JPH0669906A - Pnコード発生器 - Google Patents

Pnコード発生器

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JPH0669906A
JPH0669906A JP22371892A JP22371892A JPH0669906A JP H0669906 A JPH0669906 A JP H0669906A JP 22371892 A JP22371892 A JP 22371892A JP 22371892 A JP22371892 A JP 22371892A JP H0669906 A JPH0669906 A JP H0669906A
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Taiji Tsuneoka
泰治 常岡
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Abstract

(57)【要約】 【目的】スペクトラム拡散通信方式において、種々のP
Nコード信号の変更をソフトウェア制御により容易に行
うことができるPNコード発生器を提供する。 【構成】シフトレジスタの段数及びその初期値、タップ
の位置を設定するパラメータ設定部1と、そのパラメー
タによりシフトレジスタシーケンスを行いPNコードを
発生させるシフトレジスタシーケンス部2と、シフトレ
ジスタシーケンス部にて発生したPNコード1周期分を
記憶するPNコードパターン記憶部3と、シフトレジス
タシーケンス部のPNコード発生のスタート/ストップ
及びPNコードパターン記憶部3へのPNコードの記憶
及び読み出しの制御を行う制御部4とで構成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、PNコード発生器に関
し、特にスペクトラム拡散通信方式において符号変調を
行うための擬似雑音符号(Pseudo Noise
Code)を発生するPNコード発生器に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、周回衛星通信の多様化にともない
複数の周回衛星であるユーザ宇宙機を打上げ、静止衛星
軌道上のデータ中継衛星を経由して複数のユーザ宇宙機
と地上局との間で継続した通信を行う衛星通信システム
が開発されている。また、この衛星通信システムにおい
て、複数のユーザ宇宙機とデータ中継衛星を介した地上
局との間にマイクロ波のSバンドによるスペクトラム拡
散通信方式を使用することも計画されている。このよう
な衛星通信システムは図3に示すように、ユーザ宇宙期
5A,5B、データ中継衛星6、地上局7が設定されて
いる場合に、ユーザ宇宙機5Aに搭載された拡散通信用
の通信部8A,受信部9Aに対抗して、地上局7には、
同じ拡散通信用の通信部8A,受信部9Aが搭載され、
互いにPNコード発生器82により拡散変調された信号
を受信部9AのPNコード発生器92によりもとに復号
してデータの交信を行っている。一方、地上局7はユー
ザ宇宙機5Bを含む他のユーザ宇宙機の無線信号も送受
して、拡散通信を行うが、交信相手のユーザ宇宙機によ
りPNコード信号による拡散のパターン、及び拡散通信
の多様な方式に対応する必要がある。
【0003】従来、この種のスペクトラム拡散通信方式
におけるPNコードは、情報信号帯域幅よりずっとビッ
ト速度の速い符号(一般的には100倍以上)により搬
送波を変調するために用いられる。すなわち、スペクト
ラム拡散通信では、データによって変調された搬送波
を、更にデータレートよりはるかに速い速度PNコード
で変調することにより、送信信号のスペクトラムを拡散
させて通信する。図3の受信部9Aでは、送信部8Aの
PNコード発生器82に同期した符号を発生するPNコ
ード発生器92を持っており、これで受信信号を復調す
ることによりPNコードを取り除き、更に搬送波発振器
94によりデータ復調を行う。
【0004】次にPNコード発生器82,92の構成
は、図5に示すように、シフトレジスタ10と、帰環回
路としての半加算器11により構成されている。次に、
PNコード発生の原理を示す。シフトレジスタ10に
は、あらかじめあるパターン(初期値)を入力してお
く。シフトレジスタ10はクロックを入力する毎に、各
レジスタの要素が1つ右にずれ、いちばん右に入ってい
た要素から順次出力される。シフトレジスタ10の中の
いくつかのレジスタは、タップ12により帰環回路へ入
力される。帰環回路では、タップ12により入力された
各要素の排他的論理和をとり、その出力をシフトレジス
タ10のいちばん左のレジスタ入力する。以上の動作は
全て1クロック内に行われる。ここでPNコードのコー
ド長は、シフトレジスタ10の段数による決まり、2N
−1となる。ただし、Nはシフトレジスタ10の段数で
ある。図5に、PNコードの一例を示す。また、タップ
12の位置を変えることにより、異なるパターンのPN
コードを発生させることが出来る。但し、コード長が2
N −1となるタップ位置は、シフトレジスタの段数によ
って決まっている。以上述べたように従来のPNコード
発生器はハード構成の論理回路であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来のPNコード
発生器は、前述のように全てハードウェアの論理回路に
おり形成しているので、シフトレジスタの段数、その初
期値、及びタップの位置を変えて、異なるPNコードの
コード長及びパターンを生成するのが困難な欠点があ
る。特に、前述のデータ中継衛星は、不特定多数の宇宙
機を相手にするので、多くのパターンのPNコードを個
別に所持している必要がある。またPNコード速度も、
コード長が長くなるほど論理回路の規模が大きくなるの
で、高速化が困難となる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のPNコード発生
器は、スペクトラム拡散通信に使用される擬似雑音符号
を発生するPNコード発生器において、シフトレジスタ
の段数及び初期値タップの位置を設定するパラメータ設
定部と、そのパラメータによりシフトレジスタシーケン
スを行いPNコードを発生させるシフトレジスタシーケ
ンス部と、このシフトレジスタシーケンス部にて発生し
たPNコード1周期分を記憶するPNコードパターン記
憶部と、前記シフトレジスタシーケンス部のPNコード
発生のスタート及びストップ及び前記PNコードパター
ン記憶部へのPNコードの記憶及び読み出し手順の制御
を行う制御部を備えている。
【0007】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0008】図1は、本発明の一実施例のブロック図で
ある。図1の実施例はPNコードのパターンとコード長
を規定するためのパラメータ設定部1と、シフトレスタ
シーケンスにより1周期分のPNコードを発生させるシ
フトレジスタシーケンス部2と、その1周期分のPNコ
ードを記憶しておくPNコードバターン記憶部3と、P
Nコードパターン記憶部3へのPNコードの書き込み及
び呼び出しおよびこれらの構成要素1,2,3の動作手
順を制御する制御部4より構成されている。制御部4
は、パラメータ設定部1より入力されたシフトレジスタ
の段数よりPNコードのコード長を計算し、これによっ
てシフトレジスタシーケンス部2のコード発生のスター
ト/ストップ、及びPNコードパターン記憶部3へのP
Nコードの書き込み、及び呼出し制御をする機能を有し
ている。
【0009】次に制御部4により制御手順を図2により
説明する。まず発生させるPNコードのパターンとコー
ド長を規定するために、シフトレジスタの段数及びその
初期値と、タップ一をパラメータとして入力する(ステ
ップ100)。ただし、タップ位置によっては最長符号
系列であるM系列符号にならないことがあるのでその判
断を行う(ステップ101)。NOの場合はエラーメッ
セージを出力し、YESの場合にはシフトレジスタの段
数によるPNコードのコード長Lを計算する(ステップ
102)。そして、公称のシフトレジスタシーケンス
(ソフトウェアにより実現)によりPNコードを発生さ
せ、それをPNコードパターン記憶部3へ、1チップに
対して1アドレスの割り振りで書き込む(ステップ10
3,104)。1周期分の書き込みが終わったところ
で、書き込みを終了する(ステップ105)。次に、P
Nコードパターン記憶部3の各アドレスに記憶されたP
Nコードの各チップを、アドレス順に読み出すことによ
りPNコードを出力する(ステップ107,108,1
09)。カウンタは制御部内にあり、PNコードパター
ン記憶部3へのPNコードの書き込み、及び読み出しの
時に何チップ書き込みあるいは読み出しが終了したかを
カウントしてコード長と比較することにより、書き込み
及び読み出しを制御するために用いる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明はパラメー
タ設定部、シフトレジスタシーケンス部PNコードパタ
ーン記憶部、及び手順を制御するソフトウェアによりP
Nコードを発生させているので、PNコード長及び、そ
のパターンを容易に変更できる効果がある。さらに、P
Nコードの出力時には、単純なメモリからの読み出しシ
ーケスのみになり、PNコード発生機能とは完全に独立
しているので、PNコードを高速で出力させることがで
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例をブロック図である。
【図2】本実施例の動作を制御するフロー図である。
【図3】従来のPNコード発生器を含む衛星通信システ
ムの構成図である。
【図4】従来のPNコード発生器の構成図である。
【図5】従来の説明図である。
【符号の説明】
1 パラメータ設定部 2 シフトレジスタシーケンス部 3 PNコードパターン記憶部 4 制御部 5A,5B ユーザ宇宙機 6 データ中継衛星 7 地上局 8A,8B 送信部 9A,9B 受信部 10 シフトレジスタ 11 半加算器 12 タップ 82,92 PNコード発生器 83,93,95 乗算器 85,91 増幅器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スペクトラム拡散通信に使用される擬似
    雑音符号を発生するPNコード発生器において、シフト
    レジスタの段数及び初期値タップの位置を設定するパラ
    メータ設定部と、そのパラメータによりシフトレジスタ
    シーケンスを行いPNコードを発生させるシフトレジス
    タシーケンス部と、このシフトレジスタシーケンス部に
    て発生したPNコード1周期分を記憶するPNコードパ
    ターン記憶部と、前記シフトレジスタシーケンス部のP
    Nコード発生のスタート及びストップ及び前記PNコー
    ドパターン記憶部へのPNコードの記憶及び読み出し手
    順の制御を行う制御部を備えていることを特徴とするP
    Nコード発生器。
  2. 【請求項2】 前記制御部が、シフトレジスタの段数,
    初期値およびタップ位置をパラメータとして入力する第
    1の手段と、M系列のタップ位置であるかどうかを判定
    する第2の手段と、前記シフトレジスタの段数によりコ
    ード長を係数する第3の手段と、あらかじめ定められた
    シフトレジスタシーケンスにより1周期分のシーケンス
    のPNコードを発生し記憶部に書き込む第4の手段と、
    この1周期分の書き込みを計数し書き込みの終了かどう
    かの計数判定を行う第5の手段と、記憶されたPNコー
    ドをアドレス順に読み出し、かつ読み出し終了の計数を
    行う第6の手段とを有することを特徴とする請求項1記
    載のPNコード発生器。
JP22371892A 1992-08-24 1992-08-24 Pnコード発生器 Expired - Lifetime JP2727884B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997035397A1 (fr) * 1996-03-15 1997-09-25 Hitachi, Ltd. Systeme de radiocommunication a sauts de frequence et procede d'acquisition synchrone
KR100560190B1 (ko) * 1996-12-27 2006-07-11 소니 가부시끼 가이샤 피엔부호 발생회로 및 단말장치

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JPH03219718A (ja) * 1989-11-20 1991-09-27 Clarion Co Ltd 符号発生制御装置

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