JPH0667613A - 掲示器の見切り装置 - Google Patents

掲示器の見切り装置

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JPH0667613A
JPH0667613A JP22160392A JP22160392A JPH0667613A JP H0667613 A JPH0667613 A JP H0667613A JP 22160392 A JP22160392 A JP 22160392A JP 22160392 A JP22160392 A JP 22160392A JP H0667613 A JPH0667613 A JP H0667613A
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    • G09F3/08Fastening or securing by means not forming part of the material of the label itself
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 掲示器正面の美観を損ねる螺子等の止め具を
使わずに、見切り部を見切り状態にロックして固定でき
るようにし、そして、この見切り部を枠部正面から容易
に挿着脱できるようにすると共に、掲示器正面を傷つけ
ないように枠部側面から見切り部の着脱操作をできるよ
うにする。 【構成】 枠部正面の挿入凹部に正面開口より見切り部
の挿入部を挿入して、同挿入部の係止部を枠部の被係止
部に弾性係止させて、掲示体支持部に支持される掲示体
の端縁を見切り面部で見切り可能にすると共に、枠部側
面のガイド孔に差し込まれる適宜の外し具により係止部
を被係止部との係止状態から解いて、挿入凹部から挿入
部を抜き出して、枠部正面から見切り部の着脱を、枠部
側面から見切り部の着脱操作を、それぞれ可能にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は掲示器の見切り装置に関
し、枠部正面から見切り部の着脱を、枠部側面から見切
り部の着脱操作を、それぞれ可能で、たとえば、掲示器
の前縁側を残して壁に埋め込まれる使用態様の半埋め込
みタイプ等に有用なものである。
【0002】
【従来の技術】従来の見切り装置には、たとえば出願人
が提案している実公昭52-25112号の掲示器の見切面構造
がある。
【0003】この見切面構造の構成は、本体枠の前端縁
に掛合受部を形成し、該受部に掲示体の端縁を覆う見切
片を擺動自在に取り付けてあるものであり、掲示面とし
ての正面を残して壁に埋め込んだ状態で、見切片を開い
て掲示体の入れ替えを行うことができ、また見切片を閉
じて掲示体の端縁を覆うことができるものである。
【0004】ところで、見切片は開閉自在であるもの
の、特に閉じ状態にロック可能な構成のものになってい
ないため、閉じ状態が不安定で、掲示体の端縁の見切に
ついて甘くなる等の構造上の問題がある。また開状態で
も見切片が自重で閉じて掲示体の入れ替え作業を妨げる
等の不都合が有る。
【0005】このような問題を解決する手段として考え
られることは、前記構成の見切片を閉じ状態に螺子止め
してロックしたり、或いは、見切片そのものを、螺子止
めして閉じ状態に装着し得るようにすると共に、その螺
子を外して脱離し得るようにすることであるが、いずれ
の態様のものも螺子が外側に露呈して、掲示器としての
美観が著しく損なわれる結果になる。
【0006】さらに、螺子を用いる場合、見切片側の孔
と本体枠側の螺子孔を合わせるのに手間どったり、螺子
の脱着作業が面倒であったり、螺子の紛失、さらにドラ
イバーで螺子孔周りの表面を傷つけてしまう等の問題も
あって、不都合が多い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする課題
は、掲示器表面の美観を損ねる螺子等の止め具を使わな
いと、見切り片を見切り状態にロックして固定できない
点、螺子によるロックおよびロック解除作業が面倒であ
る点、見切り片を着脱操作するのに掲示器正面が傷つか
ないよう慎重な作業を要求されることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の課題を達成するた
めに、枠部における正面の開口部内の掲示体支持部に支
持される掲示体端縁を見切り部で見切り可能な掲示器の
見切り装置において、枠部は前記開口部における外壁部
の少なくとも一辺部と同一辺部に向き合う前記掲示体支
持部との間に挿入凹部を形成し、この挿入凹部における
正面の開口の外壁部内面部分に被係止部を形成すると共
に、この被係止部の後脇側から外壁部外側に貫通状のガ
イド孔を設け、前記挿入凹部に対応する見切り部は正面
の見切り面部における外縁裏面側に挿入部を延出すると
共に、この挿入部に係止部を前記被係止部に弾性係止可
能に備え、枠部の挿入凹部に正面開口より見切り部の挿
入部を挿入して、係止部を被係止部に弾性係止させて、
前記掲示体支持部に支持される掲示体の端縁を見切り面
部で見切り可能にすると共に、前記ガイド孔に差し込ま
れる適宜の外し具を係止部に押し当てて被係止部との係
止状態から解いて、挿入凹部から挿入部を抜き出して、
枠部正面から見切り部の着脱を、枠部側面から見切り部
の着脱操作を、それぞれ可能にしたことを特徴とする。
【0009】そして、見切り部の挿入部に、挿入凹部奥
に圧接して弾性回復力を生じるバネを備えたことを特徴
とする。このバネの弾性回復力は、挿入部が挿入凹部か
ら完全に抜け出る程度、或いは途中まで抜け出る程度に
設定するのが望ましい。
【0010】また、枠部の挿入凹部における正面の開口
の外壁部内縁部分に被係止段部を形成し、見切り部の見
切り面部における外縁裏面側に前記被係止段部と重合状
に係止可能な係止段部を形成したことを特徴とする。
【0011】また、本発明におけるガイド孔は普通の丸
孔であっても良いし、その他の特徴的な適宜孔形状にし
て、外し具との照合機能を持たせるようにしても良い。
【0012】また、枠部は後カバーをビス等で連結した
り、蝶番で接続した一辺に対して、他辺側を適宜連結具
で連結して、一方に対して他方を開閉可能な態様にして
も良い。さらに、枠部は、任意の辺部の縁杆を掲示体支
持側の前縁杆部と光源支持側の後縁杆部に分割成形し
て、後縁杆部に対して前縁杆部を揺動して開閉可能に枢
支しても良い。また、枠部は、一体型にすることはもと
より、掲示体支持部側の前半枠部と光源部側の後半枠部
とに分割成型しても良いし、この分割タイプで前後の枠
部をビス等で連結したり、蝶番で接続された一辺に対し
て、他辺側を適宜連結具で連結して、開閉可能にしても
良い。
【0013】また、掲示体支持部について、掲示体を嵌
め込み可能な態様、或いは、掲示体をコイルスプリング
で張設する態様にする等、任意である。
【0014】
【作用】枠部正面の挿入凹部に正面開口より見切り部の
挿入部を挿入して、同挿入部の係止部を枠部の被係止部
に弾性係止させて、掲示体支持部に支持される掲示体の
端縁を見切り面部で見切り可能にすると共に、枠部側面
のガイド孔に差し込まれる適宜の外し具を係止部に押し
当てて被係止部との係止状態から解いて、挿入凹部から
挿入部を抜き出して、枠部正面から見切り部の着脱を、
枠部側面から見切り部の着脱操作を、それぞれ可能にし
てあるため、枠部正面から見切り部を着脱できると共
に、枠部側面から見切り部の着脱操作をすることができ
る。
【0015】見切り部を見切り状態にロックするのに、
螺子等の止め具を使うことなく、挿入凹部に挿入部を枠
部正面から挿入するだけの押し操作によって、係止部が
被係止部に弾性係止するため、見切り時における見切り
部は同見切り状態に固定されて安定し、掲示体の端縁を
正確に見切りることができ、掲示器正面の美観が保たれ
る。しかも、その見切り部をロック解除して外すのに、
外し具を枠部側方からガイド孔に差し込んで係止部に押
し当てて被係止部から外す操作により簡単にロック解除
できるため、作業が簡単で素人でもなんなく行えて作業
性が優れている。
【0016】見切り部の着脱を掲示器正面から、そして
同見切り部の着脱操作を掲示器側面から行えるため、掲
示器正面を傷つけないで見切り部の着脱操作をすること
ができる。
【0017】見切り部の挿入部に、挿入凹部奥に圧接し
て弾性回復力を生じるバネを備えてあるため、外し具を
枠部側方からガイド孔に差し込み、係止部を被係止部か
ら外し操作するのにともない、挿入部がバネの弾性回復
力により前出して、見切り部を容易に外すことができ
る。
【0018】枠部の挿入凹部における正面の開口の外壁
部内縁部分に被係止段部を形成し、見切り部の見切り面
部における外縁裏面側に前記被係止段部と重合状に係止
可能な係止段部を形成してあるため、見切り状態におけ
る見切り部は同状態に落ち着いて安定して良好に見切る
ことができる。
【0019】
【実施例】図1乃至図6には本発明の見切り装置を組み
付けた掲示器の第1実施例を例示しており、枠部1は正
面横長の長方形状に形成してあり、断面同一形状の長短
各二本の縁杆2を枠組みして形成してある。
【0020】縁杆2は硬質合成樹脂或いはアルミニウム
等による押出成形品であり、外壁部3における内面部分
3aの中央から正面側寄りには後で説明する接続具4が密
嵌状に挿入可能な断面略C形状の接続溝部5を形成する
と共に、正面側まで周り込んで開口部6を形成している
正面側端部には被係止段部7を内側に向けて突出状に形
成し、且つ、この被係止段部7裏面側に被係止部8を形
成してある。
【0021】内面部分3aのほぼ中央から内側に直角状に
延出した延出部9は、先端を後側に水平状に伸ばして形
成した水平部分9aと対面の内面部分3aとの間に嵌合部10
を形成してある。また、延出部9は、水平部分9a先端に
鉛直部分9bを内側に向けて延ばすと共に、この鉛直部分
9b先端から前側に向けて前記水平部分9aと平行状に延び
る水平部分9c先端には後で説明する掲示体12が嵌合可能
な断面略L形状の掲示体支持部11を形成している。
【0022】そして、開口部6における被係止段部7と
対面状の掲示体支持部11との間の正面開口13a 後側には
後で説明する見切り部14の挿入部15が着脱可能な挿入凹
部13を、掲示体支持部11の外面部分11a と水平部分9aと
鉛直部分9bとで囲み形成してある。
【0023】この各縁杆2は、隣り合う端縁の接続溝部
5に亘り略L形状の接続具4を、嵌合部10に亘り補強体
17を、それぞれ密嵌状に挿入して相互に接続して枠状に
組みつけてあり、正面の開口部6における掲示体支持部
11には掲示体12を嵌合して納めると共に、この掲示体12
の四方の各挿入凹部13には正面開口13a から見切り部14
の後で説明する挿入部15をそれぞれ挿入して、同見切り
部14の見切り面部16により掲示体12端縁を見切ってい
る。
【0024】また、枠部1の後側には後カバー18を、前
後に隣り合う上辺部双方を蝶番19で接続していて、後カ
バー18に対して枠部1を開閉自在にしてある。そして、
枠部1の下辺部には雌側連結部20a を、後カバー18の下
辺部には雄側連結部20b を、それぞれ備えていて、閉じ
状態に固定可能にしてある。
【0025】掲示体12はアクリルやベニヤ板等のベース
12a に適宜表示板12b を重合して形成した板状のもの
で、掲示体支持部11に対して正面から入れ替え自在に納
められている。
【0026】各見切り部14は硬質合成樹脂或いはアルミ
ニウム等による同一断面形状の押出成形品であり、正面
の見切り面部16における外縁裏面側には被係止段部7と
重合状に係止可能な係止段部21を形成すると共に、同外
縁近くの裏面側に挿入部16を延出している。この係止段
部21は斜め後側に向けて傾斜しており、斜め前側に向け
て傾斜状の被係止段部7と密接状に係止している。
【0027】挿入部16は先端に波板状の板バネ22を止め
具23で固着しており、この板バネ22は挿入凹部13奥の鉛
直部分9bに弾性的に圧接していて、その弾性回復力によ
り見切り部14を挿入凹部から抜け出す方向に付勢してい
る。そして、挿入部16にビス24で固着された板バネ状の
係止部25は被係止部8に弾性係止していて、挿入部16が
挿入凹部13内から脱落しないように抜け止めしてある。
【0028】この板バネ状の係止部25は挿入凹部13への
挿入時(図3参照)に、正面開口13a の被係止段部7に
接触して弾性変形して乗り越えた後に、弾性復帰して被
係止部8に弾性係止して、見切り部14を見切り状態に固
定(図4参照)し得るようにしてある。また、係止部25
は、枠部1側面の後で説明するガイド孔26に差し込まれ
る細い棒状の外し具27により被係止部4との係止状態を
解かれて、挿入部16が板バネ22の弾撥力に押されて挿入
凹部13から抜き出て(図5参照)、枠部1正面の開口部
6から見切り部14の着脱を、枠部1側面から見切り部14
の着脱操作を、それぞれ可能にしてある。
【0029】そのため、ガイド孔26は係止部25中間部分
外側の接続溝部5部分から外壁部3外側まで貫通状に形
成して、係止部25の外側に対峙するようにあり、外し具
27を係止部25に正確に導き得るようにしてある。
【0030】外し具27による外し作業は、外し具27を枠
部1側面からガイド孔26に差し込み、外し具27先端を係
止部25に当てる。(図5参照)次に、外し具27をそのま
ま押して係止部25を揺動させて被係止部8から外す。そ
れにともない、見切り部14は板バネ22に押されて前出し
て、正面側から外せる。
【0031】これにより、枠部1の挿入凹部13に正面開
口13a から見切り部14の挿入部15を挿入するだけで、係
止部25が被係止部8に弾性係止するため、見切り部14を
掲示体12の端縁を見切り面部16により覆った見切り状態
に固定することができる。そして、枠部1側面のガイド
孔26に外し具27を差し込んで、係止部25を被係止部8と
の係止状態から解いて、枠部1正面から見切り部14を着
脱可能にしてあるため、枠部1正面の開口部6から見切
り部14を着脱できると共に、枠部1側面から見切り部14
の着脱操作をすることができる。
【0032】見切り部14を閉じ状態にロックするのに、
螺子等の止め具を使うことなく、挿入凹部13に挿入部15
を挿入するだけの押し操作によって、係止部25が被係止
部8に弾性係止するため、確実にロックすることができ
る。また、その見切り部14をロック解除して外すのに、
外し具27をガイド孔26に差し込んで係止部25に押し当て
て被係止部8から外す操作により簡単にロック解除する
ことができる。したがって、見切り時における見切り部
14は同見切り状態に固定されて安定し、掲示体12の端縁
を正確に見切りることができる。しかも、掲示器正面の
美観が保たれ、また作業が簡単で素人でもなんなく行え
て作業性が優れている。
【0033】見切り部14の着脱を掲示器正面から、この
見切り部14の着脱操作を掲示器側面から、それぞれ行う
ことができるため、掲示器正面を傷つけないで見切り部
の着脱操作をすることができる。
【0034】見切り部14の挿入部15における後側先端
に、挿入凹部13奥に圧接して弾性回復力を生じる板バネ
22を備えてあるため、外し具27を枠部1側方からガイド
孔26に差し込み、係止部25を被係止部8から外し操作す
るのにともない、挿入部15が板バネ22の弾性回復力に押
されて前出して、見切り部14を容易に外すことができ
る。
【0035】枠部1の挿入凹部13における正面の開口13
a の外壁部3内縁部分に被係止段部7を形成し、見切り
部14の見切り面部16における外縁裏面側に前記被係止段
部7と重合状に係止可能な係止段部21を形成してあるた
め、見切り状態における見切り部14は同状態に落ち着い
て安定して、掲示体12端縁を良好に見切ることができ
る。
【0036】掲示体12の四方の見切り部14を全て正面側
から着脱することができるため、掲示体12の入れ替えに
際して、作業しやすい所望の見切り部14を着脱して、入
れ替え作業を容易に効率良く行うことができる。
【0037】さらに、後カバー18側に光源,安定器等の
備品やその他のものが内蔵されている場合、これらのも
のの補修等に際して各見切り部14および掲示体12を外す
ことなく、枠部1を開いて容易に行うことができる。し
たがって、掲示体12の入れ替え時には見切り部14を着脱
操作し、光源,安定器等の備品やその他のものの補修時
には枠部1を開閉操作して、個別に効率良く作業するこ
とができる。
【0038】図7には見切り部14の他の実施例を例示し
ており、この構成は前記第1実施例のものにおける見切
り部と基本的に同一であるため、共通している構成の説
明を省略し、相違している構成について説明する。
【0039】見切り部14は、板バネ22に代わるコイルス
プリング28を止め具29で固着しており、前記第1実施例
のものと同様の作用効果を有する。
【0040】図8の(A)には本発明の見切り装置を組
み付けた掲示器の第2実施例を例示しており、この構成
は前記第1実施例のものと基本的に同一であるため、共
通している構成の説明を省略し、相違している構成につ
いて説明する。
【0041】枠部1は、上下の見切り部14を枠部1と一
体的な固定状にしてあり、左右の見切り部14を正面開口
13a から着脱、そして側面のガイド孔から係止部25を着
脱操作し得るようにしてある。
【0042】この第2実施例のものも、前記第1実施例
のものとほぼ同様の作用効果を有する。
【0043】図8の(B)には本発明の見切り装置を組
み付けた掲示器の第3実施例を例示しており、この構成
は前記第1実施例のものと基本的に同一であるため、共
通している構成の説明を省略し、相違している構成につ
いて説明する。
【0044】枠部1は、左右の見切り部14を枠部1と一
体的な固定状にしてあり、上下の見切り部14を正面開口
13a から着脱、そして側面のガイド孔から係止部25を着
脱操作し得るようにしてある。また、蝶番19を下辺側
に、雄雌の連結部20a,20b を上辺側に配設していて、枠
部1を下側に開けるようにしてある。
【0045】この第3実施例のものも、前記第1実施例
のものとほぼ同様の作用効果を有する。
【0046】図9には本発明の見切り装置を組み付けた
掲示器の第4実施例を例示しており、この構成は前記第
1実施例のものと基本的に同一であるため、共通してい
る構成の説明を省略し、相違している構成について説明
する。
【0047】枠部1と後カバー18はビス30で接続してあ
る。
【0048】これにより、前記第1実施例のものと、枠
部1が開閉揺動自在である点を除いて、同様の作用効果
を有し、特に、側面のガイド孔26を残して埋設される半
埋め込み用に好適である。
【0049】図10には本発明の見切り装置を組み付けた
掲示器の第5実施例を例示しており、この構成は前記第
1実施例のものと基本的に同一であるため、共通してい
る構成の説明を省略し、相違している構成について説明
する。
【0050】枠部1は上下左右の各辺の縁杆2を、掲示
体支持側の前縁杆部2Aと光源支持側の後縁杆部2Bに分割
形成してあり、後縁杆部2B前端の軸受け部31に前縁杆部
2A後端の軸部32を枢支していて、前縁杆部2Aが後縁杆部
2Bに対して揺動して開閉可能にしてある。それにともな
い、後縁杆部2B内面には接続溝部5を形成していて、隣
り合う後縁杆部2B端部を接続具4で接続してある。
【0051】そして、各前縁杆部2Aにおける内面部分3a
から内側に延びている延出部33には内外平行状の水平部
33a,33b を正面側に向けて延長して、この内外の水平部
33a,33b 間に挿入凹部13を形成してある。
【0052】内側の水平部33b には取付片部34を内側に
向けて延出し、この取付片部34の正面側途中には端部固
定具35をビス36で止着して掲示体支持部11を形成してあ
り、端部固定具35により掲示体12の端部を固定するよう
にして、掲示体12を掲示体支持部11に保持して見切り部
14で見切りしてある。また、端部固定具35の固定は接着
して行っても良い。
【0053】これにより、前記第1実施例のものと同様
の作用効果を有し、さらに、後縁杆部2B側における光源
37や安定器等の備品の補修等に際して、各見切り部14を
抜き外して掲示体12を外した後に前縁杆部2Aを開いて、
正面側から容易に作業することができる。
【0054】図11には本発明の見切り装置を組み付けた
掲示器の第6実施例を例示しており、この構成は前記第
5実施例のものと基本的に同一であるため、共通してい
る構成の説明を省略し、相違している構成について説明
する。
【0055】内側の水平部33b における取付片部34より
も正面側の先端の掲示体支持部11は、コイルスプリング
38の略C形状端部38a を引っ掛けて吊持可能な態様に形
成してあり、このコイルスプリング38を介してフィル
ム,シート状の掲示体12を張架している。
【0056】これにより、前記第5実施例のものと同様
の作用効果を有する。
【0057】図12には本発明の見切り装置を組み付けた
掲示器の第7実施例を例示しており、この構成は前記第
6実施例のものと基本的に同一であるため、共通してい
る構成の説明を省略し、相違している構成について説明
する。
【0058】後縁杆部2Bは軸受け部31位置の内面部分に
突出部39を内側に向けて延出して、この突出部39と後縁
杆部背面部分とに亘り補強杆40を架設してある。
【0059】これにより、前記第5実施例のものと同様
の作用効果を有し、さらに、後縁杆部2B内に架設されて
いる補強杆40により、枠部1全体の強度が向上して、大
形化に対応できる。
【0060】
【発明の効果】
A.請求項1により、枠部の挿入凹部に正面開口から見
切り部の挿入部を挿入するだけで、係止部が被係止部に
弾性係止するため、見切り部を掲示体の端縁を見切り面
部により覆った見切り状態に固定することができる。そ
して、枠部側面のガイド孔に外し具を差し込んで、係止
部を被係止部との係止状態から解いて、枠部正面から見
切り部を着脱可能にしてあるので、枠部正面の開口部か
ら見切り部を挿着脱できると共に、枠部側面から見切り
部の着脱操作をすることができる。
【0061】B.同項により、見切り部を閉じ状態にロ
ックするのに、螺子等の止め具を使うことなく、挿入凹
部に挿入部を挿入するだけの押し操作によって、係止部
が被係止部に弾性係止するため、確実にロックすること
ができる。また、その見切り部をロック解除して外すの
に、外し具をガイド孔に差し込んで係止部に押し当てて
被係止部から外す操作により簡単にロック解除すること
ができる。したがって、見切り時における見切り部は同
見切り状態に固定されて安定し、掲示体の端縁を正確に
見切りることができる。しかも、作業が簡単で素人でも
なんなく行えて作業性が優れている。
【0062】C.同項により、見切り部の着脱を掲示器
正面から、この見切り部の着脱操作を掲示器側面から、
それぞれ行うことができるので、掲示器正面を傷つけな
いで見切り部の着脱操作をすることができ、最も重要な
化粧面である掲示器正面の美観を保つことができる。
【0063】D.請求項2により、見切り部の挿入部に
おける後側先端に、挿入凹部奥に圧接して弾性回復力を
生じるバネを備えてあるので、外し具を枠部側方からガ
イド孔に差し込み、係止部を被係止部から外し操作する
のにともない、挿入部がバネの弾性回復力に押されて前
出して、見切り部を容易に外すことができる。
【0064】E.請求項3により、枠部の挿入凹部にお
ける正面の開口の外壁部内縁部分に被係止段部を形成
し、見切り部の見切り面部における外縁裏面側に前記被
係止段部と重合状に係止可能な係止段部を形成してある
ので、見切り状態における見切り部は同状態に落ち着い
て安定して、掲示体端縁を良好に見切ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の見切り装置を組み付けた掲示器の第
1実施例を例示している正面図。
【図2】 図1のイ−イ拡大縦断面図で中間部を省略し
て示している。
【図3】 枠部の挿入凹部に見切り部の挿入部を正面側
から挿入する途中の状態を示す部分拡大縦断面図。
【図4】 枠部の挿入凹部に見切り部の挿入部を挿入し
終えた状態を示す部分拡大縦断面図。
【図5】 枠部の挿入凹部から見切り部の挿入部を正面
側に抜き出すため、ガイド孔に外し具を差し込んだ状態
を示す部分拡大断面斜視図。
【図6】 見切り部の部分拡大断面斜視図。
【図7】 見切り部の他の実施例を示す部分拡大断面斜
視図。
【図8】 (A)は本発明の見切り装置を組み付けた掲
示器の第2実施例を例示している正面図。(B)は本発
明の見切り装置を組み付けた掲示器の第3実施例を例示
している正面図。
【図9】 本発明の見切り装置を組み付けた掲示器の第
4実施例を例示している拡大縦断面図で中間部を省略し
て示している。
【図10】 本発明の見切り装置を組み付けた掲示器の第
5実施例を例示している部分拡大縦断面図。
【図11】 本発明の見切り装置を組み付けた掲示器の第
6実施例を例示している部分拡大縦断面図。
【図12】 本発明の見切り装置を組み付けた掲示器の第
7実施例を例示している部分拡大縦断面図。
【符号の説明】 1 枠部 2 縁杆 2A 前縁杆部 2B 後縁杆部 3 縁杆の外壁部 3a 外壁部の内面部分 4 接続具 5 縁杆の接続溝部 6 枠部の開口部 7 縁杆の被係止段部 8 縁杆の被係止部 9,33 縁杆の延出部 9a,9c 延出部の水平部分 9b 延出部の鉛直部分 10 縁杆の嵌合部 11 縁杆の掲示体支持部 11a 掲示体支持部の外面部分 12 掲示体 12a ベース 12b 表示板 13 縁杆の挿入凹部 13a 挿入凹部の正面開口 13b 挿入凹部の奥部分 14 見切り部 15 見切り部の挿入部 16 見切り部の見切り面部 17 補強体 18 後カバー 19 蝶番 20a 雌側連結部 20b 雄側連結部 21 見切り部の係止段部 22 板バネ 23 止め具 24,30,36 ビス 25 見切り部の係止部 26 縁杆のガイド孔 27 外し具 28 コイルスプリング 29 止め具 31 後縁杆部の軸受け部 32 前縁杆部の軸部 33a,33b 延出部の水平部 34 縁杆の取付片部 35 端部固定具 37 光源 38 コイルスプリング 38a コイルスプリングの端部 39 縁杆の突出部 40 補強杆
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年12月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0056
【補正方法】変更
【補正内容】
【0056】これにより、前記第5実施例のものと同様
の作用効果を有する。また、掲示体支持側の上下左右の
前縁杆部2Aを隣接端部同士で適宜の接続体により枠状に
一体的に接続して、光源支持側の後縁杆部2Bに対して例
えば上辺の軸受け部31を回動軸心として、図2の第1実
施例のもののように、開閉可能にしても良い。この前面
開放タイプのものでは、掲示体と光源を別個にメンテナ
ンスできる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0059
【補正方法】変更
【補正内容】
【0059】これにより、前記第5実施例のものと同様
の作用効果を有し、さらに、後縁杆部2B内に架設されて
いる補強杆40により、枠部1全体の強度が向上して、大
形化に対応できる。また、掲示体支持側の上下左右の前
縁杆部2Aを隣接端部同士で適宜の接続体により枠状に一
体的に接続して、光源支持側の後縁杆部2Bに対して例え
ば上辺の軸受け部31を回動軸心として、図2の第1実施
例のもののように、前面開閉タイプのものとすることに
より、掲示体と光源を別個にメンテナンスできる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠部における正面の開口部内の掲示体支
    持部に支持される掲示体端縁を見切り部で見切り可能な
    掲示器の見切り装置において、枠部は前記開口部におけ
    る外壁部の少なくとも一辺部と同一辺部に向き合う前記
    掲示体支持部との間に挿入凹部を形成し、この挿入凹部
    における正面の開口の外壁部内面部分に被係止部を形成
    すると共に、この被係止部の後脇側から外壁部外側に貫
    通状のガイド孔を設け、前記挿入凹部に対応する見切り
    部は正面の見切り面部における外縁裏面側に挿入部を延
    出すると共に、この挿入部に係止部を前記被係止部に弾
    性係止可能に備え、枠部の挿入凹部に正面開口より見切
    り部の挿入部を挿入して、係止部を被係止部に弾性係止
    させて、前記掲示体支持部に支持される掲示体の端縁を
    見切り面部で見切り可能にすると共に、前記ガイド孔に
    差し込まれる適宜の外し具を係止部に押し当てて被係止
    部との係止状態から解いて、挿入凹部から挿入部を抜き
    出して、枠部正面から見切り部の着脱を、枠部側面から
    見切り部の着脱操作を、それぞれ可能にしたことを特徴
    とする掲示器の見切り装置。
  2. 【請求項2】 見切り部の挿入部に、挿入凹部奥に圧接
    して弾性回復力を生じるバネを備えたことを特徴とする
    請求項1記載の掲示器の見切り装置。
  3. 【請求項3】 枠部の挿入凹部における正面の開口の外
    壁部内縁部分に被係止段部を形成し、見切り部の見切り
    面部における外縁裏面側に前記被係止段部と重合状に係
    止可能な係止段部を形成したことを特徴とする請求項
    1,2いずれかに記載の掲示器の見切り装置。
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