JPH066877U - 管フランジ - Google Patents

管フランジ

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Publication number
JPH066877U
JPH066877U JP5248692U JP5248692U JPH066877U JP H066877 U JPH066877 U JP H066877U JP 5248692 U JP5248692 U JP 5248692U JP 5248692 U JP5248692 U JP 5248692U JP H066877 U JPH066877 U JP H066877U
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JP
Japan
Prior art keywords
flange
ring
pipe flange
pipe
attached
Prior art date
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Pending
Application number
JP5248692U
Other languages
English (en)
Inventor
勝人 東久保
Original Assignee
石川島播磨重工業株式会社
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Publication date
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  • Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フランジ本体のシール面から流体の漏洩を防
止するとともにその施工の点で簡便に行い得るようにす
る。 【構成】 フランジ本体2にガスケット3を挟さみボル
ト・ナット4でフランジ本体2を締め付て接続し、断面
形状が半円形のリング5を前記フランジ本体2にシール
溶接して取付けるとともに、前記リング5の略中央部に
充填材を圧入充填し得るノズル6を取付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、原子力発電プラントや火力発電プラント等に用いる管フランジに関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の一般的な管フランジの例を、図3により説明すると、管フランジ1はガ スケット3を対向するフランジ本体2間に挟さみ、ボルト・ナット4でフランジ 本体2を締め付けて接続した構成によって流体の漏洩を防止している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の管フランジ1では、流体の圧力、温度あるいは機械の振 動等の影響によってガスケット3が変形してフランジ本体2のシール面から流体 が漏洩してしまい外部へ流出するという問題がある。
【0004】 特に、原子力発電プラントの場合においては、流体の漏洩は直接に放射線汚染 に結びつく恐れがあり、又他の産業分野と異なり保守期間が長いなどの問題があ るため特に重要課題となっている。
【0005】 本考案は、上述の事情に鑑み、フランジ本体のシール面から流体の漏洩を有効 に防止し、しかもその施工の点で簡便に行い得るようにした管フランジを提供す ることを目的としてなしたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、対向するフランジ本体にガスケットを挟さみボルト・ナットで前記 フランジ本体を締め付けて接続するようにした管フランジにおいて、一方のフラ ンジ本体の外周に、両フランジ本体が接続された際には他方のフランジ本体の外 周に嵌合されるよう、内周側が開口したリングをシール溶接して取付けるととも に、前記リングに、リング内部へ充填材を圧入充填し得るノズルを取付けたもの である。
【0007】
【作用】
フランジ本体に取付けたリングのノズルより充填材をリング内へ圧入充填して 流体の漏洩を防止する。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。
【0009】 図1及び図2において上記した図3に示す従来のものと同一構成部分について は同一符号が付してある。
【0010】 一方のフランジ本体2の外周に、内周側が開口した断面形状が半円形のリング 5を、両フランジ本体2が接続された際に、他方のフランジ本体2の外周に嵌合 されるようシール溶接して取付けるとともに、前記リング5に、リング内部へ後 述する充填材を圧入充填し得るノズル6を取付けて管フランジ7を構成している 。
【0011】 本考案において、フランジ本体2のシール面から流体が漏洩した場合には前記 ノズル6よりシリコーンゴム系等の熱硬化性ゴムコンパウンドよりなる充填材を リング5内及び両フランジ本体2間に圧入、充填し固化させることにより、管か らの流体の漏洩を防止することができる。
【0012】 なお、本考案の上記の実施例では、漏洩防止のため充填材を補修に用いて説明 したが、設備の新設時に全ての管フランジに当初から充填材を使用するようにし ても良いこと、本考案の管フランジは原子力発電プラント及び火力発電プラント 用の蒸気、水を初めとしガス等の種々の流体の漏洩防止に適用できること、その 他、本考案の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更を加え得ること等は勿論である 。
【0013】
【考案の効果】
本考案の管フランジによれば、フランジ本体のシール面から流体の漏洩を有効 に防止し、プラントの信頼性並びに稼働率を向上することができ、特に原子力発 電プラントに使用する場合には、被曝の低減が図られるという効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の管フランジの縦断面図である。
【図2】本考案の管フランジの正面図である。
【図3】従来の管フランジの縦断面図である。
【符号の説明】
2 フランジ本体 3 ガスケット 4 ボルト・ナット 5 リング 6 ノズル 7 管フランジ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向するフランジ本体にガスケットを挟
    さみボルト・ナットで前記フランジ本体を締め付けて接
    続するようにした管フランジにおいて、一方のフランジ
    本体の外周に、両フランジ本体が接続された際には他方
    のフランジ本体の外周に嵌合されるよう、内周側が開口
    したリングをシール溶接して取付けるとともに、前記リ
    ングに、リング内部へ充填材を圧入充填し得るノズルを
    取付けたことを特徴とする管フランジ。
JP5248692U 1992-07-02 1992-07-02 管フランジ Pending JPH066877U (ja)

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JP (1) JPH066877U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09269090A (ja) * 1996-03-29 1997-10-14 Nichias Corp 配管フランジ部のガス漏洩防止構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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