JPH0667935U - ディスクブレーキ - Google Patents

ディスクブレーキ

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JPH0667935U
JPH0667935U JP1268393U JP1268393U JPH0667935U JP H0667935 U JPH0667935 U JP H0667935U JP 1268393 U JP1268393 U JP 1268393U JP 1268393 U JP1268393 U JP 1268393U JP H0667935 U JPH0667935 U JP H0667935U
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JP
Japan
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pad
friction pad
wear
optical sensor
computer
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Pending
Application number
JP1268393U
Other languages
English (en)
Inventor
功一 竹林
Original Assignee
日野自動車工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日野自動車工業株式会社 filed Critical 日野自動車工業株式会社
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Publication of JPH0667935U publication Critical patent/JPH0667935U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、非接触によって摩擦パッド摩耗量の
検測を可能にし、ディスクロータの面の損傷の不具合を
解消し、摩耗を精度良く検測出来るディスクブレーキパ
ッド摩耗量検測装置を提供する。 【構成】フローティングキャリパ式ディスクブレーキに
おいて、摩擦パッド6の裏板5に光センサ9をディスク
ロータ1の摩擦パッド当接面と対面して取り付け、この
光センサ9によりディスクロータ1と摩擦パッド6との
隙間Bの変化による摩擦パッド6の摩耗量をコンピュー
タ10で計測し、このコンピュータ10による摩擦パッ
ド6の摩耗量をパッド摩耗量表示器12で表示する構成
を特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車等のフローティングキャリパ式ディスクブレーキの摩擦パッ ドの摩耗量を検測表示可能としたディスクブレーキに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
フローティングキャリパ式ディスクブレーキの摩擦パッドの摩耗量限界を警告 する装置として、摩擦パッドに設けられた金属の警報部材を摩擦パッドが摩耗量 限界に達した時にディスクロータ接触させ、この接触により高異音を発生させて 運転者に認識するようしたものが、例えば、実開昭56−81238号,実開昭 57−200739号及び実開昭60−10238号等で提供されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来のディスクブレーキの摩擦パッド摩耗量限界警告装置では、接触型の ため金属の警報部材の損傷によってディスクロータの摩耗を精度良く検出できな い不具合がある。
【0004】 本考案の目的は、このような従来の問題点に鑑み、非接触によって摩擦パッド 摩耗量の検測を可能にしたディスクブレーキを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための本考案の特徴とする構成は、ディスクロータの両 側方に配置された摩擦パッドをキャリパに装備したピストンにより前記ディスク ロータに押圧して前記ディスクロータの回転を抑制するディスクブレーキにおい て、前記摩擦パッドの裏板に前記ディスクロータの摩擦パッド当接面と対面して 取り付けた光センサと、この光センサにより摩擦パッドの摩耗量を計測するコン ピュータと、このコンピュータによる摩擦パッドの摩耗量を表示するパッド摩耗 量表示器とを備えたものである。
【0006】
【作用】
上記の構成により、光センサによりディスクロータに照射した光を反射して受 光し、摩擦パッドの摩耗でディスクロータと摩擦パッドとの隙間の変化による反 射状態の変化をコンピュータにより計測して摩擦パッドの摩耗量を測定し、かつ パッド摩耗量表示器に表示する。
【0007】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1において、1はディスク ロータ、2はキャリパである。このキャリパ2の一方のアーム2aには前記ディ スクロータ1の面と直交する軸線のシリンダ3が設けられ、このシリンダ3内に ピストン4が進退移動可能に嵌装されている。前記シリンダ3は図示省略してい るブレーキブースタと接続され、エア又はオイルが供給される。
【0008】 前記ピストン4には裏板5を介してインナパッド6が固定されている。また、 キャリパ2の他方のアーム2bには裏板7が固定され、この裏板7にアウタパッ ド8が取り付けられている。従って、インナパッド6とアウタパッド8との間に ディスクロータ1が位置し、シリンダ3にエア又はオイルが供給されてピストン が前進してインナパッド6がディスクロータ1の片面に押し付けられ、この時の ディスクロータ1からの反作用でキャリパ2が図1において右方向にフローティ ングしてアウタパッド8がディスクロータ1の片面に押し付けられ、その結果、 ディスクロータ1の両面をインナパッド6とアウタパッド8とで挟圧してディス クロータ1の回転を抑制する。
【0009】 本考案は上記のような構成において、前記インナパッド6の裏板5に光センサ 9を前記ディスクロータ1の面と対面して取り付け、この光センサ9の受光量に よりインナパッド6の摩耗量を計測するコンピュータ10と、このコンピュータ 10によるインナパッド6の摩耗量を表示するパッド摩耗量表示器12とを備え たものである。尚、光センサ9はアウタパッド8の裏板7にディスクロータ1の 面と対面して取り付けても良い。
【0010】 前記パッド摩耗量表示器12は、指針計器と作動ランプ14とからなり、前記 コンピュータ10と接続されている。11は電源、13はスイッチである。
【0011】 本考案は上記の通りの構造であるから、スイッチ13をONすることにより、 作動ランプ14が点灯してパッドの摩耗の検出作動状態となり、光センサ9から ディスクロータ1の面に光が照射され、かつ反射して受光する。この反射状態の 変化をコンピュータ10により計測してインナパッド6の摩耗量を測定し、かつ パッド摩耗量表示器12で表示するものである。
【0012】 すなわち、インナパッド6の摩耗でディスクロータ1とインナパッド6との隙 間Bが漸次縮小変化する。この隙間Bの変化により光の反射状態が変化し、これ をコンピュータ10により計測してインナパッド6の摩耗量をパッド摩耗量表示 器12で表示する。
【0013】 尚、光センサ9をアウタパッド8の裏板7に取り付けた場合でも、前記と同様 な作用を行う。
【0014】 上記作動ランプ14はパッドの摩耗の検出作動状態の異常も確認することがで きる。すなわち、パッドの摩耗の検出作動状態が正常であれば、一度点灯した作 動ランプ14は一定時間の経過により消灯する。若しパッドの磨耗の検出作動状 態が異常であれば、作動ランプ14点灯を続行する。これにより、電源、電圧を 確認し、正常であれば、回路の断線、コネクタの接続を確認する。これが正常で あれば、光センサ9の正否を確認し、異常であれば、光センサ9を交換する。ま た、光センサ9が正常であれば、コンピュータ10の正否を確認し、異常であれ ば、コンピュータ10を交換する。
【0015】
【考案の効果】 以上のように本考案は、摩擦パッドの裏板に光センサをディスクロータの摩擦 パッド当接面と対面して取り付け、この光センサによりディスクロータと摩擦パ ッドとの隙間の変化による摩擦パッドの摩耗量をコンピュータで計測し、このコ ンピュータによる摩擦パッドの摩耗量をパッド摩耗量表示器で表示する構成であ るから、非接触によって摩擦パッド摩耗量の検測を可能にし、高異音の発生によ る騒音、金属の警報部材のかじりによるディスクロータの面の損傷の不具合を解 消する利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の断面図
【符号の説明】
1 ディスクロータ 2 キャリパ 3 シリンダ 4 ピストン 5 裏板 6 インナパッド 7 裏板 8 アウタパッド 9 光センサ 10 コンピュータ 11 電源 12 パッド摩耗量表示器 13 スイッチ 14 作動ランプ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクロータの両側方に配置された摩
    擦パッドをキャリパに装備したピストンにより前記ディ
    スクロータに押圧して前記ディスクロータの回転を抑制
    するディスクブレーキにおいて、前記摩擦パッドの裏板
    に前記ディスクロータの摩擦パッド当接面と対面して取
    り付けた光センサと、この光センサにより摩擦パッドの
    摩耗量を計測するコンピュータと、このコンピュータに
    よる摩擦パッドの摩耗量を表示するパッド摩耗量表示器
    とを備えたことを特徴とするディスクブレーキ。
JP1268393U 1993-02-26 1993-02-26 ディスクブレーキ Pending JPH0667935U (ja)

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JP1268393U JPH0667935U (ja) 1993-02-26 1993-02-26 ディスクブレーキ

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JP1268393U JPH0667935U (ja) 1993-02-26 1993-02-26 ディスクブレーキ

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JPH0667935U true JPH0667935U (ja) 1994-09-22

Family

ID=11812180

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JP1268393U Pending JPH0667935U (ja) 1993-02-26 1993-02-26 ディスクブレーキ

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JP (1) JPH0667935U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013079121A (ja) * 2011-10-03 2013-05-02 Mitsubishi Electric Corp エレベータ用巻上機のブレーキ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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