JPH0670816A - 化粧パネルの製造法 - Google Patents
化粧パネルの製造法Info
- Publication number
- JPH0670816A JPH0670816A JP25397592A JP25397592A JPH0670816A JP H0670816 A JPH0670816 A JP H0670816A JP 25397592 A JP25397592 A JP 25397592A JP 25397592 A JP25397592 A JP 25397592A JP H0670816 A JPH0670816 A JP H0670816A
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- Japan
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- panel
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- wood
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- Pending
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- Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 熱硬化性樹脂層と木質層で構成される複合材
を枠材とし、この枠材の熱硬化性樹脂層を曲げ、パネル
のコーナー曲面を形成すると共に中芯を固定し、メラミ
ン化粧板を貼った後、面取切削を行い縁材面を形成する
ことによって強度及び外観が優れ、枠材の厚さを著しく
変えることなく縁材のデザイン、コーナー曲面の変化に
対応出来る化粧パネルを製造する。 【構成】 熱硬化性樹脂層2と木質層3で構成された枠
材をコーナー部に曲面をもった中芯3の外周断面に沿っ
て曲げ、枠材の木質部3と中芯5を固定し、芯材を構成
しメラミン化粧板8を貼り合わせた後、面取り切削を行
う。
を枠材とし、この枠材の熱硬化性樹脂層を曲げ、パネル
のコーナー曲面を形成すると共に中芯を固定し、メラミ
ン化粧板を貼った後、面取切削を行い縁材面を形成する
ことによって強度及び外観が優れ、枠材の厚さを著しく
変えることなく縁材のデザイン、コーナー曲面の変化に
対応出来る化粧パネルを製造する。 【構成】 熱硬化性樹脂層2と木質層3で構成された枠
材をコーナー部に曲面をもった中芯3の外周断面に沿っ
て曲げ、枠材の木質部3と中芯5を固定し、芯材を構成
しメラミン化粧板8を貼り合わせた後、面取り切削を行
う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は住宅設備機器、事務器、
家具等の天板、カウンター類に用いる曲面化粧パネルの
製造方法に関する。
家具等の天板、カウンター類に用いる曲面化粧パネルの
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】四隅のコーナーなど外周部、即ち縁材面
に曲面をもった化粧パネルを製造する方法としては芯材
がソリッド構造或いはフラッシュ構造いずれの場合で
も、表面に化粧板面を構成した後、外周を切削し、曲面
を形成し、熱可塑性樹脂縁材を貼る方法、芯材外周曲面
に沿って縁材形状に合致する型を取り付け、熱硬化性樹
脂を注型して縁材を形成する方法、パネルの枠材に良質
の木材、中質繊維板など材質が緻密で均一な材料で構成
したものを切削加工して縁材面を形成し、木地研摩など
を行い、塗装仕上げをする方法などがあった。
に曲面をもった化粧パネルを製造する方法としては芯材
がソリッド構造或いはフラッシュ構造いずれの場合で
も、表面に化粧板面を構成した後、外周を切削し、曲面
を形成し、熱可塑性樹脂縁材を貼る方法、芯材外周曲面
に沿って縁材形状に合致する型を取り付け、熱硬化性樹
脂を注型して縁材を形成する方法、パネルの枠材に良質
の木材、中質繊維板など材質が緻密で均一な材料で構成
したものを切削加工して縁材面を形成し、木地研摩など
を行い、塗装仕上げをする方法などがあった。
【0003】しかし、これらの方法は縁材面の強度、形
状、外観などの点で必ずしも満足すべきものではなく、
工程の増加、生産性などの点で問題を有していた。
状、外観などの点で必ずしも満足すべきものではなく、
工程の増加、生産性などの点で問題を有していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】コーナー部に曲面をも
った化粧パネルの製造方法として枠材コーナーを曲面に
切削した後、縁材面取付用溝を設け、塩化ビニル樹脂な
ど熱可塑性樹脂などでつくられた縁材を挿入し、接着固
定し、縁材面を形成する方法では縁材とパネル本体との
一体感が乏しく、また衝撃などによって縁材が脱落し易
いなどの問題点を有していた。
った化粧パネルの製造方法として枠材コーナーを曲面に
切削した後、縁材面取付用溝を設け、塩化ビニル樹脂な
ど熱可塑性樹脂などでつくられた縁材を挿入し、接着固
定し、縁材面を形成する方法では縁材とパネル本体との
一体感が乏しく、また衝撃などによって縁材が脱落し易
いなどの問題点を有していた。
【0005】熱可塑性樹脂縁材は通常、押出成形でつく
られる為、小ロット生産に於ける対応が困難で、色彩
や、デザインを簡単に変更することが出来なかった。
られる為、小ロット生産に於ける対応が困難で、色彩
や、デザインを簡単に変更することが出来なかった。
【0006】パネル外周曲面の形状に合致する樹脂注入
用型を設け、ポリウレタン樹脂などを注型硬化させ、縁
材を形成する方法は縁材の質感、仕上がりは良好で、弾
性樹脂の使用により触感のよいソフトエッジの形成も可
能であるが、注入型の製作に手数と費用が嵩み、型の脱
着など手数を要し、生産性を向上させることが困難であ
った。
用型を設け、ポリウレタン樹脂などを注型硬化させ、縁
材を形成する方法は縁材の質感、仕上がりは良好で、弾
性樹脂の使用により触感のよいソフトエッジの形成も可
能であるが、注入型の製作に手数と費用が嵩み、型の脱
着など手数を要し、生産性を向上させることが困難であ
った。
【0007】パネルの枠材を良質の木材、中質繊維板な
ど均質で緻密な木質材料で構成し、この枠材を切削加工
してコーナーに曲面をもった縁材を形成した後塗装仕上
げを行う方法では最終工程に塗装を伴う為にシンナー臭
気など衛生上の問題も多く工程も複雑になっていた。ま
たコーナー部の曲率半径を大きくする場合枠材の巾が大
きくなり材料費が嵩む欠点を有していた。
ど均質で緻密な木質材料で構成し、この枠材を切削加工
してコーナーに曲面をもった縁材を形成した後塗装仕上
げを行う方法では最終工程に塗装を伴う為にシンナー臭
気など衛生上の問題も多く工程も複雑になっていた。ま
たコーナー部の曲率半径を大きくする場合枠材の巾が大
きくなり材料費が嵩む欠点を有していた。
【0008】本発明は、これらの問題を解決するため、
熱硬化性樹脂層と木質層の複合材を枠材とし、この枠材
の熱硬化性樹脂層を曲げて、パネルのコーナー曲面を形
成すると共に枠材の木質層と中芯を固定し、メラミン化
粧板を貼り一体化した後、面取り切削を行い縁材面を形
成することによって強度及び外観が優れ、枠材の厚さを
著しく変えることなく縁材のデザイン、コーナー曲面の
変化に対応出来る化粧パネルを製造する方法を提供する
ものである。
熱硬化性樹脂層と木質層の複合材を枠材とし、この枠材
の熱硬化性樹脂層を曲げて、パネルのコーナー曲面を形
成すると共に枠材の木質層と中芯を固定し、メラミン化
粧板を貼り一体化した後、面取り切削を行い縁材面を形
成することによって強度及び外観が優れ、枠材の厚さを
著しく変えることなく縁材のデザイン、コーナー曲面の
変化に対応出来る化粧パネルを製造する方法を提供する
ものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は木質板材上に熱
硬化性樹脂層を設けた後、層垂直方向にパネル芯材の厚
さの寸法に切断し、曲げ加工を要する部分の木質層材を
切削除去するか、或いはパネル芯材の枠をつくる工程に
於いて曲げ加工部に相当する位置に木質板材が配置され
ないように構成して、熱硬化性樹脂板と木質材料を接着
剤を介して貼り合わせたものを芯材の厚さに切断した枠
材と、この枠材に合致する曲面をもった木質板材よりな
る中芯を用いて枠材の熱硬化性樹脂層が縁材側になり、
枠材と中芯の曲面部が合致するように配置して枠材を曲
げ、該枠材の木質層と中芯を固定し、パネル芯材を構成
し、この芯材の片面又は両面にメラミン化粧板を貼り合
わせ、面取り加工を行い縁材面を形成することを特徴と
する曲面コーナーをもった化粧パネルの製造方法であ
る。
硬化性樹脂層を設けた後、層垂直方向にパネル芯材の厚
さの寸法に切断し、曲げ加工を要する部分の木質層材を
切削除去するか、或いはパネル芯材の枠をつくる工程に
於いて曲げ加工部に相当する位置に木質板材が配置され
ないように構成して、熱硬化性樹脂板と木質材料を接着
剤を介して貼り合わせたものを芯材の厚さに切断した枠
材と、この枠材に合致する曲面をもった木質板材よりな
る中芯を用いて枠材の熱硬化性樹脂層が縁材側になり、
枠材と中芯の曲面部が合致するように配置して枠材を曲
げ、該枠材の木質層と中芯を固定し、パネル芯材を構成
し、この芯材の片面又は両面にメラミン化粧板を貼り合
わせ、面取り加工を行い縁材面を形成することを特徴と
する曲面コーナーをもった化粧パネルの製造方法であ
る。
【0010】パネルの枠材は木質板材と熱硬化性樹脂の
複合板より切り出すので寸法精度がよく、縁材面となる
熱硬化性樹脂層が脱落することがない。
複合板より切り出すので寸法精度がよく、縁材面となる
熱硬化性樹脂層が脱落することがない。
【0011】枠材に用いられる熱硬化性樹脂は曲げ加工
が可能な可撓性又は弾性をもった樹脂を使用する。この
目的に合った樹脂としては可撓性エポキシ系樹脂、弾性
ポリウレタン樹脂などが適している。
が可能な可撓性又は弾性をもった樹脂を使用する。この
目的に合った樹脂としては可撓性エポキシ系樹脂、弾性
ポリウレタン樹脂などが適している。
【0012】枠の木質部ならびに中芯は相互にタッカー
で固定するので緻密である程度の軟らかさをもち、タッ
カーの固定効果のある材料、即ち合板、中質繊維板など
を用いる。
で固定するので緻密である程度の軟らかさをもち、タッ
カーの固定効果のある材料、即ち合板、中質繊維板など
を用いる。
【0013】中芯は枠材の曲げ形状に対応する形状にな
るように予め、コーナー部に曲面加工を施す。
るように予め、コーナー部に曲面加工を施す。
【0014】枠材は曲面形成を可能とするため、部分的
に木質部を削り取るか又は予め木質部が位置しないよう
な構造に構成する。
に木質部を削り取るか又は予め木質部が位置しないよう
な構造に構成する。
【0015】曲面の形成は枠材の熱硬化性樹脂層が縁材
面側になるように配置して中芯の外周に沿って曲げなが
ら枠材と中芯をタッカーで固定することによって行う。
面側になるように配置して中芯の外周に沿って曲げなが
ら枠材と中芯をタッカーで固定することによって行う。
【0016】枠材と中芯を固定した後、表面の片面又は
両面にメラミン化粧板を貼り合わせる。片面貼りの場合
は裏面に裏貼材としてフェノール樹脂積層板などを貼
り、寸法変化に対するパランスをとる。
両面にメラミン化粧板を貼り合わせる。片面貼りの場合
は裏面に裏貼材としてフェノール樹脂積層板などを貼
り、寸法変化に対するパランスをとる。
【0017】メラミン化粧板の貼り合わせに用いる接着
剤はエポキシ樹脂系接着剤、合成ゴム系接着剤などが適
している。
剤はエポキシ樹脂系接着剤、合成ゴム系接着剤などが適
している。
【0018】縁材面の形成は枠材の熱硬化性樹脂層とメ
ラミン化粧板を所望の面形状に切削することによって行
う。メラミン化粧板が枠材の熱硬化性樹脂層、木質部を
覆って接着しているのでこれらの材料が一体化されパネ
ルの縁材は高い強度を保持することが出来る。
ラミン化粧板を所望の面形状に切削することによって行
う。メラミン化粧板が枠材の熱硬化性樹脂層、木質部を
覆って接着しているのでこれらの材料が一体化されパネ
ルの縁材は高い強度を保持することが出来る。
【0019】また切削により縁材面が仕上がるので各材
料の一体化の効果により美麗な外観が得られる。
料の一体化の効果により美麗な外観が得られる。
【0020】本発明は中芯の形状に合わせ縁材コーナー
の曲率を変えることが出来ると共に、縁材の切削形状を
容易に変えることも可能で各種デザインに小ロットで対
応することが出来る。縁材コーナーの曲率を大きくする
場合に於いても特に枠材の巾を大きくする必要がない点
も材料使用上の利点となる。
の曲率を変えることが出来ると共に、縁材の切削形状を
容易に変えることも可能で各種デザインに小ロットで対
応することが出来る。縁材コーナーの曲率を大きくする
場合に於いても特に枠材の巾を大きくする必要がない点
も材料使用上の利点となる。
【0021】
【実施例】以下、実施例について説明するが、この実施
例によって本発明が限定されるものではない。
例によって本発明が限定されるものではない。
【0022】実施例1 厚さ9mm、巾910mm、長さ3200mm、中質繊維板の
四周に堰を設け、褐色に着色したアイカアイボンEX−
693(アイカ工業社製エポキシ樹脂を厚さ11mmにな
るように流し込み水平な床面に放置して硬化させ枠材用
複合板をつくる。
四周に堰を設け、褐色に着色したアイカアイボンEX−
693(アイカ工業社製エポキシ樹脂を厚さ11mmにな
るように流し込み水平な床面に放置して硬化させ枠材用
複合板をつくる。
【0023】この複合板の厚さを均一にするためプレー
ナーを通し、樹脂層が10mmになるように削る。
ナーを通し、樹脂層が10mmになるように削る。
【0024】次にこの複合板を巾40mm、即ちパネルの
厚さになるように設定し、長さ方向に切断し、予め設定
された曲率半径100mmのコーナー曲面が得られ、パネ
ルの四コーナー部に位置するよう寸法を決め、曲げ加工
を行う部分の中質繊維板を別に作られた中芯のコーナー
曲面の形状に合致するよう切削し枠材をつくる。
厚さになるように設定し、長さ方向に切断し、予め設定
された曲率半径100mmのコーナー曲面が得られ、パネ
ルの四コーナー部に位置するよう寸法を決め、曲げ加工
を行う部分の中質繊維板を別に作られた中芯のコーナー
曲面の形状に合致するよう切削し枠材をつくる。
【0025】図1は枠材1の構成を示す断面図で厚さ1
0mmの可撓性の熱硬化性樹脂層2であるエポキシ樹脂層
と厚さ9mmの木質層3である中質繊維板よりなり、中芯
5のコーナー部6の曲面に合致する寸法の木質部3を除
去した切削部4を有している。
0mmの可撓性の熱硬化性樹脂層2であるエポキシ樹脂層
と厚さ9mmの木質層3である中質繊維板よりなり、中芯
5のコーナー部6の曲面に合致する寸法の木質部3を除
去した切削部4を有している。
【0026】中芯5は厚さ40mmの中質繊維板をパネル
仕上がり寸法が巾600mm、長さ900mm、で各コーナ
ー部6が曲率半径100mmになることを前提条件として
形状寸法を決定する。
仕上がり寸法が巾600mm、長さ900mm、で各コーナ
ー部6が曲率半径100mmになることを前提条件として
形状寸法を決定する。
【0027】図2は中芯5の形状を示す平面図で木質層
である中質繊維板を巾580mm、長さ880mmの長方形
に切断した後、四隅のコーナー部6を曲率半径90mmに
切削し図1の切削部4に合致する寸法に仕上げる。
である中質繊維板を巾580mm、長さ880mmの長方形
に切断した後、四隅のコーナー部6を曲率半径90mmに
切削し図1の切削部4に合致する寸法に仕上げる。
【0028】次に枠材1の木質層3に嵌合される部分を
それぞれの面に於いて9mmの寸法で切削した切削部7を
設ける。このようにして得られた中芯5と枠材1をそれ
ぞれの部位が合致するように配置して枠材1のコーナー
部を曲げ、タッカー9で枠材1の木質層3と中芯5とを
固定しパネル芯材を得る。
それぞれの面に於いて9mmの寸法で切削した切削部7を
設ける。このようにして得られた中芯5と枠材1をそれ
ぞれの部位が合致するように配置して枠材1のコーナー
部を曲げ、タッカー9で枠材1の木質層3と中芯5とを
固定しパネル芯材を得る。
【0029】表面材として厚さ1.6mmのメラミン化粧
板8を合成ゴム系接着剤を用いてパネル芯材の両面に貼
り合わせた後、熱硬化性樹脂層2及びメラミン化粧板8
を面取り加工し曲率半径3mmに仕上げ図3及び図4に示
す事務用机天板を製作する。
板8を合成ゴム系接着剤を用いてパネル芯材の両面に貼
り合わせた後、熱硬化性樹脂層2及びメラミン化粧板8
を面取り加工し曲率半径3mmに仕上げ図3及び図4に示
す事務用机天板を製作する。
【0030】
【発明の効果】縁材の熱硬化性樹脂層と木質層が複合化
され、パネル枠材を構成し、更にメラミン化粧板が枠材
を覆うように貼合わされ、一体化しているので強度が大
きい。
され、パネル枠材を構成し、更にメラミン化粧板が枠材
を覆うように貼合わされ、一体化しているので強度が大
きい。
【0031】また一体化された枠材の熱硬化性樹脂層及
びメラミン化粧板を面取り切削により縁材面を構成する
ため、縁材を後工程で取付ける方法に較べ縁材とパネル
本体の間に段差や隙間を生ずることがなく美麗に仕上が
る。
びメラミン化粧板を面取り切削により縁材面を構成する
ため、縁材を後工程で取付ける方法に較べ縁材とパネル
本体の間に段差や隙間を生ずることがなく美麗に仕上が
る。
【0032】枠材の一部に木質素を有するので中芯とタ
ッカーを用いて簡単に確実に固定することが出来る。
ッカーを用いて簡単に確実に固定することが出来る。
【0033】縁材の熱硬化性樹脂層を曲げることによっ
てコーナーの曲面を形成するため、すべて枠材から削り
出す方法に較べ、コーナーの曲率半径が大きくなっても
枠材の巾を大きくする必要がない。
てコーナーの曲面を形成するため、すべて枠材から削り
出す方法に較べ、コーナーの曲率半径が大きくなっても
枠材の巾を大きくする必要がない。
【0034】縁材をつくる為の押出成形機などの機械設
備を要せず、色彩、デザインの変化、小ロット生産に対
する対応が可能になる。
備を要せず、色彩、デザインの変化、小ロット生産に対
する対応が可能になる。
図は本発明の一実施例を示すものである。
【図1】化粧パネルの枠材の構造を示す断面図である。
【図2】化粧パネルの中芯の形状を示す平面図である。
【図3】化粧パネルの芯材の斜視図である。
【図4】化粧パネルの斜視図である。
【図5】化粧パネルの構造の一部を示す斜視図である。
1 枠材 2 熱硬化性樹脂層 3 木質層 4 切削部 5 中芯 6 コーナー部 7 切削部 8 メラミン化粧板 9 タッカー
Claims (2)
- 【請求項1】 木質板材上に熱硬化性樹脂層を設けた
後、層垂直方向にパネル芯材の厚さの寸法に切断し、曲
げ加工を要する部分の木質層を切削除去したパネル芯材
の枠材と、この枠材に合致する曲面をもった木質板材よ
りなる中芯を用いて、枠材の熱硬化性樹脂層が縁材面側
になり、枠材と中芯の曲面部が合致するように配置して
枠材を曲げ、該枠材の木質層と中芯を固定し、パネル芯
材を構成し、この芯材の片面又は両面にメラミン化粧板
を貼り合わせ、面取り加工を行い縁材面を形成すること
を特徴とする曲面コーナーをもった化粧パネルの製造方
法。 - 【請求項2】 パネル芯材の枠材を作る工程に於いて、
曲げ加工部に相当する位置に木質板材が配置されないよ
うに構成して熱硬化性樹脂板と木質板材を接着剤を介し
て貼り合わせたものを芯材の厚さに切断してパネル芯材
の枠とする曲面コーナーをもった請求項1記載の化粧パ
ネルの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25397592A JPH0670816A (ja) | 1992-08-27 | 1992-08-27 | 化粧パネルの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25397592A JPH0670816A (ja) | 1992-08-27 | 1992-08-27 | 化粧パネルの製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0670816A true JPH0670816A (ja) | 1994-03-15 |
Family
ID=17258535
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25397592A Pending JPH0670816A (ja) | 1992-08-27 | 1992-08-27 | 化粧パネルの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0670816A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0332499B1 (fr) * | 1988-03-04 | 1993-03-24 | Thomson Composants Militaires Et Spatiaux | Comparateur rapide avec étage de sortie fonctionnant en deux phases |
-
1992
- 1992-08-27 JP JP25397592A patent/JPH0670816A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0332499B1 (fr) * | 1988-03-04 | 1993-03-24 | Thomson Composants Militaires Et Spatiaux | Comparateur rapide avec étage de sortie fonctionnant en deux phases |
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