JPH066882B2 - 内燃機関の動弁機構 - Google Patents

内燃機関の動弁機構

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JPH066882B2
JPH066882B2 JP60185140A JP18514085A JPH066882B2 JP H066882 B2 JPH066882 B2 JP H066882B2 JP 60185140 A JP60185140 A JP 60185140A JP 18514085 A JP18514085 A JP 18514085A JP H066882 B2 JPH066882 B2 JP H066882B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は内燃機関の回転数に応じて吸気弁または排気弁
あるいはそれら両者の開閉タイミングを変えるバルブタ
イミング可変機構を備えた内燃機関の動弁機構に関する
ものである。
「従来の技術」 内燃機関の吸・排気弁の開角は、機関の回転数が変化す
るのに従って最適角度が変化する。このため、それら弁
の作動を1個のカムによって制御しようとすると、機関
が所定の回転数域にある場合には、弁が理想の作動とな
って高出力が得られるものの、機関がその回転域からず
れると、弁が理想の作動をし得なくなって出力が低下し
てしまう。
そこで提案されたものが、特公昭44−26485号公
報に記載の技術である。この技術は吸気弁あるいは排気
弁に対して、それらを作動させるカム制御面を機関の所
定回転数域毎に複数用意し、それら複数のカム制御面の
うち機関の回転数にあった最適なものを、機関回転数に
応じて選択的に機能させ、機関がいかなる回転域にあっ
てもバルブ開閉タイミングを最適なものとし、もって機
関の高出力化を図ろうとするものである。なお、第1図
中A1、A2は高回転用のカム制御面のリフトカーブとそ
の加速度係数変化を示し、B1、B2は低回転用のカム制
御面のリフトカーブとその加速度係数変化を表してい
る。
「発明が解決しようとする問題点」 ところで、内燃機関において吸・排気弁がカム制御面に
沿った正確な動きをし得る限界の機関回転数は、バルブ
系の慣性重量、バルブスプリングの荷重特性、並びにバ
ルブリフトカーブの加速度係数によって決定される。
前述のように、バルブ系の慣性重量やバルブスプリング
の荷重特性を変えることなく、複数ある異なった形状の
カム制御面のうち任意の一を選択的に使用することによ
りバルブ開閉タイミングを変える形式のバルブタイミン
グ可変機構を備えた内燃機関では、開角が狭くなるよう
バルブタイミングを切り換えたとき同時にバルブの最大
リフト量を低下させるようにしている。これはそうしな
いと、バルブリフトカーブの加速度係数が大きくなって
しまい、バルブがカム制御面に沿つた正確な動きをし得
る前記限界回転数が低下していまうからである。
実際上は、機関の回転数が低くなるときにバルブ開角が
狭くなるよう設定するので、不具合が生じないかのよう
に思える。ところが、アイドリング時等無負荷時におい
てスロットル開度を急激に上げた場合には、バルブタイ
ミング可変機構が切り換わる前に機関が高回転域に達し
てしまい、機関の回転数が、バルブリフトカーブの加速
度係数等によって定まる、バルブがカム制御面に沿った
正確な動きをし得る限界の回転数を越える場合がある。
この時、バルブ系に過大な荷重が加わってしまうといっ
た不具合が生じるおそれがある。
このため、前述のバルブタイミング可変機構を備えた従
来のものでは、前記バルブ系に過大な荷重が加わらない
よう予め、バルブ開角が狭い場合最大リフト量を下げて
(第1図中h1で示す)、バルブリフトカーブの加速度
係数をバルブ開角が広い場合のそれとほぼ等しくなるよ
う設定しているのが実情である。
しかしながら、このような設定では、いかなる場合でも
バルブ系に過大な荷重が加わらないという利点を有する
反面、バルブ開角が狭い場合リフト量を下げている分、
低回転域での出力が理想出力よりも下がるという欠点も
合わせ持つこととなる。
「発明の目的」 本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、バルブ系に
過大な荷重が加わるおそれがなく、しかもバルブ開角を
狭く採った場合でもバルブリフト量を大きく採ることが
でき、低速回転域においても高出力が得られる内燃機関
の動弁機構を提供することを目的とする。
「問題点を解決するための手段」 本発明では係る目的を達成するために、内燃機関の回転
数に応じて吸気弁または排気弁あるいはそれら両者の開
閉タイミングを変えるバルブタイミング可変機構を備え
る内燃機関において、バルブタイミング可変機構によっ
て切り換えられる所定状態毎にその時の内燃機関の最高
回転数を規制する回転リミッタを設ける構成としてい
る。
「作用」 上述の動弁機構によれば、バルブタイミング可変機構に
よって所定状態に切り換えられた時、回転リミッタによ
りその最高回転数を規制されているため、設計段階にお
いて各バルブリフトカーブを定める際、該回転リミッタ
により規制される最高回転数範囲内でバルブがカム制御
面に沿った正確な動きをし得るよう定めればよく、この
ため、従来のものに比べバルブリフト量を大きく採るこ
とが可能となった。
「実施例」 以下、本発明の一実施例を第2図ないし第7図を参照し
ながら説明する。
第2図は本発明にかかる動弁機構の作動システム図であ
り、図中符号1は機関本体、2は点火プラグを示してい
る。また、3はバルブタイミング制御器を示し、この制
御器3は機関の回転数を検出するセンサー4に接続さ
れ、機関の回転数が所定値を越える際あるいは所定値以
下となる際に、ソレノイドバルブ5に信号を送ってアク
チュエータ6を切り換えるものである。
アクチュエータ6は、油圧により同アクチュエータ6に
連設されたカムをスライドさせて、同カムの外周面に設
けた高速回転用と低速回転用の2種類の制御面のうち任
意の一をロッカアームを介して吸気弁または排気弁に係
合状態に至らしめ、バルブ開閉タイミングをそのときの
機関の回転数にあった最適のものとするものである。ま
た、アクチュエータ6にはこのアクチュエータ6が切り
換えられる2つの状態のうちいずれの状態にあるか、言
い替えると2種類あるカム制御面のうちいずれが弁作動
に寄与しているか、を検出するセンサー(図示せず)が
内蔵されており、同センサーから発せられる信号は点火
コントロール装置7に送られるようになっている。
ここで、前記センサー4、バルブタイミング制御器3、
ソレノイドバルブ5、アクチュエータ6は、機関の回転
数に応じて弁の開閉タイミングを変えるバルブタイミン
グ可変機構の一部を構成している。
点火コントロール装置7は、点火用電気エネルギをプラ
グ2へ供給する通常の機能を果たすとともに、前記回転
数検出センサー4および前記アクチュエータ6に内蔵さ
れたバルブタイミング検出センサーから送られてくる信
号に基づき、内蔵された回転リミッタによりバルブタイ
ミングの設定位置に応じ、点火を間引く等の手段によっ
てそのバルブタイミング設定位置における機関の最高回
転数を規制する機能も果たす。後者の機能について具体
的に述べると、バルブ開度が狭いときには、機関の回転
数が、バルブタイミング可変機構が切り換わるときの回
転数より若干高く設定された所定回転数以上に上がるの
を規制し、また、バルブ開角が広いときには、機関の回
転数が前述より高く設定された所定回転数以上に上がる
のを規制する。なお、第2図中Oはオイル通路を示して
いる。
一方、第3図ないし第6図は前記バルブタイミング可変
機構の具体例を示している。図中符号11はシリンダヘ
ッド、12はヘッドカバ、13はカム軸であり、カム軸
13はスプロケツト14およびチェーン(図示せず)を
介して内燃機関のクランク軸に連結され、同クランク軸
に同期しながら1/2に減速されて回転される。
カム軸13はカム軸主体15と、その外周に嵌合された
カム筒16とから構成されている。カム筒16はカム軸
主体15に植設されたピン17に内周溝18が嵌合され
ており、これによりカム軸主体15に対して軸線方向に
移動自在かつそれと一体的に回転するようになってい
る。カム筒16は第5図にも示すように低速回転用カム
ロブ19および高速回転用カムロブ20が軸線方向に並
んで形成されている。
21はロッカーアーム支持軸であり、この軸21に揺動
自在に支持されるロッカーアーム22は、第4図に示す
ようにそのカム係合部22aを前記カムロブ19、20
のいずれかに押圧されて(第3図では高速回転用カムロ
ブ20に押圧されている状態を示している)吸気弁23
(あるいは排気弁)を開閉する。前記カム筒16は、機
関の回転速度に応じてカム切換機構24により、カム軸
主体15に対し第3図中A・B方向に相対移動されて、
ロッカアーム22に係合する部位が切り換えられる。
切換機構24について説明すると、ヘッドカバ12に形
成された第1のシリンダ25には第1のピストン26が
嵌装されている。第1のピストン26の突出端部外周に
は第2のピストン27が圧入等の手段により固定されて
いる。この第2のピストン27はヘッドカバ12に設け
られた第2のシリンダ28に嵌装されている。そして、
第1、第2のピストン26、27は、第1のシリンダ2
5あるいは第2のシリンダ28に圧油が導入されること
により、両者一体となって前記カム軸13の軸線方向と
平行に(第3図A、B方向に)移動される。すなわち、
上記シリンダ25、28、ピストン26、27は、前記
第2図を参照して説明したアクチュエータ6を構成して
いる。
両ピストン26、27の間にはカムスライドフォーク2
9が、ピストン26、27に対しそれらとの間に形成さ
れた隙間分だけ、A・B方向に相対移動自在に設けられ
ている。カムスライドフォーク29はアーム29aがカ
ム筒16の中央に形成された溝16aに係合し、カム筒
16と一体となってA・B方向に移動するようになって
いる。またカムスライドフォーク29は第1のピストン
26との間に設けられたスプリング30によって同ピス
トン26に対しA方向に付勢されている。
一方、第4図中31は前記カム軸13に平行に配設され
たトリガーレバ支持軸であり、この軸31にはトリガー
レバ32が揺動自在に支持されている。トリガーレバ3
2の一端は前記カム軸13に一体的に形成されたトリガ
ーカム33と係合状態になっており、しかも同トリガー
レバ32の他端は第1のピストン26の第2図中左端側
外周に順に形成された狭溝34あるいは広溝35に嵌入
し得るようになっている。また、トリガーレバ32はス
プリング32aによって、第4図中C方向に回動するよ
うな力を受けており、その一端側が通常トリガーカム3
3と係合するようになっている。
ここで、前記トリガーカム33は、ロッカーアーム22
のカム係合部22aがカムロブ19、20のバルブリフ
ト部に当接した直後に、トリガーレバ32を第4図中D
方向に回動させてトリガーレバ32と第1のピストン2
6との係合を外し得るような形状とされている。また、
狭溝34、広溝35の位置および幅は、カムロブ19、
20の個々の幅やそれらを合わせた全体つまりカム筒1
6の幅等によって決定される。
また、第3図中36はオイルポンプを示し、このオイル
ポンプ36の吐出側は管路37を介して前記ソレノイド
バルブ5に接続されている。ソレノイドバルブ5は機関
の回転速度に応じて管経路を変えるもので、機関が低速
で回転するときには管路37を、第1のシリンダ25に
つながる管路39に接続し、他方機関が高速で回転する
ときには管路37を第2のシリンダ28につながる管路
40に接続する。なお、ソレノイドバルブ5は、前述し
たようにバルブコントロール制御器3により機関の回転
数に応じて基準に切り換えられる。
次に、上記構成の動弁装置の作用について説明する。
機関が低速で回転する場合には、バルブタイミング制御
器3により制御されているソレノイドバルブ5が一の状
態(たとえば励磁された状態)となり、オイルポンプ3
6からの圧油は管路37、39を介して第1のシリンダ
25に導入される。また、この状態においてカム筒16
はA方向に移動されており、低速回転用カムロブ19が
ロッカーアーム22と係合している(第6図参照)。
ここで、アクチュエータ6の作動位置は、アクチュエー
タ6に内蔵されているセンサーにより電気信号として点
火コントロール装置7へ送られる。点火コントロール装
置7は、このアクチュエータ6から送られてくる信号に
基づき、内蔵している回転リミッタにより機関の回転数
が予め定められた回転数以上とならないよう規制する。
このため、アクチュエータ6がこの状態のとき、すなわ
ち低速用のカムロブ19がロッカアーム22と係合して
いる時に、たとえアクセル開度を急激に上げたとても、
機関の回転数は所定回転数を越えることがない。
この状態から機関の回転が上がり、所定回転数を越える
と、前記バルブコントロール制御器3によりソレノイド
バルブ5が切り換えられて前述に比べ他の状態となり、
管路37が管路40に接続される。これに伴い、第2の
シリンダ28に油圧がかかり、第2のピストン27を第
3図中B方向に移動させようとする。
ところが、上記のように第2のシリンダ28に油圧がか
かったとしても、トリガーレバ32が第1のピストン2
6の狭溝34に係合している限り、トリガーレバ32に
よってその動きを拘束され、第1のピストン26、カム
スライドフォーク29、カム筒16等は移動しない。
その後、吸気弁23がリフトされる際同時に、トリガー
カム33によってトリガーレバ32が第4図中D方向に
若干回動され、同トリガーレバ32と狭溝34との係合
が解かれる。すると、その直後に第1のピストン26は
スプリング30によって押されてB方向に移動され、同
時に狭溝34がトリガーレバ32との係合位置からずれ
る。
続いて、ロッカーアーム22のカム係合部22aが低速
回転用カムロブ19のベース円部θ上に当接している間
に、第2のピストン27、カムスライドフォーク29、
カム筒16等は第2のシリンダ28に加わる油圧によっ
てB方向に移動する。この結果、ロッカーアーム22は
高速回転用カムロブ20に係合し、かつトリガーレバ3
2は広溝35に嵌入する(第3図参照)。
この状態において、アクチュエータ6の作動位置(第
1、第2のピストン26、27が第3図に示すようにB
方向に移動している)はアクチュエータ6内のセンサー
により電気信号として点火コントロール装置7に送ら
れ、点火コントロール装置7はこの送られた信号に基づ
いて、内蔵された回転リミッタによりそのときの機関回
転数の上限を規制する。
なお、この状態から機関回転数が下がると、バルブタイ
ミング可変機構が作動して、再び低速回転用カムロブ1
9がロッカアーム22に係合する状態となる。以下、同
様の動作により機関の回転数に応じ、バルブタイミング
可変機構が作動し、その時の回転数に適する方のカムロ
ブがロッカアーム22に係合することとなる。
上述した動弁機構によれば、アクチュエータ6に内蔵さ
れた回転リミッタにより、同アクチュエータ6の作動位
置、言い替えれば2個有るカムロブのうちいずれがロッ
カアーム22と係合しているかで、そのときの状態にお
ける機関の最高回転数を規制しており、従って、たとえ
ば低速回転用カムロブ19を設計する場合このことを予
め考慮に入れれば、バルブ系に過大な荷重が加わらない
範囲内でバルブリフト量を高速回転用カムロブ20と同
じ程度採ることができ、もって第7図に示すように低速
回転時における出力向上を図ることができる。なお、同
図中Xは上記実施例において低速回転用カムロブ19に
切り換えたときの機関の出力特性を示し、Yは同高速回
転用カムロブ20に切り換えたときの機関の出力特性を
示し、Zは従来例で説明した、バルブリフト量が小さい
低速回転用カムロブに切り換えた時の機関の出力特性を
示している。
また、上述の実施例では、トリガーカム33、トリガー
レバ32によって、ロッカアーム22のカム係合部22
aがカムのベース円部θに係合しているときのみ、カム
ロブ切り換えを行うようにしており、カムロブ切り換え
の際に動弁機構構成部品に過大な衝撃力が加わるのを防
ぐように成っている。
なお、上記実施例では、カムロブを2種類としている
が、本発明はこれに限られることなく、3種類以上カム
ロブを設け、バルブタイミングを3以上段階的に変える
場合にも適用でき、またバルブタイミングを連続的にか
える場合にも勿論適用できる。
また、上記実施例では、機関の回転数に応じてバルブの
開閉タイミングを変える方法として、カムロブを2種類
用意し、このうちのいずれかを機関の回転数に応じてロ
ッカアームに択一的に係合させるような方法を採ってい
るが、本発明はこれに限られることなく、たとえば特願
昭60−42338号に記載の如く、カムをそれを支持
するカムシャフトに対して所定の角度範囲内で自由に揺
動できるモードと、カムをカムシャフトに対して揺動不
能に固定するモードとに切り換え得るような方法のもの
にも適用できる。
「発明の効果」 以上説明したように本発明によれば、内燃機関の回転数
に応じて吸気弁または排気弁あるいはそれら両者の開閉
タイミングを変えるバルブタイミング可変機構を備える
内燃機関において、前記バルブタイミング可変機構によ
って切り換えられる所定状態毎にその時の内燃機関の最
高回転数を規制する回転リミッタを設けているため、設
計段階において各バルブリフトカーブを定める際、バル
ブタイミング可変機構によって切り換えられる所定状態
毎に、回転リミッタにより規制される最高回転数範囲内
でバルブ系に過大な荷重が加わらないように定めればよ
く、従来のものに比べバルブリフト量を大きく採った場
合であっても、バルブ系に過大な荷重が加わるのを回避
するのが可能となる。従って、従来のものに比べ特に低
速回転域での出力向上が図れることとなった。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のバルブタイミング可変機構により切り換
えられる低速回転用およびカ高速回転用カムロブを用い
たバルブリフトカーブと加速度係数を表す図、第2図な
いし第7図は本発明の一実施例を示し、第2図は全体の
システム図、第3図はバルブタイミング可変機構を示す
機関上部の断面図、第4図はその縦断側面図、第5図は
カム筒の斜視図、第6図は上記バルブタイミング可変機
構の他の状態を示す断面図、第7図は上記実施例の内燃
機関の出力図である。 1……機関本体、 3……バルブタイミング制御部、 5……ソレノイドバルブ、 6……アクチュエータ、 7……点火コントロール装置、 11……シリンダヘッド、 12……ヘッドカバ、 13……カム軸、 19……低速回転用カムロブ、 20……高速回転用カムロブ、 22……ロッカーアーム、 23……吸気弁、 24……カム切換機構、 29……カムスライドフォーク、 32……トリガーレバ、 33……トリガーカム、 36……オイルポンプ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃機関の回転数に応じて吸気弁およびま
    たは排気弁の開閉タイミングを変えるバルブタイミング
    可変機構を備えた内燃機関において、前記バルブタイミ
    ング可変機構によって切り換えられる所定状態毎にその
    時の内燃機関の最高回転数を規制する回転リミッタを設
    けたことを特徴とする内燃機関の動弁機構。
JP60185140A 1985-08-23 1985-08-23 内燃機関の動弁機構 Expired - Lifetime JPH066882B2 (ja)

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JP60185140A JPH066882B2 (ja) 1985-08-23 1985-08-23 内燃機関の動弁機構

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JP60185140A JPH066882B2 (ja) 1985-08-23 1985-08-23 内燃機関の動弁機構

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JPS6245960A JPS6245960A (ja) 1987-02-27
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