JPH0670691B2 - 親水性着色コンタクトレンズ - Google Patents

親水性着色コンタクトレンズ

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JPH0670691B2
JPH0670691B2 JP1500551A JP50055188A JPH0670691B2 JP H0670691 B2 JPH0670691 B2 JP H0670691B2 JP 1500551 A JP1500551 A JP 1500551A JP 50055188 A JP50055188 A JP 50055188A JP H0670691 B2 JPH0670691 B2 JP H0670691B2
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polymer
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vinylpyrrolidone
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は親水性着色コンタクトレンズに関する。
米国特許第4,668,240号(Loshaek)は、好適な態様にお
いて、官能基−COOH、−OHまたは−NH−R(式中、Rは
水素またはC1ないしC8アルキル)の1つ以上を含まなけ
ればならないレンズポリマーを用いて製造した着色コン
タクトレンズを開示している。レンズ表面の少なくとも
一部分は、少なくとも1つの顔料、好適な態様において
は、前記官能基を有する結合剤ポリマー、および1分子
当り−NCOおよびエポキシの中の少なくとも1つから選
ばれる少なくとも2個の基を有する付加化合物を含む着
色被膜で被覆されている。レンズおよび結合剤ポリマー
は、レンズおよび結合剤ポリマー中の基−COOH、−OH、
または−NH−Rと基−NCOもしくはエポキシとの反応に
よってさらに相互に結合する。Loshaekの特許の別の態
様においては、レンズポリマーは官能基−NCOまたはエ
ポキシの1つ以上を含み、結合剤ポリマーは官能基−CO
OH、−OH、または−NH−Rのうち1つ以上を含んでい
る。レンズおよび結合剤ポリマーは官能基間の反応によ
って相互に結合する。
しかし、なかには1つ以上の官能基−COOH、−OH、−NH
−R、−NCOまたはエポキシを含んでいない親水性コン
タクトレンズもある。典型的な該レンズは米国特許第4,
158,089号(1979年6月12日)および同第4,182,802号
(1980年1月8日)に開示されているものである。後者
の特許に開示されているレンズは親水性モノマー類(典
型的にはN−ビニルピロリドン)と疎水性モノマー類
(典型的には、アクリル酸またはメタクリル酸またはス
チレンのアルキルエステル類)とを重合させることによ
って製造される。得られたものは官能基−COOH、−OH、
−NH−R、−NCO、またはエポキシを含まない親水性レ
ンズである。
本発明は、Loshaekの米国特許第4,668,240号に記述され
ている着色被膜が有意な量の官能基−COOH、−OH、−NH
−R(式中、Rは水素またはC1ないしC8アルキル)、−
NCOおよびエポキシを含まない(すなわち、該官能基を
実質的に欠く)親水性レンズとの優れた結合を形成する
という驚くべき発見が基礎となっている。本発明によ
り、N−ビニル−2−ピロリドンのように水和させると
極めて高い含有水分を生じることがわかっているけれど
も、前記の官能基を有していないポリマーでつくったレ
ンズに着色塗装することが可能である。本発明を実施す
ると、Loshaekの特許による親水性着色レンズの利点が
保持される。すなわち、レンズは視力欠陥の矯正のため
の光学的処方を用いるかまたは用いることなく調製する
ことができる。レンズは、着用者の虹彩の外見上の色
に、たとえば暗褐色から淡青色といった根本的な色調変
化を生じさせることができる不透明着色被膜を含むこと
ができる。もしくは、着色被膜は透明であることがで
き、この場合には外見上の目の色調を濃くすることがで
きるか、または淡色の目の外見上の色を、たとえば淡青
色から緑色に変えることができる。不透明または透明の
着色被膜を選ぶことができるだけでなく、レンズの指定
された部分を着色することも可能である。さらに、もし
望むならば、1つ以上の色を用いて虹彩の微細組織に似
せた模様にレンズを着色することができる。あるいは、
米国特許第4,582,402号(Knapp)に記載されているよう
に、虹彩の外見上の色は変えることはできるが虹彩の組
織は目に見えるように、レンズの虹彩部分の上に不透明
な模様をつけることが可能である。レンズは、通常の殺
菌方法および洗浄方法を受けた場合でも、長期の使用に
十分に耐えかつ色調を保持する。着色被膜に用いる顔料
は反応性である必要はない。
発明の要約 本発明は、 (a)官能基−COOH、−OH、−NH−R(式中、Rは水素
またはC1ないしC8のアルキル)、−NCO、およびエポキ
シを実質的に欠く親水性ポリマーからつくったコンタク
トレンズを用意し、 (b)少なくとも1つの顔料、−COOH、−OH、および−
NH−R(式中、Rは水素またはC1ないしC8のアルキル)
の少なくとも1つから選ばれる官能基を有する結合剤ポ
リマー、ならびに1分子当り少なくとも2個の−NCO基
を有する付加化合物よりなる着色被膜でレンズ表面の少
なくとも一部分を被覆し、かつ (c)着色被膜をレンズに付着させる条件に被覆レンズ
をさらす 工程を含む親水性着色コンタクトレンズの製造方法より
なる。
本発明の第2の態様は、本発明の方法によって製造した
親水性着色レンズよりなる。
発明の詳細な説明 本発明により着色したコンタクトレンズは、官能基−CO
OH、−OH、−NH−R(式中、Rは水素またはC1ないしC8
のアルキル)、−NCO、およびエポキシを実質的に欠く
親水性ポリマーから製造される。この種の典型的なポリ
マーは、親水性のビニル複素環式モノマーたとえばN−
ビニルピロリドン、N−ビニルスクシンイミド、N−ビ
ニル−ε−カプロラクタム、ビニルピリジン、またはN
−ビニルグルタルイミドと、疎水性のモノマー、たとえ
ばアクリル酸またはメタクリル酸C1ないしC8アルキルエ
ステル(例、メチルメタクリレート、エチルメタクリレ
ート、メチルアクリレート等)とを共重合させることに
よって製造される。レンズポリマーはジアリルイタコネ
ート、アリルメタクリレート、またはエチレングリコー
ルジメタクリレートのような橋かけ剤を用いて橋かけさ
せるのが典型的である。基−OH、−COOH、および−NH−
R、−NCOならびにエポキシを欠く典型的な親水性レン
ズは米国特許第4,158,089号(Loshaek)、同第4,182,80
2号(Loshaek)、および英国特許第1,395,501号(Natio
−nal Research Development Corp.)に記載されてい
る。
本発明によって着色されるN−ビニルピロリドンを含む
モノマー類から形成されるのが好ましい。レンズ中のN
−ビニルピロリドンの量は好ましくは約50ないし約90重
量パーセント、より好ましくは約60ないし約80重量パー
セントで、もっとも好ましくは約65ないし約75重量パー
セントである。
重合および成形によるレンズの製造は技術的に周知であ
って、本発明の一部ではない。周知の技術の中の任意の
もの、たとえば米国特許第4,158,089号および同第4,18
2,802号に記載されている方法を使用することができ
る。
レンズに被覆する着色被膜は少なくとも1つの顔料、−
COOH、−OH、および−NH−R(式中、Rはさきに定めた
通り)の少なくとも1つから選ばれる官能基を有する結
合剤ポリマー、ならびに1分子当り少なくとも2個の−
NCO基を有する付加化合物よりなる。
ポリマーという用語は1つ以上のモノマー類を重合させ
ることによって生成する物質または該ポリマーの混合物
を意味する。結合剤ポリマーの官能基はポリマーの主鎖
またはポリマー主鎖から突出する別の基から突出してい
る。たとえば、重合したヒドロキシエチルメタクリレー
ト(反復モノマー単位を括弧内に示す)は次のように表
わすことができる。
本例ではヒドロキシル官能基がこの表示の下方にある。
結合剤ポリマーに官能基を付与するのに用いることがで
きる適当なモノマー類の例には、これに限定されるもの
ではないが、アクリル酸;メタクリル酸;アクリル酸お
よびメタクリル酸のヒドロキシC1ないしC6アルキルエス
テル類、たとえばヒドロキシエチルメタクリレート、ヒ
ドロキシプロピルメタクリレート、ヒドロキシブチルメ
タクリレートおよびヒドロキシエチルアクリレート;ア
クリル酸およびメタクリル酸のアミノC1ないしC6アルキ
ルエステル類、たとえばアミノエチルメタクリレート、
アミノオクチルメタクリレート、N−メチルアミノエチ
ルメタクリレート、N−ヘキシルアミノエチルメタクリ
レート、およびアミノペンチルアクリレート;アクリル
酸およびメタクリル酸のグリセリルエステル類、たとえ
ばグリセリルモノメタクリレート、グリセリルモノアク
リレート、ならびにそれらの混合物がある。いうまでも
なく、適当な官能基を有する市販のポリマー類、たとえ
ばGAF Corporationが製造し、加水分解によって−COOH
基を生じるメチルビニルエーテル−無水マレイン酸コポ
リマーであるGantrezTM樹脂も結合剤ポリマーとして使
用することができる。
結合剤ポリマーは、上記の必要な官能基に加えて、官能
基を有しない共重合モノマー類、例えばN−ビニル複素
環式モノマー類(例、N−ビニル−2−ピロリドン);
C1ないしC6ビニルエーテル類(例、ビニルエーテルエー
テル);アクリル酸またはメタクリル酸のC1ないしC6
ルキルエステル(例、メチルメタクリレートおよびプロ
ピルアクリレート);C1ないしC6アルキルスチレン
(例、t−ブチルスチレン);ビニルモノマー類(例、
塩化ビニルおよび酢酸ビニル);ジエンモノマー類
(例、イソプレン);ならびにアクリル酸またはメタク
リル酸のC1ないしC6アルコキシC1ないしC6アルキルエス
テル類(例、エトキシエチルメタクリレートまたはメト
キシプロピルアクリレート)を含むこともできる。
結合剤ポリマーをつくるのに好ましいモノマーはヒドロ
キシエチルメタクリレートである。
より好ましい結合剤ポリマーは、75ないし100重量パー
セントのアクリル酸またはメタクリル酸ヒドロキシ直鎖
または分枝鎖状C2−C4アルキルモノエステル(好ましく
はヒドロキシエチルメタクリレート)、0ないし20重量
パーセントのアクリル酸またはメタクリル酸C2−C4アル
キルエステル(好ましくは、たとえばエトキシエチルメ
タクリレート)、および0ないし4重量パーセントのア
クリル酸またはメタクリル酸(好ましくはメタクリル
酸)を含む。
本発明によってレンズをつくるためには、レンズ表面の
少なくとも一部分を、少なくとも1つの顔料、官能基を
有する結合剤ポリマー、および1分子当り少なくとも2
個の−NCO基(好ましくは2個の−NCO基)を有する付加
化合物よりなる着色被膜で被覆する。適当な付加化合物
にはヘキサメチレンジイシアナート(OCN−(CH2)6−NC
O)、2,4−トルエンジイソシアナート、およびビス(イ
ソシアナトフェニル)メタンがある。
表面か裏面のいずれかまたは両面を被覆することができ
る。被覆したレンズは、次に着色被膜を硬化させる条件
にさらす。顔料が不透明である場合には、通常虹彩に相
当するレンズの部分のみを被覆して、瞳孔部分は除外す
る。直径が虹彩よりも大きいレンズの場合には、虹彩の
外に広がるレンズの部分を被覆せずにおくことができ
る。
被覆工程を行うもっとも好ましい方法は、顔料、結合剤
ポリマー、イソシアナート化合物、および溶剤を含む混
合物を用いて、レンズ表面またはその一部分を被覆する
方法である。いうまでもなく、他の被覆方法は、たとえ
ばイソシアナート化合物および溶剤の混合物でレンズを
まず被覆し、次に前記最初の被膜上に結合剤ポリマー、
顔料および溶剤の混合物を被覆するか、または結合剤ポ
リマー、顔料および溶剤の混合物でレンズをまず被覆
し、この最初の被膜上にイソシアナート化合物および溶
剤の混合物を被覆することも実施可能と考えられる。
結合剤ポリマーは、該ポリマーを溶解させる必要なしに
直接被覆材配合物として使用することができるように、
モノマーを溶液状態で重合させることによって調製する
のが好ましい。さらに、この場合に、好ましくは分子量
調節剤を加えて行う溶液重合によって制御可能な分子量
および粘度を有するポリマーが生成する。しかし、バル
ク重合または懸濁重合または乳化重合のような他の方法
で調製した結合剤ポリマーも、該ポリマーが本発明の被
覆材を調製するのに用いられる溶剤に溶解可能か、さも
なければ適当な物理的性質ならびにレオロジー的性質を
被覆材に付与しさえすれば、使用することができる。結
合剤ポリマーを溶液状態で調製するには、モノマー類お
よび生成するポリマー用の溶剤または溶剤混合物、分子
量調節剤、ならびに重合開始剤を攪拌・加熱しつつある
反応容器に入れ満足すべき程度の重合を達成するだけの
間加熱するが、通常若干の残留未反応モノマーが存在す
る。分子量および橋かけ量の制御は、もし可能であれ
ば、重合中の使用可能な溶液粘度を維持するのに役立
ち、かつ被覆材をレンズに被覆するのに適当なレオロジ
ー的性質を高分子結合剤に付与する。
結合剤ポリマーの分子量調節剤は、もし用いるとすれ
ば、技術的に周知の連鎖移動剤である。若干の適当な連
鎖移動剤の例には2−メルカプトエタノール、1−ドデ
シルメルカプタンおよび他のアルキルメルカプタン類が
ある。溶液重合に使用する溶剤の量および種類も分子量
に影響を及ぼす。溶剤および調節剤の量が増すと分子量
は低下する。
適当な重合開始剤には2,2−アゾビス(イソブチロニト
リル)、過酸化ベンゾイル、t−ブチルペルオキシベン
ゾエート、およびt−ブチルペルオキシドのような遊離
基開始剤がある。紫外線重合法も使用することができ
る。結合剤ポリマーを重合させる厳密な方法は重要では
ない。
本発明の着色被膜を調製する場合には、溶液状態の高分
子結合剤に他の成分を混合するのが便利である。このよ
うな他の成分には、通常、溶液重合に用いられたものと
同一かまたは異なることができる補助的な溶剤または溶
剤混合物がある。
適当な溶剤にはエチルセロソルブ、シクロヘキサノン、
シクロペンタノン、エタノール、t−ブタノール、アセ
トンならびに他の脂肪族および環状ケトン類がある。溶
剤混合物を使用することができる。エチルラクテートは
良好な助溶剤であり、またある状況下では水を助溶剤と
して用いることができる。結合剤ポリマーをつくるのに
用いられるようなモノマー類、たとえばヒドロキシエチ
ルメタクリレートおよびエトキシエチルメタクリレート
を添加することができ、これらのものは溶剤として働
き、かつ重合することもできる。溶液重合用の好ましい
溶剤はシクロペンタノンであり、着色被膜を形成させる
場合の好ましい溶剤はシクロペンタノン、エチルラクテ
ート、およびモノマー類の混合物である。結合剤ポリマ
ー溶液および顔料を錬磨して着色剤ペーストを形成させ
る。
結合剤ポリマー、顔料およびイソシアナート化合物を一
工程で適用しようとする場合には、着色剤ペースト、イ
ソシアナート化合物および任意の補助的モノマー類を混
合して、レンズ上に被覆するインク、ペイント、または
他の適用可能な着色被覆材をつくる。適用可能な着色被
覆材を長期間貯蔵しようとする場合には、イソシアナー
ト化合物を加えずに調製しなければならず、該化合物は
レンズに被覆する直前に適用可能な被覆材に混合するこ
とができる。被覆材中に反応性官能基、たとえばアルコ
ール類の−OH基を含む溶剤が存在する場合には、イソシ
アナートは該基によって過度に消費されて、結合剤ポリ
マー中の官能基との反応に利用されないことがある。し
たがって、このような被覆材の場合には、イソシアナー
ト化合物は適用直前に添加するのが好ましい。通常、溶
剤は、その官能基が適用後イソシアナートを消費するの
に利用されないように、被覆材のレンズに適用後に急速
に蒸発する。適用可能な着色被覆材の有効寿命は結合剤
ポリマーの官能基および溶剤中の官能基(もしあれば)
とイソシアナート化合物との反応性ならびに被覆材の温
度による。適用可能な被覆材の寿命は冷却によって延ば
すことができる。最終製品の品質試験によって、任意の
溶剤系ならびに関連操作の適合性を容易に確かめること
ができる。
顔料は必ずしも官能基を含む必要はないので、顔料の選
択には全く融通性がある。顔料は所望の色を与える任意
の着色物質またはその混合物であることができる。好ま
しい顔料は、青色にはフタロシアニンブルー(顔料ブル
ー15,C.I.74160)、コバルトブルー(顔料ブルー36、C.
I.77343);緑色にはフタロシアニングリーン(顔料グ
リーン7、C.I.74260)および酸化第二クロム;黄色、
赤色、褐色および黒色には種々の酸化鉄;紫色にはカル
バゾールバイオレットを包含する。いうまでもなく、所
望の色合いを得るためには、これらの着色物質の混合物
が用いられる。不透明の被膜を得るには、二酸化チタン
が好ましい不透明化材である。本明細書および請求の範
囲内で顔料と考えられる不透明化剤は着色剤ペースト中
にその他の顔料とともに混合される。
ヘキサメチレンジイシアナート(OCN−(CH2)6−NCO)は
好ましい付加化合物である。しかし、式R1(NCO)n{式
中、nは2よりも大きいかまたは2に等しい(好ましく
は2)}を有するいかなるイソシアナートの使用も本発
明の請求の範囲内にある。R1は2価以上の有機の基、た
とえば脂肪族、脂環式、脂肪族−脂環式、芳香族、また
は脂肪族−芳香族の炭化水素であることができる。した
がって、他の適当なイソシアナート化合物の例は2,4−
トルエンジイソシアナートおよびビス(イソシアナトフ
ェニル)メタンである。
被覆レンズは次に、着色被膜をレンズに付着させる条件
にさらし、それにより極めて安定に耐久性のある着色コ
ンタクトレンズを形成させるように顔料を結合剤ポリマ
ー中に閉じ込める。レンズは被覆後、たとえば溶剤のほ
とんどを乾固させる環境室温下におくことができる。典
型的には、レンズはさらに、真空オーブン中で90℃で約
2時間硬化させる。オーブンをパージして不活性の減圧
雰囲気を保たせるために窒素ガスを用いることができ
る。真空または窒素の使用を除外するかもしくはオーブ
ンの温度または時間を変えるように、前記の方法を変更
することができる。任意の硬化サイクルの適合性は本明
細書に後記するように被膜とレンズの付着力を試験する
ことにより確かめるのが最良である。いうまでもなく、
着色被膜を生じさせる任意の条件を使用することができ
る。イソシアナート化合物と結合剤ポリマーとの反応を
促進させる触媒を、レンズにインキを被覆する直前にイ
ンキに添加することができる。該触媒には第三級アミン
類、たとえばトリエチルアミン、ベンジルジメチルアミ
ン、ジメチルシクロヘキシルアミン;ならびに金属触
媒、たとえばオクタン酸第一スズおよびジブチルスズジ
ラウレートがある。前記の条件は説明的なものであっ
て、本発明の範囲を制限する意図のものではない。時間
および温度は材料の任意の組合せに対して最適化させる
ことができる。
硬化させたレンズは無色の親水性レンズの場合に通常用
いられる方法によって水和させる。
以下の表は本発明によってインキをつくるのに用いる諸
成分の望ましい量を示す。
下記の実施例は説明のためのものであって、本発明を限
定するものではない。実施例中に下記の略語を使用す
る。
HEMAは2−ヒドロキシエチルメタクリレート EOEMAは2−エトキシエチルメタクリレート MAAはメタクリル酸 AIBNはアゾビス(イソブチロニトリル) HDIはヘキサメチレンジイソシアナート VPはN−ビニル−2−ピロリドン MMAはメチルメタクリレート DAIはジアリルイタコネート IBAはイソブチルアクリレート DEHは2,5−ジメチル−2,5−ビス(2−エチルヘキソイ
ルペルオキシ)ヘキサン TBAはt−ブチルペルオキシベンゾエート 方法: 諸成分をフラスコ中で約150mmHgにおいて約15分間脱ガ
スし、次いでガラス管に入れた。充填したガラス管に蓋
をして、約20℃の水浴中に72時間置き、さらに30℃に96
時間置いた。この時間の間に諸成分は固化した。ガラス
管を水浴から取り出し、オーブン中で次の処理に付し
た。すなわち、50℃で24時間、70℃で4時間および110
℃で24時間。次にポリマーをガラス管から取り出して、
140℃で2時間加熱した。たとえば米国特許第4,158,089
号および同第4,182,802号に記載されているような通常
の方法によってポリマーを形成してコンタクトレンズと
した。
結合剤ポリマー溶液をつくるためにヒドロキノンモノメ
チルエーテルを除くすべての成分を三つ口フラスコに入
れる。フラスコを40℃の湯浴中に置き、窒素雰囲気中で
徐々に攪拌する。ブルックフィールド粘度計で#16スピ
ンドルを用い3RPMで測定したときの粘度が20,000ないし
40,000になるまで絶えず攪拌する。ヒドロキノンモノメ
チルエーテルを加えて重合を停止させ、フラスコを湯浴
から取り出して、内容物を室温に冷却する。
この着色被膜は印刷によってレンズに適用しようとする
ものであるから、インキと呼ぶ。しかし、他の手段によ
って適用される別の種類の着色被膜の使用も本発明の範
囲に入る。酸化アルミニウム球の媒質を含むボールミル
中でエチルラクテート、フタロシアニンブルー(顔料ブ
ルー15、C.I.74160)および二酸化チタンを約72時間、
粒径がHegman粒ゲージで測定して5ミクロン未満になる
まで錬磨してペーストをつくる。ペーストを、次に結合
剤ポリマー溶液と混合する。インキをレンズに印刷する
前にHDIが過度に消費さりないように、HDIを使用直前に
残りの成分中に混合することによってインキを完成す
る。
予備的実施例1の重合法およびレンズ成形法を繰返し
て、透明コンタクトレンズをつくった。
予備的実施例No.2の方法に従い、さらに生成した結合剤
ポリマー溶液を等重量のメタノールで希釈して混合し
た。この混合物を10倍重量の酢酸エチル中に滴下してポ
リマーを沈殿させた。沈殿したポリマーを真空濾過で集
め、真空オーブン内で一夜間乾燥した。乾燥した結合剤
ポリマーは、次に43重量パーセントの結合剤溶液を生成
するだけのシンクロペンタノンに溶解した。該結合剤溶
液は未重合のモノマーを実質的に含んでいない。
予備的実施例3の錬磨法および混合法を繰返して、未重
合モノマーがないと思われるインキを得た。
本発明による実施例 実施例1 基−OH、−COOH、−NH−R、−NCO、およびエポキシ
(式中、Rは先に定義した通り)を欠く親水性ポリマー
である予備的実施例No.1のレンズならびにHDIを含む予
備的実施例No.3のインキならびに基−OHおよび−COOHを
有する結合剤ポリマーを用いて着色コンタクトレンズを
調製した。
着色レンズの調製 米国特許第4,582,402号(Knapp)に記載されている方法
によって未水和レンズに環状模様を印刷した。簡単にい
えば、環状模様にエッチングされたくぼみを有するグラ
ビア金属板にインキを塗る。ドクターブレードで過剰の
インキを取り除く。柔軟なパッドを該板に押しつけて通
し、インキを板のくぼみからパッドに移す。
今ではインキで描かれた環状模様を有するパッドをレン
ズ表面に押しつけて印刷を完了する。印刷されたレンズ
は室温にひと時置いた後オーブンに入れる。オーブンは
三度交互に水柱500mmの高さに減圧して次に水柱130mmの
高さまで窒素を充填してパージする。次いでオーブンに
いたる弁をすべて閉じ、温度を約90℃に上げて約2時間
保つ。
印刷されたレンズをホウ酸塩で緩衝させたpH約8の0.9
重量%食塩水中で約98℃において2時間水和させる。
付着試験法 水和したレンズはメタノール溜めに接続したエアブラシ
から4″離して取付ける。レンズの印刷面に窒素で40ps
igに加圧したメタノールを30秒間スプレーする。レンズ
は次にpH8の0.9%食塩水中に2ないし3分間置く。
もし最後の食塩水処理の間かまたは試験中の任意の他の
時になんらかの被膜が脱離する場合には、該レンズは付
着試験に不合格と考えられる。被膜がそのように脱離し
ない場合には該レンズは試験に合格と考えられる。
試験結果 5個のレンズ中5個とも付着試験に合格した。
実施例2 予備的実施例No.4のレンズおよび予備的実施例No.6のイ
ンキを用いて実施例1の方法を繰返した。5個のレンズ
すべてが付着試験に合格した。本実施例は着色被膜が未
重合モノマーを含む必要がないことを証明する。
上記実施例は本発明によるものである。レンズポリマー
は親水性で官能基−COOH、−OH、−NH−R、−NCO、お
よびエポキシを欠いている。着色被膜は、顔料に加えて
−COOH、−OH、および−NH−Rの少なくとも1つから選
ばれる官能基を有する結合剤ポリマー、ならびに1分子
当り少なくとも2個の−NCO基を有する付加化合物を含
む。
Loshaekの米国特許第4,668,240号の教示から考えると、
前記実施例によって調製したレンズが付着試験に合格し
たことは極めて驚くべきことである。Loshaek特許は、
本実施例のインキに使用した結合剤ポリマーおよび付加
化合物に関して、レンズポリマーは官能基−OH、−COO
H、または−NH−R、もしくは官能基−NCOまたはエポキ
シを有しなければならないことを教示している。しかし
ながら、従来は必要と考えられていたこれらの官能基な
しに親水性レンズに対するレンズの満足すべき付着性が
得られた。
比較例 実施例1(ならびに予備的実施例1、2、および3)を
繰返したが、ただしインキにHDIを添加しなかった。5
個のレンズはすべて付着試験に不合格であった。
本発明を好適な実施態様によって説明したが、本発明は
請求の範囲に含まれるすべての他の態様を包含するもの
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロスヒーク,サミュエル アメリカ合衆国イリノイ州60614,シカゴ, ノース・オーチャード 2219 (56)参考文献 特公 平1−58486(JP,B2)

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)官能基−COOH、−OH、−NH−R(式
    中、Rは水素またはC1ないしC8アルキル)、−NCOおよ
    びエポキシを実質的に欠く親水性ポリマーよりなるコン
    タクトレンズを用意し、 (b)レンズ表面の少なくとも一部分を、少なくとも1
    つの顔料、−COOH、−OH、および−NH−R(式中、Rは
    水素またはC1ないしC8のアルキル)の少なくとも1つか
    ら選ばれる官能基を有する結合剤ポリマー、ならびに1
    分子当り少なくとも2個の−NCO基を有する付加化合物
    を含む着色被膜で被覆し、かつ (c)着色被膜をレンズに付着させる条件に被覆レンズ
    をさらす 工程よりなる親水性着色コンタクトレンズの製造方法。
  2. 【請求項2】着色被膜中の付加化合物が2個のイソシア
    ナート基を含む請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】付加化合物がヘキサメチレンジイソシアナ
    ート、2,4−トルエンジイソシアナート、およびビス
    (イソシアナートフェニル)メタンから選ばれる請求項
    2記載の方法。
  4. 【請求項4】レンズポリマーがN−ビニルピロリドン、
    N−ビニルスクシンイミド、N−ビニル−ε−カプロラ
    クタム、ビニルピリジンおよびN−ビニルグルタルイミ
    ドから選ばれる少なくとも1つのモノマーを含むモノマ
    ー類から形成される請求項1ないし請求項3のいずれか
    1つの項に記載の方法。
  5. 【請求項5】レンズポリマーがN−ビニルピロリドンを
    含むモノマー類から形成される請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】レンズポリマーが約50ないし約90重量パー
    セントのN−ビニルピロリドンを含むモノマー類から形
    成される請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】レンズポリマーが約60ないし約80重量パー
    セントのN−ビニルピロリドンを含むモノマー類から形
    成される請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】レンズポリマーが約65ないし約75重量パー
    セントのN−ビニルピロリドンを含むモノマー類から形
    成される請求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】結合剤ポリマーが、アクリル酸、メタクリ
    ル酸、アクリル酸およびメタクリル酸ヒドロキシC1ない
    しC6アルキルエステル、アクリル酸およびメタクリル酸
    アミノ−C1ないしC6アルキルエステルならびにアクリル
    酸およびメタクリル酸グリセロールエステル類から選ば
    れる少なくとも1つのモノマーを含むモノマーから形成
    される請求項4記載の方法。
  10. 【請求項10】レンズポリマーがN−ビニルピロリドン
    を含むモノマー類から形成される請求項9記載の方法。
  11. 【請求項11】結合剤ポリマーが、75ないし100重量パ
    ーセントのアクリル酸またはメタクリル酸ヒドロキシ直
    鎖状または分枝鎖状C2ないしC4アルキルモノエステル、
    0ないし20重量パーセントのアクリル酸またはメタクリ
    ル酸C2−C4アルコキシC2−C4アルキルエステルおよび0
    ないし4重量パーセントのアクリル酸またはメタクリル
    酸よりなるモノマーから形成される請求項9記載の方
    法。
  12. 【請求項12】レンズポリマーがN−ビニルピロリドン
    を含むモノマー類から形成される請求項11の方法。
  13. 【請求項13】結合剤ポリマーが、75ないし100重量パ
    ーセントのヒドロキシエチルメタクリレート、0ないし
    20重量パーセントのエトキシエチルメタクリレート、お
    よび0ないし4重量パーセントのメタクリル酸よりなる
    モノマーから形成される請求項11記載の方法。
  14. 【請求項14】レンズポリマーがN−ビニルピロリドン
    を含むモノマー類から形成される請求項13記載の方法。
  15. 【請求項15】請求項1ないし請求項14のいずれか1つ
    の項に記載の方法によって製造されるレンズ。
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