JPH0669042A - フライバックトランス - Google Patents
フライバックトランスInfo
- Publication number
- JPH0669042A JPH0669042A JP4219244A JP21924492A JPH0669042A JP H0669042 A JPH0669042 A JP H0669042A JP 4219244 A JP4219244 A JP 4219244A JP 21924492 A JP21924492 A JP 21924492A JP H0669042 A JPH0669042 A JP H0669042A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lead wire
- anode lead
- flyback transformer
- assembly
- metal cap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 フライバックトランスの製造工程中、アノー
ドリード線を接続せず、工程中の不良防止および組立・
梱包作業性の向上を図ることを目的とする。 【構成】 アノードリード線11の一端に金属キヤップ
12を挿着し、他方フライバックトランス14に前記金
属キヤップ12と電気的接続する導電ゴム16を設ける
と共に、アノードリード線11を一旦フライバックトラ
ンス14に挿着すると、アノードリード線組品10は、
ストッパー20によって抜くことはできないように付勢
されている。以上のようにアノードリード線組品10と
フライバックトランス14とは別工程で組立て、テレビ
ジョンの組立中でアノードリード線組品10をフライバ
ックトランス14へ取付工程まで接続しないようにす
る。
ドリード線を接続せず、工程中の不良防止および組立・
梱包作業性の向上を図ることを目的とする。 【構成】 アノードリード線11の一端に金属キヤップ
12を挿着し、他方フライバックトランス14に前記金
属キヤップ12と電気的接続する導電ゴム16を設ける
と共に、アノードリード線11を一旦フライバックトラ
ンス14に挿着すると、アノードリード線組品10は、
ストッパー20によって抜くことはできないように付勢
されている。以上のようにアノードリード線組品10と
フライバックトランス14とは別工程で組立て、テレビ
ジョンの組立中でアノードリード線組品10をフライバ
ックトランス14へ取付工程まで接続しないようにす
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフライバックトランスで
発生させた高電圧をCRTに供給するアノードリード線
とフライバックトランス本体との接続に関する。
発生させた高電圧をCRTに供給するアノードリード線
とフライバックトランス本体との接続に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種のものは、図5に示す如く、
フライバックトランス1の製造過程で、高圧コイルの最
終ダイオード2のカソード側リード3と高電圧をCRT
に供給するアノードリード線4とを半田付け5をして接
続しているものが知られている。
フライバックトランス1の製造過程で、高圧コイルの最
終ダイオード2のカソード側リード3と高電圧をCRT
に供給するアノードリード線4とを半田付け5をして接
続しているものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の接続方法では、
フライバックトランスの製造過程でアノードリード線と
ダイオードのリード線とを半田付けした後、フライバッ
クトランスに絶縁樹脂を注入する際、注型用のホルダー
に本体を固定させた後、アノードリード線が邪魔になら
ないように束ねるなどの処理工程を要し、作業性が悪か
った。
フライバックトランスの製造過程でアノードリード線と
ダイオードのリード線とを半田付けした後、フライバッ
クトランスに絶縁樹脂を注入する際、注型用のホルダー
に本体を固定させた後、アノードリード線が邪魔になら
ないように束ねるなどの処理工程を要し、作業性が悪か
った。
【0004】また、フライバックトランスにアノードリ
ード線を接続したその後の工程においては、アノードリ
ード線が露出しているのでコンベアに引っ掛けたり挟ま
れたりして傷がつく問題があった。
ード線を接続したその後の工程においては、アノードリ
ード線が露出しているのでコンベアに引っ掛けたり挟ま
れたりして傷がつく問題があった。
【0005】また、部品梱包の場合、アノードリード線
が折れ曲がったり、リード線への傷付防止のため、専用
の梱包材が必要となり梱包に手間を要した。
が折れ曲がったり、リード線への傷付防止のため、専用
の梱包材が必要となり梱包に手間を要した。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、本発明は、アノードリード線の一端に金属キヤップ
を挿着したアノードリード線組品を設け、前記フライバ
ックトランスに前記金属キヤップと電気接続する導電体
を設けるとともに該導電体とフライバックトランス内の
ダイオードとを接続し、前記アノードリード線が挿入さ
れると該アノードリード線組品を取外し不可とするスト
ッパーを設けるものとする。
め、本発明は、アノードリード線の一端に金属キヤップ
を挿着したアノードリード線組品を設け、前記フライバ
ックトランスに前記金属キヤップと電気接続する導電体
を設けるとともに該導電体とフライバックトランス内の
ダイオードとを接続し、前記アノードリード線が挿入さ
れると該アノードリード線組品を取外し不可とするスト
ッパーを設けるものとする。
【0007】
【作用】アノードリード線組品とフライバックトランス
をそれぞれ独立して組立てることができる。
をそれぞれ独立して組立てることができる。
【0008】またそれぞれ個別に梱包することができ
る。
る。
【0009】さらに、アノードリード線は必要最終工程
までフライバックトランスに接続する必要がない。
までフライバックトランスに接続する必要がない。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照して
説明すると、図1はアノードリード線組品10で、アノ
ードリード線11の後述するフライバックトランス14
との説明側の先端に金属製のキヤップ12がハンダ付け
されて固着されている。
説明すると、図1はアノードリード線組品10で、アノ
ードリード線11の後述するフライバックトランス14
との説明側の先端に金属製のキヤップ12がハンダ付け
されて固着されている。
【0011】またアノードリード線11の途中には、フ
ライバックトランス14との接続後の絶縁用のゴムキヤ
ップ13が取り付けられている。
ライバックトランス14との接続後の絶縁用のゴムキヤ
ップ13が取り付けられている。
【0012】一方、フライバックトランス14は、図2
に示すように、先端に端子15を有する導電ゴム16が
ブッシングケース17に固着されている。
に示すように、先端に端子15を有する導電ゴム16が
ブッシングケース17に固着されている。
【0013】さらに、前記端子15はダイオード18の
カソードリード19と接続されており、ブッシングケー
ス17は、内側に付勢されたバネ性を有するストッパー
20を介在して前記アノードリード線組品10が挿入さ
れる筒21を有する外装ケース22で押圧されている。
そして、上記組立後外装ケース22内に絶縁用樹脂23
が注入される。
カソードリード19と接続されており、ブッシングケー
ス17は、内側に付勢されたバネ性を有するストッパー
20を介在して前記アノードリード線組品10が挿入さ
れる筒21を有する外装ケース22で押圧されている。
そして、上記組立後外装ケース22内に絶縁用樹脂23
が注入される。
【0014】このようにして、アノードリード線組品1
0とフライバックトランス14は別工程で組立てられ
る。
0とフライバックトランス14は別工程で組立てられ
る。
【0015】以上のように組立てられたアノードリード
線組品10とフライバックトランス14と接続する場合
は、アノードリード線組品10をフライバックトランス
14の外装ケース22に設けられた筒23に挿入する
と、アノードリード線組品10の先端に設けられた金属
キヤップ12は、ストッパー20を外側に押し広げ、金
属キヤップ12がストッパー20を通り過ぎると、アノ
ードリード線11の外径が金属キヤップ12の外径より
小さいので、前記ストッパー20はバネ性で内径を狭
め、アノードリード線11に捲着する。
線組品10とフライバックトランス14と接続する場合
は、アノードリード線組品10をフライバックトランス
14の外装ケース22に設けられた筒23に挿入する
と、アノードリード線組品10の先端に設けられた金属
キヤップ12は、ストッパー20を外側に押し広げ、金
属キヤップ12がストッパー20を通り過ぎると、アノ
ードリード線11の外径が金属キヤップ12の外径より
小さいので、前記ストッパー20はバネ性で内径を狭
め、アノードリード線11に捲着する。
【0016】ストッパー20は上下移動しない構造にな
っているので金属キヤップ12が一旦ストッパー20を
通過すると金属キヤップ12はストッパー20より抜け
ないのでアノードリード線組品10はフライバックトラ
ンス14より抜くことはできない状態で取付けられる。
っているので金属キヤップ12が一旦ストッパー20を
通過すると金属キヤップ12はストッパー20より抜け
ないのでアノードリード線組品10はフライバックトラ
ンス14より抜くことはできない状態で取付けられる。
【0017】そして、金属キヤップ12と導電ゴム16
と接触して、電気的接続がなされ、アノードリード線1
1とダイオード18とが接続される。
と接触して、電気的接続がなされ、アノードリード線1
1とダイオード18とが接続される。
【0018】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載されるような効果を奏する。アノ
ードリード線に金属キヤップを取り付けてアノードリー
ド線組品を構成するとともにフライバックトランス側に
前記金属キヤップと接続する導体と金属キヤップの抜け
防止用のストッパーを設けることによって、アノードリ
ード線組品とフライバックトランスが別工程で組立てる
ことができる。
いるので、以下に記載されるような効果を奏する。アノ
ードリード線に金属キヤップを取り付けてアノードリー
ド線組品を構成するとともにフライバックトランス側に
前記金属キヤップと接続する導体と金属キヤップの抜け
防止用のストッパーを設けることによって、アノードリ
ード線組品とフライバックトランスが別工程で組立てる
ことができる。
【0019】そのため、コンベア上で、従来のようにフ
ライバックトランスにアノードリード線が装着されてい
ないのでアノードリード線がコンベアに挟まることはな
く、またフライバックトランスへの絶縁樹脂注入時邪魔
になることなく、作業性が向上する。
ライバックトランスにアノードリード線が装着されてい
ないのでアノードリード線がコンベアに挟まることはな
く、またフライバックトランスへの絶縁樹脂注入時邪魔
になることなく、作業性が向上する。
【0020】更に、アノードリード線組品とフライバッ
クトランスとは別梱包することができるので、梱包作業
が簡素化される。また輸送中の部品不良も皆無となる。
クトランスとは別梱包することができるので、梱包作業
が簡素化される。また輸送中の部品不良も皆無となる。
【図1】本発明のアノードリード線組品の要部断面図で
ある。
ある。
【図2】同じくフライバックトランスの要部断面図であ
る。
る。
【図3】本発明のアノードリード線組品とフライバック
トランスとを接続した要部断面図である。
トランスとを接続した要部断面図である。
【図4】ブッシングケースに挿着されたストッパーの平
面図である。
面図である。
【図5】従来のアノードリード線の接続を示す要部断面
図である。
図である。
10 アノードリード線組品 11 アノードリード線 12 金属キヤップ 13 絶縁キヤップ 14 フライバックトランス 15 端子 16 導電ゴム 17 ブッシングケース 18 ダイオード 20 ストッパー 22 外装ケース
Claims (1)
- 【請求項1】 高電圧をCRTに供給するアノードリー
ド線を接続するフライバックトランスにおいて、前記ア
ノードリード線の一端に金属キャップを挿着したアノー
ドリード線組品設け、前記フライバックトランスに前記
金属キャップと電気接続する導電体を設けるとともに該
導電体とライバックトランス内のダイオードとを接続
し、前記アノードリード線組品が挿入される該アノード
リード線組品を取外し不可とするストッパー設けたこと
を特徴とするフライバックトランス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4219244A JPH0669042A (ja) | 1992-08-18 | 1992-08-18 | フライバックトランス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4219244A JPH0669042A (ja) | 1992-08-18 | 1992-08-18 | フライバックトランス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0669042A true JPH0669042A (ja) | 1994-03-11 |
Family
ID=16732483
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4219244A Pending JPH0669042A (ja) | 1992-08-18 | 1992-08-18 | フライバックトランス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0669042A (ja) |
-
1992
- 1992-08-18 JP JP4219244A patent/JPH0669042A/ja active Pending
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