JPH0670660B2 - インバータ装置 - Google Patents

インバータ装置

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JPH0670660B2
JPH0670660B2 JP19064388A JP19064388A JPH0670660B2 JP H0670660 B2 JPH0670660 B2 JP H0670660B2 JP 19064388 A JP19064388 A JP 19064388A JP 19064388 A JP19064388 A JP 19064388A JP H0670660 B2 JPH0670660 B2 JP H0670660B2
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capacitor
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潤一 高橋
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/40Testing power supplies
    • G01R31/42AC power supplies

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は交流電動機を駆動するインバータ装置に係り、
特に装置内に使用される平滑コンデンサの劣化診断機能
を有するインバータ装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のインバータ装置は、平滑コンデンサの劣化診断と
して定量的にコンデンサ容量を測定する場合には、例え
ば「インバータ応用マニュアル」電気書院、三菱電気株
式会社編(昭和60年)第360頁から第361頁および第497
頁に記載のように、平滑コンデンサを装置から取りはず
して測定用機器を利用して容量を測定していた。一方で
静止レオナード装置の負荷の直流電動機の絶縁劣化を測
定する場合に、特開昭60−78359号公報に記載のように
コンデンサの放電時定数によって直流電動機の絶縁抵抗
を測定する方法があった。
〔発明が解決しようとする課題〕 上記従来技術は、インバータ装置の平滑コンデンサの劣
化診断を行う場合に装置よりコンデンサを取りはずして
測定する必要があったため、この点検作業には多くの時
間を要していてインバータ装置の多いシステムでは十分
に点検作業が行えない問題があった。一方の静止レオナ
ード装置の負荷電動機の絶縁劣化をコンデンサの放電時
定数によって測定する場合には、放電抵抗および切換用
接触器が必要となる問題があった。
本発明の目的は特別の測定用回路または測定器を用意す
ることなく、短時間に自動的に平滑コンデンサの劣化診
断を行う手段をもつインバータ装置を提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、交流電源を直流電源に変換する変換器と、
該変換器の出力の直流電力を可変周波の交流電力に変換
して負荷の交流電動機を駆動するインバータとから成る
インバータ装置において、上記変換器の出力の直流電圧
を平滑する平滑コンデンサと、上記インバータをパルス
幅変調(PWM)動作させる制御手段とを有し、上記平滑
コンデンサの入力電源を遮断するとともに上記インバー
タをPWM動作させることにより負荷に放電電流を流して
該直流電圧および電流値より平滑コンデンサの静電容量
を求めて平滑コンデンサの劣化を判定する手段を備える
インバータ装置により達成される。
〔作用〕
上記インバータ装置は、内蔵する平滑コンデンサの劣化
診断を行う場合に、平滑コンデンの入力電源を切り離し
てPWMインバータのスイッチング動作を止め、この状態
でPWMインバータを単相スイッチング動作させて負荷に
見合った電流を流すことにより平滑コンデンサの充電電
力を負荷に消費させ、この放電電流を流している所定期
間の直流電圧および電流の変化率より放電時定数に対応
する平滑コンデンサの静電容量を算出して平滑コンデン
サの劣化を判定することが可能となり、この際に平滑コ
ンデンサの経年変化により減少した静電容量の測定値に
対する推定寿命の判定ではJIS−C−5141に規定の静電
容量の初期値の85%以下とすることができる。これによ
り特別の測定用機器を用いることなくインバータおよび
負荷を測定器として使用して該測定値を基に平滑コンデ
ンサの劣化判定を行うことができる。
〔実施例〕
以下に本発明の実施例を第1図から第3図により説明す
る。
第1図は本発明によるインバータ装置の一実施例を示す
構成図である。第1図において、1は交流遮断器、2は
交流電源を直流電源に変換する整流器(変換器)、3は
直流電圧を平滑にするための平滑コンデンサ、4は電圧
検出器、5は電流検出器、6は整流器2の出力である直
流電力を可変周波の交流電力に変換するPWM(パルス幅
変調)動作可能なスイッチング素子を有するインバー
タ、7は負荷である交流電動機、8は遮断器指令回路、
9は電圧電流測定回路、10はインバータ6のスイッチン
グ素子をPWM制御するインバータ制御回路、11は平滑コ
ンデンサ3の寿命判定回路である。
上記構成において、交流電源AC3φは遮断器1を介して
整流器2に供給され、整流器2で変換された直流電源は
平滑コンデンサ3により平滑されてインバータ6に供給
される。このインバータ6はインバータ制御回路10のPW
M制御により可変電圧可変周波数の交流電力を出力し
て、負荷である交流電動機IM7を駆動している。一方で
平滑コンデンサ3は経年変化により静電容量が減少する
ため、電圧検出器4および電流検出器5の検出出力を基
にして、この平滑コンデンサ3の静電容量(放電時定
数)を測定することにより、コンデンサ3の劣化診断が
可能である。なおこれらの電圧検出器4および電流検出
器5はインバータ6のスイッチング素子たとえばトラン
ジスタ等の保護回路用検出器と兼用することが可能であ
る。
つぎに平滑コンデンサ3の劣化診断を行う動作を説明す
る。まず通常には交流電動機7の停止状態で、平滑コン
デンサ3の容量測定の指令を遮断器指令回路8に与え
て、遮断器指令回路8より交流遮断器1を遮断する。そ
の後にインバータ制御回路10に指令を与え、インバータ
6を単相PWMスイッチング動作させることにより、負荷
側に負荷電動機7に見合った電流を流して平滑コンデン
サ3の電荷を放電させる。この放電の期間に所定時間ご
とに電圧検出器4および電流検出器5の検出出力を電圧
電流測定回路9に取り込み、平滑コンデンサ3の電圧お
よび放電電流の測定データを収集する。ついで放電を終
了後にインバータ制御回路10を停止させ、収集した測定
データを寿命判定回路11に送り、平滑コンデンサ3の静
電容量(放電時定数)を算出して寿命の判定を行う。
第2図は第1図の平滑コンデンサ3を放電させた時の電
圧・電流測定結果の一例を示す説明図である。つぎに第
1図の平滑コンデンサ3の静電容量の計算方法を第2図
により説明する。ここで放電開始時刻t0でインバータ6
の単相スイッチング動作により負荷側に許容される一定
電流I0を放電電流Iとして流すと、平滑コンデンサ3の
直流電圧Vは一定電圧V0から図示のように減少する。こ
の直流電圧Vの変化率はコンデンサ容量(時定数)に応
じて変わるため、この電圧変化率よりコンデンサ容量
(時定数)を求めることができる。いま放電開始時刻t0
からある時間経過後の時刻t1の電圧V1とし、さらに時刻
t1から一定時間経過後の時刻t2の電圧V2とすると、電圧
変化率とコンデンサ容量Cの間の関係を示す次式により
コンデンサ容量Cを寿命判定回路11で算出することがで
きる。
C=I0(t2−t1)/(V2−V1) ……(1) また上記は放電電流Iを一定電流I0としてコンデンサ容
量Cを求めているが、他の方法として放電電流Iを一定
電流にしないやり方もあり、この方法では第2図の時刻
t1から時刻t2までの間に時間Δtごとに電流検出データ
を取り込み、この電流検出値Iiを積算することにより次
式を用いてコンデンサ容量Cを算出することができる。
これより平滑コンデンサ3の初期の静電容量(定格容量
値)C0として、次式の寿命判定式によりコンデンサ3の
寿命(劣化)を寿命判定回路11で判定することができ
る。
C≦k・C0 ……(3) ここでkは寿命(劣化)の判定に使用する係数で、一般
的には寿命判定に対して0.85程度の値である。
第3図は本発明によるインバータ装置の他の実施例を示
す構成図である。第3図において、第1図と同一符号は
相当部分を示すものとし、12は可変電圧制御可能な逆並
列接続された変換器で構成された直流電源装置、13は直
流遮断器、14(14−1,14−2)はインバータ装置であ
る。直流電源装置12には複数台のインバータ装置14が接
続されている。上記の構成において、交流電源AC3φは
直流電源装置12で可変電圧の直流電源に変換され、複数
台のインバータ装置14に直流遮断器13を介して供給され
て、複数の交流電動機7がそれぞれ駆動される。このイ
ンバータ装置14の平滑コンデンサ3の静電容量を測定す
る場合には、測定指令を遮断器指令回路8に与えること
により、測定しようとするインバータ装置14の直流遮断
器13を遮断して当該インバータ装置14の入力回路を遮断
し、直流電源の電力供給を遮断する。その後に当該イン
バータ装置14のインバータ制御回路10に指令を与えるこ
とにより、以後は第1図と同様の動作手順で平滑コンデ
ンサ3の静電容量(放電時定数)の測定を行い、寿命
(劣化)を判定することができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、インバータ装置内に使用される平滑コ
ンデンサの静電容量(放電時定数)を該コンデンサを装
置から取りはずすことなく簡単に測定できるうえ、測定
に必要な電圧検出器および電流検出器にはインバータの
保護用検出器を兼用でき、電圧電流測定回路のデータ収
集および寿命判定回路の判定処理機能などにはマイクロ
プロセッサによるソフトウェア化が可能であって、これ
らをインバータ装置に内蔵容易であるから、特別の測定
回路を用意することなく静電容量(放電時定数)を測定
することにより、平滑コンデンサの劣化診断を行い寿命
を判定できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるインバータ装置の一実施例を示す
構成図、第2図は第1図の平滑コンデンサを放電させた
時の電圧・電流測定結果の一例を示す説明図、第3図は
本発明によるインバータ装置の他の実施例を示す構成図
である。 1……遮断器、2……整流器(変換器)、3……平滑コ
ンデンサ、4……電圧検出器、5……電流検出器、6…
…インバータ、7……交流電動機、8……遮断器指令回
路、9……電圧電流測定回路、10……インバータ制御回
路、11……寿命判定回路、12……直流電源装置、13……
直流遮断器、14……インバータ装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流電源を直流電源に変換する変換器と、
    該変換器の出力である直流電力を可変周波の交流電力に
    変換して該交流電力により負荷の交流電動機を駆動する
    インバータとから成るインバータ装置において、上記変
    換器の出力の直流電圧を平滑する平滑コンデンサと、上
    記インバータをパルス幅変調動作させる制御手段とを有
    し、上記平滑コンデンサの入力電源を遮断するとともに
    上記インバータをパルス幅変調動作させることにより負
    荷に平滑コンデンサの放電電流を流して該直流電圧およ
    び電流値より平滑コンデンサの静電容量を求めて平滑コ
    ンデンサの劣化を判定する手段を備えることを特徴とす
    るインバータ装置。
JP19064388A 1988-08-01 1988-08-01 インバータ装置 Expired - Lifetime JPH0670660B2 (ja)

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