方向性を計測するようになってい
る。この場合、ゴルフボールのショット位置101は固
定されて同じであるので光学マトリックス102までの
距離Lは分っており、ショット位置101でショット時
の音をマイクロホン103で検出するようにすれば、ボ
ールがショット位置101から光学マトリックス102
に到達するまでの時間tを求めることができる。時間t
と距離Lより打球の初速度が分り、光学マトリックス1
02の遮光スイッチより方向が分るので、打球の飛球到
達位置が分ることになる。
クリーンにティーグランドからのゴルフコースシーンを
映像し、静置されたゴルフボールをクラブで実際に打
ち、打球の飛距離及び方向により次のシーン(セカン
ド)を映像し、そこから再びグリーン等をねらって打
ち、その時のボールの飛距離及び方向によりサードショ
ットのシーンを写したり、打球がグリーンに乗れば実際
のグリーンでパッティングを行なうようなゴルフシミュ
レーション装置(ゲーム装置)が実現している。このよ
うなシミュレーション装置ではボールをショットしたと
きの方向性を高速度に確実に検出する必要があり、従来
は図8に示すようにスクリーンの映像画面100とプレ
イヤーのショット位置101との間に光学マトリックス
102を設けている。光学マトリックス102は、例え
ば縦方向N個の光線スイッチ、横方向M個の光線スイッ
チで構成されており、いずれかの光線スイッチを打球が
遮ぎった時のボールの方向性を計測するようになってい
る。この場合、ゴルフボールのショット位置101は固
定されて同じであるので光学マトリックス102までの
距離Lは分っており、ショット位置101でショット時
の音をマイクロホン103で検出するようにすれば、ボ
ールがショット位置101から光学マトリックス102
に到達するまでの時間tを求めることができる。時間t
と距離Lより打球の初速度が分り、光学マトリックス1
02の遮光スイッチより方向が分るので、打球の飛球到
達位置が分ることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来の装
置で問題となる点は、打球を検出するための光線スイッ
チで細いビームを形成することである。例えばゴルフボ
ールの直径が約40mmで、図9に示すように光線スイ
ッチの発光器と受光器との間隔は1.5〜2.0mが必
要であり、受光器の受光面にビームを当てるためには、
ビームの広がりを少なくとも40mm以内に収めなけれ
ばならない。また、隣接のビームとの干渉を避けるため
にパルス変調を要すると共に、打球の遮ぎりが高速であ
るため発光パルスの繰返し速度を速くしなければなら
ず、回路系が複雑になり高価になってしまう欠点があ
る。
置で問題となる点は、打球を検出するための光線スイッ
チで細いビームを形成することである。例えばゴルフボ
ールの直径が約40mmで、図9に示すように光線スイ
ッチの発光器と受光器との間隔は1.5〜2.0mが必
要であり、受光器の受光面にビームを当てるためには、
ビームの広がりを少なくとも40mm以内に収めなけれ
ばならない。また、隣接のビームとの干渉を避けるため
にパルス変調を要すると共に、打球の遮ぎりが高速であ
るため発光パルスの繰返し速度を速くしなければなら
ず、回路系が複雑になり高価になってしまう欠点があ
る。
【0004】この発明は上述のような事情からなされた
ものであり、この発明は、比較的簡易な構成で打球の方
向性を計測して次のショット画面を迅速に写し出せるよ
うにしたゴルフシミュレーション装置を提供することに
ある。
ものであり、この発明は、比較的簡易な構成で打球の方
向性を計測して次のショット画面を迅速に写し出せるよ
うにしたゴルフシミュレーション装置を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、ゴルフコー
スの映像画面を見ながら静置されたゴルフボールをクラ
ブでショットし、その打球の方向及び初速度を計測し、
その計測結果に基づいて次のショット位置の映像を写し
ながら順次ゴルフプレイをシミュレーションするように
なっているゴルフシミュレーション装置に関するもの
で、この発明の上記目的は、前記ショット位置の前方に
設置されたパイプと、前記パイプの両端に装着された第
1及び第2のマイクロホンと、前記ショット位置に設置
されたショットセンサと、前記第1及び第2のマイクロ
ホン及び前記ショットセンサの各信号を入力して前記打
球の方向性を演算する演算部とを具備することによって
達成される。
スの映像画面を見ながら静置されたゴルフボールをクラ
ブでショットし、その打球の方向及び初速度を計測し、
その計測結果に基づいて次のショット位置の映像を写し
ながら順次ゴルフプレイをシミュレーションするように
なっているゴルフシミュレーション装置に関するもの
で、この発明の上記目的は、前記ショット位置の前方に
設置されたパイプと、前記パイプの両端に装着された第
1及び第2のマイクロホンと、前記ショット位置に設置
されたショットセンサと、前記第1及び第2のマイクロ
ホン及び前記ショットセンサの各信号を入力して前記打
球の方向性を演算する演算部とを具備することによって
達成される。
【0006】
【作用】この発明では、ショット位置の前方にパイプを
配設し、パイプに打球が当った時にパイプの両端に装着
されているマイクロホンへの音の伝達時間の差を計測し
て打球の方向性を検出している。打球のパイプへの衝突
を音で計測するようになっているため、構成も比較的な
簡易であり、しかも安定で確実な計測が可能となる。
配設し、パイプに打球が当った時にパイプの両端に装着
されているマイクロホンへの音の伝達時間の差を計測し
て打球の方向性を検出している。打球のパイプへの衝突
を音で計測するようになっているため、構成も比較的な
簡易であり、しかも安定で確実な計測が可能となる。
【0007】
【実施例】先ず、この発明の原理を図1に示して説明す
ると、空洞のパイプ1の両端にマイクロホン2及び3が
装着されている。そして、マイクロホンの間隔をLと
し、図2に示すように端部よりL/2の真中にボール4
が当ったとすると、パイプ1とボール4との衝撃音がパ
イプ1内の空気を伝播してマイクロホン2及び3にそれ
ぞれ到達し、その伝播時間t1,t2には
ると、空洞のパイプ1の両端にマイクロホン2及び3が
装着されている。そして、マイクロホンの間隔をLと
し、図2に示すように端部よりL/2の真中にボール4
が当ったとすると、パイプ1とボール4との衝撃音がパ
イプ1内の空気を伝播してマイクロホン2及び3にそれ
ぞれ到達し、その伝播時間t1,t2には
【数1】t1−t2=0 が成り立ち、結局t1=t2となる。また、左端よりL
/4の位置にボールが当ると、
/4の位置にボールが当ると、
【数2】t1−t2=1/4−3/4=−1/2 となる。このように、衝撃音が両端のマイクロホン2及
び3に達する時間差を計測することによって、ボール4
がパイプ1に当った位置を計測することができる。
び3に達する時間差を計測することによって、ボール4
がパイプ1に当った位置を計測することができる。
【0008】この発明は上述のような原理を利用したも
のであり、図3に示すように複数本のパイプP1〜PN
を整列して配置し、各パイプP1〜PNの両端にそれぞ
れマイクロホンMP11〜MPN1及びMP12〜MP
N2を装着しておく。このような構造の位置検出装置1
0を図4に示すように、ゴルフコースのシーンを映像す
るスクリーン11の後方に設置し、ショット位置12か
らゴルフボール13を打つようにする。ショット位置1
2には、ショットの時間を計測するためのマイクロホン
14が設置されている。このような装置構成にすると、
打球したゴルフボール13が位置検出装置10のいずれ
かのパイプP1〜PNに当る。どのパイプに当ったかは
マイクロホンMP11〜MPN1及びMP12〜MPN
2の衝撃音の検出位置によって分り、ボール13が当っ
たパイプの位置は前述した伝播速度の差による原理で分
り、また、ショットから位置検出装置10までに要する
時間、つまり打球速度はマイクロホン14からの時間を
計測することで分るので、結局ゴルフ打球の方向性及び
初速度を検知することができる。
のであり、図3に示すように複数本のパイプP1〜PN
を整列して配置し、各パイプP1〜PNの両端にそれぞ
れマイクロホンMP11〜MPN1及びMP12〜MP
N2を装着しておく。このような構造の位置検出装置1
0を図4に示すように、ゴルフコースのシーンを映像す
るスクリーン11の後方に設置し、ショット位置12か
らゴルフボール13を打つようにする。ショット位置1
2には、ショットの時間を計測するためのマイクロホン
14が設置されている。このような装置構成にすると、
打球したゴルフボール13が位置検出装置10のいずれ
かのパイプP1〜PNに当る。どのパイプに当ったかは
マイクロホンMP11〜MPN1及びMP12〜MPN
2の衝撃音の検出位置によって分り、ボール13が当っ
たパイプの位置は前述した伝播速度の差による原理で分
り、また、ショットから位置検出装置10までに要する
時間、つまり打球速度はマイクロホン14からの時間を
計測することで分るので、結局ゴルフ打球の方向性及び
初速度を検知することができる。
【0009】図3の実施例では複数本のパイプを用いて
位置検出装置を構成しているが、1本のパイプでも同様
な動作を得ることができる。図5はその実施例を示して
おり、1本のパイプ20を所定の長さL毎に複数回折曲
させて2次元平面構造とし、その両端にマイクロホン2
1及び22を装着する。この場合、長さLを音が伝播す
る時間をTmとし、折曲部の伝播時間をt0とする。そ
して、図5の位置にボール23が当ったとすると、マイ
クロホン21に達する時間T1は、
位置検出装置を構成しているが、1本のパイプでも同様
な動作を得ることができる。図5はその実施例を示して
おり、1本のパイプ20を所定の長さL毎に複数回折曲
させて2次元平面構造とし、その両端にマイクロホン2
1及び22を装着する。この場合、長さLを音が伝播す
る時間をTmとし、折曲部の伝播時間をt0とする。そ
して、図5の位置にボール23が当ったとすると、マイ
クロホン21に達する時間T1は、
【数3】T1=(Tm+t0)+t2 であり、マイクロホン22に達する時間T2は、
【数4】T2=5(Tm+t0)+t1 である。時間T1とT2の差を求めると、
【数5】T1−T2=−4(Tm+t0)+t2−t1 であり、(Tm+t0)は固定であるので、長さLの中
のどの位置にボール23が当ったかが分る。また、縦方
向のパイプ位置は(Tm+t0)の数により求めること
ができる。即ち、図5の例ではパイプ20の全長は7
(Tm+t0)であるので、時間T1では(Tm+t
0)が1つであるので、2列目であることが分る。ま
た、時間T2でも、
のどの位置にボール23が当ったかが分る。また、縦方
向のパイプ位置は(Tm+t0)の数により求めること
ができる。即ち、図5の例ではパイプ20の全長は7
(Tm+t0)であるので、時間T1では(Tm+t
0)が1つであるので、2列目であることが分る。ま
た、時間T2でも、
【数6】 7(Tm+t0)−5(Tm+t0)=2(Tm+t0) であるので、上から2列目であることが分る。以上よ
り、マイクロホン21及び22に衝撃音が達する時間T
1及びT2、並びにその時間差を求めることにより、ど
の位置にボール23が当ったかを検出することができ
る。
り、マイクロホン21及び22に衝撃音が達する時間T
1及びT2、並びにその時間差を求めることにより、ど
の位置にボール23が当ったかを検出することができ
る。
【0010】ところで、図5の実施例では、ボールが必
らずパイプに当るように折曲された上下のパイプの間隔
を余り狭くすると、ボールが隣接した上下2本のパイプ
に同時に当ってしまうことになる。その場合には位置検
出ができないので、この不都合を解決するためには図6
に示すように、2本のパイプ20及び30を上下にずら
して配置すれば良い。こうすればボール23は必らずい
ずれかのパイプに当ることになる。位置の検出方法は図
5の場合と全く同様であり、パイプ20及び30に同時
に当ってもそれぞれが別々に検出を行ない、ボール23
の位置を検出することができる。
らずパイプに当るように折曲された上下のパイプの間隔
を余り狭くすると、ボールが隣接した上下2本のパイプ
に同時に当ってしまうことになる。その場合には位置検
出ができないので、この不都合を解決するためには図6
に示すように、2本のパイプ20及び30を上下にずら
して配置すれば良い。こうすればボール23は必らずい
ずれかのパイプに当ることになる。位置の検出方法は図
5の場合と全く同様であり、パイプ20及び30に同時
に当ってもそれぞれが別々に検出を行ない、ボール23
の位置を検出することができる。
【0011】図7は本発明に用いる時間測定回路の一例
を示しており、例えば図5のマイクロホン21及び22
に対して時間を測定する。マイクロホン21及び22の
出力はそれぞれ増幅器を経てバンドパスフィルタBPF
1及びBPF2に入力され、フィルタリングされた信号
はそれぞれコンパレータCOMP1及びCOMP2に入
力されて所定のスレッショルドで2値化される。マイク
ロホン21及び22で検出された打球の衝撃音は大きな
信号であり、所定の周波数範囲の衝撃音だけがコンパレ
ータCOMP1及びCOMP2で2値化されるので、こ
れにより衝撃音の到達時点を検出することができる。コ
ンパレータCOMP1及びCOMP2の出力はそれぞれ
フリップフロップFF1及びFF2をセットするように
なっており、セットされた時に“H”となる信号SS1
及びSS2が出力される。信号SS1及びSS2はアン
ドゲートAD1〜AD4に入力され、オアゲートOR1
及びOR2を経てカウンタ40の計数動作をスタート、
ストップするようになっている。カウンタ40はスター
トモードとなると所定周期のクロックパルスCLを計数
し、ストップモードとなるとその計数を停止し、その計
数値である時間信号TMを出力する。マイクロホン21
及び22のいずれが先に打球の衝撃音を検出してもその
時点からカウンタ40はスタートモードとなって、その
時点からクロックパルスCLの計数を開始する。そし
て、他方のマイクロホンが衝撃音を検出するとオアゲー
トOR2からストップ信号が出力されて、カウンタ40
は計数動作を停止する。また、測定回路にはリセットス
イッチ41が設けられており、時間測定後にリセットス
イッチ41を操作するとリセット信号RSが形成されて
カウンタ40がリセットされると共に、フリップフロッ
プFF1及びFF2がリセットされ、次の測定まで待機
する。なお、カウンタ40から出力される時間信号TM
を処理する回路の方で、フリップフロップFF1,FF
2のいずれかが先に衝撃音を検出したかを入力すること
で、つまり信号SS1及びSS2を入力することで、パ
イプの真中より左右のどちら側に打球が当ったかを判別
することができる。
を示しており、例えば図5のマイクロホン21及び22
に対して時間を測定する。マイクロホン21及び22の
出力はそれぞれ増幅器を経てバンドパスフィルタBPF
1及びBPF2に入力され、フィルタリングされた信号
はそれぞれコンパレータCOMP1及びCOMP2に入
力されて所定のスレッショルドで2値化される。マイク
ロホン21及び22で検出された打球の衝撃音は大きな
信号であり、所定の周波数範囲の衝撃音だけがコンパレ
ータCOMP1及びCOMP2で2値化されるので、こ
れにより衝撃音の到達時点を検出することができる。コ
ンパレータCOMP1及びCOMP2の出力はそれぞれ
フリップフロップFF1及びFF2をセットするように
なっており、セットされた時に“H”となる信号SS1
及びSS2が出力される。信号SS1及びSS2はアン
ドゲートAD1〜AD4に入力され、オアゲートOR1
及びOR2を経てカウンタ40の計数動作をスタート、
ストップするようになっている。カウンタ40はスター
トモードとなると所定周期のクロックパルスCLを計数
し、ストップモードとなるとその計数を停止し、その計
数値である時間信号TMを出力する。マイクロホン21
及び22のいずれが先に打球の衝撃音を検出してもその
時点からカウンタ40はスタートモードとなって、その
時点からクロックパルスCLの計数を開始する。そし
て、他方のマイクロホンが衝撃音を検出するとオアゲー
トOR2からストップ信号が出力されて、カウンタ40
は計数動作を停止する。また、測定回路にはリセットス
イッチ41が設けられており、時間測定後にリセットス
イッチ41を操作するとリセット信号RSが形成されて
カウンタ40がリセットされると共に、フリップフロッ
プFF1及びFF2がリセットされ、次の測定まで待機
する。なお、カウンタ40から出力される時間信号TM
を処理する回路の方で、フリップフロップFF1,FF
2のいずれかが先に衝撃音を検出したかを入力すること
で、つまり信号SS1及びSS2を入力することで、パ
イプの真中より左右のどちら側に打球が当ったかを判別
することができる。
【0012】なお、上述ではゴルフのショットの瞬間
を、ショット位置に設置されたマイクロホンによって計
測するようにしているが、光センサ等を用いることも可
能である。また、パイプの両端にマイクロホンを装着す
るようにしているが、衝撃音の伝播を検知できるセンサ
(例えば電圧センサ)であれば良い。更に、上述の実施
例では打球の方向性を検知した時に、次のシーンを映像
するようになっているが、その飛球位置の表示だけを数
値で行なったり、シーンの映像と併せて行なうようにし
ても良い。
を、ショット位置に設置されたマイクロホンによって計
測するようにしているが、光センサ等を用いることも可
能である。また、パイプの両端にマイクロホンを装着す
るようにしているが、衝撃音の伝播を検知できるセンサ
(例えば電圧センサ)であれば良い。更に、上述の実施
例では打球の方向性を検知した時に、次のシーンを映像
するようになっているが、その飛球位置の表示だけを数
値で行なったり、シーンの映像と併せて行なうようにし
ても良い。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明のゴルフシミュレー
ション装置によれば、ショットしたゴルフボールをパイ
プ及びマイクロホンで成る位置検出装置に当て、その衝
撃音のマイクロホンへの到達時間の差から2次元的な平
面での位置を検出しており、併せてショット位置からの
時間も測定することによって、ゴルフ打球の方向性を確
実しかも安定的に検出することができる。
ション装置によれば、ショットしたゴルフボールをパイ
プ及びマイクロホンで成る位置検出装置に当て、その衝
撃音のマイクロホンへの到達時間の差から2次元的な平
面での位置を検出しており、併せてショット位置からの
時間も測定することによって、ゴルフ打球の方向性を確
実しかも安定的に検出することができる。
【図1】本発明の原理を説明するための図である。
【図2】本発明の原理を説明するための図である。
【図3】本発明の一実施例を示す図である。
【図4】本発明の一実施例の示す図である。
【図5】本発明の他の例を示す図である。
【図6】本発明の他の例を示す図である。
【図7】本発明に用いる時間測定回路の一例を示す回路
図である。
図である。
【図8】従来装置を説明するための図である。
【図9】従来の光線スイッチを説明するための図であ
る。
る。
1 パイプ 2,3 マイクロホン 4,13,23 ゴルフボール 10 位置検出装置 11 スクリーン 14 マイクロホン 40 カウンタ
Claims (5)
- 【請求項1】 ゴルフコースの映像画面を見ながら静置
されたゴルフボールをクラブでショットし、その打球の
方向及び初速度を計測し、その計測結果に基づいて次の
ショット位置の映像を写しながら順次ゴルフプレイをシ
ミュレーションするようになっているゴルフシミュレー
ション装置において、前記ショット位置の前方に設置さ
れたパイプと、前記パイプの両端に装着された第1及び
第2のマイクロホンと、前記ショット位置に設置された
ショットセンサと、前記第1及び第2のマイクロホン及
び前記ショットセンサの各信号を入力して前記打球の方
向性を演算する演算部とを具備したことを特徴とするゴ
ルフシミュレーション装置。 - 【請求項2】前記パイプが複数本で整列されている請求
項1に記載のゴルフシミュレーション装置。 - 【請求項3】前記パイプが1本であり、複数列に2次元
状に繰返し折曲されている請求項1に記載のゴルフシミ
ュレーション装置。 - 【請求項4】前記パイプが並設されている請求項3に記
載のゴルフシミュレーション装置。 - 【請求項5】前記演算部で演算された結果を表示部に表
示するようになっている請求項1に記載のゴルフシミュ
レーション装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4177600A JPH07121289B2 (ja) | 1992-06-11 | 1992-06-11 | ゴルフシミュレーション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4177600A JPH07121289B2 (ja) | 1992-06-11 | 1992-06-11 | ゴルフシミュレーション装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0671006A true JPH0671006A (ja) | 1994-03-15 |
JPH07121289B2 JPH07121289B2 (ja) | 1995-12-25 |
Family
ID=16033835
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4177600A Expired - Lifetime JPH07121289B2 (ja) | 1992-06-11 | 1992-06-11 | ゴルフシミュレーション装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07121289B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100507430B1 (ko) * | 2002-08-09 | 2005-08-09 | 최성열 | 골프타구분석시스템 |
WO2010031903A1 (en) * | 2008-09-17 | 2010-03-25 | Entetrainer Oy | Techniques for determining a velocity of a sport object |
JP2012020131A (ja) * | 2010-07-15 | 2012-02-02 | Nike Internatl Ltd | ゴルフボール適性分析のための方法及びシステム |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57103656A (en) * | 1980-12-19 | 1982-06-28 | Koutou Denshi Kk | Analyzer for golf swing |
JPH034887A (ja) * | 1989-06-01 | 1991-01-10 | Toshiya Ishibashi | ゴルフシュミレーション装置 |
-
1992
- 1992-06-11 JP JP4177600A patent/JPH07121289B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS57103656A (en) * | 1980-12-19 | 1982-06-28 | Koutou Denshi Kk | Analyzer for golf swing |
JPH034887A (ja) * | 1989-06-01 | 1991-01-10 | Toshiya Ishibashi | ゴルフシュミレーション装置 |
Cited By (4)
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