JPH0668329B2 - 田植機の植付ケース構造 - Google Patents

田植機の植付ケース構造

Info

Publication number
JPH0668329B2
JPH0668329B2 JP63121471A JP12147188A JPH0668329B2 JP H0668329 B2 JPH0668329 B2 JP H0668329B2 JP 63121471 A JP63121471 A JP 63121471A JP 12147188 A JP12147188 A JP 12147188A JP H0668329 B2 JPH0668329 B2 JP H0668329B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
planting case
packing
planting
case
ridge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63121471A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01295077A (ja
Inventor
勇 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP63121471A priority Critical patent/JPH0668329B2/ja
Publication of JPH01295077A publication Critical patent/JPH01295077A/ja
Publication of JPH0668329B2 publication Critical patent/JPH0668329B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transplanting Machines (AREA)
  • Gasket Seals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、田植機において植付アームを備えた分割式の
植付ケースの構造に関する。
〔従来の技術〕
分割された植付ケースの接合面には、内部の潤滑油の漏
洩防止及び水封のためにパッキンを挾圧介在するのが一
般的である。
〔発明が解決しようとする課題〕
近年では苗植付装置の軽量化の為に植付ケースを樹脂製
とすることが考えられているが、樹脂が成形した場合に
植付ケースの接合面に歪みが生じ易いので、接合面に歪
みが生じていてパッキンが動かないように、且つ、シー
ル性を高める為に、パッキンに圧接して動きを止める凸
条を接合面に設ける必要がある。
しかしながら、平らな接合面に凸条が設けられていると
植付ケースの分解組立時等に接合面を他物に当てて、凸
条を欠損しシール性を落としてしまうおそれが生じてく
る。
ここで本発明は前述のような状況に着目して成されたも
のであり、パッキン移動防止用の凸条の不測な破損を防
止することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の特徴は前述のような田植機の分割式の植付ケー
スにおいて、植付ケースの一方の分割体の接合面に、パ
ッキンに圧接してパッキンの移動を阻止する第1凸条を
設けると共に、パッキンよりも外側に位置させて第1凸
条より高くパッキンの厚みより低い第2凸条を設け、さ
らに、他方の分割体に前記第2凸条のケース内方側に嵌
入する嵌合部分を設けた点にあり、その作用及び効果は
次のとおりである。
〔作用〕
前述のように構成すると、分解組立時等において植付ケ
ースの接合面を他物に当てたとしても、パッキン移動防
止用の第1凸条よりも外側の第2凸条が当たることにな
るので、前記第1凸条は保護されることになるのであ
る。そして、パッキンを挾み込んで植付ケースを連結し
た場合において、パッキンは第2凸条によって外側から
保護されることになる。また、他方の分割体に前記第2
凸条のケース内方側に嵌入する嵌合部分を設けてあるか
ら、隙間をあけておく場合に比して、泥の入込みをより
積極的に防止できる。
〔発明の効果〕
以上のように、植付ケースの分解組立時等におけるパッ
キン移動防止用の第1凸条の不測な破損を防止すること
ができるようになると共に、パッキンを挾み込んだ状態
においても外側よりパッキンを保護できるようにしたの
で、パッキンの耐久性も向上させることができた。さら
に、その第1凸条の保護構造を利用して泥の入込みをよ
り積極的に防止できる有利がある。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について図面に基づいて説明す
る。
第5図に示すように金属製の植付ミッションケース
(1)後部の横軸芯(P)周りに植付ケース(2)が
回動駆動自在に支持されると共に、植付ケース(2)の
両端に2組の植付アーム(3)が備えられており、植付
ケース(2)の回転に伴い2組の植付アーム(3)が苗
のせ台(4)の苗取出し口(4a)より交互に苗を切り取
り圃場に植付けて行くように構成されている。そして、
植付ミッションケース(1)の下部には整地兼姿勢維持
用のフロート(5)が設けられ、これら苗植付装置が四
連リンク機構(6)を介して装輪式の走行機体(図外)
に昇降自在に連結されている。
次に、植付ケース(2)内の構造について詳述すると第
4図に示すように、植付ミッションケース(1)から左
右に駆動軸(7)が突出して植付ケース(2)がこの駆
動軸(7)に固定されると共に、駆動軸(7)には植付
ミッションケース(1)に固定された円筒状の固定軸
(8)が外嵌され植付ケース(2)内に突入しており、
植付ケース(2)内で固定軸(8)に第1ギヤ(9)が
取付けられている。
一方、植付ケース(2)の両端には植付アーム(3)が
回動自在に軸支されて、その円筒状の支持軸(10)に第
2ギヤ(12)固定されている。そして、第1ギヤ(9)
と第2ギヤ(12)との間には第3ギヤ(17)と第4ギヤ
(18)が互いに同芯状に連結されて中間軸(11)に支持
されると共に、第3ギヤ(17)が第1ギヤ(9)に咬み
合い、第4ギヤ(18)が第2ギヤ(12)に咬み合ってい
るのであり、各ギヤ(9),(12),(17),(18)が
半円形ギヤに形成されて、植付ケース(2)の回転中で
の植付アーム(3)の姿勢を決定するギヤ機構が形成さ
れている。
そして、植付ケース(2)全体が滑動性の高い樹脂材
(例えばポリブチレンテレフタレート、ポリアセタール
等)で構成されており、支持軸(10)がベアリング無し
で回動自在に植付ケース(2)に直接支持さると共に、
固定軸(8)の外周面と植付ケース(2)との間にもベ
アリングを用いていない。
前記植付ケース(2)は左右分割式であり、第1図及び
第2図に示すように一方の植付ケース(2)の外周部
に、パッキン(13)に食い込んでパッキン(13)の移動
を阻止する第1凸条(14)が設けられると共に、パッキ
ン(13)よりも外側の位置に、パッキン(13)の厚みよ
り低く第1凸条(14)よりも高い第2凸条(15)が設け
られているのである。又、植付ケース(2)の両端部に
は第2凸条(15)は設けられておらず、植付ケース
(2)の長さ短かくするように構成している。
又、第3図に示すように第1及び第2凸条(14),(1
5)が設けられていない側の植付ケース(2)には、前
記第2凸条(15)のケース内方側に嵌入する嵌合部分
(2a)が設けられており、また、凸状のマーキング(16
R),(16L)がつけられているが、この植付ケース
(2)の成形後に一方のマーキング(16R)又は(16L)
を滑り落して、植付ケース(2)の左右の目印としてい
る。
〔別実施例〕
前述の実施例では第1凸条(14)がパッキン(13)の幅
方向中央に位置するようにしたが、第6図に示すよう
に、第1凸条(14)を植付ケースの内側に設けて両植付
ケース(2)を接合した場合に、パッキン(13)が第1
凸条(14)と植付ケース(2)との間に入り込んでくる
ようにしてもよい。
又、前述の実施例では植付ケース(2)を樹脂製とした
が植付ケース(2)がアルミダイカスト製の場合でも適
用できる。又、本実施例のように両端に一対の植付アー
ムを備えた植付ケースを回転駆動するような型式のみな
らず、現行の田植機のように1側の植付アーム(3)を
回動駆動自在に支持した植付ケース(2)に対しても本
発明は適用できる。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る田植機の植付けケース構造の実施例
を示し、第1図はパッキンを挾み込んでいる状態での植
付ケース接合面の断面図、第2図は第1及び第2凸条を
備えた一方の植付ケースの平面図、第3図は第1及び第
2凸条を備えていない他方の植付ケースの部分平面図、
第4図は植付ケース内の構造を示す横断平面図、第5図
は苗植付装置の全体側面図、第6図は別実施例における
植付ケース接合面の断面図である。 (2)……植付ケース、(2a)……嵌合部分、(3)…
…植付アーム、(13)……パッキン、(14)……第1凸
条、(15)……第2凸条。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】植付アーム(3),(3)を備えた植付ケ
    ース(2)を左右一対の分割体の組合せからなる分割構
    造とし、分割された植付ケース(2)の接合面にパッキ
    ン(13)を挾持してある田植機の植付けケース構造であ
    って、前記植付ケース(2)の一方の分割体の接合面
    に、パッキン(13)に圧接してパッキン(13)の移動を
    阻止する第1凸条(14)を設けると共に、パッキン(1
    3)よりも外側に位置させて第1凸条(14)より高くパ
    ッキン(13)の厚みより低い第2凸条(15)を設け、さ
    らに、他方の分割体に前記第2凸条(15)のケース内方
    側に嵌入する嵌合部分(2a)を設けてある田植機の植付
    けケース構造。
JP63121471A 1988-05-18 1988-05-18 田植機の植付ケース構造 Expired - Lifetime JPH0668329B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63121471A JPH0668329B2 (ja) 1988-05-18 1988-05-18 田植機の植付ケース構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63121471A JPH0668329B2 (ja) 1988-05-18 1988-05-18 田植機の植付ケース構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01295077A JPH01295077A (ja) 1989-11-28
JPH0668329B2 true JPH0668329B2 (ja) 1994-08-31

Family

ID=14811971

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63121471A Expired - Lifetime JPH0668329B2 (ja) 1988-05-18 1988-05-18 田植機の植付ケース構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0668329B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57119160U (ja) * 1981-01-19 1982-07-23
JPH0346206Y2 (ja) * 1985-05-17 1991-09-30

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01295077A (ja) 1989-11-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS631058Y2 (ja)
JPH0668329B2 (ja) 田植機の植付ケース構造
JP2520654Y2 (ja) 自動2輪車用ホイールカバー
JPS60143421U (ja) 大きな近用視矯正部分を有する多重度数眼鏡レンズ
JPS6185583U (ja)
JPH055288Y2 (ja)
JPS5931960Y2 (ja) リ−フスプリング支持部等のシ−ル構造
JP2509432Y2 (ja) フレキシブルブ−ツ装置
JPH0160051U (ja)
JPH01165739U (ja)
JPH10308621A (ja) アンテナ駆動装置
JPH0634166Y2 (ja) 自動車用ドアベルトモ−ル
JPS601523Y2 (ja) ロータリ耕耘装置
JPH10252761A (ja) センターベアリングのダストカバー構造
JPH0448750U (ja)
JPH0417730Y2 (ja)
JPS6227042Y2 (ja)
JPS6330672U (ja)
JPH0473516U (ja)
JPH03122386U (ja)
JPH02130465U (ja)
JPH0344022U (ja)
JPH0317200U (ja)
JPH03110220U (ja)
JPH02122219U (ja)