JPH0668507A - ガルバノ・ミラー機構 - Google Patents
ガルバノ・ミラー機構Info
- Publication number
- JPH0668507A JPH0668507A JP24360191A JP24360191A JPH0668507A JP H0668507 A JPH0668507 A JP H0668507A JP 24360191 A JP24360191 A JP 24360191A JP 24360191 A JP24360191 A JP 24360191A JP H0668507 A JPH0668507 A JP H0668507A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mirror
- hinge
- support
- drive coil
- around
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ミラーその他の質量に作用する重力によって
反射ミラーの角度が変化したり、外部衝撃などによって
ミラーの中立位置が乱されないガルバノ・ミラー機構を
提供すること。 【構成】 反射ミラー9と駆動コイル8の間に支持部6
を配置し、その支持部6を中心にした反射ミラー9の慣
性モーメントを駆動コイル、コイルボビンなどの質量及
び位置によって相殺させる。
反射ミラーの角度が変化したり、外部衝撃などによって
ミラーの中立位置が乱されないガルバノ・ミラー機構を
提供すること。 【構成】 反射ミラー9と駆動コイル8の間に支持部6
を配置し、その支持部6を中心にした反射ミラー9の慣
性モーメントを駆動コイル、コイルボビンなどの質量及
び位置によって相殺させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ディスク装置の光学系
におけるガルバノ・ミラー機構に関する。
におけるガルバノ・ミラー機構に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク装置の媒体の記録トラックの
偏心に対してレーザ読み取り光を追従させる目的で光学
系からの出射光を可動するミラーによって偏向させる機
構(ガルバノ・ミラー)が従来から提案されている。そ
の構造は図4〜図6に示すようにガルバノミラーベース
21に固定ピン22を介して固定されたヒンジ支持部2
3はヒンジ部24と一体で構成され、該ヒンジ部24を
介してミラー支持部25が接合され、その先端部に反射
ミラー26が取り付けられる。前記ミラー支持部25の
内部は中空部を有し、マグネットを備えた磁気回路27
およびそのバイアス磁界中に介在しながらミラー支持部
25とともに可動するように固定された駆動コイル28
が配置される。記録媒体29のトラック30の偏心に追
従するように前記駆動コイル28に制御電流が流される
と磁気回路27との電磁作用によって図5に示すように
ヒンジ24を中心として反射ミラー26が微小に回動運
動する。この動作によって図6(b)に示すように対物
レンズ31に入射するレーザ読み取りビーム33の入射
角が33(a)から33(b)へ変化するため図6
(c)のように記録媒体29上の読み取り位置が偏心に
合わせて変化する。対物レンズ31と立ち上げミラー3
2は本図には記載していないがアクセス時に記録媒体2
9の記録範囲全体にわたって可動することができるキャ
リッジ上に搭載されている。
偏心に対してレーザ読み取り光を追従させる目的で光学
系からの出射光を可動するミラーによって偏向させる機
構(ガルバノ・ミラー)が従来から提案されている。そ
の構造は図4〜図6に示すようにガルバノミラーベース
21に固定ピン22を介して固定されたヒンジ支持部2
3はヒンジ部24と一体で構成され、該ヒンジ部24を
介してミラー支持部25が接合され、その先端部に反射
ミラー26が取り付けられる。前記ミラー支持部25の
内部は中空部を有し、マグネットを備えた磁気回路27
およびそのバイアス磁界中に介在しながらミラー支持部
25とともに可動するように固定された駆動コイル28
が配置される。記録媒体29のトラック30の偏心に追
従するように前記駆動コイル28に制御電流が流される
と磁気回路27との電磁作用によって図5に示すように
ヒンジ24を中心として反射ミラー26が微小に回動運
動する。この動作によって図6(b)に示すように対物
レンズ31に入射するレーザ読み取りビーム33の入射
角が33(a)から33(b)へ変化するため図6
(c)のように記録媒体29上の読み取り位置が偏心に
合わせて変化する。対物レンズ31と立ち上げミラー3
2は本図には記載していないがアクセス時に記録媒体2
9の記録範囲全体にわたって可動することができるキャ
リッジ上に搭載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】反射ミラーが支持され
る回動支持部には前記反射ミラー,駆動コイル等が支持
部に対して同一方向に配置されているため、ミラーその
他の質量に作用する重力によって反射ミラーの角度が変
化したり、外部衝撃等によってミラーの中立位置が乱さ
れるという現象が生じていた。
る回動支持部には前記反射ミラー,駆動コイル等が支持
部に対して同一方向に配置されているため、ミラーその
他の質量に作用する重力によって反射ミラーの角度が変
化したり、外部衝撃等によってミラーの中立位置が乱さ
れるという現象が生じていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はミラーと駆動コ
イルの間に支持部を配置し、その支持部を中心にしたミ
ラーの慣性モーメントを駆動コイル,コイルボビン等の
質量および位置によって相殺させる構成とする。
イルの間に支持部を配置し、その支持部を中心にしたミ
ラーの慣性モーメントを駆動コイル,コイルボビン等の
質量および位置によって相殺させる構成とする。
【0005】
【作用】支持部回りの慣性モーメントが釣り合っている
ため重力,外部衝撃等が作用しても反射ミラーの中立点
が乱される影響が少ない。
ため重力,外部衝撃等が作用しても反射ミラーの中立点
が乱される影響が少ない。
【0006】
【実施例】以下に本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
して説明する。
【0007】図1,図2,図3は本発明によるガルバノ
・ミラーの構成を示すであり、図1(a)(b)は上面
図と側面図であり、図2(a)(b)はその横断面図と
縦断面図、図3は動作中の側面図である。ガルバノミラ
ーベース1に固定ピン2を介して固定されたヒンジ支持
部3はヒンジ部4と一体で構成され、該ヒンジ部4を中
心に前記ヒンジ支持部3とは対向する位置にコイルボビ
ン5およびミラー支持部6が接合され、前記コイルボビ
ン5には前記ガルバノミラーベース1に固定されたマグ
ネット7の磁力線中にその線材が介在するように駆動コ
イル8が巻かれている。また前記ミラー支持部6の端面
には反射ミラー9が接合され固定光学系からのレーザ光
を反射するが、この光路偏向作用については従来例と同
一であるので、その説明は省略する。図3に示すよう
に、記録媒体の偏心に対して追従するべく駆動コイル8
に制御電流が印可されると反射ミラー9はヒンジ4を中
心に微小に回動運動する。これらすべての可動部の慣性
モーメントは前記ヒンジ部4を中心にして釣り合うよう
に構成されている。
・ミラーの構成を示すであり、図1(a)(b)は上面
図と側面図であり、図2(a)(b)はその横断面図と
縦断面図、図3は動作中の側面図である。ガルバノミラ
ーベース1に固定ピン2を介して固定されたヒンジ支持
部3はヒンジ部4と一体で構成され、該ヒンジ部4を中
心に前記ヒンジ支持部3とは対向する位置にコイルボビ
ン5およびミラー支持部6が接合され、前記コイルボビ
ン5には前記ガルバノミラーベース1に固定されたマグ
ネット7の磁力線中にその線材が介在するように駆動コ
イル8が巻かれている。また前記ミラー支持部6の端面
には反射ミラー9が接合され固定光学系からのレーザ光
を反射するが、この光路偏向作用については従来例と同
一であるので、その説明は省略する。図3に示すよう
に、記録媒体の偏心に対して追従するべく駆動コイル8
に制御電流が印可されると反射ミラー9はヒンジ4を中
心に微小に回動運動する。これらすべての可動部の慣性
モーメントは前記ヒンジ部4を中心にして釣り合うよう
に構成されている。
【0008】
【発明の効果】以上説明したように本発明では支持部を
中心とした可動部の慣性モーメントをバランスさせるよ
うに構成したため、装置に加わる重力,外部衝撃等で反
射ミラーの中立点位置が乱される影響が少ない。
中心とした可動部の慣性モーメントをバランスさせるよ
うに構成したため、装置に加わる重力,外部衝撃等で反
射ミラーの中立点位置が乱される影響が少ない。
【図1(a)】本発明の一実施例を示す上面図である。
【図1(b)】図1(a)の側面図である。
【図2(a)】図1(a)の横断面図である。
【図2(b)】図1(b)の縦断面図である。
【図3】その動作状態を示す正面図である。
【図4】従来例を示す平面図である。
【図5】その動作状態を示す正面図である。
【図6】光学系を含めた従来例の動作及び構成を示す平
面図、正面図である。
面図、正面図である。
1 ガルバノミラーベース 2 固定ピン 3 ヒンジ支持部 4 ヒンジ部 5 コイルボビン 6 ミラー支持部 7 マグネット 8 駆動コイル 9 反射ミラー 21 ガルバノミラーベース 22 固定ピン 23 ヒンジ支持部 24 ヒンジ部 25 ミラー支持部 26 反射ミラー 27 磁気回路 28 駆動コイル 29 記録媒体 30 トラック 31 対物レンズ 32 立ち上げミラー
Claims (1)
- 【請求項1】 光ディスク装置の光路偏向機構におい
て、ヒンジあるいは板ばねを含む弾性体によってミラー
が微小回動可能に支持され、該ミラーの支持部をはさん
で反対側に駆動コイルが配置されたことを特徴とするガ
ルバノ・ミラー機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24360191A JPH0668507A (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | ガルバノ・ミラー機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24360191A JPH0668507A (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | ガルバノ・ミラー機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0668507A true JPH0668507A (ja) | 1994-03-11 |
Family
ID=17106244
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24360191A Pending JPH0668507A (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | ガルバノ・ミラー機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0668507A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004083903A3 (en) * | 2003-03-13 | 2005-01-06 | Symbol Technologies Inc | Inertial drive scanning arrangement and method |
AU2011294612B2 (en) * | 2010-08-26 | 2013-10-03 | Sphelar Power Corporation | Woven mesh substrate with semiconductors, and method and device for manufacturing same |
-
1991
- 1991-09-24 JP JP24360191A patent/JPH0668507A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004083903A3 (en) * | 2003-03-13 | 2005-01-06 | Symbol Technologies Inc | Inertial drive scanning arrangement and method |
US7182262B2 (en) * | 2003-03-13 | 2007-02-27 | Symbol Technologies, Inc. | Inertial drive scanning arrangement and method |
AU2011294612B2 (en) * | 2010-08-26 | 2013-10-03 | Sphelar Power Corporation | Woven mesh substrate with semiconductors, and method and device for manufacturing same |
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