JPH0670526B2 - 給湯装置 - Google Patents
給湯装置Info
- Publication number
- JPH0670526B2 JPH0670526B2 JP61129281A JP12928186A JPH0670526B2 JP H0670526 B2 JPH0670526 B2 JP H0670526B2 JP 61129281 A JP61129281 A JP 61129281A JP 12928186 A JP12928186 A JP 12928186A JP H0670526 B2 JPH0670526 B2 JP H0670526B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- burner
- heat exchanger
- hot water
- primary air
- water heater
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Landscapes
- Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
- Details Of Fluid Heaters (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は湯沸器、風呂釜、給湯暖房器その他の給湯器具
に適用される給湯装置に関する。
に適用される給湯装置に関する。
（従来の技術） 従来のこの種装置として、一次空気がファンにより強制
的に送気される全一次空気式バーナと、該バーナにより
加熱され内部に送り込まれる水を湯にして送り出す熱交
換器とから成るものは知られる。
的に送気される全一次空気式バーナと、該バーナにより
加熱され内部に送り込まれる水を湯にして送り出す熱交
換器とから成るものは知られる。
（発明が解決しようとする課題） しかしながら、上記従来装置によれば、給湯能力を小に
した時換言すればバーナの燃焼量を小にした時等、特に
熱交換器のバーナから遠い部分にドレンが発生し、これ
が該熱交換器を腐食させ、寿命を短くする等して好まし
くない。
した時換言すればバーナの燃焼量を小にした時等、特に
熱交換器のバーナから遠い部分にドレンが発生し、これ
が該熱交換器を腐食させ、寿命を短くする等して好まし
くない。
（課題を解決するための手段） 本発明は給湯能力を小にした時にも熱交換器にドレンが
発生しないようにした給湯装置を提供せんとするもので
あって、一次空気がファンにより強制的に送気される全
一次空気式バーナと、該バーナにより加熱され内部に送
り込まれる水を湯にして送り出す熱交換器とから成る給
湯装置において、該バーナを多数の炎孔を有する燃焼板
が該熱交換器に対向する構成のものとすると共に、これ
を複数のバーナに分割し、これら複数のバーナを全点火
と部分点火とに切替自在とし、部分点火したときは消火
しているバーナから空気のみを該熱交換器に向けて噴出
させるようにしたことを特徴とする。
発生しないようにした給湯装置を提供せんとするもので
あって、一次空気がファンにより強制的に送気される全
一次空気式バーナと、該バーナにより加熱され内部に送
り込まれる水を湯にして送り出す熱交換器とから成る給
湯装置において、該バーナを多数の炎孔を有する燃焼板
が該熱交換器に対向する構成のものとすると共に、これ
を複数のバーナに分割し、これら複数のバーナを全点火
と部分点火とに切替自在とし、部分点火したときは消火
しているバーナから空気のみを該熱交換器に向けて噴出
させるようにしたことを特徴とする。
（作用） 本発明は上記構成によるもので、これによれば、給湯能
力を小にするためバーナを部分点火させたときは、残り
の消火しているバーナの多数の炎孔からこれに対向する
熱交換器の部分（点火しているバーナから遠い部分）に
向けて確実に空気のみが噴出され、これが該熱交換器の
当該部分の周辺の蒸気圧を飽和蒸気圧未満にするように
作用するので、熱交換器にドレンが発生することがな
い。
力を小にするためバーナを部分点火させたときは、残り
の消火しているバーナの多数の炎孔からこれに対向する
熱交換器の部分（点火しているバーナから遠い部分）に
向けて確実に空気のみが噴出され、これが該熱交換器の
当該部分の周辺の蒸気圧を飽和蒸気圧未満にするように
作用するので、熱交換器にドレンが発生することがな
い。
（実施例） 次に本発明を湯沸器に適用した場合の実施例を図示のも
のにつき説明する。
のにつき説明する。
図面で１は湯沸器の燃焼筐を示し、該燃焼筐１内には全
一次空気式バーナ２と該バーナ２により加熱される熱交
換器３とが設けられる。
一次空気式バーナ２と該バーナ２により加熱される熱交
換器３とが設けられる。
該バーナ２は多数の炎孔5aを有する燃焼板５が該熱交換
器３に対向する構成のものとし、一次空気とガスとの混
合気が第１ファン４により強制的に送気され該燃焼板５
の中央部のみで燃焼する第１バーナ21と、一次空気とガ
スとの混合気が第２ファン６により強制的に送気され該
燃焼板５の中央部を除く残りの全ての部分で燃焼する第
２バーナ22とに分割される。
器３に対向する構成のものとし、一次空気とガスとの混
合気が第１ファン４により強制的に送気され該燃焼板５
の中央部のみで燃焼する第１バーナ21と、一次空気とガ
スとの混合気が第２ファン６により強制的に送気され該
燃焼板５の中央部を除く残りの全ての部分で燃焼する第
２バーナ22とに分割される。
図中、７はガス供給路、8,9は該ガス供給路に介設され
る第１・第２電磁弁を示す。
る第１・第２電磁弁を示す。
かくするときは、第１電磁弁８のみを開弁させ図示しな
い点火器と第１・第２ファン4,6を駆動させれば、第１
バーナ21のみが燃焼し、例えば４乃至８号の小能力の湯
沸器として使用することができる。このとき第２ファン
６が駆動していなければ、特に熱交換器３の第１バーナ
21から遠い部分すなわち第２バーナ22に対向する部分の
周辺は十分に加熱されず、その部分にドレンが発生する
おそれがあるが、このものでは第２ファン６が駆動して
いるので、ドレンを発生させる原因となる消火した第２
バーナ22の多数の炎孔5aからは熱交換器３の第２バーナ
22に対向する部分に向けて確実に空気のみが噴出される
ことになり、これにより該熱交換器３の周辺の蒸気圧が
飽和蒸気圧未満にされるので、該熱交換器３にドレンが
生じることがない。
い点火器と第１・第２ファン4,6を駆動させれば、第１
バーナ21のみが燃焼し、例えば４乃至８号の小能力の湯
沸器として使用することができる。このとき第２ファン
６が駆動していなければ、特に熱交換器３の第１バーナ
21から遠い部分すなわち第２バーナ22に対向する部分の
周辺は十分に加熱されず、その部分にドレンが発生する
おそれがあるが、このものでは第２ファン６が駆動して
いるので、ドレンを発生させる原因となる消火した第２
バーナ22の多数の炎孔5aからは熱交換器３の第２バーナ
22に対向する部分に向けて確実に空気のみが噴出される
ことになり、これにより該熱交換器３の周辺の蒸気圧が
飽和蒸気圧未満にされるので、該熱交換器３にドレンが
生じることがない。
また、第１・第２電磁弁8,9を開弁させ、図示しない点
火器と第１・第２ファン4,6を駆動させれば、第１・第
２バーナ21，22が燃焼し、例えば８乃至16号の比較的大
能力の湯沸器として使用することができる。
火器と第１・第２ファン4,6を駆動させれば、第１・第
２バーナ21，22が燃焼し、例えば８乃至16号の比較的大
能力の湯沸器として使用することができる。
このとき熱交換器３は十分に加熱されるので、ドレンを
発生することがない。
発生することがない。
（発明の効果） このように本発明によるときは、全一次空気式バーナを
多数の炎孔を有する燃焼板が熱交換器に対向する構成の
ものとすると共に、これを複数のバーナに分割し、これ
ら複数のバーナを全点火と部分点火とに切替自在とし、
部分点火したときは消火しているバーナの多数の炎孔か
らこれに対向する熱交換器の部分に向けて確実に空気の
みを噴出させるようにしたので、給湯能力を小にした時
等ドレンが生じ易い状態になっても、熱交換器にドレン
が生ずることがなく、前記従来のものに比して熱交換器
の寿命を長くすることができる効果を有する。さらに消
火しているバーナの多数の炎孔からこれに対向する熱交
換器の部分（消火しているためドレンの発生し易い部
分）に向けて確実に空気のみを噴出させるだけでドレン
の発生を防止でき、ダクト等の特別な空気噴出手段を設
けてドレンの発生を防止する必要がなく、その構造も簡
単となる効果を有する。
多数の炎孔を有する燃焼板が熱交換器に対向する構成の
ものとすると共に、これを複数のバーナに分割し、これ
ら複数のバーナを全点火と部分点火とに切替自在とし、
部分点火したときは消火しているバーナの多数の炎孔か
らこれに対向する熱交換器の部分に向けて確実に空気の
みを噴出させるようにしたので、給湯能力を小にした時
等ドレンが生じ易い状態になっても、熱交換器にドレン
が生ずることがなく、前記従来のものに比して熱交換器
の寿命を長くすることができる効果を有する。さらに消
火しているバーナの多数の炎孔からこれに対向する熱交
換器の部分（消火しているためドレンの発生し易い部
分）に向けて確実に空気のみを噴出させるだけでドレン
の発生を防止でき、ダクト等の特別な空気噴出手段を設
けてドレンの発生を防止する必要がなく、その構造も簡
単となる効果を有する。
図面は本発明を湯沸器に適用した場合の実施の１例を示
す截断正面図である。 ２…全一次空気式バーナ、21…第１バーナ 22…第２バーナ、３…熱交換器 ５…燃焼板、5a…炎孔
す截断正面図である。 ２…全一次空気式バーナ、21…第１バーナ 22…第２バーナ、３…熱交換器 ５…燃焼板、5a…炎孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神野 秀幸 愛知県名古屋市中川区福住町２番26号 リ ンナイ株式会社内 (72)発明者 酒井 友章 愛知県名古屋市中川区福住町２番26号 リ ンナイ株式会社内 (72)発明者 渡辺 修 愛知県名古屋市中川区福住町２番26号 リ ンナイ株式会社内 (72)発明者 奥村 益男 愛知県名古屋市中川区福住町２番26号 リ ンナイ株式会社内 (56)参考文献 実開 昭55−35455（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭55−153419（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】一次空気がファンにより強制的に送気され
る全一次空気式バーナと、該バーナにより加熱され内部
に送り込まれる水を湯にして送り出す熱交換器とから成
る給湯装置において、該バーナを多数の炎孔を有する燃
焼板が該熱交換器に対向する構成のものとすると共に、
これを複数のバーナに分割し、これら複数のバーナを全
点火と部分点火とに切替自在とし、部分点火したときは
消火しているバーナから空気のみを該熱交換器に向けて
噴出させるようにしたことを特徴とする給湯装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61129281A JPH0670526B2 (ja) | 1986-06-05 | 1986-06-05 | 給湯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61129281A JPH0670526B2 (ja) | 1986-06-05 | 1986-06-05 | 給湯装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62288449A JPS62288449A (ja) | 1987-12-15 |
| JPH0670526B2 true JPH0670526B2 (ja) | 1994-09-07 |
Family
ID=15005702
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61129281A Expired - Fee Related JPH0670526B2 (ja) | 1986-06-05 | 1986-06-05 | 給湯装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0670526B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0615255Y2 (ja) * | 1988-11-07 | 1994-04-20 | リンナイ株式会社 | 給湯装置 |
| JP4595599B2 (ja) * | 2005-03-15 | 2010-12-08 | パロマ工業株式会社 | ガスコンロ |
| JP5904407B2 (ja) * | 2012-04-28 | 2016-04-13 | 株式会社ノーリツ | 温水装置 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS605298Y2 (ja) * | 1978-08-30 | 1985-02-19 | 三菱電機株式会社 | 給湯機 |
| JPS5928167Y2 (ja) * | 1979-04-19 | 1984-08-15 | 三菱電機株式会社 | 加熱装置 |
| JPS59142650U (ja) * | 1983-03-14 | 1984-09-22 | 株式会社田村金属製作所 | 給湯機 |
-
1986
- 1986-06-05 JP JP61129281A patent/JPH0670526B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62288449A (ja) | 1987-12-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |