JPH066802B2 - 組合せ舗装ブロツク引抜工法 - Google Patents

組合せ舗装ブロツク引抜工法

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JPH066802B2
JPH066802B2 JP20351385A JP20351385A JPH066802B2 JP H066802 B2 JPH066802 B2 JP H066802B2 JP 20351385 A JP20351385 A JP 20351385A JP 20351385 A JP20351385 A JP 20351385A JP H066802 B2 JPH066802 B2 JP H066802B2
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JP
Japan
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block
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pull
pulled
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JP20351385A
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Inventor
良夫 小山内
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Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、組合せ舗装ブロック引抜工法の改良に関す
る。
〔従来の技術〕
組合せ舗装ブロックを敷設した道路、広場などにおい
て、地下工事或は舗装面の補修を行うときなどにはブロ
ックを撤去する必要があるが、最初のブロックを引抜く
際、従来、簡単な工法としては、マイナスドライバー、
釘抜、バールなどの手近な工具を被引抜ブロックの周囲
の目地に挿入してそのブロックを抉じ上げて引抜く方法
があり、またブロックの側面を挟む爪をもつ専用の引抜
工具を使用して引抜く方法がある。
(1)マイナスドライバー、釘抜、バールなどの手近な工
具を用いる場合、第6図(a)、(b)ではドライバー
11を使用した例を示しているが、工具を目地4に挿入
し被引抜ブロック5を抉じ上げるため、局部に無理な力
が加わり往往にして、(a)被引抜ブロック5には抉じ
上げ引張力により、(b)隣接ブロック6には支圧力に
より、それぞれ割れ、欠け7などによる損傷が発生する
ことがあった。
(2)専用の引抜工具を用いる場合、その1例を第7図に
示す。被引抜ブロック5の両側の目地4に引抜工具の爪
8を挿入し、爪8によって同ブロックを挟持するよう具
を操作した後入力によりこれを引抜いている。また、そ
の他の引抜工具でも同様な工法を採っている。これらの
工法では、目地4の幅が工具の爪8の厚さより狭い場合
には爪8が挿入できないこともあり、爪8がある程度深
く目地4に挿入できないと引抜きの際被引抜ブロック5
の爪8の近傍に力が集中しこの部分に欠け7が生じるこ
とがあった。また、無理に爪8部分をハンマーなどで圧
入しようとすれば、やはり被引抜ブロック5は勿論隣接
のブロック6に損傷が生じていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は被引抜ブロックや隣接のブロックを破損するこ
となく、誰でも容易に施工できる組合せ舗装ブロック引
抜工法を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記の問題を解決するもので次の工法を採っ
た。すなわち、 被引抜ブロック上面中央部に後付けアンカーを埋設し、
その後付けアンカーにボルトをねじ込み、そのボルトを
引上げることにより、ブロックを上方に引抜くものであ
る。
ここに上方にとは、後付けアンカーに平行にという意味
であり、ブロックを抉じ上げないで引抜くということで
ある。
〔作用〕
後付けアンカー引抜強度は、被引抜ブロックの中では後
付けアンカーを中心として円錐形に分布するので、ブロ
ック周辺部に加えられる力は一部に集中することはなく
ほぼ均一に分布する。従って、後付けアンカーの引抜力
は被引抜ブロック周囲の目地部分にほぼ均一に加わりブ
ロックに局部的な損傷を生じない。また、被引抜ブロッ
クと後付けアンカーとの固着強度は、被引抜ブロックと
目地との固着強度より十分大きい。
従って、被引抜ブロックは勿論隣接のブロックにも損傷
を与えることなく引抜くことができる。
〔実施例〕
本発明の実施例を第1図〜第5図に示す。第5図は被引
抜ブロック5に後付けアンカー9およびボルト10を取
付ける場合の説明であり、先ず(a)は被引抜ブロック
5の中央部にドリルで穴を明け、(b)その穴の中に後
付けアンカー9をノックヘッド(図示していない)を用
いて打込んで固着し、(c)後付けアンカー9にボルト
10をねじ込む。次いで第1図〜第3図に示す引抜工具
により引抜く。引抜工具は引抜用フレーム1、油圧ジャ
ッキ2、架台3、ボルト結合部1aで構成されており、
第5図(c)に示すように、ボルト10とボルト結合部
1aを結合させ、油圧ジャッキ2によって引抜用フレー
ム1を持上げることにより被引抜ブロック5を引抜くこ
とができる。第4図はその斜視図である。
なお、油圧ジャッキ2としてセンターホールジャッキを
用いることもできる。
本実施例ではブロックの引抜きに油圧ジャッキを使用し
た例を示したが、本工法の実施に用いる装置はこれに限
られるものではなく、後付けアンカーとの結合部を有す
る金具を用いて人力で引抜いてもよい。
〔発明の効果〕
本発明の工法により、次の優れた効果を奏する。
(1)誰でも容易に、確実に且つ能率的にブロックを引抜
くことができる。従来、熟練作業員により1日20〜3
0個のブロックを引抜いていたが、本発明工法によれ
ば、50〜60個の引抜きが可能となった。
(2)被引抜ブロック及び隣接ブロックに損傷を与えな
い。
(3)従来は、引抜きの際に損傷されるブロックのために
予備のブロックを準備する必要があった。しかし、その
ブロック数の予測が困難であり、余分なブロックを準備
していたが、その必要がなくなった。
(4)また被引抜ブロックが損傷しないので再使用するこ
とができる別のブロックを補充したとき生ずる色むらを
生ずることもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施に好適に用いられる引抜工具の正
面図、第2図は第1図のA−A矢視図、第3図は第1図
のB−B矢視図、第4図は本発明の実施例による引抜工
法を説明する斜視図、第5図は被引抜ブロックに後付け
アンカーおよびボルトを取付ける工程の説明図であり、
(a)はドリルによる穴あけ、(b)は後付けアンカー
の固着、(c)は後付けアンカーにボルト結合部をボル
トで結合した状態を示している。第6図はドライバーを
用いた従来工法の説明図、第7図は専用の引抜工具を用
いた従来工法の斜視図で、(a)はブロックの挟持、
(b)はブロックの引抜きを示している。 1…引抜用フレーム 1a…ボルト結合部 2…油圧ジャッキ 3…架台 4…目地 5…被引抜ブロック 6…隣接ブロック 7…欠け 8…爪 9…後付けアンカー 10…ボルト 11…ドライバー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】既設ブロック舗装の被引抜ブロック上面中
    央部に後付けアンカーを埋設し、該後付けアンカーにボ
    ルトを螺着し、前記ボルトを引上げることにより、前記
    ブロックを上方に引抜くことを特徴とする組合せ舗装ブ
    ロック引抜工法。
JP20351385A 1985-09-17 1985-09-17 組合せ舗装ブロツク引抜工法 Expired - Lifetime JPH066802B2 (ja)

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JPS6263703A JPS6263703A (ja) 1987-03-20
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003166338A (ja) * 2001-11-30 2003-06-13 Sekisui Chem Co Ltd タイル仕上げ壁のタイル剥離方法、タイル剥離用治具

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JP2003166338A (ja) * 2001-11-30 2003-06-13 Sekisui Chem Co Ltd タイル仕上げ壁のタイル剥離方法、タイル剥離用治具

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