JPH0667707B2 - 自動車用集約配線装置 - Google Patents

自動車用集約配線装置

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JPH0667707B2
JPH0667707B2 JP62084830A JP8483087A JPH0667707B2 JP H0667707 B2 JPH0667707 B2 JP H0667707B2 JP 62084830 A JP62084830 A JP 62084830A JP 8483087 A JP8483087 A JP 8483087A JP H0667707 B2 JPH0667707 B2 JP H0667707B2
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JP
Japan
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cim
integrated wiring
dio
wiring device
data
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善一 平山
一正 杉浦
文夫 浜野
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、集約配線装置を自動車搭載機器に適用した場
合に、複数個の子局と親局との間で多重データ伝送を行
なうのに好適なように改良した自動車用集約配線装置に
関するものである。
〔従来の技術〕
自動車には、ランプ類、スイッチ類、メータ類など多数
の機器が装備され、その数は増加の趨勢にある。
こうした実情において、各機器に対してそれぞれ独立に
配線を行っていたのでは、配線系統が複雑・膨大になっ
てしまう。そこで、これを簡素化する方策の一つとして
集約配線装置の適用が具体的に検討されており、この種
の技術に関しては特開昭61−194942号が公知である。
次に、上記公知の集約配線装置の1例を第2図について
説明する。
本従来例は、光ファイバケーブル(以下、OFと略記)を
用い、中央制御装置(Central Control Unit。以下CCU
と略す)100と、複数個の端末処理装置(Local Control
Unit。以下LCUと略す)110〜140間を共通結合してお
り、OFの分岐点には光分岐コネクタOCが設けてある。CC
Uはダッシュボード近傍等に設置され、システム全体の
制御を行なう。LCUは各種スイッチSW、メータM等の表
示器、ランプL、センサ等、多数設置してある電気装置
それぞれの近傍に分散設置してある。CCU,LCUがOFと結
合する部分には、光信号と電気信号とを双方向変換する
光電変換モジュール300、同310及び同320が設けられて
いる。
CCUはマイクロコンピュータ180を備え、シリアルデータ
による通信機能を持つ。CCU,LCUは信号伝送LSI(Commun
ication & Interface Module、以下CIMと略す)150〜1
70を持っている。
第3図は、CIMの一例を大まかなブロック図で示したも
のである。第2図においてCIM150,同160および同170に
スイッチ類、メータ類、ランプ類が接続されているが、
実際には第3図における入出力バッファ5100に設けられ
た複数(本例において16本)の入出力端子に接続されて
いる。そして受信、送信端子は、光ファイバケーブルOF
を介して、CCUと双方向伝送を行なう。
上記の装置動作概要は以下の通りである。CCUから各LCU
に送信されたシリアルデータ(制御データ)は、受信端
子RXから各CIMが受信後、シフトレジスタ5102に格納さ
れ、受信終了後、入出力バッファ5100にもたらされ、接
続機器類を制御する。一方、スイッチ等の入力データは
入出力バッファ5100を介し、シフトレジスタ5102に格納
後、送信端子TXから受信されてCCUにもたらされる。
フェイルセーフレジスタ5101は、CCUとLCU間の信号伝送
路が故障した際、負荷を安全側に制御するためのデータ
を格納する。同期回路5103は、クロックCKと受信信号と
の同期をとるために用いる。伝送制御回路5104は、CIM
内の制御信号生成のために用いる。アドレスチェック回
路5105は、アドレス番号(以下、CIM#と略記す)の正
誤チェックに用いる。
なお、今後、入出力データを、DIOデータと呼ぶことに
する。そして、本例においてはこれらを、DIO#O〜F
と呼ぶことにする。
さて、上述した公知の集約配線装置の特徴は、テーブル
参照による入力データの取り込みと制御データの生成と
を行なっている点である。
(これについては特開昭61−194942号に記述してあ
る。)テーブルの内容を第4図〜第6図に示す。
第4図はモニタテーブルSTTOLD,STTNEWである。各CIMに
ついて、伝送前後のつまりCCUとのやりとりを行なう前
後のDIOデータと、CIM#とをストアしておく。本例で
は、CIM#1,2,Aの全DIOデータは0のままであることを
示す。
第5図は配線テーブルCCTBLである。入力端子と出力端
子との配線関係をストアする。本例では、例えば第1行
は入力CIM#1、DIO2に対して出力CIM#A1DIO#4とな
る。
第6図は制御テーブルSCNTBLである。CCUがやりとりを
行なうCIMのCIM#をストアする。本例では CIM1 CIM2 CIMA CIM1 CIM2 : : なる順である。
テーブルを用いた伝送手順は後述するが、本公知例の装
置では、CCUと伝送を行なうCIMの順番はSCNTBLにより規
定されている。そして従来例では、CIM数が数個程度と
少なかったため、CCUは全体CIMと一度ずつモニタリング
を行なっていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は、前述のようにCCUが予め定められた順
に、全CIMとモニタリングを行うことによりデータ授受
を行なっていた。
上記の如く、全CIMとモニタリングを行っていたことに
ついて、その問題点を次に述べる。
自動車に装備されている機器類は、次の如く二つに大別
される。
第1は、ヘッドランプやワイパなどといった、スイッチ
入力に対する動作遅れが自動車の安全走行に重大な影響
を及ぼすため、迅速なモニタリングを行なわなければな
らない機器である。
また、第2は、ルームランプ、フューエルリッドオープ
ナなどのように、多少の動作遅れは全く問題にならない
ため、必ずしも迅速なモニタリングを必要としない機器
である。これらの機器が混在するにもかかわらず、入力
検出のためのモニタリングを常に全CIMに対して行なっ
ているため、自動車内の機器総数が増加するにつれて、
各機器に対するモニタリング所要時間が遅延するという
問題があった。
本発明の目的は、自動車内負荷数が増えても高速サンプ
リングを維持できるように改良した、集約配線装置を提
供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、上記制御テーブルSCNTBLのデータを変更す
ることによって達成される。この原理を実用面に適用す
るための具体的な構成として、本発明に係る集約配線装
置は、自動車に搭載されている複数の機器を制御するた
めの複数の子局と、上記子局とのモニタリングによって
得られる入力情報に基づいて該子局に制御指令を与える
親局とからなる自動車用集約配線装置に適用され、上記
親局が前記子局のモニタリング順序を記述する記述エリ
アを備えたテーブルを有し、該テーブルの記述エリアが
前記子局の数よりも多く設けられていることを特徴とす
る。上記の“記述エリアが子局の数よりも多く設けられ
ている”とは、記述エリアに記入し得る子局のアドレス
コードの数が、子局の数よりも多いことを意味してい
る。
〔作用〕
1サイクル中に所定のCIMを何回かモニタリングすれ
ば、高速データサンプリングは保証される。実際の自動
車では、ワイパ、ヘッドランプなど、高速サンプリング
を要する機器は少ないため、自動車内機器総数の急増に
も対処可能である。
〔実施例〕
第1図は、第2図を簡略化して書き改めたものであり、
LCU(CIM)数は3である。CCUは、第2図におけるマイ
クロコンピュータ180のメモリ内容のみとした。またOF,
OCは1本の線に簡素化した。そして第3図における入出
力バッファ、すなわちDIOデータのみをCIMのデータとし
た。そして第5図〜第7図の情報は予めメモリ内にスト
アされており、 CIM1のDIO#Aにスイッチが、 CIM1のDIO#2にスイッチが、 CIM1のDIO#0にトランクオープナが、 CIM2のDIO#Fにスイッチが、 CIM2のDIO#Dにスイッチが、 CIM2のDIO#Oにルームランプが、 CIM3のDIO#4にヘッドランプが、 CIM3のDIO#2にワイパが、それぞれ接続されているも
のとする。以下、その動作例を、第1図および、フロー
図である第7図を参照して説明する。
(1)CCU、全CIMの初期設定を行なう。
(ステップ71) (2)SCNTBL参照により、伝送相手を決定する。
(ステップ72) 仮に第1図のように定めておくと、 CIM1 CIMA CIM1 CIMA CIM2 なる順序で伝送を行ない、一サイクルとなる。従来技術
を示した第6図の例では、CIM1と伝送を行ない、その後
再びCIM1と伝送を行うまでの間にCIM2やCIMAとの伝送を
要する。ところが第1図の実施例では、最小で1度の伝
送を要するのみとなる。
(3)該当CIMとデータ受信送信を行なう。
(ステップ73) (4)STTOLD、STTNEWの内容のチェックを行なう(ステ
ップ74)。本例では、CIMIのSWをオンさせたので、第1
図においてSTTNEWのDIO#2が0から1に変化する。
(′→′) (5)STTOLDとSTTNEW(′)は、CIM#1,DIO#2のビ
ットが異なっているため、スイッチSWの入力を検知す
る。
(6)CCTBLを検索し、出力CIM#,DIO#を調べる。本例
では第1図のCCTBLの第1行参照により、CIM#A,DIO#
4が出力であることを知る。(ステップ75)。
(7)STTNEWの出力部のビットを反転させる。そしてST
TOLD,STTNEWを更新する(ステップ76)。
(8)CCUとCIMAとのデータのやりとりの際、STTNEW
(′)のデータはCIMAにもたらされ、ヘッドランプL
が点灯する。以上に述べたようにしてデータ伝送が行な
われる。次に、本発明に係る自動車用集約配線装置につ
いて、その実用価値を説明する。自動車用集約配線シス
テムの実用化レベルには3段階が有る。
一番基本的なものは、ランプやモータ等のオン/オフ制
御である。
その次のレベルは、サスペンション制御や、空調等の車
体制御、及び、情報系のデイジタル情報伝送であり、 最後が、点火制御等のリアルタイム制御である。
而して、自動車メーカーにおいては、上記最終段階のリ
アルタイム制御を目標として、車体制御系を包含できる
集約配線装置の開発に努力している。
しかしながら、このレベルまでを早急に実現しようとす
ると、かなり複雑な構成となってしまい、そもそも集約
配線システムを導入した目的であるところの「小規模シ
ステムとしてのコストメリット」が失われてしまう。
この点、本発明の自動車用集約配線装置は、本質的に制
御が簡単で、低コストというメリットを十分に発揮し得
る。
〔発明の効果〕
本発明によれば、高速応答を必要とする機器(子局)を
重点的にモニタリングする構成により、ランプやモータ
等のオン/オフ制御に加え、車体制御系関係に対しても
従来のローコストシステムのまま、ソフトウェア変更の
みで対応できるという効果がある。そして、本発明装置
を適用することによりローコストのモニタリング方式を
構成することができるため、適用する車種の範囲を大幅
に拡大できることになるという大きな実用的効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一実施例を示す系統図である。第
2図は集約配線装置の従来例を示す系統図、第3図は信
号伝送専用LSI(CIM)の一例を示す説明図、第4図はモ
ニタテーブルの一例を示す説明図、第5図は配線テーブ
ルの一例を示す説明図、第6図は制御テーブルの一例を
示す説明図である。第7図は前記実施例におけるシステ
ム動作フロー図である。 100……CCU、110〜140……LCU、150〜170……CIM、180
……マイクロコンピュータ、300〜320……光電変換モジ
ュール、5100……入出力バッファ、5101……フェイルセ
ーフレジスタ、5102……シフトレジスタ、5103……同期
回路、5104……伝送制御回路、5105……アドレスチェッ
ク回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車に搭載されている複数の機器を制御
    するための複数の子局と、上記子局とのモニタリングに
    よって得られる入力情報に基づいて該子局に制御指令を
    与える親局とよりなる自動車内集約配線装置において、
    上記親局が前記子局のモニタリング順序を記述する記述
    エリアを備えたテーブルを有しており、かつ、該テーブ
    ルの記述エリアが前記子局の数よりも多く設けられてい
    ることを特徴とする自動車用集約配線装置。
JP62084830A 1987-04-08 1987-04-08 自動車用集約配線装置 Expired - Lifetime JPH0667707B2 (ja)

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JP62084830A JPH0667707B2 (ja) 1987-04-08 1987-04-08 自動車用集約配線装置

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JPS63251348A JPS63251348A (ja) 1988-10-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3335932A1 (de) * 1983-10-04 1985-04-18 Wabco Westinghouse Fahrzeugbremsen GmbH, 3000 Hannover Einrichtung zum abfragen und steuern von mehreren komponeneten eines fahrzeuges

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JPS63251348A (ja) 1988-10-18

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