JPH067034Y2 - 熱可塑性軟質合成樹シ−ト製空気入りボ−ト - Google Patents

熱可塑性軟質合成樹シ−ト製空気入りボ−ト

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JPH067034Y2
JPH067034Y2 JP5443185U JP5443185U JPH067034Y2 JP H067034 Y2 JPH067034 Y2 JP H067034Y2 JP 5443185 U JP5443185 U JP 5443185U JP 5443185 U JP5443185 U JP 5443185U JP H067034 Y2 JPH067034 Y2 JP H067034Y2
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JP
Japan
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plate
upper half
synthetic resin
resin sheet
soft synthetic
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JP5443185U
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JPS61169782U (ja
Inventor
厚徳 関
Original Assignee
永欣塑膠工業股▲ひん▼有限公司
株式会社マルヨシビニ−ル
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は遊戯用の熱可塑性軟質合成樹脂シート製空気入
りボートに関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の空気入りボートとして、底部形成用上側
版24と同下側版25との間に帯状の吊バンド26を挟
入して当該吊バンド26の上下両縁を上側版24と下側
版25に直線的に止着し、よって膨張時に板状を呈する
ようにした不透明シート底部材27をもつ形式のもの
(第3図及び第4図参照)は知られている。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来の技術において述べた空気入りボートは、第3
図及び第4図により明らかであるように底部材27は丸
太を並べた形状に膨張し同底部材27の上面は吊バンド
26の吊り作用によって長い凹溝の凹面と長い蒲鉾状の
凸面が交互に平行に並んだ凹凸面となるものである。こ
のため当該底部材の上面に缶物やビン物をたとえば隣り
合う蒲鉾状凸面に跨がる位置として立て置いて手を放し
たときには、これ等物の底面において凹溝状凹面に対向
する個所が浮いた状態となって倒れ易く安定性が悪く、
また上部底部材は空気を送入された場合には吊バンド2
6の止着線と平行する凹凸(蒲鉾状凹凸等)が多いこと
もあって同止着線に直交する方向の幅(以下、横幅とい
う)の縮み量が同止着線に平行する方向の幅(以下、縦
幅という)より多くなるので、当該縮み量を見込んで構
成する必要があり、もし横幅の縮み量と縦幅の縮み量を
同じとして構成した場合には予想と異なる膨張形状の仕
上りとなってしまうものであり、このように予想と異な
る仕上りとならないようにするためにはその分材料を多
く使って回避する必要があるのみならず上記横幅方向と
縦幅方向の縮み量の違いは周壁部材の横辺部分と縦辺部
分にも影響し膨張時におけるシワの寄り具合にも差がで
き体裁の悪い製品となってしまう惧れもあり、この体裁
の悪い製品のできてしまうことを回避するためには底部
材と周壁部材との熔着作業、材料の寸法取り等に高度の
技術が必要である。
本考案は、底部材の上面に缶物やビン物を倒れにくい安
定した状態に立てて置けるようにする工夫および底部材
の横幅方向の縮み量と縦幅方向の縮み量の差をなくして
当該差によって生じていた問題点を解消する工夫を施し
た新規の熱可塑性軟質合成樹脂シート製空気入りボート
を提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本考案に係わる熱可塑性軟質
合成樹脂シート製空気入りボートは、透明熱可塑性軟質
合成樹脂シート製底部形成用上側版1の下側に柱部形成
用上半部材2の多数個を複数本の等間隔縦横平行線の交
点に位置する点在配置で重合し、これ等上半部材2の円
線上個所3を上側版1に気密に熔着すると共に当該上半
部材2と上側版1との円線上個所3内を切除して通孔4
を設け、各上半部材2の下側に柱部形成用下半部材5を
重合して上半部材2の全外周縁2′と下半部材5の全外
周縁5′を相互に気密に熔着し、上記上側版1を透明熱
可塑性軟質合成樹脂シート製底部形成用下側版6の上に
重合しこの下側版6と上記下半部材5とを円線上個所7
に於て相互に気密に熔着すると共に上側版1と下側版6
の全外周縁を気密に熔着し且つ適宜個所に上側版1と下
側版6との間に送排気する送排気栓9′を取付けること
によって構成した膨縮自在の底部材9と、 膨縮自在の送排気栓18付き中空内輪部15および膨縮
自在の送排気栓19付き中空外輪部16により形成され
且つ内輪部15の下面全周に底部材9の全周縁を気密に
熔着された周壁部材17とを備えたものである。
(実施例) 図に示す実施例は透明熱可塑性軟質合成樹脂シート製の
底部形成用上側版1の下側に不透明熱可塑性軟質合成樹
脂シート製の柱部形成用上半部材2の多数個を点在配置
で重合し、これ等上半部材2の円線上個所3を上側版1
に気密に熔着すると共に当該上半部材2と上側版1との
円線上個所3内を切除して通孔4を設け、更に各上半部
材2の下側に不透明熱可塑性軟質合成樹脂シート製の柱
部形成用下半部材5を重合して上半部材2の下側全外周
縁2′と下半部材5の下側全外周縁5′を相互に気密に
熔着し、次いで上記の上側版1を同上側版1より一まわ
り大きい透明熱可塑性軟質合成樹脂シート製の底部形成
用下側版6の上に重合し、この下側版6と上記の下半部
材5とを円線上個所7に於て相互に気密に熔着すると共
に上側版1の全外周縁を下側版6に於ける外周縁より内
方に僅かに入った枠線上個所8に気密に熔着することに
よって底部材9を構成し、この底部材9の適宜個所に送
排気栓9′を取付けて当該底部材9を膨縮自在とする。
また、上記の底部材9の上にリング状を呈する不透明熱
可塑性軟質合成樹脂シート製の周壁形成用内壁版10
を、同じく下にドーナツ形状を呈する不透明熱可塑性軟
質合成樹脂シート製の周壁形成用下壁版11を夫々配
し、底部材9の下側版6の全外周縁と内壁版10の全下
辺縁と下壁版11の全内周縁とを相互に気密に熔着する
と共に当該下壁版11の上方にドーナツ形状を呈する透
明熱可塑性軟質合成樹脂シート製の周壁形成用上壁版1
2を配し、この上壁版12の全内周辺縁と上記の内壁版
10の全上辺縁とを相互に気密に熔着し、更に当該上壁
版12と下壁版11との間にリング状を呈する不透明熱
可塑性軟質合成樹脂シート製の中間壁版13を挟入して
この中間壁版13の上下両辺縁を上壁版12の中間線上
個所および下壁版11の中間線上個所に気密に熔着する
と共に上壁版12と下壁版11との間にリング状を呈す
る不透明熱可塑性軟質合成樹脂シート製外壁版14を配
してこの外壁版14の上下両辺縁を上壁版12の全外周
辺縁および下壁版11の全外周辺縁に気密に熔着するこ
とによって内輪部15と外輪部16より形成された周壁
部材17を構成し、内輪部15の適宜個所に送排気栓1
8を取付けて当該内輪部15を膨縮自在とし、同じく外
輪部16の適宜個所に送排気栓19を取付けて当該外輪
部16を膨縮すると共にこの外輪部16の外周に多数個
の止環21を取付けこれ等止環21にロープ22を挿通
して同ロープ22を周壁部材17のまわりに掛廻し、更
に上記の底部9の適宜個所に栓付ドレン23を設けたも
のである。
(作用) 本考案は上記のような構成であるので、送排気栓9′か
ら送気して底部材9を、また送排気栓18、19から送
気して内輪部15および外輪部16をそれぞれ膨張させ
たときには、上半部材2及び下半部材5によって通孔4
を開口とする有底筒状の吊り部28が形成されると共に
当該上半部材2及び下半部材5の緊張によって有底筒状
吊り部28の上側に円錐形凹部29が形成され、またこ
れ等有底筒状吊り部28、円錐形凹部29を設けた個所
は複数本の等間隔縦横平行線の交点に位置する点在の配
置であるので、上記円錐形凹部29等による縦幅方向・
横幅方向の縮み量の差が同じ若しくはほぼ同じとなるも
のである。
(考案の効果) 本考案に係わる熱可塑性軟質合成樹脂シート製空気入り
ボートは、膨張時に底部材9の上面に形成される円錐形
凹部29に対してジュース、ビール等の缶物・ビン物
を、これ等物の底面の全外周縁が円錐形凹部29のテー
パー面に接触した倒れにくい安定した状態として立て置
くことができ、また上半部材2と下半部材5との緊張に
よって形成された有底筒状吊り部28には通孔4を介し
て細長い物を適宜に差し立てて置くことができる利便さ
があり、更に本考案において底部材は透明熱可塑性軟質
合成樹脂シート製底部形成用上側版1の下側に柱部形成
用上半部材2の多数個を複数本の等間隔縦横平行線の交
点に位置する点在配置で重合し、これ等上半部材2の円
線上個所3を上側版1に気密に熔着すると共に当該上半
部材2と上側版1との円線上個所3内を切除して通孔4
を設け、各上半部材2の下側に柱部形成用下半部材5を
重合して上半部材2の全外周縁2′と下半部材5の全外
周縁5′を相互に気密に熔着し、上記上側版1を透明熱
可塑性軟質合成樹脂シート製底部形成用下側版6の上に
重合しこの下側版6と上記下半部材5とを円線上個所7
に於て相互に気密に熔着すると共に上側版1と下側版6
の全外周縁を気密に熔着して構成したので、膨張時には
上記従来例の底部材のように横幅方向の方の縮み量が縦
幅方向よりも多くなってしまうようなことがない(少な
い)ものであって、周壁部材の横辺部分と縦辺部分のシ
ワの寄り具合に差がなく体裁の良いものであり且つ縮み
量を見込んだ高度で煩瑣な材料の寸法取り作業や熔着作
業等がいらないものであり、また底部材9の上側版1お
よび下側版6が透明シート製であるので、水上に浮かせ
てこれに乗った場合には底部材9を介して水中を覗くこ
とができ遊戯に供して好適である等の実用的効果を有す
るものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案熱可塑性軟質合成樹脂シート製空気入りボー
トの実施例を示すものであって、第1図は全体を示す斜
視図、第2図は第1図A−A線に沿う拡大断面略図、第
3図は従来例を示す斜視図、第4図は第3図B−B線に
沿う拡大断面図である。 1……上側版、2……上半部材、2′……外周縁、3…
…円線上個所、4……通孔、5……下半部材、5……外
周縁、6……下側版、7……円線上個所、8……枠線上
個所、9……底部材、9……送排気栓、10……内壁
版、11……下壁版、12……上壁版、13……中間壁
版、14……外壁版、15……内輪部、16……外輪
部、17……周壁部材、18、19……送排気栓、21
……止環、22……ロープ、23……ドレン、28……
差立て部、29……円錐形凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明熱可塑性軟質合成樹脂シート製底部形
    成用上側版1の下側に柱部形成用上半部材2の多数個を
    複数本の等間隔縦横平行線の交点に位置する点在配置で
    重合し、これ等上半部材2の円線上個所3を上側版1に
    気密に熔着すると共に当該上半部材2と上側版1との円
    線上個所3内を切除して通孔4を設け、各上半部材2の
    下側に柱部形成用下半部材5を重合して上半部材2の全
    外周縁2′と下半部材5の全外周縁5′を相互に気密に
    熔着し、上記上側版1を透明熱可塑性軟質合成樹脂シー
    ト製底部形成用下側版6の上に重合しこの下側版6と上
    記下半部材5とを円線上個所7に於て相互に気密に熔着
    すると共に上側版1と下側版6の全外周縁を気密に熔着
    し且つ適宜個所に上側版1と下側版6との間に送排気す
    る送排気栓9′を取付けることによって構成した膨縮自
    在の底部材9と、 膨縮自在の送排気栓18付き中空内輪部15および膨縮
    自在の送排気栓19付き中空外輪部16により形成され
    且つ内輪部15の下面全周に底部材9の全周縁を気密に
    熔着された周壁部材17とを備えたことを特徴とする熱
    可塑性軟質合成樹脂シート製空気入りボート。
JP5443185U 1985-04-12 1985-04-12 熱可塑性軟質合成樹シ−ト製空気入りボ−ト Expired - Lifetime JPH067034Y2 (ja)

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JPS61169782U JPS61169782U (ja) 1986-10-21
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