JPH0667710U - 組立プール - Google Patents

組立プール

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JPH0667710U
JPH0667710U JP1621293U JP1621293U JPH0667710U JP H0667710 U JPH0667710 U JP H0667710U JP 1621293 U JP1621293 U JP 1621293U JP 1621293 U JP1621293 U JP 1621293U JP H0667710 U JPH0667710 U JP H0667710U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数個のプールセグメントの接合端縁間と分
割端縁の交わり位置の水蜜化を確実かつ容易にすること
により水槽体を複数の方向より交わるように分割した形
状のプールセグメントの使用を可能にし、ひいてはプー
ルセグメントの小型化により分解状態での運搬と保管を
しやすくする。 【構成】 プラスチック製の複数個のプールセグメント
1、2、3、4を、水槽体を複数の方向より交わるよう
に分割した形状に形成する。プールセグメント1、2、
3、4の各分割端縁間へ防水条6を介在させるとともに
分割端縁へ形成された隣合う接合フランジ5、5をボル
ト7とナット8により接続する。分割端縁の交わり位置
へ壁面26を有する凹部13を形成し、複数個の凹部1
3の集合により形成される凹陥部へ弾性栓15を嵌脱自
在に設ける。弾性栓15へ設けた栓膨縮用のおねじ16
とめねじ17の締め付けにより弾性栓15を凹陥部へ密
着させる。

Description

【考案の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】 この考案は幼稚園や家庭等で使用される水遊びや水泳用のプールの分野で利用 され、特にプラスチック製の複数個のプールセグメントをボルト、ナットにより 接続して成る組立プールに関する。 【0002】 【従来の技術】 従来よりプラスチックで形成された複数個のプールセグメントへそれぞれ接合 フランジが一体形成され、隣合う接合フランジ間へ防水条が介在されるとともに ボルト、ナットにより接合フランジが接続された組立プールが実施されている。 【0003】 また従来のプールセグメントは水槽体を縦方向へのみ平行に分割した形状に形 成されている。 【0004】 【考案が解決しようとする課題】 従来例はプールセグメントが縦方向へのみ分割した形状であるためプールセグ メント自体が大きく、組立プールを分解して運搬したり、保管する場合に大きい 面積を必要とし、特に都市部では保管場所を確保しにくく、前記構造の組立プー ルは利用しにくいものである。 【0005】 このため水槽体を複数の方向より交わるように分割すればプールセグメントは 小型化するのであるが、この場合、従来例のように各プールセグメントの分割端 縁間に防水条を介在させてボルト、ナット締めしただけでは分割端縁の交わる位 置で漏水してしまい、前記交わる位置の水蜜化は極めて困難である。この結果、 水槽体を複数の方向より交わるように分割したプールセグメントから成る組立プ ールの実施化ができないでいる。 【0006】 【課題を解決するための手段】 この考案は前記課題を解決するもので、すなわちプラスチックで形成された複 数個のプールセグメントへそれぞれ接合フランジが一体形成され、隣合う前記接 合フランジの間へ防水条が介在されるとともにボルトおよびナットにより前記接 合フランジが接続される組立プールにおいて、前記複数個のプールセグメントが 水槽体を複数の方向より交わるように分割した形状に形成され、前記接合フラン ジが各プールセグメントの分割端縁へ形成され、前記分割端縁の交わり位置へ壁 面を有する凹部が形成され、複数個の前記プールセグメントの接続に伴う複数個 の前記凹部の集合により凹陥部が形成され、前記凹陥部へ弾性栓が嵌脱自在に設 けられ、しかも前記弾性栓には上下方向に貫通する栓膨縮用のおねじが設けられ 、前記おねじとめねじの締め付けにより前記弾性栓が前記壁面へ密着されること を特徴とするものである。 【0007】 なお前記の水槽体を複数の方向より交わるように分割した形状は例えば水槽体 を縦横に分割した形状や水槽体を放射状に分割した形状や水槽体を縦横および放 射状に分割した形状であってもよく、また水槽体を縦横に分割した形状に形成す る場合は分割端縁の交わり位置が分割端縁の直交位置となるものである。 【0008】 【作用】 複数個のプールセグメントを接近させ、隣合うプールセグメントの分割端縁間 へ防水条を介在させ、ボルト・ナット締めして隣合う各接台フランジを接続し、 次に複数個の凹部の集合により形成された凹陥部へ弾性栓を嵌挿し、栓膨縮用の ねじによるねじ締めをする。ここに弾性栓はその縦方向において収縮し、しかも 遠心方向には膨出する力が働き、ねじ締めをするほど弾性栓は凹陥部に蜜嵌する 。 【0009】 【実施例】 この考案の第1実施例における水槽体9は図1、2で示すもので、複数個のプ ールセグメント1、1、2、2、3、3、4、4をFRP(ガラス繊維を補強材 とする強化プラスチック)で形成する。プールセグメント1、1、2、2、3、 3、4、4は水槽体9を複数の方向より交わるように分割した形状に形成するも ので、具体的には図3で示すように縦横に分割した形状に形成するものであり、 そのうちプールセグメント1、1、2、2は端部用であり、プールセグメント3 、3、4、4は中間部用である。この第1実施例の場合、図1、2で示すように 端部用のプールセグメント1、2の縦A・横B・高さHの寸法は180cm×1 30cm×65cm、中間部用のプールセグメントの縦A・横C・高さHの寸法 は180cm×150cm×65cmである。中間部用のプールセグメント3、 3、4、4の数は所望の水槽体9の大きさいかんによるもので、適宜、増減して もよく、また無くてもよい。図1、2、4、5、6で示すように各プールセグメ ント1、2、3、4は底板11と、底板11より連続して立ち上がる側壁18を 有し、さらに端部用のプールセグメント1、2は底板11より連続して立ち上が るとともに側壁18と連続する端壁19を有する。各側壁18および各端壁19 の上端より断面L字状に連続するトップベンチ20、20を形成し、各プールセ グメント1の角隅部の下方へ排水孔21を設ける。図1中、符号22は排水孔2 1へ嵌脱自在に設けた防水栓、23は足掛り用段部、24は各プールセグメント 1、2、3、4へ固着した木製の補強材である。 【0010】 図3で示すプールセグメント1、1、2、2、3、3、4、4の縦横の分割端 縁10に沿って図4〜8で示す段付きの接合フランジ5を下向きに一体形成し、 図5、6で示すように底板11より側壁18および端壁19に沿って続く接合フ ランジ5では上方および下方内端近傍とコーナー近傍へ、また図6で示すように 底板11のみに沿う接合フランジ5では両端近傍へそれぞれボルト遊挿孔25を 穿ち、分割端縁10、10の交わり位置12つまり図5〜8で示すようにプール セグメント1、1、2、2、3、3、4、4の各底板11における各直交位置へ 中心角aが90度の弧状で、しかも壁面26を有する凹部13を一体形成する。 なお、後述のようにこの凹部13が4個および防水条6端が4個集合することに より円形の凹陥部14が形成される。各壁面26は接合フランジ5と連続するも のであり、凹部13の外方で、かつ底板11へ略扇状の凹陥部27を一体形成す る。この凹陥部27は図5〜9および図18、19で示すように周壁28と底板 29とを有し、周壁28へボルト遊挿孔25と対応するボルト遊挿孔30を穿設 し、弧状の壁面26の下端縁より中心角aが90度である扇形の延出片31を連 続して水平に形成する。また接合フランジ5、5、5、5・・・のうち各端部用 のプールセグメント1にあっては図3で示す縦方向、各端部用のプールセグメン ト2にあっては横方向、各中間部用のプールセグメント3にあっては横方向と、 縦方向の一方、各中間部用のプールセグメント4にあっては縦方向の一方の各接 合フランジ5の端縁に沿って帯状の延出片32を連続して形成する。このため図 5〜7および図19、20で示すように各プールセグメント1、2、3、4にお いて延出片31、32を有する凹部13側、接合フランジ5側と延出片32を有 さない接合フランジ5側とでは後者の接合フランジ5の方が延出片31、32の 肉厚分、その高さが短くなる。 【0011】 この考案の第2実施例の水槽体9は図10、12で示すもので、複数個のプー ルセグメント1、1、2、2、2、2をFRP(ガラス繊維を補強材とする強化 プラスチック)で形成する。プールセグメント1、1、2、2、2、2は水槽体 9を複数の方向より交わるように分割した形状に形成するもので、図示のように 放射状に分割した形状さらに具体的には60度づつに等分した形状に形成するも のであり、この第2実施例の場合、図12、14で示すようにプールセグメント 1、2の径Dおよび高さhの寸法は154cm×55cmである。図10〜14 で示すように各プールセグメント1、2は底板11と、底板11より連続して立 ち上がる弧状の側壁18を有する。各側壁18の上端より断面L字状に連続する 弧状のトップベンチ20を形成し、トップベンチ20の外向板45へボルト遊挿 孔46を形成し、各プールセグメント1の下方へ排水孔21と凹陥部47を設け る。図中、符号22は排水孔21へ嵌脱自在に設けた防水栓、23は足掛り用段 部、24は各プールセグメント1、2へ固着した木製の補強材である。この第2 実施例におけるプールセグメント1とプールセグメント2の違いは排水孔21、 凹陥部47の有無のみであり、製造の際は1種類の成形型で足り、プールセグメ ント2の成形の際には排水孔21、凹陥部47の該当部分へ入れ子を充填し、プ ールセグメント1の成形の際には前記入れ子を外せばよく、プールセグメント2 には排水孔21、凹陥部47が無く、プールセグメント1には排水孔21、凹陥 部47が形成される。 【0012】 図11、13で示す各プールセグメント1、2の放射状の分割端縁10に沿っ て図11、15、16、19、20で示す段付きの接合フランジ5を下向きに一 体形成し、図11、15で示すように底板11より側壁18に沿って続く接合フ ランジ5の上方および下方内端近傍とコーナー近傍へそれぞれボルト遊挿孔25 を穿ち、図11、14、16、17で示すように各プールセグメント1、2の各 底板11における交わり位置12へ挟角bが60度の弧状で、しかも壁面26を 有する凹部13を一体形成する。なお、後述のようにこの凹部13が6個および 防水条6端が6個集合することにより円形の凹陥部14が形成される。各壁面2 6は接合フランジ5と連続するものであり、凹部13の外方で、かつ底板11へ 略扇状の凹陥部27を一体形成する。この凹陥部27は図11、14、16、1 8、19で示すように周壁28と底板29とを有し、周壁28へボルト遊挿孔2 5と対応するボルト遊挿孔30を穿設し、弧状の壁面26の下端縁より挟角bが 60度である扇形の延出片31を連続して水平に形成する。また接合フランジ5 、5のうち一方の接合フランジ5の端縁に沿って帯状の延出片32を連続して形 成する。このため図11、19で示すように各プールセグメント1、2において 延出片31、32を有する凹部13側、接合フランジ5側と延出片32を有さな い接合フランジ5側とでは後者の接合フランジ5の方が延出片31、32の肉厚 分、その高さが短くなる。なお図18〜20は第1・2実施例とも構造上、同一 性を有するので併用したものであり、図18は第1実施例の図1におけるX−X 、第2実施例の図12におけるY−Y方向からの拡大断面図である。 【0013】 また第2実施例は各プールセグメント1、2ごとに足掛り用段部48を具備す るものである。この足掛り用段部48はFRPで一体的に形成するもので、図1 0、11および図14の仮想線で示すように弧状の接地フランジ49より段付き の周壁50を連続して立ち上がらせ、しかも足掛段部51を三日月状に形成し、 周壁50の上端縁に沿って断面L字状の係合縁64を連続して形成し、係合縁6 4の外向面へねじ孔52を螺設し、さらに図10、11、21で示すように周壁 50の両端へ、隣接する足掛り用段部48を接続するための接続板53、53を 連続して形成し、各接続板53の外向面へ凹陥部54、54を形成し、各凹陥部 54の側壁55および接続板53の接続片56へボルト遊挿孔57、58を形成 する。 【0014】 なお図22から25はこの考案の水槽体9の変形例を示すものであり、水槽体 9を複数の方向より交わるように分割した形状が、図22では水槽体9の底板1 1を巴状に3等分するとともに側壁、トップベンチ20を直線状に延出して分割 した形状であり、図23では水槽体9を放射状に分割した形状であるが、等分し たものではなく、図24では水槽体9の中間を縦横に分割するとともに両端を放 射状に等分した形状であり、図25では水槽体9を放射状に6等分した形状で、 しかも水槽体9を六角形に形成したものである。請求項1における水槽体9を分 割した形状のプールセグメントは前記のいずれでもよいことは勿論、水槽体9を 複数の方向より交わるように分割した形状であればよいものである。 【0015】 図中、符号6は可撓性を有する防水条、符号15は弾性栓、符号34は栓体で あり、これらはこの考案のいずれの実施例にも有り、その構造、材質は各実施例 とも同一性を有し、いずれの防水条6、栓体34も本実施例では独立気泡性発泡 ゴムで形成され、さらに具体的には独立気弾性のネオロン(ノブカワ商事株式会 社製、商品名)で形成されたものであり、前記ゴムは各気泡が独立しているため 、防水性を有し、しかも弾性に富み、本実施例として最適である。なお、防水条 6、栓体34は防水性を有する弾性材であればよい。また複数の周溝33、33 ・・・を形成した円柱状の前記栓体34の上下面へ硬質プラスチック製の固定板 36、37を接着し、図18で示すように固定板37へ膨縮用のめねじ17とし てナットを接着し、栓体34、固定板36、37へ上下方向に貫通されたねじ遊 挿孔35、38、43を設け、平ワッシャ39を介して栓膨縮用のおねじ16と してボルトを挿通し、おねじ16をめねじ17であるナットへ螺合して成り、栓 体34の回転を止めておねじ16を締め付けると、めねじ17が上昇し、栓体3 4が固定板36、37に挟圧されて上下方向に収縮するとともに遠心方向へ膨出 し、おねじ16を緩めると、めねじ17が下降し、栓体34が弾性により復元す るものである。また符号40は凹陥部14、27を覆う伏皿状の硬質プラスチッ ク製の保護蓋であり、中心の凹部42へねじ遊挿孔44を形成したものである。 【0016】 なお、図26で示すように栓膨縮用のおねじ16であるボルトと栓膨縮用のめ ねじ17であるナットとを図18の場合とは上下逆にし、おねじ16を固定板3 7へ接着する等、回動不能にし、めねじ17を締め付けて栓体34を上下方向に 収縮させるとともに遠心方向へ膨出させ、めねじ17を緩めて栓体34を復元さ せるようにしてもよく、その場台には保護蓋40とボルト7とを連結する接続片 60を具備する等、保護蓋40の取付手段を設けるものである。 【0017】 前記実施例を組み立てるには第1実施例ではプールセグメント1、1、2、2 、3、3、4、4を、第2実施例ではプールセグメント1、1、2、2、2、2 を接近させる。ここに前記の構成のとおり隣合う接合フランジ5、5の一方には 帯状の延出片32が形成され、他方には前記延出片32がないので、図19、2 0で示すように延出片32のない接合フランジ5の端縁が延出片32上へ当接し 、両接合フランジ5、5は等高となる。また当初は隣合う両接合フランジ5、5 を防水条6の幅程度に離間するとともに、各ボルト遊挿孔25、30へボルト7 を挿通し、ナット8を緩く締めておき、各防水条6を各接合フランジ5の全長に 沿わせつつ両接合フランジ5、5間へ介在させる。このとき各接合フランジ5は 段部41を有するので図示のように防水条6は係止され、しかも図9、17で示 すように各防水条6の端面を各凹部13の壁面26位置へ臨ませるものである。 そして図19、20で示すように各ボルト7、ナット8を緊締する。ここに両接 合フランジ5、5は接近し、弾性を有する防水条6は収縮し、しかもその復元方 向へ働く力により接合フランジ5、5へ密着する。なお図5、6、11、15で 示す各フランジ5の上方、コーナー近傍でのボルト締め作業は各セグメント1、 2、3、4の外側から容易にすることができ、また交わり位置12近傍でのボル ト締め作業も凹陥部27が上向きに開口しているので簡単にすることができる。 【0018】 ここに図7から図9および図16から18で明らかのように各交わり位置12 へは凹部13、13・・、防水条6、6・・の各端面および扇状の延出片31、 31・・の集合により円形の有底縦孔から成る凹陥部14が形成される。そして 栓体34の外径が凹陥部14よりやや大きい弾性栓15を凹陥部14へ嵌入し、 固定板36を指で押え、おねじ16を緊締する。ここに弾性栓15とめねじ17 は回転が阻止されており、おねじ16と協動することがなく、めねじ17は上昇 し、これと一体の栓体34は上下方向において収縮するとともに遠心方向へ膨出 しようとする力がかかり、各壁面26および各防水条6の端面へ極めて強力に密 着する。続いて保護蓋40で凹陥部14、27を覆い、保護蓋40へ設けたねじ 遊挿孔44よりねじ45を挿通するとともにおねじ16頭部へ螺設したねじ孔4 6へ螺入し、保護蓋40と弾性栓15を連結する。なお防水栓22を排水孔21 へ嵌着する。またプール不使用時や運搬時には第1実施例ではプールセグメント 1、1、2、2、3、3、4、4を、第2実施例ではプールセグメント1、1、 2、2、2、2を分解して積重ね、他の部品とともに保管、搬送をするものであ る。なお弾性栓15を図26のようにした場合には前記とは逆にめねじ17を緊 締するものであり、また各凹陥部27位置のボルト7、ナット8締めの際に接続 片60の下方のボルト遊挿孔(図示略)をボルト7へ通しておき、保護蓋40へ 接続片60の上方水平片61を当接し、ボルト62、ナット63締めして保護蓋 40を固定する。なおナット63は上方水平片61にあらかじめ固着したもので ある。また第3〜6実施例における組み立て法は前述の場合と同様である。 【0019】 なお第2実施例では各プールセグメント1、2ごとに前述の足掛り用段部48 を取り付けてもよい。足掛り用段部48を取り付けるには、係合縁64を図14 で示すようにトップベンチ20へ係合し、ボルト59をボルト遊挿孔46より挿 入してねじ孔52へ螺着する。なお前記接続手段は係合縁64とトップベンチ2 0を着脱自在に接続するものであればタッピンねじ等他の手段でもよい。また図 11、21で示すように隣合う足掛り用段部48、48の接続片56、56を当 接し、一方の凹陥部54よりボルト60を入れるとともにボルト遊挿孔57、5 8へ挿通し、ナット61締めする。この足掛り用段部48もプール不使用時や運 搬時には分解して積重ね、他の部品とともに保管、搬送するものである。 【0020】 【考案の効果】 この考案によれば各プールセグメントの接合フランジ間へ防水条を介在させる とともに接合フランジのボルト締めをし、また交わり位置の凹陥部へ弾性栓を嵌 入するとともに弾性栓のねじ締めをするという極めて容易かつ迅速な作業で、漏 水することがないプールを確実に組み立てることができるものであり、特に複数 個のプールセグメントの交わり位置の防水効果が確実なため水槽体を例えば縦横 や放射状や縦横と放射状のごとく、複数の方向より交わるように分割した形状に プールセグメントを形成しても何等支障がなく、各プールセグメント自体を小型 化でき、運搬および保管が極めて容易となるものである。 【0021】 なお水槽体を放射状に等分した形状にプールセグメントを形成する場合は、成 形型が1種類で足り、極めて用意かつ安価に製造することができる。 【0022】 またプールセグメントの外側へ足掛り用段部を着脱自在に設けた場合は年少者 にとって安全に使用できるとともに運搬および保管時に場所をとらず実用的効果 が大きい。
【図面の簡単な説明】 【図1】この考案の第1実施例を示す一部切欠平面図で
ある。 【図2】同上の一部を切欠いた正面図である。 【図3】第1実施例の水槽体の分離状態を示す平面図で
ある。 【図4】第1実施例における端部用のプールセグメント
の拡大右側面図である。 【図5】同上の斜視図である。 【図6】同上における中間部用のプールセグメントの拡
大斜視図である。 【図7】同上の直交位置の分解斜視図である。 【図8】同上のプールセグメントの直交位置を示す部分
拡大平面図である。 【図9】同上の直交位置におけるプールセグメントの集
合状態を示す拡大平面図である。 【図10】この考案の第2実施例の斜視図である。 【図11】同上のプールセグメントと足掛り用段部の一
部を示す分解斜視図である。 【図12】同上の水槽体の一部を切欠いた平面図であ
る。 【図13】同上のプールセグメントの拡大平面図であ
る。 【図14】同上のプールセグメントの中央拡大端面図で
ある。 【図15】同上のプールセグメントにおける接合端縁部
分を示す拡大側面図である。 【図16】同上のプールセグメントにおける交わり位置
を示す拡大平面図である。 【図17】同上のプールセグメントの集合状態を示す拡
大平面図である。 【図18】この考案の第1・2実施例の交わり位置にお
ける閉栓状態を示す拡大断面図である。 【図19】同上の交わり位置近傍におけるプールセグメ
ントの接続状態を示す拡大断面図である。 【図20】同上の交わり位置近傍以外の位置におけるプ
ールセグメントの接続状態を示す拡大断面図である。 【図21】この考案の第2実施例における足掛り用段部
同士の接続状態を示す拡大横断面図である。 【図22】この考案の水槽体の第3実施例を示す平面図
である。 【図23】この考案の水槽体の第4実施例を示す平面図
である。 【図24】この考案の水槽体の第5実施例を示す平面図
である。 【図25】この考案の水槽体の第6実施例を示す平面図
である。 【図26】この考案の弾性栓と保護蓋取付手段の変形例
を示す断面図である。 【符号の説明】 1、2、3、4 プールセグメント 5 接合フランジ 6 防水条 7 ボルト 8 ナット 9 水槽体 10 分割端縁 12 交わり位置 13 凹部 14 凹陥部 15 弾性栓 16 おねじ 17 めねじ 26 壁面 48 足掛り用段部

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【謂求項1】 プラスチックで形成された複数個のプー
    ルセグメントへそれぞれ接合フランジが一体形成され、
    隣合う前記接合フランジの間へ防水条が介在されるとと
    もにボルトおよびナットにより前記接合フランジが接続
    される組立プールにおいて、前記複数個のプールセグメ
    ントが水槽体を複数の方向より交わるように分割した形
    状に形成され、前記接合フランジが各プールセグメント
    の分割端縁へ形成され、前記分割端縁の交わり位置へ壁
    面を有する凹部が形成され、複数個の前記プールセグメ
    ントの接続に伴う複数個の前記凹部の集合により凹陥部
    が形成され、前記凹陥部へ弾性栓が嵌脱自在に設けら
    れ、しかも前記弾性栓には上下方向に貫通する栓膨縮用
    のおねじが設けられ、前記おねじとめねじの締め付けに
    より前記弾性栓が前記壁面へ密着されることを特徴とす
    る組立プール。 【請求項2】 水槽体を複数の方向より交わるように分
    割した形状が水槽体を縦横に分割した形状であり、分割
    端縁の交わり位置が分割端縁の直交位置である請求項1
    記載の組立プール。 【請求項3】 水槽体を複数の方向より交わるように分
    割した形状が水槽体を放射状に分割した形状である請求
    項1記載の組立プール。 【請求項4】 水槽体を放射状に分割した形状が水槽体
    を放射状に等分した形状である請求項3記載の組立プー
    ル。 【請求項5】 水槽体を複数の方向より交わるように分
    割した形状が水槽体を縦横および放射状に分割した形状
    である請求頂1記載の組立プール。 【請求項6】 プールセグメントの外側へ足掛り用段部
    が着脱自在に設けられた請求項1記載の組立プール。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2018217155A1 (en) * 2017-05-23 2018-11-29 Silver & Stal Enterprises Ab Water container

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