JPH0670838B2 - 運転誘導指示装置 - Google Patents

運転誘導指示装置

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JPH0670838B2 JP62310373A JP31037387A JPH0670838B2 JP H0670838 B2 JPH0670838 B2 JP H0670838B2 JP 62310373 A JP62310373 A JP 62310373A JP 31037387 A JP31037387 A JP 31037387A JP H0670838 B2 JPH0670838 B2 JP H0670838B2
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【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は運転誘導指示装置に係り、特に進行方向センサ
出力に基づいて正しく進行方向を認識して正確な運転誘
導指示ができる運転誘導指示装置に関する。
<従来技術> 基本の運転走行軌跡を示すデータを予めメモリに格納し
ておき、該基本走行軌跡に追従した運転を行わせるため
のハンドル補正回転量を表示器に表示する自動車の運転
誘導指示装置がある。
かかる運転誘導指示装置においては、車の走行軌跡を検
出するセンサを車に装着し、たとえば走行距離を検出す
るセンサ(距離センサという)を車輪に関連する位置に
装着すると共に、ハンドル回転方向及びハンドル回転角
度を検出するセンサをハンドルに装着し、更に車の進行
方向(前進/後進)を検出するセンサをシフトレバーあ
るいはバックライトに装着し、上手な運転者が運転して
自動車を目的とする場所に移動させ、該運転と並行して
走行距離あるいは自動車の位置に応じたハンドル回転角
度及び進行方向を各センサから読み取ってメモリ基本走
行軌跡として記憶する。
第6図は車庫PRKに車CARを誘導(車庫入れ)する場合の
基本走行軌跡(0→1→2→・・・・・→19)を示すも
のであり、地点10迄は前進し、しかる後、後進して車庫
入れを完了する場合を示している。
第7図はメモリに記載される基本走行軌跡データ説明図
であり、第6図に対応させてある。初期位置0(第6
図)より車が移動して各地点1〜19に到来する毎に距離
センサからパルスが1個発生し、該パルスが発生する毎
にメモリアドレスをA0からA1,A2,・・・・A19と歩進し
(第7図)、各地点0〜19におけるハンドル回転量HB
び進行方向を示すデータDB(F:前進、R:後進)をそれぞ
れメモリアドレスA0〜A19が指示する記憶域に記憶する
と共に、各記憶域に「データ有り」を示す「GO」データ
(“101")を記憶し、更に基本走行軌跡の登録終了によ
り次のアドレスA20が指示する記憶域にDB=0,HB=0,GO
=000を記憶して基本走行軌跡データをメモリに生成す
る。具体的説明すると、車の初期位置0のアドレスA0
は車が前進していることを示す「F」データとその時の
ハンドル回転量(直進走行でありハンドル回転量0)が
記憶され、同様にアドレスA1には前進のFとハンドルを
わずかに右に切ったことを示す+0.2(回転)のデータ
が記憶され、以下同様にアドレスA2,・・・A9に進行方
向とハンドル回転量が記憶される。又、地点9から地点
10までハンドルが右一杯に切られて(+1.5回転)前進
するものとすると、地点10に対応するアドレスA10には
「F」及びハンドル回転量+1.5が記憶される。そし
て、この地点より車の進行方向を後進に切り替えハンド
ルを逆に一杯に切り替えたとすると同様にアドレスA11
に進行方向データ「R」とハンドル回転量−1.5が記憶
される。以後同様にアドレスA12,・・・A18とデータが
記憶され、地点19で車を停止せしめるとアドレスA19
は進行方向データ「F」とその時のハンドル回転量(直
進位置の場合には0)が記憶される。そして、以後基本
走行運転の終了をキー入力すれば次のアドレスA20が指
示する記憶域にDB=0,HB=0,GO=000を記憶する。尚、
一般に停車状態ではシフトレバーはリバースポジション
より一旦はずされるため停止地点19のアドレス19に記憶
される進行方向データは「F」となる。以上により、基
本走行軌跡データがメモリに生成されることになる。
このように基本走行軌跡データがメモリに記憶されてい
る状態において、素人が基本走行軌跡に基づいて運転す
る場合には(追従運転という)初期位置0から車が移動
して距離センサからパルスが発生する毎にメモリアドレ
スを歩進して該アドレスが指示する記憶域から基本ハン
ドル回転角度HBと進行方向データDBを読み出し、進行方
向データDBにより進行方向を表示すると共に、該基本ハ
ンドル回転角度HBと実際のハンドル回転角度HAとを比較
し、比較結果を車室内に設けた表示器を介してドライバ
に伝達し、ドライバをしてハンドル回転を補正させ、実
際の走行軌跡を基本走行軌跡に近似させる。そして、以
後「GO」データが“000"となる迄同様の運転誘導が行わ
れ、車が基本走行軌跡に追従して移動してゆく。
尚、第8図は表示器100の外観図であり、略サークル状
で下方が一部欠落した左右対称の光学的指標パターン10
1と車両の前進(FWD)、後退(REV)を示す表示部102,1
03と、基本進行方向と実際の進行方向が異なっているこ
とを知らせるブザー104とが設けられ、指標パターン101
の円形指標SI0によりハンドル補正回転量零位置が示さ
れ、該零指標SI0より時計方向に等間隔で配列された指
標SL1〜SL10でハンドルの左補正回転量が非線形に指示
され、かつ零指標SI0より反時計方向に等間隔で配列さ
れた指標SR1〜SR10でハンドル右補正回転量が同様に非
線形で指示される。
そして、上記追従運転処理と並行して実際の進行方向と
メモリから読み取られた基本進行方向とを比較し、一致
していなければ何もしないが、異なる時は進行方向切替
地点を通り越しているのでドライバをして急いで車を停
止させ、かつシフトレバーを後進させるようにブザー10
4を鳴らして警告を与える。
以後、上記処理及び操作が行われて基本走行に追従して
車の車庫入れが完了する。
ところで、車両の進行方向(前進、後進)はシフトレバ
ーの操作に伴って変化する部分より得るようになってお
り、構造を簡単にするために後進かどうかのみを検出し
て進行方向を得るようにしている。すなわち、後進以外
の状態では「前進」とみなし、後進の状態においてのみ
「後進」とみなすものである。たとえば、第9図に示す
ようにマニュアル車ではシフトレバーSFLのバックポジ
ションRでスイッチSWがオンするように構成し、スイッ
チオンで進行方向データDB=「R」(後進)とし、他の
位置にシフトレバーがシフトした場合にはスイッチオフ
で進行方向データDB=「F」(前進)とする。又、第10
図に示すようにAT車では同様にシフトレバーSFL′の
「R」位置でスイッチSW′をオンして進行方向データDB
=「R」(後進)とし、他の位置で進行方向データDB
「F」(前進)としている。尚、シフトレバーに後進検
出用のスイッチを設けずに第11図に示すようにバックラ
イトBLGの点灯・/消灯(ライト端子電圧)を検出して
後進/前進を判断することもできる。
<発明が解決しようとしている問題点> 以上から明らかなように、進行方向は基本走行軌跡デー
タの登録に際しても、また実際の追従運転に際しても正
確に検出されなければ、正しい運転誘導指示ができなく
なる。
ところで、実際の運転に際しては、進行方向が切り替わ
る地点においては、ハンドルの切りかえし(ロック・ツ
ー・ロックへのハンドル回転操作)やブレーキングが必
要となると共に、周辺建造物等への接近などによる外界
注意等が必要になって、ドライバにとっては最も忙しい
時期であり、従ってシフトレバー操作に全注意力を掛け
て操作できず、乱暴なシフトレバー操作となる。すなわ
ち、ドライバはシフトレバーを前進位置からバック位置
に比較的早いスピードで操作する。この時、マニュアル
車では、クラッチのタイミングも加わって一度でッバッ
クポジションにシフトレバーSFLが入って落ち着くとは
限らず第12図に実線矢印で示すように2〜3回入れ直す
場合がある。又、AT車ではシフトレバーのロック釦を押
しながら第13図に示すようにD→N→Rとシフトレバー
SFL′を勢いよく操作することが有り、この時はバック
位置Rで落ち着くとは限らずD→N→R→P→Rと一旦
パーク位置まで進んでからRに戻ってきたり、Pには入
らないがR位置を少し行き過ぎて戻って来たりすること
がしばしば生じる。
このような状況においては、進行方向データDBには正確
には第14図に示すように ・・F→F→F→F→R→R→R→・・ であるが、シフトレバーの操作により ・・F→F→F→F→→R→R→R→・・ とアンダーラインで示すように地点A3から地点A4に移動
する間に短時間(第15図における時間t1,t2参照)であ
るが誤った2つの進行方向データが発生してしまう。
さて、運転誘導指示装置においては走行距離に応じて、
換言すれは距離パルスが発生した時点におけるハンドル
回転量と進行方向データを読み取って基本走行軌跡デー
タとしてメモリに格納したり、あるいは読み取ったデー
タを実際の走行データとして基本走行データと比較す
る。このため、シフトレバー操作時に車が停止して距離
パルスが発生しない状況であればシフトレバー操作によ
り前記誤った進行方向データが発生しても何等問題はな
い。しかし、シフトレバー操作時に車が少しでも動いて
いると距離パルスが発生し、第16図斜線で示すように地
点A3と地点A4のデータ間に2つのデータが内挿されてし
まう。
このように、地点A3と地点A4のデータ間に2つのデータ
が内挿されて基本走行軌跡データがメモリに登録される
と、その基本走行軌跡は地点A0→A1→A2→A3と前進し、
しかる後地点A4→A5→A6→・・と後進するようにただ1
ケの進行方向変換点しか有さないにも拘わらず、あたか
も3ケの進行方向変化点が存在するようになる。
また、基本走行軌跡データがたとえ正しく登録されたと
しても、実際の運転誘導走行において上記シフトレバー
操作による誤ったデータが取り込まれると走行データに
前述の3ケの進行方向変化点が発生し、正しい運転誘導
指示ができなくなる。
以上から、従来の運転誘導指示装置では正確に、しかも
登録時と追従時とで画一的に進行方向を認識できず、従
って正確な運転誘導指示ができないという問題があっ
た。
以上から、本発明の目的はドライバのシフトレバー操作
に関係なく、正確に、かつ基本走行軌跡データ登録時と
追従運転時とで画一的に進行方向を認識できる運転誘導
指示装置を提供することである。
<問題点を解決するための手段> 第1図は本発明にかかる運転誘導指示装置のブロック図
である。
11はプロセッサ、12は不揮発性メモリ(たとえばバッテ
リーバックアップのRAM)、13は操作パネル、14はハン
ドルコラムに装着されてハンドルの回転角度を検出する
ハンドルセンサ、15は車輪の回転を検出するホイールセ
ンサ、16は車の進行方向(進行方向)を検出する進行方
向センサ、17は表示ドライバ、18はブザー、19は表示器
である。
<作用> 車の進行方向を示す信号を出力する進行方向センサ16を
設け、該センサ出力が所定時間連続して所定レベルを越
えた時、プロセッサ11は車が前進から後進へ変化したも
のと認識して基本走行軌跡データをメモリ12に登録した
り、あるいは追従運転を行う。
<実施例> 第1図は本発明にかかる運転誘導指示装置のブロック図
であり、11は運転誘導指示のための処理、その他の処理
を行うプロセッサ、12は(i)基本走行軌跡及び(ii)
ハンドル補正回転量と点灯すべき指標(後述する)の関
係を示す対応テーブル等を記憶する不揮発性メモリ(た
とえばバッテリーバックアップのRAM)、13は基本走行
軌跡の登録開始/終了を行わせるためのスイッチ13a,13
bや該基本走行軌跡に従った運転を行わせるための誘導
運転起動スイッチ13c等を備えた操作パネル、14はハン
ドルコラムに装着されてハンドルの回転角度を検出する
ハンドルセンサ、15は車輪の回転を検出し車輪の所定回
転毎に1個の距離パルスを発生するホイールセンサ、16
は車の前進/後進(F/R)を検出する進行方向セン
サ、17は表示ドライバ、18は進行方向切替を指示するブ
ザー、19はハンドルの補正回転量表示及び進行方向表示
等を行う表示器である。
表示器19は、目盛り部分が略サークル状で下方が一部欠
落した左右対称の光学的指標パターン19a、車両の前進
(FWD)、後退(REV)を示す表示部19b,19cを有してい
る。指標パターン19aの各指標SI0,SI1〜SI10,SL1〜SL10
はそれぞれLED(発光ダイオード)で形成されており、
上方中央部の指標SI0のみ円形になっており、他の指標
は矩形状になっている。指標SI0は緑色で、指標SR1〜SR
6及びSL1〜SL6は黄色で、指標SR7〜SR10及びSL7〜SL10
は赤で表示されるようになっている。又、指標SI0はハ
ンドル補正回転量零位置を示し、該零指標SI0より時計
方向に等間隔で配列された指標SL1〜SL10でハンドルの
左補正回転量が非線形に指示され、かつ零指標SI0より
反時計方向に等間隔で配列された指標SR1〜SR10でハン
ドル右補正回転量が同様に非線形で指示される。すなわ
ち、ハンドルの補正回転量が少ない時は各指標の目盛り
(ハンドル補正量)の変化を小さくし、ハンドル回転量
が大きい時は各指標の目盛りを変化を大とするように非
線形に目盛られている。
第2図は基本走行軌跡登録時及び追従運動時における進
行方向認識にかかる本発明の処理の流れ図である。
基本走行軌跡の登録または追従運転の起動により、プロ
セッサ11は初期設定する(ステップ101)。たとえば、
本発明に関係あるものとしては、パスフラグPS及び後進
フラグRFを“0"にすると共に計数値Cを零にする。尚、
RF=“0"の時、プロセッサ11は進行方向は「前進」であ
ると認識する。
以後、プロセッサ11は進行方向センサ16からの信号を入
力され、該センサ出力がハイレベルかどうかを判別する
(ステップ102,103)。
ハイレベルでなければ、換言すればシフトレバーが後進
位置に存在しなければ、パスフラグPS、後進フラグRF、
計数値Cを初期設定と同様にイニシャライズし(ステッ
プ104)、以後ステップ102以降の処理を繰り返す。
一方、ステップ103において、進行方向センサ16からの
センサ出力がハイレベルとなれば、パスフラグPSが“1"
であるかチェックし(ステップ105)、Ps=“0"であれ
ば C+1→C により計数値Cをカンウトアップスル(ステップ10
6)。
しかる後、プロセッサ11は計数値Cが設定値Kより大き
くなったかチェックする(ステップ107)。尚、K≧C
であれば、換言すれば方向センサ16の出力が連続して所
定時間TS(設定値Kで定まる一定時間)以上ハイレベル
になっていなければ、ステップ102以降の処理を繰り返
す。そして、計数値CがKに到る前にセンサ出力がロー
レベルになると、ステップ103で「NO」となりステップ1
04においてイニシャライズされ、以後ステップ102以降
の処理を行ってセンサ出力が再びハイレベルになるのを
待つ。。
一方K<Cであれば、換言すればセンサ出力が所定時間
TS以上連続してハイレベルになれば、プロセッサ11はパ
スフラグPSを“1"にし(ステップ108)、以後ステップ1
02以降の処理を行う。
PS=“1"となれば、ステップ105で「NO」となるから、
プロセッサ11は後進フラグRFを“1"にし、車の進行方向
は「後進」であると認識する(ステップ109)。以後、
ステップ102以降の処理が行われ、シフトレバーが後進
位置に存在する限りステップ103において「YES」とな
り、又ステップ105において「NO」となるから後進フラ
グRFは“1"を保持し続け、プロセッサは進行方向が「後
進」であると認識し続ける。
そして、かかる後進状態においてドライバがシフトレバ
ーを後進位置から別の状態にシフトさせると、直ちにセ
ンサ16出力がローレベルになり、ステップ103において
「NO」となってパスフラグPS及び後進フラグRF共に“0"
に、計数値C零はイニシャライズされ、以後プロセッサ
11は進行方向は「前進」であると認識し、ステップ102
以降の処理を繰り返す。
尚、設定時間TSは第15図を参照するとt1<TS<(t1
t2)となるように設定することが好ましい。
以上の処理により、進行方向センサ16から第3図に示す
センサ出力e1が入力されると、ノイズNSやシフトレバー
操作時に生じる短時間のハイレベルBi(i=1〜4)は
無視され、確実にリバースポジションにシフトレバーが
位置した時にのみ後進フラグFRがハイレベルとなり、進
行方向は「後進」と認識される。
以上はソフト的にセンサ出力が連続して所定時間TS以上
ハイレベルになっていることを認識するものであるが、
第4図及び第5図に示すようにハード的に認識するよう
に構成することもできる。
第4図において、51はコンパレータ、52はアンプ、53は
R,C構成の時定数回路、54はコンパレータである。ま
た、ES1は第1の設定レベルで、センサ出力e1がES1以上
になった時、「シフトレバーがリバースポジションに存
在する」とみなす。ES2は第2の設定レベルであり、時
定数回路53の出力がES2以上になると、「所定時間TS
上進行方向センサの出力e1がES1以上になった」とみな
す。
さて、センサ出力e1に含まれるノイズNS(第5図参照)
は設定レベルES1以下であるため、ノイズが入力されて
もコンパレータ51の出力はローレベルになっており無視
される。一方、シフトレバー操作によりセンサ出力e1
短時間のES1以上となると(パルス部分B1,B2)、その期
間コンパレータ51の出力e2、アンプ52出力e2′はハイレ
ベルとなり、時定数回路53のコンデンサCは充電を開始
する。しかし、信号e2′は短時間ハイレベルになってい
るだけであるため、時定数回路53の出力e3は第2の設定
レベルES2以上になれず、依然としてコンパレータ54の
出力e4はローレベルとなっている。これに対して、シフ
トレバーが確実にバックポジションに位置されると設定
時間以上センサ出力e1は第1設定レベルES1以上なるか
らコンパレータ51、アンプ52の出力e2,e2′もハイレベ
ルとなり、この結果時定数回路53のコンデンサ出力(時
定数回路出力)e3が第2設定レベルES2以上となり、コ
ンパレータ54よりハイレべルの後進信号e4が出力され、
この信号e4が第2図における後進フラグFRに対応する。
<発明の効果> 以上本発明によれば、車の進行方向を示す信号を出力す
る進行方向センサを設け、該センサ出力が所定時間連続
して所定レベルを越えた時、車が前進から後進あるいは
後進から前進へ変化したものと認識して基本走行軌跡デ
ータをメモリに登録したり、あるいは追従運転を行うよ
うに構成したから、ドライバのシフトレバー操作に関係
なく、正確に、かつ基本走行軌跡データ登録時と追従運
転時とで画一的に進行方向を認識でき、従って正確な運
転誘導指示ができるようになった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる運転誘導指示装置のブロック
図、 第2図は進行方向認識処理の流れ図、 第3図は認識処理の波形説明図、 第4図及び第5図はハード的に進行方向を認識するため
の回路図及び波形図、 第6図乃至第7図は本発明の背景説明図であり、第6図
は基本走行軌跡の説明図、第7図は基本走行軌跡データ
構成図、 第8図は表示器の構成図、 第9図乃至第11図は進行方向センサの説明図、 第12図及び第13図は従来の進行方向認識処理の欠点説明
図、 第14図は理想的な進行方向データ説明図、 第15図はセンサ出力信号波形図、 第16図は従来の進行方向データの説明図である。 11……プロセッサ、 12……不揮発性メモリ 14……ハンドルセンサ、 15……ホイールセンサ、 16……進行方向センサ、 18……表示器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基本の運転走行時、車の走行距離に応じて
    メモリのアドレスを歩進し、その時のハンドル回転量と
    進行方向を示すデータを該アドレスが示す記憶域に記憶
    して基本走行軌跡を作成し、実際の追従運転時、車の走
    行距離に応じて歩進される前記メモリアドレスが指示す
    る記憶域から基本のハンドル回転量、進行方向データを
    読み取り、進行方向データにより進行方向を表示すると
    共に、基本ハンドル回転量と実際のハンドル回転量とか
    ら基本走行軌跡に追従した運転を行わせるためのハンド
    ル補正回転量を表示する運転誘導指示装置において、 前記車の進行方向を示す信号を出力する進行方向センサ
    と、 該センサ出力が所定レベルを超えたことを識別する第1
    の識別部と、 センサ出力が所定時間連続して所定レベルを超えたとこ
    とを識別する第2の識別部と、 センサ出力が所定時間連続して所定レベルを超えたき、
    前進から後進へ、あるいは後進から前進へ進行方向が変
    化したものと認識して基本走行軌跡データの作成及び基
    本走行軌跡に追従した追従運転制御を行う制御部を備え
    た運転誘導指示装置。
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