JPH0668800U

JPH0668800U - 風力を利用した飾り

Info

Publication number: JPH0668800U
Application number: JP017577U
Authority: JP
Inventors: 稔藏田
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1993-03-15
Filing date: 1993-03-15
Publication date: 1994-09-27

Abstract

(57)【要約】【目的】見た目に飾りとして面白く、また、他の目的
にも利用できる風力を利用した飾りを提供する。【構成】適宜な厚みを有する板材にて動物の胴体を形
成した本体（１）を設け、該本体（１）の中央底部には
支持部材（２）を設け、該支持部材（２）の底部には、
地中に刺した支持棒（Ｘ）、あるいは手摺り等に固定し
た支持台（Ｘ′）と旋回可能とする旋回手段（３）を設
け、本体（１）の一あるいは両側面には動物の羽根ある
いは足に該当する一または一対あるいは多対の回転翼
（４）を回転可能に設け、これら本体（１）および回転
翼（４）をカラー塗装するとともに、永久磁石（５）を
本体（１）の適宜な箇所に設けたことを特徴とする風力
を利用した飾り。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、風力を利用した飾りに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、風力を利用した飾りは種々存在するが、単に風の方向を知るための風見鶏等が存在する。

【０００３】しかし、これは大概が金属板で構成され、東西南北の方位を示すローマ字と旋回する鶏の図形が形成されているものであり、何ら面白さとか躍動感はなかった。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

そこで、この考案は、これらの欠点を除去し、見た目に飾りとして面白く、また、他の目的にも利用できる風力を利用した飾りを開発することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために本考案は、適宜な厚みを有する板材にて動物の胴体を形成した本体を設け、該本体の中央底部には支持部材を設け、該支持部材の底部には、地中に刺した支持棒、あるいは手摺り等に固定した支持台と旋回可能とする旋回手段を設け、本体の一あるいは両側面には動物の羽根あるいは足に該当する一または一対あるいは複数の対の回転翼を回転可能に設け、これら本体および回転翼をカラー塗装するとともに、永久磁石を本体の適宜な箇所に設けたことを特徴とする風力を利用した飾りより構成される。

【０００６】

【作用】

本考案の組み付け構造においては、まず、地中に支持棒を立て、その支持棒に本体の支持部材を装着するものであり、また、ベランダの手摺り等に固定した支持台に本体の支持部材を装着して使用するものである。

【０００７】

【実施例】

本考案の最適な実施例について添付図面を参照して以下説明すると、適宜な厚みを有する木製、プラスチック製等の板材にて動物の胴体を形成した本体（１）を設け、該本体（１）の中央底部には支持部材（２）を設け、該支持部材（２）の底部には、地中に刺した支持竿、あるいは手摺り等に固定した支柱等の基体（Ｘ）と旋回可能とする旋回手段（３）を設け、本体（１）の一あるいは両側面には動物の羽根あるいは足に該当する一または一対あるいは複数の対の回転翼（４）を回転可能に設け、これら本体（１）および回転翼（４）をカラー塗装するとともに、永久磁石（５）を本体（１）の適宜な箇所に設けたことを特徴とする風力を利用した飾りから構成される。

【０００８】尚、旋回手段（３）とは、例えば、基体（Ｘ）側には、支持部材（２）を嵌挿可能とする凹部（３ａ）を形成すると共に、支持部材（２）側には、該部材（２）の先端部（３ｂ）を鋭く形成し、摩擦力を少なくして旋回可能とするよう構成してもよく、また、基体（Ｘ）側には、突起を設けると共に、支持部材（２）側には、該部材（２）の底部に小孔を形成し、摩擦力を少なくして旋回可能とするよう構成してもよく、その手段は特に限定しない。

【０００９】また、回転翼（４）は、プロペラ状に形成されており、そのままでもよいが、その表面に本体（１）に描かれた動物にあわせてその動物の足の形状を表面に描けば、さらにおもしろく見える。

【００１０】さらに、回転翼（４）は、一対あるいは複数の対設け、これら回転翼は、一方を左回転、他方を右回転としてもよく、また、本体（１）および回転翼（４）にはカラー塗装をしてもよく、さらに、ガラスの粉末を付着すれば、キラキラと光り、磁石を本体の頭部、あるいは尻尾の部分装着してもよい。

【００１１】

【考案の効果】

本考案は、以上の構成よりなるものであり、この考案によれば、動物の形状をした本体に、その動物の足を回転翼に描かれており、本体が風の向きを察知して旋回し、足を描いた回転翼が、緩やかな風に対してはゆっくりと駆けるように見え、強い風に対しては全力で疾走するように見え、特に、本体に描かれた動物がのろまの場合には、強い風が吹けばのろまの動物が疾走するように見え、大変滑稽であり、見た目に楽しく、また、これらをマンションのベランダ等に設置すれば風力により動きが変動し、さらに、ガラスの粉末を付着すれば太陽光に反射したり、また、永久磁石を設けたため鳩が恐れて寄りつけず、鳩の糞公害から守ることもできる等極めて有益なる効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施例を示す斜視図である。

【図２】本考案の要部拡大断面図である。

【符号の説明】

１本体２支持部材３旋回手段３ａ凹部３ｂ先端部４回転翼５永久磁石Ｘ基体

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】適宜な厚みを有する板材にて動物の胴体
を形成した本体（１）を設け、該本体（１）の中央底部
には支持部材（２）を設け、該支持部材（２）の底部に
は、地中に刺した支持棒（Ｘ）、あるいは手摺り等に固
定した支持台（Ｘ′）と旋回可能とする旋回手段（３）
を設け、本体（１）の一あるいは両側面には動物の羽根
あるいは足に該当する一または一対あるいは複数の対の
回転翼（４）を回転可能に設け、これら本体（１）およ
び回転翼（４）をカラー塗装するとともに、永久磁石
（５）を本体（１）の適宜な箇所に設けたことを特徴と
する風力を利用した飾り。