JPH0669422B2 - コ−ヒ−沸し器 - Google Patents

コ−ヒ−沸し器

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JPH0669422B2
JPH0669422B2 JP60245046A JP24504685A JPH0669422B2 JP H0669422 B2 JPH0669422 B2 JP H0669422B2 JP 60245046 A JP60245046 A JP 60245046A JP 24504685 A JP24504685 A JP 24504685A JP H0669422 B2 JPH0669422 B2 JP H0669422B2
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JP
Japan
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coffee
tank
water
chamber
crushing
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JP60245046A
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JPS62102717A (ja
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満興 前田
重裕 森井
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Apparatus For Making Beverages (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はコーヒー沸し器に関するものである。
従来の技術 従来のコーヒー沸し器としては、第5図に示すような構
成のものが知られている。すなわち、コーヒー豆粉砕室
とコーヒー液を抽出しかつ抽出液と残滓とを分離する濾
過室とが一体となった容器41を有し、この容器41は、内
部に駆動モータ42により回転駆動されるカッター43を備
え、かつ底部に抽出液と残滓とを分離するフィルター44
を備えており、前記カッター43でコーヒー豆を粉砕した
後、水タンク45に収納した水を逆止弁46を介してヒータ
ー47と一体形成した水管48へ導入し、そして加熱するこ
とにより発生する蒸気圧によって湯を押し上げて前記容
器41の上方に位置する吐出管49に導き、この吐出管49よ
り容器41内に湯を注ぐことによりコーヒーを得るもので
あった。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記従来の構成では、コーヒー豆の粉砕
時に破損することを防ぐために、ステンレス線を用いた
網目状のフィルター4を容器1の底面に配置しなければ
ならず、このためフィルター4の濾過面積は狭く、粉砕
時においてコーヒー粉がフィルター4の目を詰まらせ、
濾過時間が極めて長くなっていた。これを防ぐためフィ
ルター4の目を大きくすれば、抽出液にコーヒー粉を多
量に混入させ、濁ったコーヒー液となっていた。またこ
のタイプのコーヒー沸し器は、消費電力が500〜600Wの
とき、抽出時間を10〜12分程度要していた。また、小カ
ップにおいても、一般に言われている最適の抽出時間
(約3〜4分)ならないものであった。
本発明は上記従来の問題点を解消するもので、最大カッ
プ数から最小カップ数まで、最適な条件抽出時間でコー
ヒー液を抽出し、美味しいコーヒー液を得ることが出来
るコーヒー沸し器を提出することを目的とする。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するため、本発明のコーヒー沸し器
は、水を収納するタンクと、コーヒー豆を粉砕するカッ
ターを備えた粉砕室と、この粉砕室にコーヒー粉を通過
させるフィルターを介して連通する濾過室と、前記タン
クからの水を加熱する加熱手段と、この加熱手段により
加熱された水を前記タンクと前記濾過室とに切換可能に
供給する供給先切換手段と、前記タンク内の水温を検出
する水温検出手段と、この水温検出手段から出力する信
号を受けて前記供給先切換手段の切換動作を制御する制
御手段とを備え、 この制御手段が、前記カッターのモーター駆動電流が流
れた時間に基づいてコーヒー量を算定し、算出したコー
ヒー量に適した水温を示す値としての設定値を算定し、
前記水温検出手段からの信号値が前記設定値に達した時
に、前記供給先切換手段に熱湯の供給先を前記タンクか
ら前記濾過室に切換える動作を指示する回路を有する構
成としたものである。
作用 上記構成によれば、粉砕室でコーヒー豆が粉砕され、こ
のコーヒー粉はフィルタを通って濾過室に入る。このよ
うに粉砕室と濾過室とが別個に設けられているので、コ
ーヒー豆の粉砕時に発生する残滓の影響が濾過室に及ぶ
ことがなく、したがってコーヒー液にコーヒー粉が混入
することはなく、抽出時間を大幅に短縮できる。また、
タンク内の水は加熱手段により加熱されて再びタンクへ
戻され、次第に昇温するが、このタンク内の水温がコー
ヒーの量に応じた所定の温度に達すれば、自動的に濾過
室に供給されて抽出が行なわれる。このように、コーヒ
ーの量に応じた温度の湯により抽出がなされるので、最
大カップ数から最小カップ数まで常に最適な抽出時間が
得られ、美味しいコーヒーを得ることが出来る。
実施例 以下、本発明の実施例を第1図〜第4図に基づいて説明
する。
第1図は本発明の一実施例におけるコーヒー沸し器の断
面図、第2図は同コーヒー沸し器の分解斜視図、第3図
はコーヒー沸し器の要部の拡大断面図、第4図は同コー
ヒー沸し器の回路図であり、1は粉砕濾過容器で、この
粉砕濾過容器1は、駆動モーター2により回転駆動され
るカッター3を内蔵した略円筒型の粉砕室4と、この粉
砕室4で粉砕されたコーヒー豆を収容しかつ抽出する濾
過室5とを並設して一体形成されており、粉砕室4と濾
過室5とは、粉砕室4の周壁の一部に設けられた多孔部
を有するフィルター6を介して互いに連通している。前
記粉砕室4の底部はすりばち状に形成され、前記フィル
ター6は粉砕室4の周壁が描く円を切るように配設され
ており、したがってコーヒー豆の粉砕時には、コーヒー
豆が適度に粉砕されて、前記フィルター6を通過して濾
過室5へ排出され、紙フィルターで形成される濾材7の
上に堆積され、抽出が可能となる。濾過室5の底部に
は、ステンレスや樹脂などからなるメッシュで形成され
るフィルター8が設けられており、たとえコーヒー粉砕
時に紙フィルターなどの濾材7を誤ってセットしても、
コーヒー粉がコーヒー受け容器9に混入するのが阻止さ
れる。10は粉砕濾過容器1の蓋で、この蓋10には、粉砕
室4の上方に位置する部分に傾斜面11を有するドーム状
の突出部12が形成され、濾過室5の上方に位置する部分
に給湯時湯を拡散するための湯受部13と湯気を排出する
孔14とが形成されている。15はコーヒー沸し器本体で、
左脚部に、駆動モーター2と、この駆動モーター2の作
動後自動的にリレー等に連動して後述するヒーターの通
電へ切換えるスイッチ16を収納しており、右脚部に、水
を収納するタンク17内の水温の変化に応じて抵抗値の変
化するサーミスタ等の感温素子18が、タンク17の側壁に
密着して設けられている。コーヒー沸し器本体15内に
は、前記駆動モーター2に流れた電流を検知するカレン
トトランス19が設けられている。このカレントトランス
19に流れた時間を計測する計測制御回路20により、コー
ヒー豆の量を推定する。さらに前記感温素子18の抵抗値
と、前記計測制御回路20で計測された時間とにより、コ
ーヒー豆の量に応じた抵抗値を決定する制御回路21が設
けられている。前記タンク17の底部には、逆止弁22を介
したヒーター23と一体形成された加熱パイプ24が接続さ
れている。前記制御回路21内には、前記感温素子18の抵
抗値が前記計測制御回路20により計測されて決定された
抵抗値に達したときに電気信号を出力する出力制御回路
25が設けられている。前記コーヒー沸し器本体15の中央
部は、コーヒー受け容器9を収納するための空間となっ
ている。前記粉砕室4と濾過室5とを一体に形成した粉
砕濾過容器1は、コーヒー沸し器本体15に対し着脱自在
に装備されるようになされている。26は透明な耐熱性を
有する樹脂によりドーム状に形成された出湯受室で、熱
湯が前記濾過室5の上部の粉砕濾過容器1の蓋10に滴下
する様に構成されている。この出湯受室26の天板26aに
は、略円筒状の垂下部26bと、その外周部に位置する蒸
気放出孔27とが形成され、かつ底板26cには、排湯口28
が形成されている。29は吐出管で、前記底板26cを貫通
しており、上端は前記天板26aに対向し、下端は前記加
熱パイプ24に接続されている。前記排湯口28の下方は、
コーヒー沸し器本体15に回動自在に軸支され、かつキッ
クバネ30により常時濾過室5の方向(第2図の矢印A方
向)へ付勢された吐出ガイド31が設けられており、排湯
口28から流出する湯を、タンク17あるいは濾過室5のい
ずれかへ、開口部32を介して選択的に供給出来る様に構
成されている。この吐出ガイド31には、切欠部33が形成
されている。34はロッド35と一体形成されたフックで、
吐出ガイド31の開口部32がタンク17側に位置するところ
で、吐出ガイド31の切欠部31と係合して係止される。一
方、前記フック34には、前記出力制御回路25からの電気
信号により動作する電磁ソレノイド36の動作杆37が連結
されている。38はコーヒー沸し器本体15の蓋である。
次に動作を説明する。まず蓋38を開放し、吐出ガイド31
の開口部32をタンク17側に保持した後、粉砕濾過容器1
の蓋10を開放し、所要量のコーヒー豆を粉砕室4に入
れ、かつ濾材7を濾過室5の側壁に密着するように装着
するとともに、タンク17に所要量の水を供給し、蓋10,3
8を閉じる。次にスイッチ16を設定した後、通電を開始
すると、駆動モーター2が作動し、コーヒー豆の粉砕を
行なう。粉砕されたコーヒー豆は、順次フィルター6を
通過して濾過室5へ排出される。このとき、駆動モータ
ー2に流れる電流をカレントトンラス19により検出し、
電流値の変化により駆動モーター2を停止させる。すな
わち、コーヒー豆の粉砕当初は例えば約2〜3Aの負荷電
流が流れ、粉砕室4から濾過室5へのコーヒー豆の移動
に伴なって電流値は低下し、完全に濾過室5へコーヒー
粉が吹出された時には粉砕室4は空となり、無負荷運転
で約1A程度の電流値となるので、このときに駆動モータ
ー2を停止するように設定し、さらに駆動モーター2の
通電からヒーター23への通電にスイッチ16により切換え
られる。このスイッチ16は、制御回路21からの指令によ
りリレー39によって駆動される。また、駆動モーター2
に流れた時間は計測制御回路20により計測され、この時
間に応じてサーミスター等の感温素子18の抵抗値が制御
回路21により設定され、記憶される。ヒーター23に通電
されると、加熱パイプ24に導かれた水は加熱されて、や
がて局部的に沸騰を始める。このとき、加熱パイプ24に
充填された水は、沸騰圧により、タンク17側に逆止弁22
により逆流することなく、出湯受室26を通じて吐出ガイ
ド31に滴下し、開口部32から再びタンク17内に還流され
る。この動作が連続的に繰返されると、タンク17内の水
温は次第に上昇する。この時にタンク17の近傍に設けら
れた感温素子18は、水温の上昇とともに抵抗値が変化す
る。この抵抗値は計測制御回路20により計測され、計測
値が制御回路21により設定された抵抗値に達すると、出
力制御回路25より信号が出力される。この信号により電
磁ソレノイド36に通電され、作動杆37が動作する。この
電磁ソレノイド36は、フック34と連動し、フック34の解
除をはずす方向に吸引し、これにより吐出ガイド31は回
動し、タンク17側の滴下から濾過室5側への滴下に切換
わり、コーヒー粉に滴下が開始されて抽出が行なわれ、
コーヒー受け容器9に滴下され、コーヒー液は保温され
る。
なお上記実施例においては、感温素子18の抵抗値を、コ
ーヒー豆粉砕時の時間を計測することにより決定してい
るが、他の実施例として、たとえば、粉砕時間を手動で
設定出来るタイムスイッチ等を使用して、あらかじめ粉
砕豆量を設定し、この時間により感温素子18の抵抗値を
決定するようにしても良い。
発明の効果 以上述べたように本発明によれば、コーヒー液にコーヒ
ー粉を混入させることなく、コーヒー豆量(カップ数)
に応じた抽出用の熱湯温度を得ることが出来、最大カッ
プから最小カップまで常に最適な抽出時間で抽出を行な
うことが出来るため、コーヒー豆の成分を充分に摘出し
た美味しいコーヒーを得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるコーヒー沸し器の断
面図、第2図は同コーヒー沸し器の分解斜視図、第3図
は同コーヒー沸し器の要部の拡大断面図、第4図は同コ
ーヒー沸し器の回路図、第5図は従来のコーヒー沸し器
の断面図である。 3……カッター、4……粉砕室、5……濾過室、6……
フィルター、17……タンク、18……感温素子、21……制
御回路、23……ヒーター、25……出力制御回路、31……
吐出ガイド、36……電磁ソレノイド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水を収納するタンクと、コーヒー豆を粉砕
    するカッターを備えた粉砕室と、この粉砕室にコーヒー
    粉を通過させるフィルターを介して連通する濾過室と、
    前記タンクからの水を加熱する加熱手段と、この加熱手
    段により加熱された水を前記タンクと前記濾過室とに切
    換可能に供給する供給先切換手段と、前記タンク内の水
    温を検出する水温検出手段と、この水温検出手段から出
    力する信号を受けて前記供給先切換手段の切換動作を制
    御する制御手段とを備え、 この制御手段が、前記カッターのモーター駆動電流が流
    れた時間に基づいてコーヒー量を算定し、算出したコー
    ヒー量に適した水温を示す値としての設定値を算定し、
    前記水温検出手段からの信号値が前記設定値に達した時
    に、前記供給先切換手段に熱湯の供給先を前記タンクか
    ら前記濾過室に切換える動作を指示する回路を有するこ
    とを特徴とするコーヒー沸し器。
JP60245046A 1985-10-30 1985-10-30 コ−ヒ−沸し器 Expired - Lifetime JPH0669422B2 (ja)

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JP60245046A JPH0669422B2 (ja) 1985-10-30 1985-10-30 コ−ヒ−沸し器

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JPS62102717A JPS62102717A (ja) 1987-05-13
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JP60245046A Expired - Lifetime JPH0669422B2 (ja) 1985-10-30 1985-10-30 コ−ヒ−沸し器

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GB2381246B (en) 2000-08-30 2004-10-06 Honda Motor Co Ltd Door mounting method and door hinge-assembling jig for automobile
JP6063649B2 (ja) * 2012-06-15 2017-01-18 ハリオグラス株式会社 コーヒー抽出装置

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JPS59232521A (ja) * 1983-06-16 1984-12-27 松下電器産業株式会社 コ−ヒ−沸かし器

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JPS62102717A (ja) 1987-05-13

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