JPH0670521B2 - 給湯装置 - Google Patents
給湯装置Info
- Publication number
- JPH0670521B2 JPH0670521B2 JP1300900A JP30090089A JPH0670521B2 JP H0670521 B2 JPH0670521 B2 JP H0670521B2 JP 1300900 A JP1300900 A JP 1300900A JP 30090089 A JP30090089 A JP 30090089A JP H0670521 B2 JPH0670521 B2 JP H0670521B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot water
- flow rate
- water supply
- heat exchanger
- control valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、出湯温度を安定させることのできる給湯装置
に関する。
に関する。
従来一般の給湯装置においては、複数のカランに出湯す
る場合、第４図に示すように、給湯器ａの給湯配管ｂに
複数のカランc1,c2,c3を単に連通させていた。
る場合、第４図に示すように、給湯器ａの給湯配管ｂに
複数のカランc1,c2,c3を単に連通させていた。
このような給湯装置においては、複数のカランc1,c2,c3
に出湯している最中に何れかのカラン（例えばc2）を閉
止すると、流量が減少し、急激に大きな流量変化を生じ
るものであり、該流量変化即ち流量減少に対応して燃焼
制御を行い、出湯温度を安定させるものであった。
に出湯している最中に何れかのカラン（例えばc2）を閉
止すると、流量が減少し、急激に大きな流量変化を生じ
るものであり、該流量変化即ち流量減少に対応して燃焼
制御を行い、出湯温度を安定させるものであった。
上記従来の複数のカランに出湯する給湯装置において
は、複数のカランで出湯中に何れかのカランを閉止する
時に生じる大きな流量変化即ち流量減少に対応して燃焼
制御を行うものであるが、ガス制御の遅れがあるために
流量減少に対応した燃焼量低下が遅れ、減少した流量に
対して所定の出湯温度に保持するために必要な燃焼量よ
りも燃焼量が大となるとともに、缶体自体が熱容量を有
することにより、流量に対応して燃焼量が低下しても出
湯温度が高くなって適切な出湯温度に保持することが困
難であり、出湯温度が所定の出湯温度より高くなり、オ
ーバーシュートするという問題があった（第５図参
照）。
は、複数のカランで出湯中に何れかのカランを閉止する
時に生じる大きな流量変化即ち流量減少に対応して燃焼
制御を行うものであるが、ガス制御の遅れがあるために
流量減少に対応した燃焼量低下が遅れ、減少した流量に
対して所定の出湯温度に保持するために必要な燃焼量よ
りも燃焼量が大となるとともに、缶体自体が熱容量を有
することにより、流量に対応して燃焼量が低下しても出
湯温度が高くなって適切な出湯温度に保持することが困
難であり、出湯温度が所定の出湯温度より高くなり、オ
ーバーシュートするという問題があった（第５図参
照）。
本発明の目的は、上記問題点を解決し、カランの閉止等
により大きな流量変化（流量減少）を生じた時に、出湯
温度を変化させないで安定した出湯温度を確保すること
のできる給湯装置を提供することである。
により大きな流量変化（流量減少）を生じた時に、出湯
温度を変化させないで安定した出湯温度を確保すること
のできる給湯装置を提供することである。
上記目的を達成するため本発明の給湯装置は、熱源で加
熱される熱交換器と、熱交換器の入口側に接続された給
水管と、熱交換器出口側に接続された出湯管とを有し、
加熱量（例えば、燃焼量）を可変して出湯温度を制御す
る給湯器と、上記出湯管の出口側に接続され、複数の給
湯用のカランを有する給湯配管とを備えた給湯装置にお
いて、給水管または出湯管に熱交換器内の流量を検知す
る流量センサを設けるとともに、給湯配管に排水機能を
備えた流量制御弁を給湯用のカランとは別に設け、流量
センサからの流量信号に基づいて流量制御弁を開閉制御
するコントローラを設け、熱交換器内の流量が急激に減
少した時に、流量制御弁を一旦開いた後徐々に閉じるこ
とにより、熱交換器内の流量の急激な変化を抑制し、出
湯温度の変化を抑制するものである。
熱される熱交換器と、熱交換器の入口側に接続された給
水管と、熱交換器出口側に接続された出湯管とを有し、
加熱量（例えば、燃焼量）を可変して出湯温度を制御す
る給湯器と、上記出湯管の出口側に接続され、複数の給
湯用のカランを有する給湯配管とを備えた給湯装置にお
いて、給水管または出湯管に熱交換器内の流量を検知す
る流量センサを設けるとともに、給湯配管に排水機能を
備えた流量制御弁を給湯用のカランとは別に設け、流量
センサからの流量信号に基づいて流量制御弁を開閉制御
するコントローラを設け、熱交換器内の流量が急激に減
少した時に、流量制御弁を一旦開いた後徐々に閉じるこ
とにより、熱交換器内の流量の急激な変化を抑制し、出
湯温度の変化を抑制するものである。
上記のように構成された本発明の給湯装置は、複数のカ
ランから出湯している最中に、あるカランを閉止すると
給湯配管内の流量が急激に減少する。この急激な流量変
化を流量センサで検出し、その信号をコントローラに入
力し、コントローラが流量変化に基づいて流量制御弁を
一旦開放し、給湯配管内の流量を、カランを閉止する前
即ち急激な流量変化を生じる前の状態に戻した後、流量
制御弁の開度を徐々に絞り、最後に全閉させることによ
り、給湯配管内の流量の急激な変化を抑制する、即ち熱
交換器内の流量の急激な変化を抑制し、出湯温度の変化
を抑制する。
ランから出湯している最中に、あるカランを閉止すると
給湯配管内の流量が急激に減少する。この急激な流量変
化を流量センサで検出し、その信号をコントローラに入
力し、コントローラが流量変化に基づいて流量制御弁を
一旦開放し、給湯配管内の流量を、カランを閉止する前
即ち急激な流量変化を生じる前の状態に戻した後、流量
制御弁の開度を徐々に絞り、最後に全閉させることによ
り、給湯配管内の流量の急激な変化を抑制する、即ち熱
交換器内の流量の急激な変化を抑制し、出湯温度の変化
を抑制する。
また、全てのカランを一旦閉じた後に、長い休止時間を
置かずにいずれかのカランを開く場合においても、全て
のカランを一旦閉じた時点で生じる急激な流量変化を検
出し、流量制御弁を一旦開放し、給湯配管内の流量を急
激な流量変化を生じる前の状態に戻した後、流量制御弁
の開度を徐々に絞り、最後に全閉させることによって、
長い休止時間を置かずにカランを開いた時に高温の湯が
吐出される恐れがない。
置かずにいずれかのカランを開く場合においても、全て
のカランを一旦閉じた時点で生じる急激な流量変化を検
出し、流量制御弁を一旦開放し、給湯配管内の流量を急
激な流量変化を生じる前の状態に戻した後、流量制御弁
の開度を徐々に絞り、最後に全閉させることによって、
長い休止時間を置かずにカランを開いた時に高温の湯が
吐出される恐れがない。
〔実施例〕 本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
給湯器１はバーナ２で加熱される熱交換器３を有し、熱
交換器３には給水管４と、出湯管５が連通されている。
交換器３には給水管４と、出湯管５が連通されている。
給水管４には給水温度センサ６と流量センサ７とが設置
され、出湯管５には出湯温度センサ８と湯温調整弁９と
が設置されている。
され、出湯管５には出湯温度センサ８と湯温調整弁９と
が設置されている。
出湯管５は給湯配管10に連通されており、該給湯配管10
には複数（本実施例では３個）の給湯用カラン11a,11b,
11cと、カランとは別の排水用流量制御弁12が設けられ
ている。
には複数（本実施例では３個）の給湯用カラン11a,11b,
11cと、カランとは別の排水用流量制御弁12が設けられ
ている。
流量制御弁12はコントローラ13で開閉制御されており、
該コントローラ13は給湯器１の流量センサ７からの流量
信号に基づいて、流量変化の割合（傾き）を検知して流
量制御弁12を制御するものである。
該コントローラ13は給湯器１の流量センサ７からの流量
信号に基づいて、流量変化の割合（傾き）を検知して流
量制御弁12を制御するものである。
今、流量減少を検知した時には、流量制御弁12を開放し
て排水し、給湯配管内の流量Ｑを減少以前の流量Q0を保
持するように調整した後、流量制御弁12を徐々に絞って
流量Ｑの減少割合を緩やかにし、流量減少速度に燃焼制
御が十分に追随できるようにして出湯温を安定させた状
態で流量Ｑを減少させ、最後に流量制御弁12を全閉とす
るものである。
て排水し、給湯配管内の流量Ｑを減少以前の流量Q0を保
持するように調整した後、流量制御弁12を徐々に絞って
流量Ｑの減少割合を緩やかにし、流量減少速度に燃焼制
御が十分に追随できるようにして出湯温を安定させた状
態で流量Ｑを減少させ、最後に流量制御弁12を全閉とす
るものである。
第２図は流量変化と出湯温度とを示すもので、線Ｉは出
湯温度を示すものであり、出湯中のカラン全体の出湯量
は、線IIで示すように、あるカラン（例えばカラン11
b）が閉止された時刻t1に急激に大きく減少して、後は
一定となる。
湯温度を示すものであり、出湯中のカラン全体の出湯量
は、線IIで示すように、あるカラン（例えばカラン11
b）が閉止された時刻t1に急激に大きく減少して、後は
一定となる。
しかしながら、時刻t1に流量減少を検知して上記流量制
御弁12を開放すると、線IIIで示すように、給湯配管10
の流量Ｑが僅かに減少した後回復して、略カラン11bを
閉止する前の流量Q0に一旦復帰させる。
御弁12を開放すると、線IIIで示すように、給湯配管10
の流量Ｑが僅かに減少した後回復して、略カラン11bを
閉止する前の流量Q0に一旦復帰させる。
次に流量制御弁12を徐々に絞り、給湯配管10の流量Ｑを
流量減少速度に燃焼制御が十分に追随できるような速度
で徐々に減少させていき、最後には流量制御弁12を全閉
として、開放しているカラン（11a,11c）からの流量と
給湯配管10の流量Ｑとを一致させるものである。
流量減少速度に燃焼制御が十分に追随できるような速度
で徐々に減少させていき、最後には流量制御弁12を全閉
として、開放しているカラン（11a,11c）からの流量と
給湯配管10の流量Ｑとを一致させるものである。
上述の動作により、出湯温度は略一定に保持されるもの
である。
である。
以上の流量制御の動作について第３図のフローチャート
を参照して説明すると、コントローラ13において、給湯
器１の流量センサ７からの流量信号に基づいて、流量変
化の割合（傾き）ｄθ／dtを検知し、流量変化の割合ｄ
θ／dtが所定値αを超えているか否かを判定する。
を参照して説明すると、コントローラ13において、給湯
器１の流量センサ７からの流量信号に基づいて、流量変
化の割合（傾き）ｄθ／dtを検知し、流量変化の割合ｄ
θ／dtが所定値αを超えているか否かを判定する。
流量変化の割合ｄθ／dtが所定値α以下（ｄθ／dt≦
α）の場合には、燃焼量制御により出湯温度を予め設定
した値に保持することができる範囲の流量変化であると
して流量制御は行わない。
α）の場合には、燃焼量制御により出湯温度を予め設定
した値に保持することができる範囲の流量変化であると
して流量制御は行わない。
カラン11bの閉止により生ずる流量変化の割合ｄθ／dt
が所定値αを超えている（ｄθ／dt＞α）場合には、流
量変化を生じる前（即ちカラン11bを閉止する前）の流
量Q0を記憶する。
が所定値αを超えている（ｄθ／dt＞α）場合には、流
量変化を生じる前（即ちカラン11bを閉止する前）の流
量Q0を記憶する。
次に、流量制御弁12を急速に全開し、給湯配管10の流量
Ｑを増大させて、略カラン11bを閉止する前の流量Q0に
等しくさせる。
Ｑを増大させて、略カラン11bを閉止する前の流量Q0に
等しくさせる。
給湯配管10の流量Ｑと、流量変化前（即ちカラン11bの
閉止前）の流量Q0とを比較し、両流量ＱとQ0とが略等し
くなるまで流量制御弁12の全開状態を保持する。
閉止前）の流量Q0とを比較し、両流量ＱとQ0とが略等し
くなるまで流量制御弁12の全開状態を保持する。
給湯配管10の流量Ｑと流量変化前の流量Q0とが略等しく
なる（Ｑ≒Q0）と、給湯配管10の流量Ｑが燃焼制御が十
分に追随できるような速度で徐々に減少するように、流
量制御弁12を緩やかな速度で閉止していき、流量制御弁
12が全閉となるまで続行する。
なる（Ｑ≒Q0）と、給湯配管10の流量Ｑが燃焼制御が十
分に追随できるような速度で徐々に減少するように、流
量制御弁12を緩やかな速度で閉止していき、流量制御弁
12が全閉となるまで続行する。
流量制御弁12を緩やかな速度で閉止していくために、流
量の変化速度に燃焼制御が十分に追随して出湯温度を予
め設定された値に保持することができるものである。
量の変化速度に燃焼制御が十分に追随して出湯温度を予
め設定された値に保持することができるものである。
流量制御弁12が全閉となった時、給湯配管10の流量Ｑ
は、使用中のカラン11a,11cからの出湯量の和に等しく
なり、次の流量変化に対する待機状態となる。
は、使用中のカラン11a,11cからの出湯量の和に等しく
なり、次の流量変化に対する待機状態となる。
なお、流量制御弁12及びコントローラ13は給湯器１内に
組み込んで設置しても良いものである。
組み込んで設置しても良いものである。
〔発明の効果〕 本発明は上述のとおり構成されているので、以下に記載
する効果を奏する。
する効果を奏する。
カランの閉止等により大きな流量変化（流量減少）を生
じた時に、排水用流量制御弁をコントローラで開閉制御
することにより、出湯温度を変化させないで安定した出
湯温度を確保することのできるものである。
じた時に、排水用流量制御弁をコントローラで開閉制御
することにより、出湯温度を変化させないで安定した出
湯温度を確保することのできるものである。
第１図は本発明の一実施例に係る給湯装置の概略構成
図、第２図は同じく出湯温度及び流量変化の変動を示す
グラフ、第３図は同じくフローチャート、第４図は従来
の給湯装置の概略構成図、第５図はその出湯温度及び流
量変化の変動を示すグラフである。 １……給湯器、２……バーナ、 ３……熱交換器、４……給水管 ５……出湯管、６……給水温度センサ、 ７……流量センサ、８……出湯温度センサ、 ９……湯温調整弁、10……給湯配管、 11a,11b,11c……カラン（給湯用）、 12……流量制御弁（排水用）、 13……コントローラ。
図、第２図は同じく出湯温度及び流量変化の変動を示す
グラフ、第３図は同じくフローチャート、第４図は従来
の給湯装置の概略構成図、第５図はその出湯温度及び流
量変化の変動を示すグラフである。 １……給湯器、２……バーナ、 ３……熱交換器、４……給水管 ５……出湯管、６……給水温度センサ、 ７……流量センサ、８……出湯温度センサ、 ９……湯温調整弁、10……給湯配管、 11a,11b,11c……カラン（給湯用）、 12……流量制御弁（排水用）、 13……コントローラ。
Claims (1)
- 【請求項１】熱源で加熱される熱交換器と、熱交換器の
入口側に接続された給水管と、熱交換器出口側に接続さ
れた出湯管とを有し、加熱量を可変して出湯温度を制御
する給湯器と、上記出湯管の出口側に接続され、複数の
給湯用のカランを有する給湯配管とを備えた給湯装置に
おいて、給水管または出湯管に熱交換器内の流量を検知
する流量センサを設けるとともに、給湯配管に排水機能
を備えた流量制御弁を給湯用のカランとは別に設け、流
量センサからの流量信号に基づいて流量制御弁を開閉制
御するコントローラを設け、熱交換器内の流量が急激に
減少した時に、流量制御弁を一旦開いた後徐々に閉じる
ことにより、熱交換器内の流量の急激な変化を抑制し、
出湯温度の変化を抑制することを特徴とする給湯装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1300900A JPH0670521B2 (ja) | 1989-11-21 | 1989-11-21 | 給湯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1300900A JPH0670521B2 (ja) | 1989-11-21 | 1989-11-21 | 給湯装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03164650A JPH03164650A (ja) | 1991-07-16 |
| JPH0670521B2 true JPH0670521B2 (ja) | 1994-09-07 |
Family
ID=17890480
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1300900A Expired - Fee Related JPH0670521B2 (ja) | 1989-11-21 | 1989-11-21 | 給湯装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0670521B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101977215B1 (ko) * | 2017-07-19 | 2019-09-10 | 엘지전자 주식회사 | 워터 디스펜싱 장치 및 그 제어방법 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60133357U (ja) * | 1984-02-16 | 1985-09-05 | パロマ工業株式会社 | ミキシング型ガス湯沸器 |
-
1989
- 1989-11-21 JP JP1300900A patent/JPH0670521B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03164650A (ja) | 1991-07-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |