JPH0669205A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH0669205A
JPH0669205A JP10717592A JP10717592A JPH0669205A JP H0669205 A JPH0669205 A JP H0669205A JP 10717592 A JP10717592 A JP 10717592A JP 10717592 A JP10717592 A JP 10717592A JP H0669205 A JPH0669205 A JP H0669205A
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JP
Japan
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aluminum film
film
copper
aluminum
semiconductor wafer
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Withdrawn
Application number
JP10717592A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Yamazaki
孝二 山崎
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】スパッタと半導体ウェハ加熱の組み合わせによ
りコンタクト孔をCu含有Al膜で埋め込み、配線を形
成する為の加工を行う場合に、残渣の発生を防ぐ。 【構成】スパッタと半導体ウェハ加熱の組み合わせによ
り、フロー形状を持ったアルミ膜14を形成して、コン
タクト孔12を埋め込む。次に銅含有アルミ膜15をス
パッタにより、上記のアルミ膜14上に形成する。その
後、通常の微細加工プロセスによって、加工し、配線を
形成する。最後に、熱処理を行って、銅含有アルミ膜1
5から、下層のアルミ膜14へ銅を拡散して、銅含有ア
ルミ膜16を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置の製造方法に
係わり、特に、コンタクト孔の金属膜埋め込み方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の高集積化とともに、コンタ
クト孔の微細化が進んでいる。したがって、従来、用い
られていた、ウェハー温度を300℃以下に保って行わ
れるスパッタでは、図3に示される様に、窒化チタン膜
/チタン膜202を下地とするCuを含有するAl膜2
04のカバレッヂは悪く、シリコン基板200上の層間
絶縁膜201に形成されたコンタクト孔203の側壁で
断線する。この様な断線があると、エレクトロマイグレ
ーションによって、信頼性が著しく低下する。
【0003】この問題を解決するために、次の2つの方
法が現在用いられている。1つは、コンタクト孔をCV
D法によるタングステン膜で埋め込む方法である。他の
1つは、図4(a)に示す様に、フロー形状を持った銅
含有のアルミ膜303をスパッタ法により形成する方法
である。この形成方法としては、スパッタの際に、半導
体ウェハー温度を400℃以上に保ち、フローさせなが
ら形成する方法と、半導体ウェハー温度を300℃以下
に保って、形成した後、同じ真空中で半導体ウェハー温
度を400℃以上で銅含有アルミ膜303をフローさせ
る方法とがある。この様にして、形成したフロー形状の
銅含有アルミ膜303と下層の窒化チタン膜/チタン膜
302を通常のリソグラフィー技術とエッチング技術に
よって加工する。これによって、コンタクト孔埋め込み
とアルミ配線の形成が同時に実現できる。
【0004】これら、2つのコンタクト孔埋め込み技術
のうち、コストの安さから、後者のアルミ埋め込み技術
が特に注目されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来のコンタクト
孔の金属埋め込み技術のうち、アルミ埋め込み技術にお
いては、図4(b)に示す様に、加工後、残さ304が
発生するという問題がある。この残さは、配線間のショ
ート等の問題につながる。この残さ発生の原因として
は、アルミをフローさせるために、400℃以上の温度
に半導体ウェハーを保つために、アルミと銅との合金C
uAl2 の形成が進み、この合金がエッチング困難なた
め、この合金の残渣が発生する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のコンタクト孔埋
め込み技術は、フロー形状を持った、銅を有さないアル
ミ膜をスパッタ法とウェハー加熱法の組み合せで形成し
た後、銅を含むアルミ膜をスパッタ法で形成して、加工
し、配線形成を行っている。したがって、銅とアルミの
合金化が行われていない状態で加工が行われているた
め、残渣が発生しない。
【0007】また、加工後、熱処理を行って、銅含有ア
ルミ膜から下層のアルミ膜に銅を拡散しているために、
エレクトロマイグレーション耐性,ストレスマイグレー
ション耐性の優れた配線が形成される。
【0008】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1の(a)〜(f)は本発明の第1の実施例を説
明するための縦断面図である。
【0009】まず図1(a)に示すように、拡散層が形
成されたシリコン基板10上にシリコン酸化膜が層間絶
縁膜11としてCVD法により1μm膜厚形成する。そ
の後、通常のリソグラフィー技術とプラズマエッチング
技術により、0.8μmサイズのコンタクト孔12を形
成する。
【0010】次に図1(b)に示すように、スパッタ法
により、チタン膜、窒化チタン膜13が、この順で連続
して堆積され、膜厚はそれぞれ60nm(ナノメー
タ)、100nmである。
【0011】次に図1(c)に示すように、半導体ウェ
ハー温度を500℃に保って、スパッタ法により、0.
6μm膜厚の銅を含有しないアルミ膜14を形成する。
この時、アルミ膜はフローし、図の様になる。
【0012】次に図1(d)に示すように、大気に戻さ
ず同じスパッタ装置により、0.2μm膜厚の銅を0.
5wt%含有したアルミ膜15を形成する。
【0013】次に図1(e)に示すように、通常のリソ
グラフィー技術とプラズマエッチング技術によって、パ
ターニングを行う。
【0014】次に図1(f)に示すように、450℃の
熱処理によって、銅含有アルミ膜15からアルミ膜14
へ銅を拡散する。
【0015】上記図1(c)に示されるフロー形状のア
ルミ膜14の形成方法としては、半導体ウェハー温度を
300℃以下に保ってフロー形状を持たないアルミ膜を
スパッタ法で形成した後、同じ真空中で400℃以上の
温度まで加熱して、フロー形状を持たせることも可能で
ある。
【0016】次に本発明の第2の実施例について、その
縦断面図である図2の(a)〜(g)を示して説明す
る。
【0017】まず、図2(a)に示すように、拡散層を
有するシリコン基板100上に、シリコン酸化膜を層間
絶縁膜101としてCVD法により、1μm膜厚形成す
る。その後、通常のリソグラフィー技術とプラズマエッ
チング技術により、0.8μmサイズのコンタクト孔1
02を形成する。
【0018】次に図2(b)に示すように、スパッタ法
により、チタン膜、窒化チタン膜103が、この順で連
続して堆積され、膜厚はそれぞれ60nm,100nm
である。
【0019】次に図2(c)に示すように、バリアメタ
ル103表面上にCVD法により、タングステン膜10
4が膜厚1μm堆積され、コンタクト孔102が埋め込
まれる。
【0020】次に図2(d)に示すように、プラズマエ
ッチング法により、層間絶縁膜101上のタングステン
膜104、バリアメタル膜103がエッチバックされ除
去される。このプラズマエッチングによって、コンタク
ト孔に埋め込まれた、タングステン膜104がエッチン
グされ、くぼみ109が形成される。
【0021】次に図2(e)に示すように、くぼみ10
9を埋めるために、スパッタ法により100nm膜厚の
チタン膜105を堆積し、半導体ウェハー温度を500
℃以上に保って、銅を含有しないアルミ膜106をスパ
ッタ法により、0.5μm膜厚堆積し、フロー形状を持
ったアルミ膜106を形成する。その後、大気に戻さず
に、同一スパッタ装置により、銅を0.5wt%含有し
たアルミ膜107を0.2μm膜厚形成する。
【0022】次に図2(f)に示すように、通常のリソ
グラフィー技術とエッチング技術によって、銅含有アル
ミ膜107とアルミ膜106とバリアメタル105の積
層膜を加工し、配線を形成する。その後、450℃の熱
処理を行い、銅含有アルミ膜107から、アルミ膜10
6へ銅を拡散して、銅含有アルミ膜108を形成する。
【0023】この第2の実施例のように、タングステン
膜埋め込みと組み合わせた方が、アルミ膜で埋め込むべ
き、くぼみ109のアスペクト比は小さいため、第1の
実施例の様に、アルミ膜のみで埋め込むよりも、アルミ
膜のスパッタ時のウェハー温度が低く、容易にコンタク
ト孔埋め込みが可能である。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、半導体ウ
ェハー加熱法とスパッタ法を組み合わせて、フロー形状
のアルミ膜を形成し、コンタクト孔を埋め込んだ後、銅
含有アルミ膜を形成しているために、アルミと銅の合金
(CuAl2 )は形成されない。
【0025】したがって、この後、通常の微細加工で配
線を行っても、アルミと銅の合金による残渣は発生しな
い。
【0026】また、熱処理によって、銅含有アルミ膜か
ら下層のアルミ膜へ銅を拡散しているため、エレクトロ
マイグレーション耐性、ストレスマイグレーション耐性
に優れた配線が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を説明するための縦断面
図。
【図2】本発明の第2の実施例を説明するための縦断面
図。
【図3】従来技術の問題点を説明するための縦断面図。
【図4】従来技術の問題点を説明するための縦断面図。
【符号の説明】
10,100,200 シリコン基板 11,101,201 層間絶縁膜 12,102,203 コンタクト孔 13,103,202 窒化チタン膜/チタン膜 14,106 アルミ膜 15,16,107,108,204,303 銅含
有アルミ膜 104 タングステン膜 105 チタン膜 109 くぼみ 304 残渣

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体装置のコンタクト孔を金属膜によ
    り埋め込む方法において、フロー形状を持った銅を有さ
    ない第1のアルミ膜をスパッタ法と半導体ウェハー加熱
    法との2つの方法を組み合わせて形成する工程と、前記
    第1のアルミ膜表面上に銅を含む第2のアルミ膜をスパ
    ッタ法により形成する工程と、前記第1のアルミ膜と第
    2のアルミ膜を含む積層金属膜から成る積層配線を形成
    する工程と、前記銅を含む第2のアルミ膜から下層の前
    記第1のアルミ膜に銅を拡散させる為の熱処理工程を含
    むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記フロー形状を持った第1のアルミ膜
    の形成方法として、半導体ウェハー温度を400℃以上
    に保ってフローさせながら、スパッタ法により堆積する
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 前記フロー形状を持った第1のアルミ膜
    の形成方法として、半導体ウェハー温度を300℃以下
    に保って、スパッタ法により堆積した後、同じ真空容器
    中で連続的に真空に保ったまま、400℃以上に加熱し
    てフローすることを特徴とする請求項1に記載の半導体
    装置の製造方法。
JP10717592A 1992-04-27 1992-04-27 半導体装置の製造方法 Withdrawn JPH0669205A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010004712A (ko) * 1999-06-29 2001-01-15 김영환 반도체 소자의 금속 배선 형성방법
JP2009004556A (ja) * 2007-06-21 2009-01-08 Fuji Electric Holdings Co Ltd 半導体装置および金属薄膜の形成方法
US20170303600A1 (en) * 2014-10-17 2017-10-26 Steps Holding B.V. A footlet as well as a method for producing such a footlet
CN113549875A (zh) * 2020-04-23 2021-10-26 上海先进半导体制造有限公司 半导体器件及其铝膜的制备方法

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CN113549875B (zh) * 2020-04-23 2023-02-24 上海先进半导体制造有限公司 半导体器件及其铝膜的制备方法

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Effective date: 19990706