JPH0670516U - 鎌などの刃物 - Google Patents

鎌などの刃物

Info

Publication number
JPH0670516U
JPH0670516U JP1913293U JP1913293U JPH0670516U JP H0670516 U JPH0670516 U JP H0670516U JP 1913293 U JP1913293 U JP 1913293U JP 1913293 U JP1913293 U JP 1913293U JP H0670516 U JPH0670516 U JP H0670516U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
handle
sickle
pin
shape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1913293U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2511235Y2 (ja
Inventor
高田富男
Original Assignee
高田 富男
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 高田 富男 filed Critical 高田 富男
Priority to JP1993019132U priority Critical patent/JP2511235Y2/ja
Publication of JPH0670516U publication Critical patent/JPH0670516U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2511235Y2 publication Critical patent/JP2511235Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Knives (AREA)
  • Food-Manufacturing Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、鎌などの刃物に関するもので、柄
体の先端に円弧状の刃体を設けて、野菜を押し切りによ
って根から切り離して収穫するようにしたものである。 【構成】 本考案は、柄体の先端に、この柄体に逆方向
に円弧状の刃体を設けてなり、この刃体は円弧状の外側
に刃を有しており、更にこの刃体は枢支されていて角度
を調節自在に折り曲げられるようにしたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、野菜を田畑で収穫の際、根から切り離して取り入れるために用いる 鎌などの刃物に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より一般に用いられている鎌は、真直ぐな棒状体をせる柄体の先端に円弧 状の刃体を固定し、この刃体の内側辺に刃を設けていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記の従来方式の鎌を用いて、根茎の太い且つ堅い結球野菜を収穫するには、 鎌の刃体を手前方向に引きながら野菜を根茎より切り離す作業を行わなければな らなかった。 このような作業には、野菜の根茎の大きさ、堅さなどを考慮しなければ、人体 に危険を及ぼすこととなり、かなりな腕力と熟練を必要としていた。
【0004】
【課題を解決しようとするための手段】
本考案は、次の構成により、上記の課題を解決するものである。即ち、側面く 字状をせる柄体とこの一方の先端に軸止され、前記く字状に対して逆方向に、円 弧状に曲折され、且つ円弧状の外側部分に刃を設けてなる刃体とよりなる鎌など の刃物を構成している。
【0005】 更に、前記刃体は、軸止部分を枢支部として、柄体のく字状の内側になるよう 折り曲げ自在にして、用途に応じて適当位置に調整して制止できるようにしてい る。
【0006】
【作用】
上記の構成により、野菜などを収穫するには、その用途に応じて刃体の角度を 調整して使用するものである。即ちこの鎌を使用する野菜の根に当てて人体より 遠ざかる方向に押圧することによって根から切り離しを行う。(第3図による使 用態様) 次に野菜を根から切断することにより、切断部分が不揃いになり、商品として の箱詰め作業が完全にできない場合には第4図図示により刃体を使い易い角度に 調整して切断部分の仕上げを行う。
【0007】 更に叉、鎌を切り取り用など従来方式に利用する場合にはそれに応じた角度の 状態とする。 以上のように、基本形においては押し切り作業用にして、その他個人の得意の 角度に調整することにより万能方式をとることができる。
【0008】
【実施例】
本考案を図に基づいて説明する。 1は側面く字状をなす柄体で、樹脂により握り部2と刃体支持部3とよりなり、 握り部2には、側面に長さ方向に溝部4を設け、必要に応じて、セラミック砥石 などを保持することができるようにしている。叉握り部2には内、外にすべり止 めの凹凸部5とく字状屈曲部に外向きに突起6を設けている。
【0009】 次に、刃体支持部3には、側面に空胴7を設けて、後述のピンなどを収納する ようにし、先端部より割り溝8を設けている。該割り溝8には側面より軸芯9を 貫通して蝶ねじ10により、側面に当設した押座金11、11を固定するように している。叉軸芯9より間隔を存して複数の小孔12、12・・・を円弧状に配 列し、この小孔の何れかを選んでピン13を入れるようにしている。
【0010】 而して、14は円弧状にして外側に刃15を設けた刃体である。刃15は円弧 状の全域にわたって設けられている。この刃体14は長さ方向の一方に軸孔16 と更にその外側端面に複数の半円形の切り欠き17、17・・・を設けている。 この刃体14は、前記軸孔16に軸芯9が貫通するように割り溝8に挿入して蝶 ねじ10により枢支して位置決めを行い、更に切り欠き17の何れか一つに小孔 の何れかよりの前記ピン13が挿入されて、柄体1に対して刃体14を位置決め 固定する。この場合、小孔12、12・・・と切り欠き17、17・・・は両者 複数でもよく、何れか一方は一つでもよい。最も好ましくは小孔12、12は2 個でよく、両小孔は切り欠きの間隔の1.5倍がよい。
【0011】 このようにしてピン13を入れ、更に外側より押座金11、11を当てて、軸 芯9を貫通させて蝶ねじ10によって締めつけることにより刃体14の固定と、 ピン13の抜け止めも兼ねて行うことができる。 叉、空胴7には、前記のピン13の予備、或いは針などを入れてテープなどで 脱落を防ぐとよい。
【0012】
【考案の効果】
本考案は、野菜などのうち根茎が大きく且つ堅い結球野菜を収穫する際、根元 を押して切断するものであるから太さ、堅さが変わっていても人体方向に力が働 かない状態で作業ができるので極めて安全である。更に刃体の角度を調整して使 用できるので、切断部分の仕上げ作業などに好適する。更にく字状にした柄体は 、押圧して切断する場合、力学的に小さな力を利用して作業力を向上することが できる。
【提出日】平成5年6月30日
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【課題を解決しようとするための手段】
本考案は、次の構成により、上記の課題を解決するものである。即ち、柄体と この一方の先端に軸止され、一方向に、円弧状に曲折され、且つ円弧状の外側部 分に刃を設けてなる刃体とよりなる鎌などの刃物を構成している。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】 更に、前記刃体は、軸止部分を枢支部として、刃体の刃の存 在する側に折り曲げ自在にして、用途に応じて適当位置に調整して制止できるよ うにしている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】 更に又、鎌を切り取り用など従来方式に利用する場合にはそ れに応じた角度の状態とする。 以上のように、基本形においては押し切り作業用にして、その他個人の得意の 角度に調整することにより万能方式をとることができる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【実施例】
本考案を図に基づいて説明する。 1は側面く字状をなす柄体で、樹脂により握り部2と刃体支持部3とよりなり、 握り部2には、側面に長さ方向に溝部4を設け、必要に応じて、セラミック砥石 などを保持することができるようにしている。又握り部2には内、外にすべり止 めの凹凸部5とく字状屈曲部に外向きに突起6を設けている。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】 次に、刃体支持部3には、側面に空胴7を設けて、後述のピ ンなどを収納するようにし、先端部より割り溝8を設けている。該割り溝8には 側面より軸芯9を貫通して蝶ねじ10により、側面に当設した押座金11、11 を固定するようにしている。又軸芯9より間隔を存して複数の小孔12、12・ ・・を円弧状に配列し、この小孔の何れかを選んでピン13を入れるようにして いる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】 このようにしてピン13を入れ、更に外側より押座金11、 11を当てて、軸芯9を貫通させて蝶ねじ10によって締めつけることにより刃 体14の固定と、ピン13の抜け止めも兼ねて行うことができる。 又、空胴7には、前記のピン13の予備、或いは針などを入れてテープなどで 脱落を防ぐとよい。 本考案による柄体1は側面く字状の実施例を示したが、刃体14と刃15の関 係を備えておれば、これが真直ぐな柄体でも何ら差し支えない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による鎌などの刃物の刃体の一部を取除
いた正面図である。
【図2】図1による刃物の側面図である。
【図3】本考案による鎌の使用状態にして刃体を押圧状
態にした側面図である。
【図4】同じく、図3の状態より刃体を内側に折り曲げ
て固定し刃体を手前に引いて使用する状態の側面図であ
る。
【図5】刃体の一部を示す側面図である。
【符号の説明】
1 柄体 2 握り部 3 刃体支持部 9 軸芯 10 蝶ねじ 11 押座金 12 小孔 13 ピン 14 刃体 15 刃 16 軸孔 17 切り欠き 18 割り溝
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年6月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】側面く字状をせる柄体、この先端に軸止め
    され前記く字状に対して逆方向に、円弧状に曲設され、
    且つ円弧状の外側に刃を設けてなる刃体とより構成する
    鎌などの刃物。
  2. 【請求項2】前記刃体は、軸止部分を枢支部として、柄
    体の内側に位置するよう折り曲げ自在になるようにした
    実用新案登録請求項1記載の鎌などの刃物。
  3. 【請求項3】前記刃体は、柄体に対して用途に応じて適
    当位置に調整して制止できるように折り曲げ可能にした
    実用新案登録請求項1記載の鎌などの刃物。
JP1993019132U 1993-03-22 1993-03-22 鎌などの刃物 Expired - Lifetime JP2511235Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993019132U JP2511235Y2 (ja) 1993-03-22 1993-03-22 鎌などの刃物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993019132U JP2511235Y2 (ja) 1993-03-22 1993-03-22 鎌などの刃物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0670516U true JPH0670516U (ja) 1994-10-04
JP2511235Y2 JP2511235Y2 (ja) 1996-09-25

Family

ID=11990947

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993019132U Expired - Lifetime JP2511235Y2 (ja) 1993-03-22 1993-03-22 鎌などの刃物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2511235Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02255004A (ja) * 1989-03-27 1990-10-15 Yuum Kogyo:Kk
JPH02261309A (ja) * 1989-03-31 1990-10-24 Hidehiro Shoji 両刃除草鎌

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02255004A (ja) * 1989-03-27 1990-10-15 Yuum Kogyo:Kk
JPH02261309A (ja) * 1989-03-31 1990-10-24 Hidehiro Shoji 両刃除草鎌

Also Published As

Publication number Publication date
JP2511235Y2 (ja) 1996-09-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5400511A (en) Thumbpiece for modular power-driven knife
US2951482A (en) Surgical saw
US8701294B2 (en) Cutting implement with interchangeable/replaceable blades
US5146810A (en) Grip system for hand tools and instruments
US10321627B1 (en) Adjustable machine handle assembly
US3976282A (en) Plant root extraction tool
US4038986A (en) Dermatome
EP0261792A1 (en) Tree saw with extension attachment
US5020226A (en) Cast cutter and method
JPS62152681A (ja) 手持ち工具
US5046381A (en) Grip system for hand tools and instruments
US449031A (en) Tobacco-knife
US11129699B2 (en) Dental treatment instruments
US7921567B2 (en) Bayonet having a serrated edge and a balanced positioning access point
JP3223823U (ja) 肩掛け式膝押草刈り機
JPH0670516U (ja) 鎌などの刃物
US20120174415A1 (en) Scissor Handle Opening Sizer
JP4465707B2 (ja)
JP3225533U (ja) 高枝切鋏
US20190357444A1 (en) Garden Scissors
KR102351168B1 (ko) 장대낫
FR2960466A1 (fr) Outil manuel a lame, en particulier couteau a huitres
US20140259696A1 (en) Knife that Relieves Pressure on Metacarpophalangeal Joint of Index Finger
KR20040106265A (ko) 톱니구조를 가진 변부 및 균형상태의 위치설정 접근점을가진 베이요네트
JP2729721B2 (ja) 剪定鋏